09/04/13 20:44:44 0
「今昔物語」にも、「丹波守平貞盛、児ノ肝ヲ取リシ語」として、
平清盛の先祖に当たる平貞盛が、傷の治療に胎児の生き胆がいいと医者から言われ、
息子の妻がちょうど妊娠中だったので、息子に妻を差し出せといったって話がある。
驚いた息子がその医者に相談し、医者が「血の繋がった胎児の肝は役に立ちません」と言ったので
息子の妻は難を逃れることが出来た。
しかし、ちょうど妊娠中の婢がいたので、その婢を殺して胎児の生き胆を取った。
そして、その後、このようなことが世間にばれたら、世間体が悪いと思い、その医者を殺そうとしたって話。
まあ、伝説だから、事実がどうかは分からないけどね。