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1947年、フランコ総統は「王位継承法」を制定し、
スペインを「王国」とすること、
フランコが国家元首として「王国」の終身の「摂政」となること、
フランコに後継の国王の指名権が付与されることなどを定めた。
この「王位継承法」は7月16日の国民投票で成立し、
フランコは終身国家元首の地位を得た。
フランコは、1936年、反乱軍側の国家元首(ヘーフェ・デ・エスタード)に就任した。
その際、フランコは広報宣伝用に、国家元首としての特別な呼称を考えた。
そこで採用されたのが「カウディーリョ」であった。
フランコは自身の称号を「エル・カウディーリョ・デ・エスパーニャ」とした。
フランコが称した「カウディーリョ」は、日本では「総統」と訳される。
その後フランコは、内乱に勝利して正式にスペインの国家元首の地位に就く。
1975年に死去するまでその地位にあり、総統(エル・カウディーリョ)と称し続けた。