【刀剣弓矛】 武具総合 【槍槌鎧楯】at WHIS
【刀剣弓矛】 武具総合 【槍槌鎧楯】 - 暇つぶし2ch100:世界@名無史さん
05/02/03 22:58:56 0
100


101:世界@名無史さん
05/03/06 03:04:24 0
月例age

102:世界@名無史さん
05/03/06 03:40:08 0
スレ趣旨に沿った話をすると場違いになりそうなので暫く静観。

103:世界@名無史さん
05/04/05 12:52:51 0
ほとんど防具を身につけない部隊が根強く存在する謎

104:世界@名無史さん
05/04/05 20:32:42 0
>>103
現代の歩兵とかな

105:世界@名無史さん
05/04/06 00:17:14 0
ローマ重歩兵の腕を斬り飛ばすほどの大鎌が精錬できるのに
裸で攻めてくるダキア人の謎

106:世界@名無史さん
05/04/06 23:47:32 O
勇気の証

107:世界@名無史さん
05/04/08 00:14:17 0
質問です。
17世紀アタリに貴族が使っていた
レイピアの「鞘の素材」をご存知の方は
いらっしゃいませんでしょうか。

皮革か、金属かあたりを予想しているのですが
詳しい方がいたら教えて下さい。

108:世界@名無史さん
05/04/08 00:35:38 0
>>107
回答:基本的には木製。真鍮や黄銅や金、銀で装飾。

補足:革、金属もある。

蛇足:刺突よりも相手の顔を斬りつけ、醜い傷を与えて屈辱感を与える武器

109:107
05/04/08 00:39:04 0
>>108さん
なんと。木製が基本なんですか。
参考になりました。ありがとうございます!

110:世界@名無史さん
05/04/14 02:03:08 0
>>107
革ですよ。
自分は今までに50本ほどのレイピアを見ていますが、
全て革です。

111:世界@名無史さん
05/04/14 16:52:03 0
最も一般的な木製の鞘は、布や革で覆われることが多く、
革製の鞘は一部が金属で覆われることもある。
刃物の差し入れ口や鞘の先の部分は、特に傷みやすいため、
金属で補強される場合が多い。

19世紀のヨーロッパでは、全て金属でできた鞘がポピュラーになった。
これは、刃物の切れ味を悪くしてしまうという欠点は持っていたものの、
革や木製の鞘に取って代わり、19世紀が終わるまでの主流を占めた。

112:世界@名無史さん
05/04/14 19:13:35 0
日本の戦国期における薙刀の使用率ってどれくらいですか?
私の中では薙刀は廃れて長柄槍が全盛した時代だと思うんですが……。>戦国

113:世界@名無史さん
05/04/16 20:26:27 0
坊主くらいじゃねーかな薙刀使ってたのは

114:世界@名無史さん
05/04/16 22:39:13 0
合戦図屏風には薙刀持った武士が描かれてるよ

115:世界@名無史さん
05/04/16 23:42:32 0
室町以前の薙刀は従者の主兵装。
槍が登場すると急速に取って代わられる。

116:世界@名無史さん
05/04/17 05:41:57 0
大阪の陣にも描かれてるがな

117:山野野衾 ◆a/lHDs2vKA
05/04/17 07:53:10 0
>112
少数ながら、持鑓の代わりに使用している者もおりましたよ。
「鑓働き」と記録してよいのかと問われるくらいの使用頻度でしたが。

118:世界@名無史さん
05/04/17 14:00:45 0
二番槍となることを嫌い、薙刀を使う人間もいたが、大多数を占める足軽の兵装は貸与された物であり
長槍が標準装備化された事は疑う余地が無い。

薙刀が高比率で使用されたかの様に書くとは何を考えているのか

119:山野野衾 ◆a/lHDs2vKA
05/04/17 14:47:43 0
だから、「持鑓」と。数鑓ではありませんよ。
二番鑓を嫌う場合、同じ長柄ではなく、刀を抜く者もおりましたね。

