14/03/26 22:16:49.57
>>14
バカンティは発見して論文を書いてるようです。以下、長いですが参考まで。
寺門和夫のブログより
URLリンク(blog.scienceweb.jp)
STAP 細胞とハーバード・コネクション
2014.03.09 Sunday 00:56 | 生物学・医学 | - | -
STAP cells and Harvard connection
前にも書きましたが、『ネイチャー』誌に小保方さんらの2本の論文が載ったとき、カリフォ
ルニア大学デービス校で幹細胞を研究しているPaul Knoepfler は、すぐに自分のブログに
STAP 細胞に関するやや懐疑的なコメントをアップしました。STAP 幹細胞がES 細胞やiPS
細胞と並び立つ万能細胞となるのか疑問に思ったのが理由でしょう。
それとは別に、もう1つ理由があったのではないかと、私は推測しています。Knoepfler は
2本の論文に何か「違和感」を覚えたのではないでしょうか。論文の著者にハーバード大学の
チャールズ・バカンティが名を連ねていたからです。
バカンディらは2001年に、”spore-like stem cell” を発見したという論文を発表しま
した。バカンディらによると、この「芽胞様幹細胞」は体内のどの組織にも存在する、大きさ
5マイクロメートル以下のきわめて小さな細胞です。この細胞は酸素や栄養分が欠乏した状態や、
マイナス86度C までの凍結した状態でも生存が可能で、85度C の高温下でも30分以上生き延
びることができます。この細胞は、組織が傷ついた時などには、それを修復する役割を果たし
ているというのです。
このspore-like stem cell は他の研究者による再現実験も成功せず、その存在は認めら
れずに終わっていました。そのバカンディの研究室に小保方さんがやってきて実験をはじめた
のは2008年でした。その目的は、spore-like stem cell を探索することでした。2010年
の小保方さんの博士論文「三胚葉由来組織に共通した万能性体性幹細胞の探索」もこの実験に
関連したものです。 (続く)