09/02/22 11:02:36 O
与謝野馨の若い時の愛読書はツバイクのフーシェだった。
今こそ、日本のタレイランになることができるか!
305:世界@名無史さん
09/02/22 11:18:56 0
>>304
明らかに師匠の中曽根の影響。
壊し屋には勝てないんじゃあ。
でもあの本は政治家には手法を真似るかどうかはどうとして参考にはなるよね。
是非一度外国人記者との会見でフーシェを誉めてほしいw
306:世界@名無史さん
09/02/22 11:30:50 0
ところでツヴァイクの『ジョセフ・フーシェ』って史実と照らし合わせたらどうなんでしょうか?
『マリー・アントワネット』のほうはもう小説だの良くできた作り話だのさんざんな評価ですが
307:世界@名無史さん
09/02/22 12:54:23 0
>>305
いくらなんでも、大虐殺をおこなったフーシェを公の場で褒めることは人格を疑われる。
308:世界@名無史さん
09/02/22 17:21:38 0
>>307
わかってて言ってんだよw
309:世界@名無史さん
09/02/22 19:28:36 0
>>308
パリ・コミューンを虐殺した第三共和政の初代大統領アドルフ・ティエールは
フランス本国ではどう評価されているんでしょうか?
310:世界@名無史さん
09/02/23 19:15:43 0
一応フランスの同時代では、ティエールを
悪魔のように戯画化したポンチ絵があるよ。
311:世界@名無史さん
09/02/23 19:16:38 0
あと「食い物さえあれば言うことなし」と
愛国心のない普仏戦争当時のブルジョア階級を皮肉った絵も。
312:世界@名無史さん
09/02/23 20:22:26 0
片やビスマルクが殺人鬼のようにあげつらわれていることに違和感あるな
普仏戦争後は、欧州の平和維持に貢献した大外交官なのに
313:世界@名無史さん
09/02/24 08:46:24 0
>>312
あの鉄血演説で大分損をしているねw
戦争は、買っても負けても社会を破壊し、若者を死なせるだけ、と
戦争やアフリカの植民地化に反対したのにw
314:世界@名無史さん
09/02/26 14:59:09 0
ドイツじゃ未だに、首相の事を「ビスマルクの後継者」って呼ぶらしいが。
315:世界@名無史さん
09/02/28 00:24:53 0
強力な宰相がいないと、ドイツ国民や政界は不安なんでしょ
それだけワイマール共和国の時代が滅茶苦茶だったってこと
316:世界@名無史さん
09/03/07 00:11:39 0
頑丈そうで理性的な年寄りのイメージ
317:世界@名無史さん
09/03/27 19:04:15 O
タレイランの伝記は何作かあるのに、メッテルニヒはほとんどないんだな。
318:世界@名無史さん
09/03/27 22:53:23 0
>>317
ナポレオンに仕えたフランス人だから知名度は高いだろうね
319:世界@名無史さん
09/04/06 17:22:10 O
タレイランは何時キュロットをサンキュロットにはきかえたんですか?
また、何時初めて蒸気機関車に乗ったのですか?
320:世界@名無史さん
09/04/06 17:38:59 O
懐かしいな名前だな
321:世界@名無史さん
09/04/23 11:37:35 0
>>317
『回想録』の一部をまとめたのが日本語訳で販売されとるから?
某アマゾンより
>メッテルニヒの回想録 (単行本)
>クレメンス・W.L. メッテルニヒ (著),
Klemens Wenzel Lothar Metternich (原著),
安藤 俊次 (翻訳), 菅原 猛 (翻訳), 貴田 晃 (翻訳), 安斎 和雄 (翻訳)
322:世界@名無史さん
09/05/01 21:04:15 0
嘘ばっかりと大評判のタレーランとフーシェそれぞれ本人の回顧録の日本語訳は出てないのかな?
得意じゃないから大変だけどフランス語でもいいから活字で出てるなら読んでみたい。出来れば英訳で・・・
323:世界@名無史さん
09/05/09 03:42:35 0
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>シャルル=モーリス・ド・タレーラン=ペリゴール伯爵(Charles-Maurice de Talleyrand-Périgord, 1754年2月13日(ユリウス暦2月2日)[1] - 1838年5月17日)は、フランスのフランス革命期・第一帝政期の政治家・外交官。
>タレーラン家の資料はユリウス暦に割拠しているため、欧米の文献では慣例的に2月2日生まれとしているものも多い。
本人が著書で主張していた出生日が2月2日で、墓碑銘や役所の記録では13日じゃなかったっけ?
まぁ、2月2日がユリウス暦だとすれば、破門された腹いせにグレゴリオ暦を拒否したという解釈も成り立つから、
間違いとも言い切れんが。
324:世界@名無史さん
09/05/13 19:08:58 0
小学生の喧嘩かよw
325:世界@名無史さん
09/05/14 04:15:13 O
破門されたのは望むところでしょうよ。
タレーランは革命前からあえて背教行為を繰り返していたように思える。
神に人生を狂わされたぐらい思ってたんじゃないか?
326:世界@名無史さん
09/05/14 23:50:50 0
今、サトケンの「小説フランス革命3・聖者の戦い」を読んでいるんですが、
その中に、カペー家の祖はカロリング朝の家臣であったが、タレーラン・ぺりゴール家はカロリング朝の一族だった、
とあるんですが、そうだったんですか?
327:世界@名無史さん
09/05/15 00:03:20 0
なんでぺりだけひらがななのさ
なんか3巻のラストでサン=ジュストの名前が出てきて
4巻あたりから雲行きがやばくなってきそうね
今まで和気藹々とやってきたけどそろそろ粛清の嵐ですな
328:326
09/05/15 00:08:07 0
ミス変換に決まっているでしょうが・・・
着月刊買った
で、タレーランはカロリング家の末裔なんですか?
まあ、ヨーロッパの王様や大貴族は、どっかでシャルル・マーニュの血を引いているって話だが
329:世界@名無史さん
09/05/15 13:30:59 0
>>322
私の知る限りではないみたいだよ。
>>328
直接的な血縁関係はなく…
タレーランの祖先がユーグ・カペーをフランス王に推したんじゃねぇの?
330:328
09/05/15 20:43:13 0
>>329
そうですか どうも有難う
331:世界@名無史さん
09/06/28 01:43:44 0
タレーランてwikiでは長男て書いてあるんですが、実際は二男だったんですか?
332:世界@名無史さん
09/07/25 00:21:41 0
タレーランの伝記はどれが一番いい?
