14/03/18 10:35:28.05
この期におよんで職員向けにこんな声明文を出してる時点でお察し。「不注意」だとか「過誤」だとか今頃何をいっているのか。「再現性」? 調べなければいけないのは「捏造」の有無ではないのか?
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平成26年3月18日
職員各位
STAP細胞研究論文にかかる調査委員会中間報告を受けて
理事長 野依良治
去る1月30日の理研発生・再生科学総合研究センターによる「STAP細胞」論文
発表は科学界のみならず一般社会的にも大きな反響をよび、私たちは我が国の科
学技術を先導する研究所として誇らしく思いました。一方で、このNature誌論文
の記述内容について国内外から多くの疑義が寄せられ、理研全体として大きな当
惑に遭遇しています。
論文著者は記載した観察結果及びそこから導かれる科学的結論について全面的
に責任を負わねばなりません。特に主張の根拠となる自らの実験結果については
客観的かつ慎重に取り扱わねばならないことは当然です。
STAP現象の再現性と信頼性は、理研の研究者がその厳密な検証を行っていくと
ともに、第三者による追試によって証明されていくものです。今後、外部研究機
関の研究者による再現実験に積極的に協力し、必要な情報を提供していかなけれ
ばなりません。
一方、Nature誌に発表した多岐にわたる共同研究の論文作成の過程において、
集積した膨大なデータを解析する中で、不注意にも関係者間の不十分な連絡に基
づく、画像選択を含むデータ取扱いに重大な過誤があったことは、甚だ遺憾です。
これらの点について引き続き厳正な調査が行われており、この結果を待つこと
となりますが、現時点までに判明した複数の研究者がかかわる共同作業における
情報管理の不備を見るに、論文作成の過程における緊張感の欠如を感ぜざるを得
ません。
私たちの活動は、広く世界が注目するところであり、今後、科学社会に対する
信頼、そして理化学研究所と個々の研究者の名誉が損われることは、決してあっ
てはなりません。今回の事例を教訓として、全所的に科学者倫理の徹底ととも
に、研究活動に対する社会的責任の再認識を改めて強く求めます。