08/02/05 03:58:04 0
日本の温暖化対策、先進国で最低レベル (1/2ページ)
2008.1.19 18:13
日本の温暖化対策の進捗(しんちょく)状況は先進国の中で最下位、世界の排出量上位70カ国の中でも
61位と最低レベルにあるとの評価を世界銀行が19日までにまとめた。
1990年代後半からの電力自由化などによって、価格が安いが二酸化炭素(CO2)を多く排出する
石炭の利用を増やしてきたことが低評価の最大要因となった。
分析では、日本はGDPや人口の伸びから予想される以上にCO2排出量が増加していることが判明。
70カ国中56カ国が石炭よりも排出量が少ない天然ガスや石油への転換を進める中で、日本は逆に石炭の
利用が増えた結果、約4200万トン排出量が増えていた。
GDP当たりのエネルギー使用量も、米国やドイツ、中国、インドなど49カ国が改善している一方で、
日本は悪化。総合評価は先進国中最低で、中国やインドよりも下だった。
先進国中のトップはデンマークで、以下、ドイツ、スウェーデン、英国の順。
スウェーデンやデンマークはGDPを増やしつつ、CO2排出量を減らすことに成功しており、
温暖化対策が経済成長の足かせにならないことを示した。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)