333:世界@名無史さん
09/07/25 00:40:41 0
藤原書店から出ているオリユー著『タレラン伝』が
邦語訳では一番詳しいと思う。
タレーランではなく「タレラン」と発音するらしい。
ナポレオンは本人がいくら訂正しても「タイユラン」と呼び続けていたとか。
334:世界@名無史さん
09/08/04 19:54:42 0
フーシェは、最期に回顧録燃やしたんだっけ
335:世界@名無史さん
09/08/11 16:28:11 0
>>333
つうか、そもそもフランス語に母音の長短なんて存在しないんだが。
だから、本来ならどこにも引き棒「-」なんて出て来ないはず。
「タレラン」「フシェ」「セヌ川」でいいはずなんだ。
なのに、日本人はデタラメなところに引き棒を付けて、
フランス語をカタカナ化する。正直、フランス語の音韻構造からすると謎。
昔、N速で、
「ボージョレ・ヌーボーが正しい!!。ボジョレヌーボーという奴は、
フランスとワインを知らん奴だから、そんな奴の話は信用しないことにしている」
と恥ずかしげも無く書いて、
なにげに教養の高い(当時の)N速民の言語ヲタたちに、
哀れにもフルボッコにされていた「自称ワイン通」がいた。
336:世界@名無史さん
09/08/13 14:18:29 0
>>334
燃やしたのは報告書や記録の類の文書だったはず。回顧録は死後に出版されてる
フランス語出来ないので未読ですが、これがまた嘘ばかりで役に立たないと評判らしい。
史学上有用な文書を破棄した上で役に立たない回顧録を遺すとは、流石フーシェ最期までヒールって感じ
URLリンク(www.gutenberg.org)
URLリンク(www.gutenberg.org)
プロジェクト・グーテンベルクで全文読めるみたいだからフランス語出来る方はどうぞ
337:世界@名無史さん
09/08/14 15:58:55 0
フーシェも、自分の子供たちが苦労しないようにという親心もあったと思う。
オトラント公という貴族の称号は残してやりたかったんだろう。フーシェは家族思いだからな。
338:世界@名無史さん
09/08/27 00:21:31 0
タレイランとフーシェが一緒に食事をしながら延々謀議をするやつだよね。
"Le Souper"
URLリンク(www.youtube.com)
339:世界@名無史さん
09/08/29 17:26:55 0
鹿島茂 「ナポレオン フーシェ タレーラン」
買ってきた
340:世界@名無史さん
09/09/18 00:48:12 0
>>338
林望氏のエッセイでその作品の存在を知ったんだけど、日本語字幕ありで観る手段ってあるのかな?
341:世界@名無史さん
09/10/01 14:49:08 0
この人らは政治家としてすごいけど
トップに立つ器ではないのかもね
タレーランは短期で総理になったけど
342:世界@名無史さん
09/10/02 07:32:43 0
くさい言い方だが、時代が2人を必要としたのだろう
343:世界@名無史さん
09/10/02 20:04:55 0
>>342
平和な時代なら二人とも教会で働いて終わってた
344:世界@名無史さん
09/10/08 00:24:15 0
>>341
とにかく国民からの支持がなさ過ぎると思う。嫌われすぎ。
345:世界@名無史さん
09/10/08 14:11:24 0
大将は馬鹿でも人気がないと成り立たないからね
346:世界@名無史さん
09/10/20 22:08:38 0
>>333
> 藤原書店から出ているオリユー著『タレラン伝』が
> 邦語訳では一番詳しいと思う。
読んだ人いたら感想を書いてほしい。
347:世界@名無史さん
09/11/03 09:24:17 0
>>346
たった今読み終わりましたよ。他書に比べてとにかく詳しい。特に周囲の女たちの
動きが詳細で、分かりやすい。難点は本が厚くて重いことか。
348:世界@名無史さん
09/11/03 23:21:57 0
タレラン伝はおもしろいけど、読んでるとすぐ眠くなる。
フィラデルフィア滞在中の犬のエピソードは好き。
349:世界@名無史さん
09/11/09 22:36:33 0
俺は、シャトーブリアンとの確執が興味深かった。死ぬまでだもんな。
350:世界@名無史さん
09/11/16 20:41:35 0
タレランみたいな人間は終わりをまっとうしないのが普通なんだが。
よほど処世がうまかったんだな。
351:世界@名無史さん
09/11/17 00:18:20 0
>350
命を狙われたことはあるのかね?
352:世界@名無史さん
09/11/17 02:24:46 0
まあ革命初期にトンズラこいて、恐怖政治が終わると同時にすぐ戻ってきて総裁政府に媚び売ったおかげで
総裁政府期~ナポレオン期のエミグレ追放政策にもひっかからず、
フーシェみたいに王政復古後の王殺しの汚名にも関わらずに済んだ。
そのおかげで85歳というあの時代において稀なる天寿を全うするまで人生を謳歌できた。
流石に時局を読むセンスだけではこのタイミングはありえないだろう。運の良さも大きい。
ただそれが生まれつきの不幸を相殺するだけの幸運だったかは本人しかわからんだろうが。
353:世界@名無史さん
09/11/17 13:26:10 0
失脚もせずに畳の上で死んだのは凄いよなあ。
フーシェとか本田正純ですら失脚したのに。
354:世界@名無史さん
09/11/17 17:05:09 0
あれだけ命を狙われたが桂小五郎は畳の上
355:世界@名無史さん
09/11/18 06:38:28 0
悪魔を人が倒せるわけないだろw
356:世界@名無史さん
09/11/18 10:23:37 0
ナポレオン戦争後のウィーン会議でフランスはタレーランのおかげで体制派に組み込まれることになったけど
これは彼が「王殺し」ではなかったから出来たことなのかな?
もしも彼が革命初期に亡命せず、ルイ16世の死刑に投票していたら?
と思ったけどそれでも反対票入れてたかな・・・
357:世界@名無史さん
09/11/18 17:25:12 0
タレーランの弟と叔父はガチの王党派だから死刑執行猶予に入れてたんじゃないのかな。
カンバセレスはこれで王政復古後助かったし、オルレアンパパとは状況が違う。
あと一般的に誤解されてるけど、ウィーン会議がタレーランの思惑どおりになったのは長年オーストリアとロシアに情報提供してたってのもある。
フーシェはそれを掴んでいたけどナポレオンは真面目に取り合わなかったはず。
エルバ島脱出があった後あっという間に合意がまとまったけど、これはイギリスとタレーランの謀略にナポレオンがかかったせい。
358:世界@名無史さん
09/11/18 19:01:40 0
失脚もせずに畳の上で死んだ謀略家というと他に誰がいる?
