09/08/23 12:08:02 0
平成の初め、東芝のある技術者が、複雑なデザインのスイス製の室内クーラーの「凹凸面まであわせた表面積」を算出するのに、
「根性!根性!」と喚き散らしながら、それでも結局は一週間かかってもちゃんとした表面積を算出出来なかったという。
ところが今年の夏、もっと複雑なデザインのクーラーの表面積を中学生が小一時間で算出した。
平成の初め、インフレはなぜ起こるのかという議題にまともに答えられる東大生は居なかった。
今は高校生でも「疫病や戦争などで何かが極度に不足するからだ」と答えることができ、その論証データもすぐに準備出来る。
そんなの、後の世代の方が得だろう、などと詰るのはバカなのであって、こういう知的な普遍拡大のことを進歩という。
だから知的レベルは時代とともに向上するのが当たり前。
もちろん、昭和の時代に駅のホームで傘を使ってゴルフスィング練習をしていた「おとっつぁん」たちは、
ほとんどが何の知的向上にも貢献していない中小企業の部課長だったのだろう。
日本にとって、いったい何だったのか?
こんな連中こそが、今や国家に社会保険コストを徹底的に負担させる、いわばガンとなっている。
こいつらは、どんなに銭ゲバに走り、どれだけ要領よく立ち回っても、息子はやっぱり日大どまりだったという、もう失笑と恥辱の家系だ。
(まともな知性の青少年なら、たとえ貧困に育っても、一時のセックスやギャンブルに狂っても、ひとたび勉学に目覚めれば立教や法政、さいたま大くらいは入れるはず。)