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その武将も、昨年12月12日の契約更改交渉のあとの会見で、
「巨人を倒したい。優勝を目指すというか、優勝をとりにいくシーズンにする」と力を込めた。
この言葉に込めた気持ちは、坂井オーナーと同じはずだ。
昨季は2位でAクラスに返り咲いたとはいえ、9月は借金10(6勝16敗2分)と大失速。
前半は巨人と首位を争いながら最後は12・5ゲーム差も水をあけられ、クライマックスシリーズでは、広島に連敗した。
総帥が求めるのは苦い過去からの脱却。いや、誰もが驚くような劇的な変化だ。
辰年の12年は「達」で優勝という目標達成を祈った。同年末には福留と西岡の補強に成功。
「西の岡に日が高く昇って福が留まる」と一句を詠んだ。それから1年。
今年は、鳥谷をV奪回のキーマンに指名した。
この日は、大阪市内のホテルで南球団社長、中村GM、和田監督らと会食し、今季に向けて意見交換をした。
「ファンのみなさんを驚かせるような変身を遂げてほしい」
総帥は力を込めた。大将・鳥谷を先頭に、虎が9年ぶりのVに向かって駆け抜ける。
2014年の阪神は、世間の度肝を抜く『驚』でもある。 (安藤 理)
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