08/05/06 21:53:52 0
>>142
陸海軍のライセンス供与先と開発提携元と二つあるけどそんな感じ。
当時自力でエンジン開発できる能力があったのは中島と三菱ぐらいなのに(三菱は中島より随分落ちたけど)どちらも英米空冷系の技術。
で、液冷の経験がある川崎と愛知に白羽の矢が立ったわけだが、両者ともライセンス生産が関の山。しかもDB601は肝心なところはブラックボックス化して公開してくれない。(ドイツはこういうのが多かった)
さらにドイツ製品は部品が多い上に許容誤差の幅が小さくて当時の日本の手には余ったり、陸海軍で物資や情報を融通しあわないので最後には同じDB601なのに両社で部品や大きさに違いがあって互換性がない素晴らしいものになりましたとさ。
(しかも稼働率は正直作らなきゃ良かったというレベル)
逆に零戦は三菱製なのに中島で総生産台数の半分以上が作られるほど汎用性が高かった。