120:世界@名無史さん
05/04/17 17:43:44 0
祖母ちゃんから譲り受けた家宝の筑紫槍はどう見ても三国志の大ナタなんだけど、
これは本当に槍?
銃刀法の関係で封印されていて詳しく穂先を見れません。
教えて(ry

121:山野野衾 ◆a/lHDs2vKA
05/04/17 18:26:04 0
筑紫長刀ではないのですか。別名鉈長刀というくらいで、形状は名前の通り。

122:世界@名無史さん
05/04/18 15:47:43 0
新紀元社から出てる、「武器と防具 中国篇」て絶版になってしまったのでしょうか?

123:世界@名無史さん
05/04/22 21:15:06 0
なぜかテレビ東京に西洋甲冑師の三浦さんがでてたな。


124:世界@名無史さん
05/04/23 21:54:44 0
>120
槍の場合は銃刀法に関係なかったかと.....


125:世界@名無史さん
05/04/23 22:18:11 0
所持者が詳しく見れないほど封印されてることなんかあるのか

126:世界@名無史さん
05/04/24 22:21:57 0
>>125
草薙剣

127:朱由檢
05/04/24 22:30:20 0
>>15
槍は刃渡り15cm以上は規制対象じゃない?

128:世界@名無史さん
05/04/25 01:48:27 0
ネット上で東西を問わず甲冑や武器(刀や槍)を解説しているところ御存知ありませんか?

129:世界@名無史さん
05/05/08 18:47:58 0
【十字軍】キングダム・オブ・ヘヴン【ジ・ハード】
スレリンク(cinema板)


130:世界@名無史さん
05/05/21 20:50:38 0
>>105
詳細 機煩。

131:130
05/05/21 20:52:34 0
特に
>ローマ重歩兵の腕を斬り飛ばすほどの大鎌
の所。

132:ジャーンジャーンジャーン げえっ伏兵だ!
05/05/22 10:48:04 0
ここageますよ。

133:130
05/05/22 16:23:37 0
調べた所、ダキア人の大鎌というのは
URLリンク(www58.tok2.com)
のことらしいんです(でもこれは鎌というより刀剣類のような……)。
これで合ってますか?


134:世界@名無史さん
05/05/22 21:00:26 0
俺のポコチンは反りが深いので鎌倉時代なら大ブームだったと思います

135:世界@名無史さん
05/05/22 23:57:04 0
>>134
え? なにそれ? 詳しく。

136:世界@名無史さん
05/05/23 21:48:57 0
>>134
俺は長いので長槍隊隊長になるな

137:世界@名無史さん
05/05/26 10:04:03 0
しかし話題が少ないですね。

138:世界@名無史さん
05/05/26 12:13:18 0
>>134
>>136
刀身を動物の皮で覆って保護するなんてすごいな

139:世界@名無史さん
05/05/26 17:24:06 0
んん??

140:朱由檢 ◆MfD.4zQt1.
05/05/27 18:13:04 0
日清戦争時に清軍が弩を使用したことは知ってたけど、
WWⅠにロシア軍が投石器を使用したことを今日はじめて知ったよ。

141:世界@名無史さん
05/05/27 23:28:25 0
質問。
実際の戦いでハルバードを使う
騎士はいたのでしょうか?

142:世界@名無史さん
05/05/29 02:07:35 0
>>141
いたんじゃない?
ただ、アレは両手持ちの歩兵の武器なので騎士っぽくは無いかも?

