06/05/14 03:11:20 0
>377
>倭寇って今でも華僑と同じように使われているの?
「倭寇」は東シナ海を拠点とした国際貿易的海商です。こういう稼業はかならず、複数国籍のメンバーで構成されます。
倭寇も在日華僑も「日中合弁家族企業」です。同様に、在米華僑の場合は「米中合弁家族企業」。
倭寇は船乗りで、取引が上手く行かないと海賊行為に走るタイプの商人w
このタイプの商人はヨーロッパ、アメリカでも普~通にいました。というか、伝統的海商はみ~んなこんな感じ。
「倭寇」は中国側から見た連中の「呼び名」で、日本側の言い方では「海賊」。徳川幕府の海賊禁止令と鎖国政策で
倭寇は廃業に追いやられ、全滅。東シナ海貿易は長崎の日清貿易と日蘭貿易中心の体制に変化。
「華僑」は日本側から見た連中の「呼び名」で、中国側の言い方では「僑民」または「在外同胞」。日本と異なり、
中国には国内の国民の「戸籍」の他に在外同胞の「戸籍」が制度化されています。つまり、僑民は「二重国籍」を
持つ人々の集団といえます。
在日華僑は長崎通詞の流れを汲んでいる華僑を除き、一般的に明治以降の連中です。仮に「この連中」が中国沿岸で
海賊行為を働き、中国の「津々浦々」を荒し回る場合、中国側はおそらく「この連中」を「倭寇」と呼ぶと思います。