家康側近のなんとかはそうだったらしいが、それは坊さんだったからなあ。
あと桂小五郎は謀略家ではないでしょ。
359:世界@名無史さん
09/11/18 21:25:52 0
陳平。
360:世界@名無史さん
09/11/18 21:56:43 0
新撰組を作った陰謀かは暗殺されたね
あと大久保も陰謀的か
陳平は珍しいタイプかも
361:世界@名無史さん
09/11/19 00:32:58 0
家康の側近の本多正信は畳の上で死んだじゃんよ
息子は釣り天井だけど
362:世界@名無史さん
09/11/19 04:21:48 O
藤原不比等もそうじゃないか。
鎌足の息子じゃなきゃ早々にあぼーんされたはずだろうから運もいいんだが。
周恩来、ジェルジンスキーとかまだ生きてるけどブレジンスキーも殺されはしないでしょ。
あと教皇殺しのポールマルチンクスね。
363:世界@名無史さん
09/11/19 09:35:14 0
>>358
柳沢吉保。綱吉死後、とっとと引退して余生。
徳川側近は結構悲惨な最期が多いが、吉保は潔いっていうか危機回避本能発動。
「失脚」の定義には含まれないと思うが・・・・・・。
失脚はしたが、バラスとかも悠々自適な余生送ってんだよなあ。なんでこいつだけ懲らしめられなかったんだ
364:世界@名無史さん
09/11/19 10:37:37 0
バラスは一応ナポレオンの恩人。サリセッティも似た感じだが優遇されてる。
バラスなくして帝政なし。ナポレオン曰く忘恩は罪らしい。
ちなみに政治犯のギロチンによる処刑はタレーランの提案で廃止されてる。
365:世界@名無史さん
09/11/19 20:03:20 0
藤原不比等は陰謀家という感じはしないなあ。
政略の人だったかもしれないが。
366:世界@名無史さん
09/11/21 07:53:53 O
日本の陰謀家と言えば後白河法皇。
でもやりたい放題やっても殺されたりするわきゃないよな。
367:世界@名無史さん
09/11/21 10:57:19 0
源頼朝は事故死に見せかけた暗殺説が昔からある。
真偽は永遠の謎だろうが。
368:世界@名無史さん
09/11/21 11:56:58 O
吾妻鏡が含んだ書き方してるんだっけ?
いずれにしろ当時の状況からすると暗殺っぽいね。
北条義時も権謀家と言っていいと思うけど、こいつにも暗殺説あったよね。
369:世界@名無史さん
09/11/21 22:11:10 0
岩倉具視も失脚せずに自然死だな。
この人は暗殺未遂はあったが。
370:世界@名無史さん
09/11/21 22:14:31 0
金地院崇伝(こんちいん すうでん)。「黒衣の宰相」
この人も失脚せずに自然死。
でも坊さんで享年64ってのは早死にだね。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
371:世界@名無史さん
09/11/22 04:37:20 O
山縣有朋はあれは失脚なんだよな?
宮中某重大事件は判断が難しいが。
372:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 04:45:19 O
山縣有朋の子孫は慶應ボーイだった罠。
見たとこ、内気そうな少年だったが、先祖の山縣有朋が
意外にもシャイだったし、おかしくはねんだが、お坊ちゃんなんだから、
もっと堂々としてろって思えたけどね。
何せ高祖父だかが山縣有朋なんだから。
373:世界@名無史さん
09/11/22 06:10:06 0
ルサンチマンが増えれば増えるほど名家の人間はビクビクするもんだろ。
374:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 06:20:14 O
確か俺より12若い子だった。
今はもう30過ぎて一流大企業か官庁にお勤めなさっておられるんだろうな。
名門云々なんつったら、あの子は当時、慶應の高校生だったが、
今の慶應は半ば学習院に代わって名門子弟の受け皿になってやがんだから、
あの子だけがボンボンじゃねぇだろ?
ただ、俺も内気(←なかなか人に理解してもらえんが)だし、
その内気さと素直さを可愛く思えたぜ。
俺は生意気な餓鬼がでぇーきれぇーだからな。
375:世界@名無史さん
09/11/22 08:28:52 0
>>371
> 山縣有朋はあれは失脚なんだよな?
パワーダウンしたものの失脚とまではいえないと思う。
国葬もやってもらったし。
376:世界@名無史さん
09/11/22 08:29:45 0
>>373
山縣家は足軽の家だと思うが。
377:世界@名無史さん
09/11/22 09:53:52 O
>>376
それ言ったら日本の旧華族の大半が(ry
378:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 16:24:05 O
山縣は中間特殊という足軽未満の若党格の出身なんだよね。
山縣家に養子入りしてだか何かして足軽になったのだったかな?
それは記憶にないけれど、子供の頃までは中間特殊とやら。
伊藤博文もそれだったが、更に彼の場合は農民の出身だったはず。
本人が士族→華族(しかも伯爵→侯爵→公爵)となったから、
その末裔は文句無しのおぼっちゃんだけどね。
379:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 17:12:54 O
それはそうと、ナポレオンはフーシェを殺すべきだったな。
フーシェ抹殺の陰謀なんて企んでも探知されちまうから、
誰にも言わずに自ら短銃とサーベルで誅を加えれば良かった。
380:世界@名無史さん
09/11/22 19:09:19 0
>>379
お互いに利用し合っていたのに?
381:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 20:46:28 O
>>380
フーシェは余りに危険だ。まして帝政にリヨンの虐殺者はイラン。
第一、もう彼がいなくとも治安・諜報網は確立されていた。
ただナポレオンを止めることが出来たのもタレーランと
共にフーシェだったのも事実ではあるが。
382:世界@名無史さん
09/11/22 21:40:24 0
近代政治でタレーランやフーシェみたいな凄い政治家は
他の国にも居ますか?
383:世界@名無史さん
09/11/22 21:47:32 0
プーチンはどうなの?
384:豚松 ◆4FfyOtW0fiF5
09/11/22 21:54:10 O
プーチン、善しも悪しも凄いよなぁ。
彼は自身が最高権力者(今は首相だが)だから、
フーシェやタレーランとは立場が違うけど。
385:世界@名無史さん
09/11/23 13:20:20 0
小粒になるかもしれないが、瀬島隆三は?