143:世界@名無史さん
05/05/29 02:14:26 0
騎士というか徒歩のメンアットアームズだな。
馬上で使うメリットはなさそう。

144:世界@名無史さん
05/05/29 03:58:04 0
中国の騎兵はポールアーム振り回しまくってますが。

145:世界@名無史さん
05/05/31 16:38:05 0
URLリンク(www.worldtimes.co.jp)
朝鮮が7世紀に世界初のロケットを開発、北朝鮮が主張
【ソウル 31日 ロイター】 

北朝鮮の朝鮮中央通信社(KCNA)は30日夜、朝鮮民族が1300年以上
も前に世界最初のロケットを開発していたと報じた。
KCNAは、7世紀の高句麗時代末期に、現代のジェット推進型ロケットと
類似した兵器が使われていたと主張。「最初のロケットは非常に簡素だが、
原理は現代のものと似ている」と伝えた。
さらにKCNAは、高麗時代(918―1392)にも、「ファジョン」と
呼ばれるロケットが生産されたと説明。これは全長ほぼ1メートルで、
ロケット推進技術を駆使したやじりが使われていたとしている。

146:世界@名無史さん
05/06/01 07:21:44 0
>>145
それはひょっとしてギャグで言ってるのか!?

147:世界@名無史さん
05/06/02 04:00:19 0
>>145
10世紀ごろに中国で火薬を使って槍を飛ばす武器が開発されてる。
12世紀の中国には大砲がある。
13世紀には高麗は元の支配のもとで日本に攻めて、矢+火薬のてつはうを使ってる。

148:世界@名無史さん
05/06/02 13:40:17 0
>>147
中国の現存する最古の大砲は13世紀末のものじゃなかったか?

ちなみに朝鮮で火器について言及している最古の記録は14世紀半ばらしい。

149:世界@名無史さん
05/06/02 14:11:54 0
火砲の成立年代ではなく、朝鮮に起源があると捏造している事が問題だと気付け

150:世界@名無史さん
05/06/02 15:00:57 0
いや、12世紀ってのが気になって書き込んだんだが。
インドにはブラフマ・ストラが核兵器だったとか主張するヒンドゥー・ナショナリスト
までいるらしいので、個人的に>>145程度の主張ではあんまり驚かない。

151:あやめ ◆C0.O2CxIMg
05/06/02 15:44:22 0
御教示を得たいのですが現代の弓道で弓の強さをkgで表現していますね。
洋弓の場合は何ポンドと言ってるようです。このような重量表示はどのように
計測するのでしょうか?普通に考えて矢を番えて最大に引き絞ったときの
半径みたいな数字に思えるんですが、それなら長度によって表現されるべき
なのに、何で重量で表すのかという点が判りません。或いは弦に重量負荷を
かけた場合の数字なんでしょうか?弓その物の重さじゃないですよね。
なお昔の日本では「十三束三伏の矢」というように絞りの長さで表現していたと
思います。支那の場合は何斤の弓といった表現をしていますが、その計測の
実態が判りません。

152:世界@名無史さん
05/06/02 16:12:55 0
中国では弓を作った後に弦に重りを引っかけて張力をチェックしてたような

153:世界@名無史さん
05/06/02 17:22:25 0
>>151
「質量」じゃなくて「kg重」という「力」の単位。力というのは
質量に加速度を掛けたもので1kgの物体に働く重力(これは加速度)
の力が1kg重。現在はニュートン(N)が使われる。9.8N=1kg重.

154:世界@名無史さん
05/06/02 17:55:26 0
いわゆる弓力ってやつですね。

155:世界@名無史さん
05/06/03 00:56:50 0
>>148
宋書に記述があったような。

156:世界@名無史さん
05/06/03 01:44:44 0
マスケットライフル、ホーイロックガンはこっちで扱っていいのかな
16c~18cだから軍事板とはちっと違う気が希ガス

で、質問なんだが上記の銃は暴発とかどの程度起きたんだろう?
あと火薬と弾はいつ込めてる?米英独立戦争時代だと撃つ少し前らしいけど
16世紀ごろの海賊とかは常に持ってるがあれは弾込めて安全装置を付けてるだけなのかな

それとあるマイナー歴史映画で手のひらサイズのホーイロックガンがあったんだが詳細わかる?

