14/04/01 13:23:25.93
URLリンク(www.riken.jp)
2014年4月1日
STAP現象の検証の実施について
独立行政法人理化学研究所
理化学研究所(理研)は、STAP(Stimulus-Triggered Acquisition of Pluripotency)現
象の検証作業を、理事長主導の下、実施する。
1.
検証計画
(1)概要
検証計画では、刺激による分化細胞の多能性誘導現象が存在するか否かを、科学的に
厳密性の高い方法で検証する。そのために、論文で報告されたリンパ球からの多能性誘
導の再現性の有無を検討するのみならず、他の分化細胞からの多能性細胞の誘導の可否
についても厳密な細胞系譜追跡法を用いて検証する。マウスを用いた実験においては、
多能性の検証ために厳密性が高いと評価されている、胚盤胞注入によるキメラ胚への寄
与能を調べることで、多能性の有無の確認を行う。具体的な検証方法は以下の通り。
(略)
(2)体制
○実験総括責任者:
独立行政法人理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
特別顧問(相澤研究ユニット 研究ユニットリーダー兼務) 相澤 慎一
○研究実施責任者
独立行政法人理化学研究所 発生・再生科学総合研究センター
多能性幹細胞研究プロジェクト プロジェクトリーダー 丹羽 仁史
(3)スケジュール
検証計画の期間は、2014年4月1日より概ね1年。検証完了までの間、実験総括責
任者は、適宜、理事会に検証実験の状況報告を行う。理事会は、報告を踏まえ、都度、
検証実験を継続的に進めるか、否かを判断する。