386:世界@名無史さん
09/11/23 16:01:35 0
瀬島は過大評価されていると思う。
387:世界@名無史さん
09/11/23 17:22:28 O
笹川良一や児玉誉士夫がフィクサーじゃなく院内(笹川は戦中、非推薦で
衆議院議員になっていたが-東条体制に批判的だったから非推薦-)だったらば
フーシェやタレーランに近いかもしれんね。
そこまでの知識、教養は無いから無理だけど。
ちなみに児玉も終戦直後も直後に参与だか何だかになってはいる。
388:世界@名無史さん
09/11/23 18:42:15 0
日本にはいそうにもないねえ タレーランやフーシェ
まあ、いたら、太平洋戦争は回避できたろうし、中国との戦争も泥沼にならなかったろう
389:世界@名無史さん
09/11/23 18:52:56 0
タレーランやフーシェとはタイプが違うが明石元二郎がいる。
390:世界@名無史さん
09/11/23 19:46:25 O
岸、川島のコンビもなかなか悪どい上に優秀だろう。
391:世界@名無史さん
09/11/23 20:25:43 0
戦後の教養ある辣腕政治家・・・となると、白洲次郎
悪どくはないけど
392:世界@名無史さん
09/11/23 21:46:41 O
戦後の自民の爺様たちはなかなか狡猾で良かった。
本当に爺様たちの血を引いてるのか疑問。
頭脳は七割が遺伝で決まるのにな。
393:世界@名無史さん
09/11/23 21:55:48 0
>>389
いやいやタレーランでもナポレオン戦争を止めれなかったし
太平洋戦争回避は無理でしょ
394:世界@名無史さん
09/11/26 14:55:18 O
満州や東南アジアまで広げた領土を取り戻すか~。
日本国民も被害者です!っていうのは苦しいだろうなぁ。
タレーランならどうしただろう。
395:世界@名無史さん
09/11/26 16:28:44 0
タレーランなら周辺諸国との摩擦は回避して
ひたすら内政専念で国力を温存したと思う。
396:世界@名無史さん
09/11/26 21:39:37 0
タレーラン位になると、「中国との関係で深めることが出来るのは
商工業だけ」とか如何にも現実主義的なことを言って、油断させて
平和ムードを煽って、その流れでごく自然に怪しまれないように
中国の沿岸部に集中的に投資して、内陸部との経済格差を広げて
分裂させる、などといった謀略を仕掛けると思う。
397:世界@名無史さん
09/11/27 03:56:29 0
もうタレーラン関係ない単なる妄想スレじゃん
398:世界@名無史さん
09/11/27 18:54:30 O
>>396
最近出たストラトフォーの本のまんまだな。
中国は日本に経済侵略されて潰されるみたいに書いてあった。
399:世界@名無史さん
09/12/09 05:21:23 0
賈ク(三国志)なら対抗できそう
400:世界@名無史さん
09/12/13 10:23:51 0
>>397
そりゃあ、タラーラン位の天才的外交家になれば、妄想も広がりを持つってもんだよ。
401: ◆4FfyOtW0fiF5
09/12/17 22:28:59 0
バラスは国民公会議員時代にルイ16世処刑に賛成したが
国外追放されなかったんだよね?
イスナールと同じように「懺悔」を認められたのかな?
もちろん袖の下と共に。
402:世界@名無史さん
09/12/17 22:33:06 0
バラスとイスナールは自然死(病死)できたんだっけ?
403:世界@名無史さん
09/12/17 22:34:15 0
タレーランって面白い名前だな。
タリラリラーンみたいだ。
404:世界@名無史さん
09/12/17 22:49:04 0
>>403
ナポレオン乙
いくら名前がおかしいからってタイユランとか言ってやるなよ
405: ◆4FfyOtW0fiF5
09/12/17 23:09:17 0
>>402
バラスはブリュメールの後 隠遁生活(とは言っても貯えが
巨額だから優雅。社交界には出入りできなかっただろうが)に
入り、王政復古後も生きていて、確か国外追放はされなかった
ような・・・
イスナールはナポレオン失脚後、コンコルド広場で毎日 贖罪の
お祈りを行い(多分に+賄賂)許されました。
406:世界@名無史さん
09/12/17 23:31:04 0
あ この肉焼けてるよ 食べる?
うん くうくう
はいどうぞ
・・・あ おれそのタレイラン
407: ◆4FfyOtW0fiF5
09/12/18 00:21:37 0
ナポレオン・ボナパルトがタレーランやラファイエットみたいな
名門大貴族の出であれだけ才能のある将軍だったらば皇帝にも
似合うのだが・・・
まがりなりにも近代で、しかも共和制になっていたのだから、
才能・功績・策謀とその結果の権力だけでは世襲君主には、ね・・・
俺はフランス革命で革命派贔屓なのに変な言い方だけど(苦笑)
408:世界@名無史さん
09/12/18 08:19:27 0
共和制のままで終身大統領になる選択肢もあったのではないだろうか?
409:世界@名無史さん
09/12/18 14:20:30 0
実際に終身統領になったが、それでも不安で皇帝になった。
410:世界@名無史さん
09/12/18 14:27:56 0
大統領は国民の支持だけが支えだけど、皇帝になれば君臨する事がある種の義務にすら
なるからな。
411: ◆4FfyOtW0fiF5
09/12/18 17:31:50 O
終身統領になってからも王党派の暗殺計画が絶えなかったようだし(爆殺
未遂事件は第一統領時代?)、ジャコバン派にも不安を抱いていたようだから、
世襲君主制にすることで独裁政権の盤石化を図ったことも
帝政移行の理由の一つだとされているね。
ただ、私が疑問に思ったのはいくら英雄でも有能でもコルシカの
下級貴族出身者がフランスの世襲皇帝では権威に限界があったし、
戦争と戦勝による既成事実化を続けるしかなくなるのでは?と。
それを百も承知だったから国王ではなしに、衛星諸国をつくり、
諸王に君臨する存在も意味する皇帝を選んだのかなぁ?とも。
何にしても諸国の王朝-ナポレオンが造った衛星諸国以外-は相当世代を
かけてれっきとした王家になっていたし、
ましてやブルボン家やその支流たるオルレアン家とは比較の
しようがないほどボナパルト家には重みがない。
ただし、彼は功績とそれによる既成事実化をなした人物だから、
それに加えて(王家支流ではないとはいえ)タレーランや
ラファイエットのような名門大貴族の出身者であったらば、
権威も次第についていったような気がするのだが・・・
412:世界@名無史さん
09/12/18 19:11:19 0
>>411
> ただ、私が疑問に思ったのはいくら英雄でも有能でもコルシカの
> 下級貴族出身者がフランスの世襲皇帝では権威に限界があったし、
ローマ法王の権威の利用は限界だったんだろうか?
413:世界@名無史さん
10/01/01 14:31:31 0
あけおめ~!今年もよろしく
414:世界@名無史さん
10/01/13 15:24:31 0
誰か>406を評価してやれよ。気の毒に・・・
415:世界@名無史さん
10/01/14 09:28:52 0
>>414
なんて優しい人だ!