157:世界@名無史さん
05/06/03 15:21:33 0
詳細が知りたければ関連事項は詳細を書いときな

158:朱由檢 ◆MfD.4zQt1.
05/06/03 22:28:29 0
>>156さん
参考になるかはわからないんだけど。
ヨーロッパ製マスケット銃の暴発が多かった理由は三つ考えられると思う。
①砲手の問題。
正確には暴発じゃなく、取扱者の無知が原因なんだけど。
ホイール式、フリント式が普及した当初、
火種を持っていないのに発砲できることを理解できず、
弾を装填したまま、空砲のつもりで冗談や脅しなど面白半分に引金を引いてしまい、
同僚を誤射するケースを“暴発”ととらえたもので測定は不能。
②銃身の強度の問題。
これはヨーロッパの技術水準が低くさが原因。
当時の銃身は真鍮や錬鉄で作られてたんだけど。
別スレッドで触れたとおり、イスラム圏レベルの精錬技術に到達したのは19世紀で、
それまでヨーロッパは一流の銃用にわざわざオスマン製の銃身を輸入していたほど。
真鍮は銅と亜鉛の合金なんだけど、当時のヨーロッパは亜鉛を精錬する技術がなく、
亜鉛の原石(カラミン)を直接混ぜて真鍮をつくってたから、不純物たっぷりの粗悪品。
もちろん強度もいわずもがなで暴発するのも当然かなって感じ。
③銃の構造上の問題。
これは発火力の弱い火打石を利用し前装式銃であったことに起因することなんだけど。
マスケット銃は火打石や火薬、装填の不備によりかなり割合で不発が起こったみたい。
晴れた日の乾いた状態でも15%、湿っていると30%もの高い確率で不発が起こったの。
1834年英軍の実験によれば、 不発率は理想的な条件下さえ13%という結果がでてる。
不発に気付かないまま、その上に装填を重ね通常量の2倍の火薬に装填してしまって、
暴発につながる事例が多かったようだから、不発率=暴発率と考えていいと思う。
フランス軍医ラレイの報告によれば、1813年暴発による負傷件数は3000件あったんだって。
(参考文献:『世界銃砲史』/岩堂 憲人著/国書刊行会)

159:世界@名無史さん
05/06/05 01:41:30 0
>>157
名前忘れてしまった
17cあたりのイングラント高地、低地の話

>>158
激しくサンクス
参考文献も見てみるが、、、本が置いてない

160:世界@名無史さん
05/06/05 17:53:44 0
キングダム・オブ・ヘブン観てイスラムの軍隊に興味もったのですが
西洋甲冑と違ってイスラムの甲冑(アイユーブ朝)の資料ってググってもほとんどヒットしない・・・('A`)
写真かイラスト資料の見られるサイトってないでしょうか・・・?

161:若狭 ◆yqXqaUpMzk
05/06/05 22:05:46 0
>>160さん
サイトには心当たりはありませんが、とっつきやすい本なら下記のものがあります。
よろしければご参考まで。

URLリンク(www.amazon.co.jp)

162:160
05/06/06 12:38:50 0
>>若狭 ◆yqXqaUpMzk さん
ありがとうございます!早速注文しました。


163:世界@名無史さん
05/06/07 14:12:06 0
>インドにはブラフマ・ストラが核兵器だったとか主張するヒンドゥー・ナショナリスト
>までいるらしいので、
「スプリガン」ですか。

164:世界@名無史さん
05/06/07 17:49:13 0
>>160
こっちの本はイラストだけだけど、十字軍からイスラムの軍勢の大まかなことが触れられている。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

165:世界@名無史さん
05/06/08 13:14:36 0
英語でいいならこっちの方が濃い内容。訓練などにも触れている。
URLリンク(www.amazon.co.jp)

