07/12/18 21:54:16.79 BPfNpa/t0
ここでゴニョゴニョしてるかなみの弁当に箸をつっこむ。
唐揚げを手に入れた!
「これもパターン…あ、美味いな、これ。」
「あ、こら!アンタはカラスかっての!」
軽く小突かれる。…ここはパターンを無視し、軽くガードなんぞしてみたり。
そんな漫才をやってると、やがて時間も経ってくる。
気付けば予鈴五分前だ。
「やべっ、そろそろ…」
ここで飲みかけの雪印コーヒー牛乳を思い出す。
時間とコーヒーを天秤にかけ、コーヒーに軍配があがる。俺はコーヒーに手を―
「あっ…っと」
直前でかなみに取られてしまう。
「唐揚げの仕返し。…んっ」
一気に飲み干すかなみ。
そして俺はとっておきの、あのパターンを思い出す。
「…なあ、かなみ」
少し真剣味を含んだ俺の声に、何事かと顔を向ける。
「…これって、間接キスだよな?」