09/01/11 23:27:05 0
>>923
菅が第三の道化したのも枝野が初当選したのも93年の新党ブームの時。
新党ブーム自体が指摘の通り、アメリカの政界工作とか、メディアの
新自由主義改革賛美とかいった流れで産まれたものだから、菅・枝野も
その流れの一環だろうな。
ただ、菅・枝野(ひいては国のかたち研究会・凌雲会)は根本的には
「反体制・反権力色が強い中道」で、「体制を破壊する」という範囲内で新自由主義改革と
利害が一致したに過ぎず、今となっては、逆に市場原理を押し留める側に
立たざるを得ない、ということなんだろう。
>>924-925
そうは言っても、軍産複合体の肥大化のようなことを防ぐためにも
安易な軍備容認の改憲は防がないといけないし、環境にしても、
生活基盤としての自然環境の破壊の影響を真っ先に受けるのは貧困層だから。
まして自民党には立憲主義の精神すら理解せずに、憲法に国民の義務を
追加しようとか、「公の秩序」を盛り込もうとか言ってる連中がごろごろいる
(枝野が統一と改憲で対立しているというくだりもこの部分)。
実際、新保守主義の意図としては、九条改正で軍事産業を拡大したい、というのと同時に
政治活動の自由を制限し、特に軍産複合体の利権の維持拡大の邪魔になる活動の自由を制限したい、
ということがあるわけで、そういう形での「改憲」に反対するのは当然のこと。
九条は改正するにしても、実力行使の為の条件は厳格に規定しておくべきだし、
「公の秩序」は権利の相互調整という理念とは相容れない。