08/07/21 08:05:45 0
>>711>>718
ももと二元論的な高山、山岳の厳格な信仰と多元的な密林低地の
打算的で享楽的な信仰が合わさってできたのがバラモン教。
西方乾燥地帯には厳格が、東方湿潤地帯には享楽が伝達された。
厳しい乾季とスコールの違いだろうな。
インドの西方程高地が多く内陸乾燥地帯に近く、東方ほど低地が増え、太平洋の影響が強くなるからだな。
二元論は統一と忍耐(断食や戦闘等)の為に、多元論は寛容と多産のためにだろ。
ステレオタイプにわかり易く言うとこんな感じ。
>>697>>695
理論に拘泥し過ぎだろ。
カーストに対する否定はそうだが、多産や性を正面から肯定してないからだよ。
これはもともと仏教が山岳信仰のように修行や厳格な規律を要求する
ものだったからだな。これが低地の農耕社会に受け入れられる過程は
多産とその原因たる性を肯定する過程とパラレル。
バラモン教が普及した過程と仏教が普及しなかった過程は同じ理由だな。
東南アジア等で小乗(上座部)から大乗に移行する必然性もこんな過程だろ。
信仰を分析するのなら理論ではなく生活面から分析することだな。
実証性を軽視するのは仏教徒やその研究者の悪い癖だなw
観念的に考えるとそれこそインドのスパイラル的な輪廻のような思想に陥るよ。