05/08/08 22:30:38 0
>>52
> 一時期モンゴル西部を占領してたトゥシェグーン・ラマって人もいたね。
これはジャー・ラマ(ダンビ・ジャンツァン)のことですな。
ジャー・ラマにトゥシェグーン・ラマという別名があったかどうかは知らないが、
オッセンドフスキーの『動物・人間・神々』では、ホブド攻略で活躍した人物
として描かれているから、同一人物(ジャー・ラマをモデルにした架空の人物?)
とみていいでしょう。
ジャー・ラマは1890年頃、アムルサナーの化身として現れたが、まもなく
姿を消し、1900年頃一旦再登場、また姿を消し、本格的に西モンゴルで
活躍を始めるのは1910年頃から。
ただ1890年頃見た目は30~40歳だったのに、1910年頃にもまだ見た目が
40歳過ぎだったというから、おそらく昔のジャー・ラマとは別人。
まあ「抗日の英雄・金日成」みたいなもので、同じコードネームを名乗る
ゲリラが何人もいた、という話でしょうな。