06/03/22 22:30:39 O
個人的な見解なんだが
「自由主義と世界秩序と反ファシズムの為にアメリカはナチスの独裁者と戦いました」
という一般的なイメージは、大部分、戦時中や後世の創作なんじゃないかと思う。
当時のアメリカ財界では「戦争で欧州に介入するのではなく、ドイツとの貿易を更に充実させることでこそ、世界秩序は保たれる」
みたいな趣旨で、対独宥和政策を強く支持して戦争反対を主張してたし、そのためのキャンペーンも行っている。
(>>78のリンドバーグの遊説もその一環)
例えは悪いが、今の日本で言えば中国の軍事大国化に目をつぶって、対中投資と貿易を更に拡大することが
日中友好とアジアの安定につながる、と主張してる輩と同じようなものだったのかもしれない。
結局は参戦派が政治力で上回ってアメリカは参戦した。だからアメリカはその参戦を正当化する必要があって、
戦後は、アメリカの参戦は正義の為、みたいなイメージを宣伝してきたのではないかな。