416:世界@名無史さん
10/01/16 01:31:11 0
じゃあ俺が。
>>406
___,,,_ 彡ミ ミミヾ ヽ Y i r/ 彡,,,三 ミ ミミ,
/_ | _ ,彡ミ ミ;'" "" "'''''" :::. "'ミ ミ
/ヽ/ |/ ,彡彡,,;'":: ..............::::::::......:::::.... :. ヾ ミ,
_/ |__,,l 彡彡;'"..:: _ ::::::: ..:::__ :::.. ヾミミ
彡三ミミ, ..::.../;;;,,,"ヽ:::::l l./;;;;,,"ヽ::..ミ彡三ミミ;,
彡;;;;;;;;;;;;;Yミ/"l;;;;;;;",,;;;;;;l===l;;;;;;;,,,,, ;;;;l‐-ミY;;;;;;;;;;;;ミ
ミ;;;;;;;;;;;;;彡/"ヽ;;;;;;;;;;;_/ ::l ヽ;;;;;;;;;;_/'ーミミ;;;;;;;;;;;彡
___ ヾミミミ彡;  ̄ ̄:: ..:l ::  ̄ ̄ ミミミミ彡
_|_|_ l | l l ヽ;;;l::. r'"..::..::.."ヽ .::l ,/,l'
| | | | l l ∂ l::::... ..::`ーニ ニ-'::.. ..::: l∂/ ,;l
/ | . 、| ヽ、ヽ....:::l :::... ____ ..::: l' ::.....,/
\__,,:l : .;:rT_|__|__|_Tヽ, .:::: l、._/
r-―/:ヽ ''" ̄.............. ̄"'' ::: / ̄r^ヽ
/∧ii, :l、ヽヽ ..:::: :::: //:://"ヘ
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/,i'iiiiiiii, ii, l "'ヽ\ :::::::..............//'" .:l liiiiiiiii;,ヽ
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‐''"''l l l l lii;,;; ;iiil _ii l_,,,..-―lー-;_,..,,_/-―-,,__ :l liiiii'"// //"''ー--,,
_,,-'"l l, l l _l_l__/i, l" :l :. i l ヽ_;;;"''-,/,,_// // //
ヾ l_l_-‐''l l l l l" .....:::::ヽ::l./:::...... ヽ // //ヽ,_// //
417:世界@名無史さん
10/02/12 02:22:51 0
タレーラン
418:世界@名無史さん
10/02/12 02:27:11 0
タレーランと風刺絵
419:世界@名無史さん
10/02/12 02:44:30 0
>>414
世襲にしたところで政権が安定するとは思えないんだけどね
420:世界@名無史さん
10/02/16 16:51:34 0
ロベスピエールとホモセックス
421:世界@名無史さん
10/02/17 06:03:41 0
ロベスピエールやサンジェストなど凄い人材は多かったんだね
422:世界@名無史さん
10/02/17 11:02:26 0
口喧嘩が強いだけで根回しも出来ないのにか?
423:世界@名無史さん
10/02/17 20:05:07 0
当時のフランスはそれでよかったのではないか?
424:世界@名無史さん
10/02/18 01:24:09 0
>>423
没落寸前のフーシェに足をすくわれることになったが・・・
425:世界@名無史さん
10/02/19 08:01:52 0
6 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2007/08/25(土) 23:29:32 0
タレーランのセリフは真に受けると人間不信になるものばかり。
ナポレオンは独裁者にしては人間的に甘すぎた。
7 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2007/08/25(土) 23:30:59 0
もちろんその甘くて人間らしいところが人気の理由でもあるんだろうけどね。
やってることはヒトラーとそこまで大差ないし。
まあ、人間的に甘くないヒトラーも負けたからな。
その点スペインのフランコは失脚せずに天寿をまっとうした。えらいもんだ。
426:世界@名無史さん
10/02/20 04:09:12 0
>>425
ヒトラーも甘いと思うよ。
「ヒトラーの正当性」より
552 名前:世界@名無史さん[] 投稿日:2010/02/02(火) 01:12:57 0
ヒトラーはあくまで民族のために戦った、少なくとも本人はそのつもりだったからね
スターリンは最初から最後まで自分の事しか考えていない
ヒトラーは独裁者である前に狂人だもの。
スターリンこそモノホンの独裁者。
427:世界@名無史さん
10/02/20 06:32:01 0
ヒトラーとナチスは特定民族や障害者を収容所に入れて虐殺っていう陰湿なところが嫌われるんだろう(もっともこれを最初にやったのは第二帝政ドイツだが)
実際、「只の独裁者」と思われていた戦時中は英仏や米国でも結構人気があったというぞ
428:世界@名無史さん
10/02/20 18:38:00 0
戦場以外でたくさん人殺すってのはイメージ悪いよなあ。
429:世界@名無史さん
10/02/20 18:46:33 0
>>427
スターリン、ムッソリーニ、ケマル、ヒットラー
この4人ね。 当時本国以外にも人気のあった「只の独裁者」。
430:世界@名無史さん
10/02/20 18:52:26 0
フランコは隙がない実務家といった感じだから人気はでないんだろうな。
431:世界@名無史さん
10/03/04 17:34:21 0
保守
432:世界@名無史さん
10/03/04 18:14:36 0
>>429
ドゥーチェは、ドイツのチョビヒゲ野郎とさえ組まなければ、
「只の独裁者」というか、南欧の愉快な独裁者で全うできたかもしれんのにな。
433:世界@名無史さん
10/03/04 18:27:06 0
当初、ドゥーチェは独裁政権の後輩であるヒトラーを目下に見ており、
オーストリア問題でも、ドイツのオーストリア進出に反発していたという。
そのときイギリスと組んで、ヒトラーをけん制するくらいの芸当ができれば、
その後の人生も評価もずっとちがったものになったろうに。
434:世界@名無史さん
10/03/04 19:52:01 0
>>433
> そのときイギリスと組んで、ヒトラーをけん制するくらいの芸当ができれば、
その後の人生も評価もずっとちがったものになったろうに。
いや、そりゃ無理でしょ。
435:世界@名無史さん
10/03/05 06:24:52 0
ドイツにあっさり潰されそう
436:世界@名無史さん
10/03/05 18:23:17 0
時期にもよるけど、第二次大戦勃発当時にそんな行動をとったら、
ドゥーチェもユーゴの王様とかと同じ運命をたどったろうな。
まあ、その方が南米あたりに亡命して天寿を全うできたかもしれんが。
437:世界@名無史さん
10/03/06 13:46:51 0
タレーランとフーシェは仲が悪いんですか?
438:世界@名無史さん
10/03/06 14:27:40 0
ライバルではあったが、互いに力量を認めあってもいた。
担当分野が違うから、棲み分けはできていた。
439:世界@名無史さん
10/03/06 14:28:49 0
で、ちょっと高いが「タレラン伝」を買うつもりだ。
とりあえず上巻だけ買う。
440:世界@名無史さん
10/03/07 12:13:08 0
>>438
そういや、フーシェは外交に手をつけたことがきっかけで失脚してるね。
棲み分けを間違うとこうなるのかな?
441:世界@名無史さん
10/03/07 12:16:42 0
>>440
> そういや、フーシェは外交に手をつけたことがきっかけで失脚してるね。
> 棲み分けを間違うとこうなるのかな?
それも失脚の要因だし、情勢が落ち着いたので凡庸だが王には従順
な人物を要職に就けても政権が運営できるようになったのも大きい。
442:世界@名無史さん
10/03/07 13:16:10 0
下の話に興味があるんじゃないけど、フーシェがジョセフィーヌと関係を
持った話、実際どうなんだろね。
443:世界@名無史さん
10/03/07 13:22:05 0
ジョセフィーヌはフーシェみたいなタイプは好まなかったのではないか?
444:世界@名無史さん
10/03/08 13:56:42 0
フーシェはフランス男には珍しく愛妻家だったから、そういうのはないんじゃないかな。
445:世界@名無史さん
10/03/09 15:47:15 0
フーシェの側としてはジェセフィーヌに手を出すのは
自分から弱みをつくることになるから情報源としてだけ扱いだったのでは?
