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R.D.ウィリングの近著、おかね(マネー)―第十二番目の宗教―
この本は、百九十三頁の小著であるが、その内容の水準は極めて高い。
これは、日本民族憂国愛国の有志必読の書である。
以下に、本書の要点を列挙する、
(1)おかね(マネー)は宗教である。
(2)西洋の近代宗教学界は、全世界を調査研究して、十一の大宗教の存在を確認した。
(3)しかし、実は、それらの十一の主要宗教に含まれて居ないにも拘わらず、
真に普遍的に全世界すべての国家、人種、民族……を決定的に支配して居る、
第十二番目の最後の究極の宗教が存在する。それは、マネー(おかね)である。
(4)聖書の中に、モロク、と呼ばれる神が出て来る。このモロクの神がおかねである。
(5)モロクの神は、今、連邦準備銀行、イングランド銀行等の中央銀行という形で存在する。
(6)おかね教、宗教としてのマネー、モロク教。これは、今や全人類を掌握して居り、
完全にその外にある人間は、極めて僅か。
(7)アレクサンダー大王以後、地球上のすべての有力な政治指導者で、
モロクの寺院にとって脅威となった人物は、暴力的に殺された。
(8)唯一の例外は、ニクソン米大統領である、と。
R・D・ウィリングのこの本の論旨は概ね正しい。