08/10/06 11:49:20 0
>>315
土人て土地の住人てこと
それにエレキテルや解体新書は日本人の町人や武士が独学や趣味でオランダの本を読み解き
翻訳して本を出したり、実際ものをつくったりしたんだぞ?
いうなれば、戦後日本がトランジスタの構造がまったくわけわからんでポケーとしていたところを
品薄ながらむこうの本を輸入し、ほとんどが本が足りなくてコピーして海賊版つくって勉強してたのだが、
翻訳して理解し国産トランジスタをつくったときぐらいのことをしてるわけだ。
まあ、江戸初期に中国から大量の本を買って(←もらったんではなく買った、相当高かったらしい)、
これを読み解き、朱子学やら儒学、本草綱目などによって薬学を興しさらにその職に従事する
官僚や薬師などの人材を産み出し、さらに発展させて孔子批判や日本流のアレンジまでやった
日本人の知的レベルがあったので、蘭学でも同じことができたのだろうがね
神話と史実、政治と道徳の分離などが学によって弁別することが可能だった当時の日本人は
西洋の極一部の知識人とくらべてもなんら遜色がなかっただろうね。
西洋も中国も一部の上流階級だけが財産と共に知識を自分の特権であると認識していたのだが
日本は財産も知識も決して独占物ではなかった。
日本と世界とでは知識に対する認識がちがうのだろうね