他人の金と女の情報で弱みを握って権力を維持してた人だから・・・
446:世界@名無史さん
10/03/10 01:20:17 0
URLリンク(cite-du-vatican.over-blog.com)
バチカンの公式?ブログにご登場
本人はどう思ってるんだ?
447:世界@名無史さん
10/03/10 02:43:29 0
>>446
何を思ったにしろ、表情には出さないんだろうなw
448:タレイラン
10/03/10 02:57:04 0
とりあえず肖像権侵害だから、損害賠償を頂こうか
449:世界@名無史さん
10/03/10 04:28:47 0
>>447
> >>446
> 何を思ったにしろ、表情には出さないんだろうなw
だろうな。
450:世界@名無史さん
10/03/10 06:31:37 0
>>442
情報収集のために、愛情抜きで関係を持ったというのはありえる話。
風聞が立っても、世間は「やっぱりね」ぐらいの感想しか持たないだろうし。
>>448
無表情で言いそうだねw
451:世界@名無史さん
10/03/10 07:39:12 0
さすがは、糞の詰まった絹織物w
452:世界@名無史さん
10/03/10 07:48:00 0
>>450
> 情報収集のために、愛情抜きで関係を持ったというのはありえる話。
いや、ジョセフィーヌはフーシェみたいな男きらいだと思う。
453:世界@名無史さん
10/03/10 07:50:50 0
容姿以前に金離れが悪いそうだから。
ジョセフィーヌは根っからの娼婦だね。
454:世界@名無史さん
10/03/10 08:43:18 0
ジョセフィーヌは淫乱ではあったが
カネに対してはわりあいまともな感覚を持っていたのではなかったか?
455:世界@名無史さん
10/03/10 12:38:33 0
相手がタレイランなら問答無用で納得するんだがw
456:世界@名無史さん
10/03/10 16:06:02 0
>>454
ジョセフィーヌは借金作ってはナポに謝っていたと記憶
457:世界@名無史さん
10/03/10 16:26:45 0
浪費家ではあったがカネ目当てで寝ることはなかったと思う。
458:世界@名無史さん
10/03/10 16:31:58 0
バラスの紹介で実業家の男たちの愛人もつとめていたとか・・・。
俗説かもしれんが
ソースは
ナポレオン フーシェ タレーラン 情念戦争1789―1815 (講談社学術文庫)
459:世界@名無史さん
10/03/10 16:36:54 0
ジョセフィーヌは淫乱だったがカネより男がずっと好きだったと思う。
460:世界@名無史さん
10/03/10 16:42:37 0
>>459
どっちが好きだったかはわからない。
けど、南国育ちの気のいい女だったんだろうな。
461:世界@名無史さん
10/03/10 16:46:00 0
この時代は女性でも将来性のある男を捕まえれば一気に上を目指せる時代だったからね
ちょっと前までの時代とは女性の持つ価値観も違ったろうね特にパリなんかでは
462:世界@名無史さん
10/03/10 21:10:48 0
カネと男どっちが好きっていうよりも
両方セットになってるものって考えかもな
463:世界@名無史さん
10/03/10 22:54:19 0
>>462
そのジョセフィーヌに、ナポはサーベルと着古したコートだけを持って現れた。
池田理代子先生のエロイカはおもしろかったなあ。
464:世界@名無史さん
10/03/10 23:01:15 0
>>463
「ナポレオン-獅子の時代-」は読んだ?
こっちは当分完結しそうもないので比べちゃいけないかもしれないけど、
「エロイカ」よりずっと熱気があって面白い。
465:世界@名無史さん
10/03/11 00:13:33 0
漢度が違うからな
どっちを面白いととるかは人によるよ
466:世界@名無史さん
10/03/11 01:43:49 0
ジョセフィーヌは性欲以外の欲望は淡白だったような感じがする。
467:世界@名無史さん
10/03/11 01:47:23 0
金には結構汚いでしょ
468:世界@名無史さん
10/03/11 03:49:49 0
浪費家ではあったが、カネに汚かったとは言いにくい。
469:世界@名無史さん
10/03/11 18:34:06 0
金があればあるだけ使うけど、ないならないで特に気にしないってタイプ?
470:世界@名無史さん
10/03/11 18:45:16 0
金が無くても使うのがジョセフィーヌ。後で男につけを払ってもらう。
タレイランも似たようなものだが、つけを払うのはフランス国家。
収賄、職権濫用、インサイダー取引もなんのその。
国家百年の大事の前では、政治家の不正など小事に過ぎない、と考えている着飾った大便なのであった。
471:世界@名無史さん
10/03/11 22:44:35 0
>>466
ジョゼフィーヌが特に淫乱と言うのではなく、当時のフランス貴族社会は、
夫だけでなく妻も愛人を持つのが普通だった、というから、
その辺のことをコルシカ人のナポレオンとその家族が理解できなかっただけでは?
472:世界@名無史さん
10/03/11 23:55:47 0
>>471
ナポレオンの父がコルシカ独立派から寝返ったとき、ナポレオンの母がフランスの総督と愛人関係になったという醜聞がたった。
たしか、そのことがきっかけでコルシカに居られなくなったような。
ボナパルト家も不倫と無縁だったわけじゃない。
ナポレオンに長年子供がいなかったこと、ボナパルト家が野心家揃いだったことがジョセとボナ家の確執の原因でしょ。
473:世界@名無史さん
10/03/12 00:41:10 0
>>470
そして最も恐ろしいのは収賄しておきながら
きっちりとフランスの国益にかなった結果を出してる所なんだよな
>>471
恋愛は結婚してからするものっていう考え方だったらしいからな
タレーランの愛人だって○○夫人ばっかりだったし
474:世界@名無史さん
10/03/12 01:00:32 0
>>473
スタール夫人のことかぁぁぁ!!
