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デーヴィッド・バーガミニの「天皇の陰謀」JAPAN'S IMPERIAL CONSPIRACY
(全二巻、一九七一年、千六百十二頁プラス四十七頁)
これは、実に驚くべき本であることを、この七月以来、三十三年ぶりに
読み直した筆者は、発見している。
バーガミニ(1928-1989)は、本書を出版することによって、全く無意識
のうちに、イルミナティサタニスト世界権力の虎の尾を踏み、それに対する
過酷な処罰を加えられた。つまりそのあと、作家、著述家としての生命を
完全に断たれ、米国社会から葬り去られたのである。
しかし、バーガミニは、事の真相に気付いていない。
日本では、一九七三年に、いいだもも訳が出て、しばらくの間、かなり
読まれたようである。しかし、やがて日本人はこの本を全く忘れてしまう。
これもきわめて奇妙である。
この本の訳者は、れっきとした左翼であり、最初の読者層も主として、
左翼系であろう。ところが、日本の左翼には、何故、アメリカでバーガミニ
がアメリカ体制権力によって弾圧され、葬りさられねばならないのか。
それは、全く分らない。
こうして、日本の左翼も、一九八〇年代以降、バーガミニについては
消化不良となり、視界から消えて行くのである。ここに、今、我々が
バーガミニを改めて熟読消化し、それを乗り越えてすすむべき緊急の
任務がある。
つまり、昭和天皇の、何重にも隠蔽された極秘の陰謀の、その上位の、
更に何重にも構築されている、イルミナティサタニスト世界権力の陰謀。
これを、白日の下にさらけ出す、その仕事に我々は、着手しなければ
ならないのである。