08/10/10 21:30:26 0
>>493
秀吉は、間違いなく漢化されたと思う。
中国は、人口が多いので、租税徴収も漢語で行うことになる。
科挙官員と郷鎮吏員を使うのが手っ取り早い。
モンゴル民族は、全部の部族が漢化したわけでない。
元朝の王族はハルハ川の北に戻り、ダヤイ・ハーンが
モンゴル国家を復興している。
だから、秀吉政権も実効支配を失って島国日本に
戻ってきたら、漢化は解け、中国に残留した集団は漢族に埋没と予想。
秀吉政権時の日本民族は、固有の職業カーストが形成されないと思われる。
内蒙古の遊牧民・職業カーストが、蒙古族という少数民族認定されたようには
残留した日本人は、少数民族認定されない。
496:世界@名無史さん
08/10/10 23:06:36 0
>>495
強烈な摩擦を起こした挙句、全滅か撤退じゃないかと思うけど。
まず、支配地に代官を派遣し、検地と年貢による土地と人の直接支配を強行する。
銀ではなく穀物で取るような「後進性(のように漢族には見えるだろう)」や
郷村に直接代官を派遣したがる「横暴さ(のようにみえるだろう)」が、
郷鎮に中央権力者を入れない、いかにもユーラシア中央部的な中国社会の伝統と
まちがいなく真っ向から衝突する。
これは、日本の武士文化(日本式封建制)の伝統から来るもので、
重商主義的な秀吉政権といっても、統治法はこれしか知らないのだ。
497:世界@名無史さん
08/10/10 23:14:47 0
秀吉時代の日本人が、中国に残留したら、
沿岸漁労民や海運業者として職業カーストを形成し
現代中国では「倭族」として、少数民族認定・・・
中国語と日本語のバイリンガルではなく、
ハングルやポルトガル語もあった倭寇集団のような
多言語遣いの少数民族(笑) 回族みたいな感じかな?
498:世界@名無史さん
08/10/11 06:18:00 0
>>493
ナイポールがイギリス文化を
インドに侵入しながらインド化されないまま残り続けている唯一の文化、と評していたな。
まあこの場合、イギリス人じゃなくて
インド人の受容の話なんだが。
499:世界@名無史さん
08/10/11 09:28:14 O
>>494
始皇帝が天下をとって以来支那人の劣化が始まり、春秋文化の継承者は近代までに殆ど消えた。
文句は皇帝に言ってくれ
500:世界@名無史さん
08/10/11 10:02:40 0
>>498
日本の場合、外部から入ってきた文化を逆に残してしまうんだよな。
国によって文化受容の形も違っているということか?
501:世界@名無史さん
08/10/11 10:11:42 0
>>496
もし逆に、中国の歴代王朝のどれかが日本を軍事的に征服したら、どんな摩擦が
起きただろうか?
502:世界@名無史さん
08/10/11 10:29:15 0
日本の植民地統治って、台湾や太平洋の島々ではそれほど恨みを買って
いないが、朝鮮半島では強烈な遺恨を残すことになったな。
やっぱり日本の文化は大陸の文化と相性が悪いのか?
503:世界@名無史さん
08/10/11 11:18:26 0
朝鮮人は中華思想で日本人を見下していたから
それに支配されたというだけでもうあれがあれなんだろうな
あと李すんまんと金日成が体制固めのため反日教育を仕込んだから、かな?
504:世界@名無史さん
08/10/11 12:17:09 0
>502
台湾だって、恨んでいるけど、その後に大陸の国民党がやってきて
元の台湾人を路上で銃殺しまくったからな。『悲情城市』という映画のテーマだ。
だから、日本時代を知っている大人が激減して、親を殺された子供が生き残ったわけ。
1980年代に、隠蔽していた事実の封印を解いて、国民党が懺悔したんだよ。
ジャワ島(インドネシア)の場合、オランダから日本に実効支配が移った時
スカルノ達が、2~3年で敗戦しそうな日本側について独立狙って潜伏という戦略だった。
だから、日本のことを利用してやったという感覚あるかもしれない。デビィ夫人に聞いてミ?
レイテ島(フィリピン)の場合、アメリカ側についた地元民と日本側についた地元民が
お互い殺害しあう非常に悲惨な結果になった。だから彼らはノーコメントを貫いていた。
505:世界@名無史さん
08/10/11 12:37:58 0
>>502
日本を悪者扱いにして支持を得ようとか国をまとめようとか、金を搾り取ろうとか
そういう悪意が他の国にないだけの話。
506:世界@名無史さん
08/10/11 12:51:11 0
これも北方謙三が言っていた話だが、中国は流域文化で、南北では大きく違うが
東西ではさほど違いがない。長江と黄河ではまったく文化が違い、その中間にある
淮河が分かれ目となっているとのこと。
北部の人間はいまでも米の食券を貰ったりするとなんとか麦に替えようとするし、
南の人間は麦を米に替えようとする。黄河以北は日本とは異質な麦作遊牧文化であり、
米作漁撈文化は揚子江以南に存在する。日本と中華圏は食べ物からして違う異質な
文明圏ということからまず理解しなければならない。顔かたちが似ているとか古くからの
つきあいなどという認識から、誤解が始まっている。
507:世界@名無史さん
08/10/11 14:39:59 0
>>506
中国南部は漢化される前はタイ系の民族が住んでいたらしいな。
朝鮮半島とベトナムはなぜ完全に漢化されることがなかったんだろう。
508:世界@名無史さん
08/10/11 14:44:08 0
>>496
そういう意味ではインドを長期間にわたって支配したイギリスはやっぱり
すごいんじゃないかと思う。
509:世界@名無史さん
08/10/11 14:56:15 0
中韓を知りすぎた男 日本語の力
URLリンク(kkmyo.blog70.fc2.com)
>僧正は、「英語で会話すると いま貴方と会話しているような
>深い所まで入っていけません、英語には深い言葉がありません(略)
510:世界@名無史さん
08/10/11 15:22:35 0
>>500
日本人の場合外来文化を日本人にとって有益な部分だけ残して合わない部分(纏足・科挙・宗族制度・易姓革命など]を
排除した上で取り込む訳だが、こういう文化受容を行う国はあまり無いと思う。
朝鮮半島は仏教の流入であの土地にいた神々を全部消してしまったようだし高度な文化に触れると
それ以前に存在した自分たちの文化を消してしまうケースの方が多いだろう。
511:世界@名無史さん
08/10/11 16:15:57 0
もし元軍が日本に上陸できていたらどうなったか興味があるな。
ベトナム戦争のようなゲリラ戦と化す?