彼女は肖像画でさえいまいちなのだから、実物はさらにまずかったことだろうね
475:世界@名無史さん
10/03/12 08:14:46 0
最近(といっても、20世紀だがw)もさ、ミッテラン大統領に隠し子がいることがばれて、
記者「隠し子がいるそうですね」
ミ「うん それがなにか?」
か・・・かっこええ
476:世界@名無史さん
10/03/12 09:53:07 0
>恋愛は結婚してからするものっていう考え方だったらしいからな
結婚は家と家との契約関係であって、個人の意思ではない時代だから、
社会的な義務さえを果たしていたら、それ以外の個人的なレベルで何をしようと自由、
ということだったんだろうな
477:世界@名無史さん
10/03/12 10:27:13 0
>>476
と思って、「戦争と平和」読んだら主人公が妻の浮気に激怒してた。
478:世界@名無史さん
10/03/12 11:05:19 0
そりゃ、個人と一般の問題とは違うよ
479:世界@名無史さん
10/03/12 11:12:40 0
>>463
池田理代子の「エロイカ」のタレーランは、妻が他の男と一緒にいることを聞いて
(浮気ではなく、陰謀の相談だけど)、
「まあ、いいか、情事は女を磨くからね。どうせなら、ジョゼフィーヌぐらいの華のある女になってもらいたいものだ」
と言っていたなw
まあ、フィクションのセリフだけどね なかなかカッコイイな
480:世界@名無史さん
10/03/12 12:20:28 0
>>479
タレイランの妻の話は名前以外、まったくのフィクションらしいから。
481:479
10/03/12 14:02:27 0
>>480
それぐらいわかるって
だから「フィクション」とw
482:世界@名無史さん
10/03/12 14:07:18 0
>>478
タレイランのセリフにしては大分凡庸だな。
483:世界@名無史さん
10/03/12 16:14:58 0
>>481
最期に限らず、ところどころ不自然な設定になってるキャラクターだよね、と言いたかっただけ。
名前だけが偶然史実どおりだったと後から気付いたとか。
484:世界@名無史さん
10/03/12 19:24:27 0
「エロイカ」はタレイランが足引きずってない時点でアチャーと思った。
それと作者がタレイラン贔屓なのか、フーシェの描き方がちとあんまりな感じ。
485:世界@名無史さん
10/03/12 19:50:57 0
フーシェは彼らしい魅力が描かれていたと思うよ。
むしろ、フーシェの嫁の方がいまいち。池田理代子先生は不細工を描くのがなんか下手。
俺は、デジレが好きだな。
良家でもなければ、器量もとくに優れていたわけでもない普通の商家の娘が、昔付き合った男の縁から将軍夫人、さらにスウェーデンの王太子妃にまでなってしまう。
偉くなっても考えが凡人的で、国家のことより自分の見栄や息子の将来のことばかり考えている。
彼女は「エロイカ」とはある種対照的な人物(読者層の平凡な主婦と重ねて)として描かれている。
486:世界@名無史さん
10/03/12 20:14:48 0
*フーシェが >>445 が書かれているようにボナパルトの裏を抑える為、ジョセフィーヌへ
情報提供などし関係を密にしていた。(情事の有無では無く)
*ジョセフィーヌはどうしようもない浪費家であった。
以上は、当り前の史実だと思うが、違うと書かれている人はどんな本を読んでいるのか。
そりゃあ、ナポレオンとの離婚をフーシェから迫られた時は大っ嫌いになったろうけど、
それ以前まではそうでも無いハズだと認識している。
487:世界@名無史さん
10/03/12 20:18:32 0
>>486
たぶん金に汚いって表現がしっくりこなかっただけじゃ?
488:世界@名無史さん
10/03/12 20:46:40 0
浪費家(金銭感覚がおかしい)と、カネに汚いってのは異なるよ。
489:世界@名無史さん
10/03/12 20:52:03 0
>>488
だからそれさ。
でも娼婦まがいのことをしてるのが、ある意味、金がらみの汚さでもあるかなと。
490:世界@名無史さん
10/03/12 20:55:36 0
折れは猫好きだからか、フーシェの顔って好きだな。ツンとして。
さて、質問。
ダヴィッドの戴冠式の絵は、王制復興時、なぜに破壊されなかったのでしょうか。
(無知ですんませんが、これってフーシェは描かれてないですよね?)
491:世界@名無史さん
10/03/12 21:10:51 0
>>490
肖像画のフーシェはちょっとした美形かも。
体格とか雰囲気とか風評が彼の容貌を貶めていたのだろうな
492:世界@名無史さん
10/03/12 21:47:50 0
>>491
でも、愛妻家、家庭人には見えんけどね(藁。
死後発見されるように、子供をだっこして家族や犬に囲まれてる絵でも描かせりゃよかったのに。
俺から言わせりゃあ、煙の撒き方の詰めが甘い奴だ >フーシェ。
493:世界@名無史さん
10/03/12 21:53:53 0
大物あらわるw
494:世界@名無史さん
10/03/12 23:12:37 0
「フーシェ革命暦」のフーシェは美形度5割増な感じ。
495:世界@名無史さん
10/03/13 11:15:01 0
>>494
あのフーシェは反則w 萌え死ぬw
496:世界@名無史さん
10/03/13 22:38:26 0
>>484
そりゃ読者が左翼のおばちゃんだからな。
左翼は事実ですら差別とかほざくし。
497:世界@名無史さん
10/03/13 22:56:53 0
左翼っていうか、PTAで張り切ってるちょっと教養のあるおばちゃんだろね。
そういうおばちゃんから見たら一番嫌な奴なのがタレイラン。
親の愛情を受けずに育ち、性格が歪む。
祖母と叔父に保護され、貴族的な教育を施される。
歌手と恋仲になってパコパコしてたのは、司祭見習いをしてたとき。
にもかかわらず、哲学の本をバリバリ読みこなし、サロンに出没しお偉方にこね付けてる秀才。
498:世界@名無史さん
10/03/13 23:02:29 0
>>497
そういうでたらめな境遇で育ったからあれだけ頭脳明晰になったんだけどな。
親元で愛情受けてぬくぬく育てられてたら下手すりゃギロチン。
子供を甘やかして育てるとIQは下がる。
499:世界@名無史さん
10/03/13 23:08:49 0
>>498
IQ低くてもいいから、人間らしい愛情のわかる子に育ってほしい
500:世界@名無史さん
10/03/13 23:18:37 0
>>499
それはごもっとも。
IQが高い人間は社会的に成功しても個人としては不幸なことも多い。
IQが150超えるようだと障害者と紙一重だしね。
ただ国家の危機においてはのほほんとはしていられないってこと。
もうまもなく日本もそうなるよ。
501:世界@名無史さん
10/03/14 03:53:19 0
>>498
> そういうでたらめな境遇で育ったからあれだけ頭脳明晰になったんだけどな。
アストロ球団の峠球四郎みたいだなw
502:世界@名無史さん
10/03/14 23:23:35 0
異常な環境で育った異常な人間という理解では、マンガとかわらんかもな。
もうちょっと踏み込んで人間タレイランを考察(もとい創作)してくれる作品はないんかな?
503:世界@名無史さん
10/03/15 02:26:15 0
タレーランはまず自分を環境に適応させる
それから環境を自分に適応させる
もうちょっと上手い表現ができるといいんだがコレが精一杯だ
504:世界@名無史さん
10/03/15 05:40:20 0
>でたらめな境遇で育ったからあれだけ頭脳明晰になった
そうでない人のほうがずっと多いような気がするんだが。
505:世界@名無史さん
10/03/15 06:24:02 0
幼少期のショックで生涯人間不信になったというのもどうかなと。
つーか、タレイラン本人の証言でしかないし。
恋愛や美食といった人生のあらゆる楽しみを謳歌した人が、人間不信だったと言われても違和感があるね。
教会や道徳への不信が強かったのは間違いないだろうが。
ま、それも一種の人間不信ではあるかもしれんけど。
506:世界@名無史さん
10/03/19 20:16:58 0
坊主時代の坊主頭のフーシェの画像ウプ汁!
