09/02/09 16:12:03 0
ヨーロッパ人が驚くのは
天皇と執権が別であるという事実に驚く。
なぜなら彼らは宗教の政治支配に苦しみ
宗教から政治の自由を得ようと血みどろの
戦いを宗教とやって手に入れたわけである、
それを日本はいとも簡単にやってのけて
それをなんら自慢もしない別段特別な
事とも思っても居ないことに彼らは驚く。
近代日本の発展ほど、世界を驚かせたものはない。
一系の天皇を戴いていることが今日の日本をあらしめたのである。
私はこのような尊い国が世界の一ヶ所位なくてはならないと考えていた。
世界の未来は進むだけ進み、その間、幾度か争いは繰り返されて、最後の戦いに疲れる時が来る。
その時、人類はまことの平和を求めて、世界的な盟主をあげなければならない。
この世界の盟主なるものは、武力や金力ではなく、あらゆる国の歴史を抜き越えた、
最も古く、また尊い家柄でなくてはならぬ。世界の文化はアジアに始まって、アジアに帰る。
それはアジアの高峰、日本に立ち戻らねばならない。
我々は神に感謝する。我々に日本という、尊い国をつくって置いてくれたことを・・・。
1922年(大正11年) アルバート・アインシュタイン博士