08/07/22 00:20:31 0
>>841 カリスマへの道
ひとことで表せば情報操作の賜物。 結果 うそではないので「風説の流布」には当たらない。
復権裁判記録のラクサールによると「フランスは一人の女性によって荒廃するが、その後、
一人の乙女によって立て直されるであろうと、昔から言われていなかったでしょうか?」と立身の正当性を主張している。
一方、デュノワの証言からジアンを通過したとの噂が広がった旨の証言があるが、
ジリ貧だったオルレアン市民にとっては効果的であったと考えられる。
これはヴォークルール出発から5日目のことだが、ジアンは通過しただけであるにも係わらず(飯ぐらいは食べたかも)、
その目的がきちんと伝わってるので意図的に流布したに違いない。
また人数的に7人とこじんまりとしていたことも幸いしていたのではなかろうか。 ここまではシノンまでの布石。
最重要ポイントは「抜群の記憶力」。
処刑裁判記録で立証されているが文字が書けないのでメモすることができず、従って覚えるしかない。
またその記憶が日時で整理されているから、おそらく何事にも簡潔に意見・返答していたと思われる。
次が「適当に当たる予言」。 いい加減って事ではない。 例えばアランソンは助けるのだが、その代わり誰かが犠牲になっている。
最期に「女の勘?」。 戦うときと休むときのメリハリがはっきりしている。
特徴的なのは満月の日にはいくら挑発されても戦わない。 移動するのも夜になってから。
とはいえ全戦全勝なら人はついていくでしょう。 しかしながら、戴冠後は皆様のご存知の通り。