507:世界@名無史さん
10/03/20 21:31:02 0
俺、フランス革命関係のマンガって読んだ事無いんだけど、
良く書けてるやつでお勧めのってありますか?
一応、ツヴァイクとかダフ・クーパーとかオリユーとかは
一通り読んでます。
508:世界@名無史さん
10/03/21 14:44:48 0
>>507
「ナポレオン-獅子の時代-」
ロベスピエール処刑シーンはマジ泣きした。
509:世界@名無史さん
10/03/26 00:41:22 0
日本だとフランス革命期はジャンルとしてマイナーだからなぁ
ベルバラ エロイカ 獅子の時代 くらいしかコミック知らないな
510:世界@名無史さん
10/03/26 06:02:20 0
一番史実に近い漫画は?
511:世界@名無史さん
10/03/26 11:27:37 0
マンガじゃ限界あるよ。
512:世界@名無史さん
10/03/27 12:33:18 0
耐油嵐と怖師得
513:世界@名無史さん
10/03/27 12:54:51 0
我らがフーシェについて二つ質問っす 御回答賜われれば
1:「サン・クルーの風見」のサン・クルーって何の例えですか?
パリを囲む3県の一つ、小さなオー=ド=セーヌ県にあるSaint Cloudという地名みたいだけど。
フーシェはブリュメールのクーデター時に住んでいた所という事でしょうか?
2:長塚隆二氏の本『ジョゼフ・フーシェ 政治のカメレオン』(1996年)で書かれているように、
生家とされる家はいまだに看板無しのままなのでしょうか?
514:世界@名無史さん
10/03/27 15:58:56 0
>>513
> フーシェはブリュメールのクーデター時に住んでいた所という事でしょうか?
日本で言うと筒井ジュンケイの洞ヶ峠みたいなもんで
安全圏に身をおいて形勢を眺めていたということではないだろうか?
> 2:長塚隆二氏の本『ジョゼフ・フーシェ 政治のカメレオン』(1996年)で書かれているように、
> 生家とされる家はいまだに看板無しのままなのでしょうか?
数年前まではそう。いまは知らない。
515:世界@名無史さん
10/03/27 21:07:35 0
イタリアのベネヴェントにしてもオトラントにしても地図で見ると小さいものだなあ
フーシェの息子がスウェーデンに移住して、オトラント公爵家を継ぐというのも意味わかんね。
516:世界@名無史さん
10/03/27 22:10:50 0
オトラントは白銀台とか広尾みたいな感じだと思う。
地名にブランド感があるの。
517:世界@名無史さん
10/03/29 01:21:20 0
>>513
1について長くなりますが
ブリュメールのクーデターの際に議会はパリからサン・クルーに
場所を移して開かれました
これは「ジャコバン派の陰謀があるためパリで開くのは危険」
という理由によって行われた処置です
実はれはナポレオンの弟で五百人会議議長のリュシアンが
議会に軍隊を投入できるように企てた策謀でした
フーシェはクーデターに加わる一方でジャコバン派にも
「陰謀が進んでいるらしい」と匂わせることでどちらが勝っても
自分の安全を確保していました
518:世界@名無史さん
10/03/29 07:37:12 0
見事な二股外交だな。
519:世界@名無史さん
10/04/02 19:35:32 0
別件で検索してたらこんなのがひっかかった。
フーシェの肖像らしい。
URLリンク(www.artfinding.com)
ちょっと意外な感じがして、見入ってしまった。
520:世界@名無史さん
10/04/06 21:44:17 0
タレーラン・フーシェは古今問わず日本の政治家で例えると誰になるかな?
自分が好きな大久保利通なんかはリシュリュー枢機卿なんかに例えられるけど。
521:世界@名無史さん
10/04/09 21:01:01 O
後白河法皇
522:世界@名無史さん
10/04/09 21:49:49 0
フーシェ=山縣有朋?ちょっと違うかな
523:世界@名無史さん
10/04/10 19:24:11 0
フーシェは故後藤田正晴。
タレイランは……日本に有能な外相っていたことないなw
524:世界@名無史さん
10/04/10 21:31:15 0
>>523
後藤田正晴は日本のフーシェと言われるけど
情報力はともかく、変節の部分はあてはまらないし
本人もその呼ばれ方は不本意だったらしい
タレイランは有能で賄賂取りで最近評価されてきたってことで
畑違いではあるけど田沼意次かなぁ・・・
二人とも日本はおろか世界史でも類型を探すのが難しいな
525:513
10/04/25 09:58:02 0
遅くなりましたが、ご回答ありがとうやんした。
恥ずかしながら、ちゃんとそれらこれまでの本読んでればサンクルーについて質問するに及ば
ずですた。
土地勘のイメージが伴わないので、カタカナは流して読んでしまいがち。
今は『タレイラン評伝』の下巻の終盤読んでる最中だけど、七月王政時のタレーランを一番知
りたい時代なのに、ナンチャラ夫人が突然色々出てきて、読んでるだか流してるんだかって感
じっす。
次は『タレラン伝上下』が待機してるけど、図を描きながら読み進めないと勿体ないかな。
526:世界@名無史さん
10/06/04 09:19:02 0
すごく亀だけど『エロイカ』がでてたので。
『静粛に!天才只今勉強中』って漫画はフーシェが主人公のモデルだよ。
(漫画では「ジョセフ・コティ」としてでてくる)
最後の悲惨なことになる前で終わってるけど、これ読んでフーシェに興味持ったんだ。
もう20年以上前のことだけどね…
527:世界@名無史さん
10/06/10 16:33:40 0
>>526
すごく読みたいんだけど、どうしたら手に入るやら……。
528:世界@名無史さん
10/06/10 20:17:48 0
俺もそれは前から読みたかった
マンガミュージアムにでも行くかね
529:世界@名無史さん
10/06/11 18:32:26 0
「フランスへ行ったらタレイラングッズとかフーシェグッズとか手に入る?」
と知人に聞いたら
「売ってるわけねーだろそんなもん」
とpgrされた。
本当にないの?w
530:世界@名無史さん
10/06/11 20:19:53 0
グッズと言うほど安くはないけどタレーラン関係なら
Baccarat Talleyrand
URLリンク(www.ablor.com)
531:世界@名無史さん
10/06/13 00:41:32 0
850?か。欲しい!!!
532:529
10/06/14 14:41:35 0
>>530
遅レスだけど、どうもありがとう! さすがゴージャスだな~。
(実はフーシェ携帯ストラップとかタレイランキーホルダーとかそんなものを想像してたw)
533:世界@名無史さん
10/07/21 22:49:37 O
日本だったら歴史上の人物のグッズやら漫画やらゲームやら沢山あるのにな
534:世界@名無史さん
10/07/22 06:48:01 0
この時代シエイエスとか他にも面白い政治家がいるね
535:世界@名無史さん
10/07/25 12:32:03 0
足萎えの詐欺師