エクソシスト スレッド 3at KINEMA
エクソシスト スレッド 3 - 暇つぶし2ch185:168
12/06/18 18:13:04.76 8Szhxp3k
長文を続けていますので、目障りな方はスルーでお願いします。
この映画は「悪魔憑きのショッキングホラー」で済ましてしまうのはあまりに勿体ない。
私的解釈を多く含みますので、参考程度にして見直すきっかけにしていただければありがたいです。

>>184
「悪魔が象徴するもの」即ち「悪」ですね。
悪意、悪行、罪悪、害悪など邪なものすべてから抽象できる概念であり、その総称でもあります。
それを生み出す糧となるのが怒り、憎しみ、悲しみ、嫉み、恐れ、不安、孤独、後悔といった負の感情です。
そしてそれらを遍く受け止め、赦し、心の乱れを鎮めてくれるもの、それが「信仰」だといえます。

何の汚れも感じられないような人でも、ひとたび心の闇を作ってしまえばいとも簡単に悪に染まることも
有り得る。
他人事ではなく悪魔は思いがけないほどすぐ近くにいるんだよ、という戒めが「緑のゲロを吐き下ネタを
連発する12歳の少女」から恐怖とともに感じ取ることができませんか。
>>184で書かれた解釈は、そう的外れではないと思います。

「ミレニアム」というクリス・カーター製作のTVドラマはご存知ですか。
ホラーではなくオカルト要素がスパイス程度にかかったクライム・サスペンスで、猟奇殺人、連続殺人、
肉親や弱者への虐待など警察の手には負い難い事件を扱う元FBI捜査官が主人公です。
その彼の台詞にこんなのがあります。
「ぼくは『悪』をこの目で見たことがある。それは風のようなものだったが、たしかにそこにあった」

悪魔と対峙する時、信仰は盾であり矛でもある。
しかし、カラス神父の最期はそれを超えた劇的なクライマックスといえます。
是非、今一度観直して味わっていただきたいものです。


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