14/03/31 08:26:55.84
>>234
ヒトの皮膚の元になる細胞に1%ほど含まれるミューズ細胞を選び出して、
ミューズ細胞の集合体と、ミューズ細胞を含まない細胞の集合体を作り、
それぞれにiPS細胞作成に用いる4種類の遺伝子を導入した結果、
ミューズ細胞の一部はiPS細胞になったものの、それ以外の細胞集合体からはできなかった。
そして、作成したiPS細胞と元のミューズ細胞の遺伝子の特徴を比べたところ、
さまざまな細胞になる多能性に関する遺伝子の働き方が類似した。
この結果、「iPS細胞」の多能性は、遺伝子導入によって細胞が初期化されて付与されるのではなく、
ミューズ細胞が持っていたものが強くなったという仮説が成立。