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STAP不正認定 患者ら「裏切られた」
URLリンク(iryou.chunichi.co.jp)
「存在してほしいが」
STAP細胞の論文に捏造(ねつぞう)画像の使用などの不正があったことが明らかになり、治療へ
の応用を期待していた難病患者らからは「期待を裏切られた」と怒りの声が上がった。
社団法人「全国パーキンソン病友の会」愛知県支部の事務局を務める名古屋市緑区の原田良実さん
(70)は「信じられない。科学者とは思えない行為」と憤る。
STAP細胞が作製されたとのニュースを初めて見た時は、妻の美智子さん(70)が苦しむパーキンソン
病の治療に活用される日が来るかもしれないと期待を寄せた。しかし、論文の不正が明らかになり
「STAP細胞は存在していてほしいが、もう期待を寄せることもできない」と肩を落とした。
「焦りあったのでは」
脊髄損傷の患者団体、NPO法人日本せきずい基金(東京都府中市)の大浜真理事長は「簡単に
多能性を持った細胞ができるなら、使い道がかなり広がる。今の医療で治らない、私たちのような患者も
救われると期待した。こういう結果は残念」と声を落とした。
「患者の役に立ちたいという動機が研究の根底にあったと思う。それだけに、早く成果を出さなくては
という焦りがあったのだろうか」と推し量る。「若い研究者を育てていくという意味でも小保方さんを処分
して切り捨てるだけでなく、指導監督しながら研究を続けさせるべきでは」と投げかけた。その上で
「私たちにとってはSTAP細胞が本当にあるのか、ということが一番知りたい。理研として、きちんと
この点に取り組んでほしい」と注文した。