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>>302 続き
マイヤーと彼の擁護者の自己矛盾を示す一例が、木の周りを旋回するプレアデスの宇宙船を撮影し
た連続写真である。この連続写真の問題点は、別のUFO研究家が現場に行ってみると、
そこに木が無かったという事実だ。これに対してマイヤーは、写真撮影が終わった直後宇宙船
がこの不運な木を分解してしまったからだ、と説明した。コーフが同じ質問をスティーブンズにぶ
つけてみたところ、彼は、その木は別の時間枠に瞬間移動させられてあの場所からは消え
てしまったのだ、と答えた。この連続写真について、カール・コーフは、何もかも作り事ではな
いかと考えた。なぜなら、この写真をよく見ると、ほんの数秒間に連続撮影したことにな
っている写真の一こまごとに雲の形が変わっているのがはっきりと見て取れるからだ。ジェ
ネシスⅢは、問題の日はとくに風が強かったと主張しているが、これは当日の天候の記録とは
一致しない。記録では、この日の最大風速は時速25kmとなっている。そこでコーフは、現
場の背景の写真に、模型のUFOと模型の木の写真を2重焼付けにしたものだと推論した。
そして現実に、プレアデスの宇宙船の模型がマイヤーの農場で見つかった(マイヤー本人に言わせると、
現実の遭遇体験をもとにして作った模型だそうだが)。
おそらくマイヤーの擁護者の中でも一番信用できない人物が、ジェネシスⅢのジム・ディレトッソだろ
う。カール・コーフは、彼との長いインタヴューを記事にしている。その中で、ディレトッソは、1950年代
にウェンデル・スティーブンズと、リチャード・ミラーというUFO学者が、アメリカ空軍の要請で宇宙人との
トランスチャネリングを遂行したと語っている。
彼らはアラスカへ飛びました。アラスカの磁場が共鳴感応に適していると聞いたからです。私たち
は、リチャードとCIAの局員が宇宙人とのトランスチャネリングを行ったときの何百本という録音テー
プを入手しています、、、、、、、このCIA局員のうち2人は、、、深刻な人格異常をきたしま
した。それはなぜかと聞くとディレットソはこう答えた。
、、、、、、チャネリングをする人間に共通する何かが原因のようです、、、、彼らの脳細胞の塩類の構
造が変化し、彼らは糖尿病になってしまうのです。
最近の二人のローマ教皇や、東洋の大勢の宗教家が糖尿病を患ったという研究報告があります。