166:160
05/06/08 14:04:19 0
>>164さん
レスありがとうございます!実はこの本購入済みだったりします^^

>>165さん
おぉ、洋書はチェックしていませんでした!ありがとうございます。
英語は苦手ですが是非購入したいと思います。


167:世界@名無史さん
05/06/16 17:13:33 0
あげ


168:世界@名無史さん
05/07/04 22:27:53 0


169:横槍
05/07/17 15:34:53 0
すまん、一つ気になった。

>164が紹介してる本、ちょっと信憑性に疑問があるんだよな…。
俺も書店で立ち読みしたけど、正直に言うと間違ってる箇所があったんでどうだかなあと。
いろんな本を読むことはもちろん大事だけど、何が正しいのかを判断できるだけの
正確な知識を持つ事も大事なんだよな。
(でもそれにはいろいろ見聞きするしかないんだが……)

てなもんだ。
横槍スマソカッタ。。。

170:世界@名無史さん
05/07/18 01:40:07 0
何が間違ってるのか書かずに正確な知識を持てと言われてもなー

171:世界@名無史さん
05/07/22 20:34:23 0
俺もその本持ってるんで激しく気になる。
できたら詳しく。

172:世界@名無史さん
05/07/22 20:35:50 0
スレ違いだと思うのならこっちでも
スレリンク(whis板)l50

173:世界@名無史さん
05/07/26 13:48:11 O
ふと思ったんだが、連孥にクランクとゼンマイを組み込んだらフルオートで矢を発射できん?

174:世界@名無史さん
05/07/26 14:03:45 O
出来るとは思うが、単なる玩具で終わるような気がする。
古代の戦争は人海戦術だから、連弩よりも弓兵を大量動員したほうが有利。

175:世界@名無史さん
05/07/26 14:36:37 O
けど普通の連孥と違って威力が打ち手の腕力に依存しないし、連孥最大の弱点である威力の問題は解決しない?もちろん主力武器にはならないけどさ

176:世界@名無史さん
05/07/26 19:57:51 0
バリスタと投石器って用途が被ってる気がするんだけど
何か違いってあったの?

177:世界@名無史さん
05/07/26 20:14:52 0
>>176
簡単にいえば、野砲と臼砲の違いのようなものだろうか。

178:世界@名無史さん
05/07/26 20:38:03 0
>>177
バリスタ=長射程、高精度、小威力
投石器=短射程、低精度、大威力

といった感じっスかね?

179:177
05/07/26 20:42:48 0
むしろ根本的な要素は射線の違いにあるだろう。

180:世界@名無史さん
05/07/26 21:46:30 0
Trebuchet、Mangonel、Onager、Ballista、Scorpion、Arcu-ballista

投石器とデカい弓矢にしか見えないんだが何が違うんだ?

181:180
05/07/26 22:32:12 0
投石器とデカイ弓矢じゃ大違いだな。射線が直線的なバリスタは、
攻城戦のみならず野戦においても歩兵の密集隊列に打ち込めば大きな殺傷効果が期待できる。
つまり投石器の効果域は点でしかなく、密集隊列に打ち込んでも破壊面積は1~3人程度の範囲。
バリスタは射線上の敵兵全てを殺傷できる線であり、効果域の面積の広さでは投石器を上回る。
逆に投石器は放物線を描いて飛来するため、城壁を超えて城内を破壊することができ、
さらに命中すれば城壁や高楼、家屋などの破壊効果はバリスタを凌ぐ。

182:177
05/07/26 22:33:12 0
訂正。181の発言は私です。

183:世界@名無史さん
05/07/26 23:31:07 0
>>181
何かの映画で中小の岩石を多数発射し敵軍に岩の雨を降らせる場面があって
「おお! こう使えば投石機も結構広範囲を制圧できるな」
と感心した事があったんだが・・・

184:世界@名無史さん
05/07/27 02:41:30 0
マンゴネル
URLリンク(www.mangonel.com)
オナガー
URLリンク(www.siege-engine.com)
トレブシェット
URLリンク(www.hands-net.jp)