512:世界@名無史さん
08/10/11 17:55:21 0
>>507
どちらも、かなり多数の住民がいたのと、言語がその地域で孤立している。
日本語・ハングル・ベトナム語にはファミリーになる他言語が無い。
ベトナム語は、クメール語との同じ語族という説はある。
ベトナム語は名詞に声調があり、一見シナ・チベット語族シナ・タイ語派に見える。
いくら、朝貢・柵封だといっても、盟旗や土司による藩国ではなく、
規模が巨大な王国だった。ベトナムは皇帝を名乗っていた。
漢化の度合いはやはり、緩いだろうな。
513:世界@名無史さん
08/10/11 20:55:01 0
中国は漢代に朝鮮半島とベトナムを直接統治しているが、どちらも結局失敗
している。
514:世界@名無史さん
08/10/11 22:04:15 0
>>510
今の中国は、西洋の科学技術その他は取り入れても、自由や民主主義や
人権は受容していないわけだが、これについてはどうよ?
515:世界@名無史さん
08/10/11 22:29:58 0
>>514
自由や民主主義や人権は受容するものではない。
闘争によって、獲得するものである。
台湾や韓国も、1980年代になって獲得した。
日本も、自由や民主主義や人権を要求していた時期があった。1930年代までだ。
国家総動員体制になった頃に、封じこめられた。
でも、獲得できたのは、外圧を契機に、日本国憲法ができた時点になってから。
未だに「押し付け憲法」とか言っている人がいるから、アメリカから見れば、( ´,_>` )プッ だよ
六四天安門事件(1989)や四川漢源県農民暴動(2004)なんかの記事読むと
闘争によって、獲得しようとする動きが読めてくるよ。
516:世界@名無史さん
08/10/11 23:22:36 0
>>515
え~と、明治の自由民権運動や大正デモクラシーを貴方は知らないのですか?
あと戦前の日本は治安維持法が制定されてからも中央公論では共産主義に関する論文が
普通に掲載されたり東京帝国大学が共産主義者の育成所になってたりと
意外と表現の自由などが確立した社会だったのを忘れてはいけない。
517:世界@名無史さん
08/10/11 23:41:06 0
今の中国は、明治の日本や、ニコライ2世時代のロシアよりも
遅れているんじゃないの?
518:世界@名無史さん
08/10/11 23:49:32 O
>>515
階級闘争史観で全てを説明するのは難しいでしょ?いつの間にか詐欺的論理に頼らなくちゃならなくなる。
悲しいよね。
社会主義や共産主義の凶暴性は、昔から多くの人々から痛烈な批判を投げ掛けられてきたんだよ。
フリードリヒ・ニーチェが社会主義に対してどんな批判をしていたか、確かめてごらん。
519:世界@名無史さん
08/10/12 00:18:10 0
>>515
>>516が言っているが、すでに1925年には日本は男子普通選挙獲得なんだけど。
これを等閑視して、1945年にアメリカが「与えた」というのは、
GHQと共産主義者(戦前には、これだけは内乱結社として非合法だった)が
怨念と自己正当化のために創作した神話だ。
実際には、1945年に「与えられた」のは、
共産党を結社する権利と、君主を侮辱する権利だけ。
これらが、「GHQを批判してはならないこと」と引き換えに「与えられた」
前者はすぐに交換条件を破ったので、すぐに政治的制裁が加えられるわけだがw
520:世界@名無史さん
08/10/12 00:32:29 0
アメリカが「与えた」のではなく、1925~1937年頃に獲得したものもあった。
もちろん、自由民権運動や大正デモクラシーの闘いによって獲得されたものだ。
獲得した完成形は、日本国憲法であるとしていいと考える。
決して、「受容」ではなく、日本の民が獲得したものなのだ。
アメリカが「与えた」ものを、「受容」したのではない。
よって、中国の民が、自由や民主主義や基本的人権を獲得していなくても
希求することはしているのだから、拒否しているわけではない。
> 今の中国は、西洋の科学技術その他は取り入れても、自由や民主主義や
> 人権は受容していないわけだが、これについてはどうよ?
↓
今の中国は、西洋の科学技術その他は取り入れても、自由や民主主義や
人権を獲得していないわけだが、これについてはどうよ?
・・・ これが正しい日本語じゃまいか?
521:世界@名無史さん
08/10/12 03:14:22 0
>>15
明治以降は近世以降の日本独自の文明の下で、日本がヨーロッパの概念を漢語にして
それを中国や朝鮮半島が受け入れていった。
今の東アジアは日本文明圏かもな。
522:世界@名無史さん
08/10/12 03:20:54 0
>>517
未だに実は軍閥政治。
最近は北京閥が広州閥の第三軍区を叩こうとしている。