09/05/01 12:58:56 0
396 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 :2009/05/01(金) 11:41:39 ID:gjUqGLQp
1982年のイスラエルのレバノン侵攻の際のイスラエル空軍VSシリア空軍
において・・・(以下参考文献抜粋)
最大の戦闘になったのは六月九日だった。その午後、時間にして一時間程度の間
で敵味方合わせて約160機の戦闘機が戦った。もちろん、F16だけでなく、F15、
F4、A4もイスラエル側にはいたし、対するシリア側には(ミグ23だけでなく)
ミグ21も参加しており、ほぼ第二次世界大戦以来、最大の空中戦闘になった。
結果は、この日だけでミグ21、ミグ23は合計29機撃墜され、イスラエル側の損害
はゼロだった。この日を中心にして五日間の戦闘でシリア軍は56機撃墜され、
イスラエル側はたった1機が落とされただけだった。しかも戦闘空域はイスラエルと
シリア両軍の基地の間であり距離的条件には差がなかった。さらにシリア軍は
地対空ミサイルを展開しており(ソ連の軍事顧問付き)、レーダー警戒もあった。
地上支援からいえば有利な態勢だった。(中略)
・・結果として残った撃墜比率は実に56対1という圧倒的なものだった・・・以上。
この例から見ても、たとえモンキーモデルじゃなかったとしてもソ連の空軍劣勢が
そう劇的に変化すると思えない。さらに上記はイスラエルVSシリアという米兵器
vsソ連兵器の代理戦争なので、これを80年代米VSソに置き換えたとしても
AWACSの支援と電子妨害、F16やF15の卓越した火器管制装置、優れた運動性、
それに加えてパイロットの練度は米軍側平均240時間オーバーの訓練飛行に対して
ソ連側は部品不足から80時間(米ソともデータは80年代)という3倍の差が生じて
いる・・などなどミグ21、23が主力の80年代ソ連軍は米軍にはまず勝てないのでは
と予想されます。恐らくソ連自慢の機甲部隊は対戦車ヘリ、攻撃機等の空からの
攻撃でズタボロにされるでしょう。戦車同士の戦闘も湾岸よろしく、かなりの不利
を強いられるだろうし。やっぱ通常兵器戦闘は米軍の勝ちは揺るがないかと