スコルピオン
URLリンク(www-2.cs.cmu.edu)
アーバレスト
URLリンク(schoolcenter.nsd.org)
バリスタ
URLリンク(schoolcenter.nsd.org)

185:世界@名無史さん
05/07/27 04:53:32 0
>>181
投石器で岩をバラバラ飛ばしたりもするし
バリスタで縄を打ち込んで建造物を引き倒したりもする。
バリスタは軌道が低くするけどそれは命中率は高める為であくまで放射線。
だいたい左右ならともかくそんな前後に密集しない。
バリスタで石飛ばしても充分な破壊効果はあるし、種類よりも石とカタパルトの大小の方が関係ある。

それから>>180>>184みたいな投石器ごと石弓ごとの違いの詳細を聞いたんだと思うぞ。

186:朱由檢
05/07/29 00:28:09 0
>>173さん
漢末の諸葛孔明(181-234年)がスプリングを利用した同様の兵器、
袖箭(ちゅうせん)を著書“機輪経”(散逸。)で紹介してるってば。
宋代の道士・霞鶴が四川省で“機輪経”を発見し、
明代には改良型の連発式袖箭も開発されてるけど、
>>143さんが予測した通り非実用的な趣味の兵器で終わってるよ。

187:世界@名無史さん
05/07/29 07:14:10 0
袖箭のどこにクランクがあるって?




188:世界@名無史さん
05/08/02 17:11:10 0
オナゲルは紀元前3世紀ごろに開発された投石機です。カタパルトと同じように捻りバネを利用して石を
射ち出しました。横に倒した腕木がバネの力で前方のクッションに激しくたたきつけられ、腕木にぶらさが
っていた石がいきよいよく飛んでいくという仕組になっています。腕木がクッションをたたく様子が、ロバが
後足でキックするのに似ているためオナゲル(野性のロバ)と呼ばれました。

189:世界@名無史さん
05/08/13 00:24:37 0
ハンガリーのフザールなどが持っている
左右非対称の盾の名称わかるかたいませんか?

190:世界@名無史さん
05/08/18 15:11:39 0
>>189
洋書ではたしかhungarian paviceとか書いてたような

191:世界@名無史さん
05/08/19 00:38:36 0
>190
ありがとうございます。
hungarian shieldで検索したらtargeの一種とするページが出てきました。

192:世界@名無史さん
05/08/23 01:07:57 0
横からスマソ。

もし現代技術の粋をつくして、最強武具を作るとしたらどうなるだろか?
火器等、いわゆる近代兵器は禁止で、
剣や鎧、盾、弓などの前近代兵器に限定したら、どのくらい強力なのが作れるかな?
刃こぼれしない合金剣とか軽量鎧とか・・・

193:世界@名無史さん
05/08/23 01:15:46 0
ランボーが射ていた弾頭付き火矢もあり?
軽量鎧については現代でも歩兵の装備でありそうな。

194:世界@名無史さん
05/08/23 01:19:16 0
火薬を許可するととめどもなくなってきそうなので・・・。

透明で軽量の強化プラスチック製の盾なんか作ったら、
接近戦でだいぶ有利になりそうな気がするが・・・

195:世界@名無史さん
05/08/23 01:39:58 0
いくら近代技術で防具の強度が上がったとしても
身に着ける範囲に限定される以上中身は人間でしかないわけだから
結局重量で叩き潰すハンマーか鎧の隙間を付くアイスピックみたいな武器に落ち着きそうなもんだが

196:世界@名無史さん
05/08/23 01:44:55 0
弓も人力に頼る以上素材を変えても貫通力には限界があるんじゃね?
バリスタみたいにするなら話は別だが

