08/08/07 07:26:16 O
>>455
スターリンはレーニンやトロツキーが内政、外交の問題に忙殺しているのを見計って、着々と陰謀の手筈を整えていた。
古参ボルシェヴィキであるカーメネフとジノヴィエフなどを味方につけ、レーニンの病死を機に、トロツキーから権力を吸い取り、エピゴーネンによる反トロツキズムキャンペーンを開始した。
(カーメネフもジノヴィエフも反スターリン派となりのちに粛清されたが)
レーニンや他のボルシェヴィークのスターリン評は「強靱な意思力、優れた実務的知恵、影のように存在が薄かった、狭量な政治的視野、粗暴、(晩年に至っては極度の勘繰り)」
名のあるナチス幹部が高いIQを誇っていたのは結構有名だけど、ボルシェヴィークの中ではスターリンは内心レーニンとトロツキーに嫉妬心を抱いてたらしい。
スターリンの異常な粛清や暗殺は、劣等感の表れなのだろうか。
一介の「書記」としては、優れていたらしいが。