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【主張】銃撃日本漁船 洞爺湖でも領土原則貫け
ロシアが、北方四島周辺海域でカニかご漁をしていた日本の漁船「第31吉進丸」に威嚇発砲し、
乗組員1人に銃弾を命中させ死亡させた事件が発生したのは一昨年8月16日のことである。
日本政府はその後、事件の重要な証拠物件として拿捕(だほ)漁船の返還を強く求めてきた。
ところがロシアは、これを無視して国営の漁業関連会社にすでに譲渡したという。他国の漁船を
拿捕し、勝手に自国の財産にするとは時代錯誤の野蛮な行為である。
同漁船には衛星利用測位システム(GPS)も搭載されており、ロシア側が事件の重要事実を
隠蔽(いんぺい)し、闇に葬り去ろうとしているのではないかとの疑念を呼ぶ。
終戦直後、日本が大混乱する中でソ連は、どさくさに紛れて択捉、国後、色丹、歯舞の北方四島
と周辺の島々を実効支配し、約1万7000人の日本人住民を強制退去させた。
ロシア側は、1951年のサンフランシスコ平和条約で、日本が千島列島を放棄したことをとらえ、
列島に属する北方四島はロシア領だと主張している。だが、ロシアはもともと同条約に調印して
おらず、詭弁(きべん)でしかない。
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