フランス革命はなぜ過大評価されるのかat WHIS
フランス革命はなぜ過大評価されるのか - 暇つぶし2ch727:世界@名無史さん
07/09/14 07:22:53 0
この時期、まだフランスでは標準語というものが存在していなかったので、
革命政府の法令や布告は、いちいちアルザス語やブルトン語に翻訳されて
伝えられねばならなかった。
そのためパリの革命家たちが地方オルグに赴いたとき、言葉の壁で疑心暗鬼に
陥っている。


728:世界@名無史さん
07/09/14 18:42:16 0

話し言葉で歴史を語る~フランス革命と明治維新 1~3

URLリンク(roronotokoro.blog113.fc2.com)
URLリンク(roronotokoro.blog113.fc2.com)
URLリンク(roronotokoro.blog113.fc2.com)

729:世界@名無史さん
07/09/16 09:49:56 0
絶対王政というと、国王が国家のすみずみまで一元的に支配する、みたいな
イメージを持っている人がいるけど、
実際には州・都市共同体・教区共同体・ギルド・特権会社・大学などのネットワークを
通して王国を支配していた。

730:世界@名無史さん
07/09/16 14:20:41 0
絶対王政の「絶対」って、常備軍や官僚組織の整備で、国王権力が貴族などに対して「絶対的に」優位に立った、
って意味の「絶対」ってことじゃ無いの?

731:世界@名無史さん
07/09/17 12:20:48 0
>>729-730
本当に、中央政府の常備軍や官僚組織が、地域の住民に優位に立ったのって、
恐怖政治→ナポレオン独裁・帝政によってだよ

アンシャンレジーム時代には、高等法院などに王権は制約されていた

732:世界@名無史さん
07/09/17 12:22:19 0
アッシニア紙幣の暴落ぶりとか、ナポレオンまで
財政問題は失敗し通しだな
URLリンク(www5a.biglobe.ne.jp)


733:世界@名無史さん
07/09/17 13:23:25 0
地方や農村にとっては、大革命直後よりも、産業革命後の変化のほうが
大きかったんじゃなかろうか。
鉄道網が発達し、工業化が進展したことによって伝統的熟練を必要と
しない労働が増え、職人組合が衰退した。
また、それまで村の司祭に委ねられていた教育が、国家の手に移る。


734:世界@名無史さん
07/09/17 15:18:37 0
>>636
フランス政治が不安定化する理由は、

(1)人種構成の多様さ
(2)極度の中央集権構造への反発
(3)近代以降の経済発展の緩慢さ

からきているそうでつ。

735:世界@名無史さん
07/09/17 15:36:51 0
フランスって国も、地方分権の流れが出来たら、あっという間に3つ4つに分裂しそうだな。

736:世界@名無史さん
07/09/17 15:42:41 0
>>735
北のオイル語地域と南のオック語地域に分裂するかな?
その他にコルシカ、バスクあたりもきな臭そう。


737:世界@名無史さん
07/09/17 16:40:13 0
>>736
フランスの場合旧植民地のコモロ諸島で独立した島はクーデター連発で残留した島は安定なんてあるし
(そんなもん見てりゃニューカレドニアだって独立する気失せる罠)
案外ずっとまとまってそうな希ガス

738:世界@名無史さん
07/09/17 16:51:31 0
イギリスやフランスの場合、国家の歴史が古いので、分裂することはなさそう。
せいぜい国家統合の形がゆるやかになるくらいじゃないだろうか。

739:世界@名無史さん
07/09/17 18:02:46 0
参加したくて3日前から過去レス読んでるんだが、長すぎてまだ半分も読めん。

740:世界@名無史さん
07/09/17 20:11:14 0
>>738
イギリスの場合、スコットランドはあともう一押しあったら独立しかねない状況が続いてるが。

741:世界@名無史さん
07/09/18 00:52:50 0
>>739
2ch専用ブラウザ使ってる?

URLリンク(www.monazilla.org)<)


742:世界@名無史さん
07/09/18 19:48:47 0
>>738
UKの意味を再考せよ。「これからそれぞれ独立するか」と問う意味なら、知るかボケ

743:世界@名無史さん
07/09/19 02:56:21 0
>>735>>736
共和国原理に基づいてということなんだろうけど、
単一言語教育が本当に徹底して叩きこまれているから、
今更独立という方向には、なっていきにくいところだと思うけどね。
地方語教育が本当に生きているスペインなどは、
逆に、その宥和的態度が分離独立運動を活気付けているというのは
フランス領とスペイン領のバスク地方を比べればよく分かる。

フランス分裂の「危機」が来るとするなら、
EUでさらに極端な英語化が進行し、かつ労働力移動が更に激しくなって
標準フランス語の実用的地位が、フランス国内でも本当に没落した時だろうかね。
つまり、フランス語が英語と地方語の挟み撃ちにあうような状況だが、
さすがに当分は来ないだろうw

744:世界@名無史さん
07/09/19 09:55:39 0
フランス革命期に奴隷制廃止と普通選挙の実施を強硬に主張したグレゴワール
神父は、同時に、フランス本国における方言撲滅運動の推進者でもあった。
「理性」と「人権」の勝利はフランス語という「文明」の言語を通してのみ
可能であるという信念が、フランスの「人権思想」と分かち難く結びついて
いたのである。

ちなみにフランスは植民地においても、現地の人間に自らの母語や文化は野蛮な
ものであるという信念を叩き込み、フランス本国と同じ教科書で、「我らが先祖
ガリア人は……」という記述を暗証させた。
この辺の事情はイギリス植民地と大きく違っている。

745:世界@名無史さん
07/09/19 14:24:29 0
> 「理性」と「人権」の勝利はフランス語という「文明」の言語を通してのみ
> 可能である

なんでここまで思い上がれるんでしょうかね?
ナポレオンで戦争に勝ったから?


746:世界@名無史さん
07/09/19 14:31:13 0
>>745
つーか、18世紀のフランスで、"Civilisation"(文明)といえばただ一つ、
「フランス・サロン文化」のことだった。絶対主義に反対した啓蒙主義者
たちにもこの見解は共通していた。彼らにとって「文明化する」、「啓蒙化する」
とは、端的に「フランス化する」ことだった。
彼らにとって、フランス文化は理性に適った至上かつ唯一の法であって、
この法に適合させることこそが「啓蒙」だったのだ。
この時代はフランス語は各国宮廷の共通語だったし、フリードリヒ2世や
エカテリーナ2世もフランスのフィロゾーフを招いたりしている。

747:世界@名無史さん
07/09/19 21:46:44 0
衛星映画劇場 ナポレオン 第一部 1927年・フランス NAPOLEON
10月2日(火) 午前0:50~午前2:51(1日深夜)

共和主義の実現を目指す若きナポレオンの雄姿を壮大なスケールで描いた歴史大作。
斬新な映像表現を試み、「戦争と平和」「鉄路の白薔薇(しろばら)」とともにサイレント映画の
歴史に輝くアベル・ガンス監督作品。12時間に及んだオリジナル版を約4時間にまとめた復刻版。
第一部は、一風変わった少年時代から、青年将校となり政治的混乱の最中にあったフランスで大手柄
をたてるまでが描かれる。

(原題:NAPOLEON)
〔監督・脚本〕アベル・ガンス
〔撮影〕ジュール・クリュージェ
〔音楽〕カーマイン・コッポラ
〔出演〕アルベール・デュードネ、ウラジミール・ルーデンコ、アレクサンドル・クービッキー ほか
(1927年・フランス)〔無声映画(活弁:澤登翠)/白黒〕


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