09/01/07 20:58:41 0
>>879
現実にはどう考えても社会主義が復活してるわけでね。
あなたが新自由主義者か第三の道信奉者かは知りませんが、大変ですね。
思想転向されるなら早い内がいいですよ。
企業が国有化されようが、社会主義的な大きな政府が復活傾向にあろうが、
社会主義は死んだ、復活などありえない、と自らを欺かねばならないのは辛い。
今恐慌は前回を大幅に上回る被害を出すと言われるし、
また、自由主義の雄であるアメリカが覇権を喪失するのだから、
今度こそ自由主義は国民の拒絶により消滅する。
これは今回の恐慌の副産物ですが、
EUにおける、欧州社会主義の西欧と、第三の道で英米派の東欧との路線対立、
どうやら東欧諸国が欧州社会主義に接近する形で決着がつきそうですね。
これで自由主義を標榜する社会システムは英米圏に収まる事になる。
もちろん、アメリカやイギリスにも社会主義化の波が押し寄せていますし、
英米圏すら自由主義でなく欧州社会主義の影響を受けたシステムに変更される。
つまり自由主義陣営なるものが事実上消滅するということですよ。
しかし、あなたの発言が象徴的であるように、
自由主義は「終わっていない」と悲痛な叫びを上げる人に対しては、
「終わったんだよ」と現実を言い聞かせても、納得させる事は不可能でしょうね。
そもそも自由主義が世界の支配的イデオロギーである状況は、
自由主義の権化であるアメリカが様々な工作を用いて強引に造り出した幻影。
世界の趨勢を自然な成り行きに任せたなら、
もっと早い時点で自由主義から社会主義にバトンは渡されていた。
不自然な流れを形成した障害が除かれ、自然な流れに戻るだけの話です。
支配的イデオロギーの転換は、急激でなく、じわりじわりと起きるもの。
茹で蛙のたとえ話同様、気づけばイデオロギーが完全転換されていた、という形を取る。
だから転換後も自由主義者達は「社会主義は死んだ」と言い続けるでしょう。