転ばされてハンマーで集団リンチされる近代重歩兵カワイソス


197:世界@名無史さん
05/08/23 02:02:40 0
防具は、軽量化することでかなりアドバンテージをとれると思うが。
前近代の防具は、防御力強化すると重量が重くて動きづらそう。

しかしそれよりは、情報収集とか伝達とか、
そっちのほうに科学技術を使ったほうがいいような。

198:世界@名無史さん
05/08/23 05:38:18 0
結局銃使えないとエゲツナイ警棒を持った機動隊ルックになりそう

199:朱由檢
05/08/23 21:56:45 0
>>192さん
滑車の力で張力が約3分の1で済むコンパウンド弓ってのがあるよ。
張力36kgのイギリス長弓兵用の弓が普通の人の腕力で引けちゃう優れもの。
カタログからの引用だけど、画像もどうぞ。
URLリンク(www.rivertop.ne.jp)

200:世界@名無史さん
05/08/26 01:08:27 0
強化弓に単分子ワイヤーを刃筋につけた矢とかで事実上防御不能に

201:世界@名無史さん
05/08/27 00:58:57 0
>200
ならば単分子チェーンメイルと高分子エラストマーで防御。これ矛盾の故事の如し。

ほーら「ほーら、現代の技術で最強の…」とか言い出すとこうなっちゃう。
SF板でおやんなさいよ。そっちの方が楽しいと思うよ。

202:世界@名無史さん
05/08/27 01:06:44 0
ほーら「ほーら、
ってなんだよ俺w。

鎧だったら相当強力なのが既にあるけどね。ロシア製のチタンヘルメット(防弾バイザー付き)とか、
スイス製の突入用アーマー(先頭の一人が着て弾よけ役になる。主要な軍用ライフル弾を近距離でも止める)とか。

203:世界@名無史さん
05/08/27 01:26:25 0
なんかアーマー纏った人間相手に通常火器じゃ殆ど効果ないので火炎瓶やRPGで攻撃するゲリラみたいな構図が浮かんだ

204:世界@名無史さん
05/08/27 01:56:10 0
>>203
ゲリラ戦なら古代ギリシャのBC兵器である敵地井戸への死体投下と亜硫酸ガス焚きなんかどう?

205:sporran
05/08/27 05:39:22 0
チタンは軽くて良いけど軽すぎると衝撃で脳震盪を起こします。チタンヘルメットには鉛のモーニングスター。
ヘルメットに傷がつかなくても中身が壊れます。SCAのヘルムには重さの規定はありませんが、このような理由である程度重い必要があります。


206:世界@名無史さん
05/08/27 05:55:11 0
近代技術の防具を纏いつつ火器や内燃機関をNGだとしたら
やっぱり相手を転ばして重量物で叩きまくる方式なのだろうか

207:世界@名無史さん
05/08/27 06:37:23 0
>205
おお。SCAの名前が出るとは。ってこのスレなら知ってて当然か。
けどあれはあくまで緩衝体が大した機能を発揮しない場合にしか当てはまらない。
近代のヘルメットは「なるべく丈夫で・なるべく衝撃を吸収して・なるべく軽い」
を目指して進歩してきた。「ヘルメットの質量は軽い方が脳挫傷・脳震盪・頸椎損傷を軽減する」
って医学的データに基づいてるんで。ヘルメットで防ぐのには限界があるけどね。

208:世界@名無史さん
05/08/27 11:44:06 0
そういや刃物が登場してこないですね(笑)
やはり叩くか刺すかが有効そうですかね。

209:世界@名無史さん
05/08/27 12:24:48 0
刃物…うーん、刃物ねえ…。結局、時代の要求で機動性が重視されれば装甲は縮小され刃物の有用性が高まり、
防御が重視されれば装甲は拡大され刃物の有用性も低くなりのシーソーゲームでしたからね。
WW1前からWW2前の一時期、一部で胴鎧が復活した事もありましたが、時代の谷間の徒花に過ぎませんでした。
薄い鋼板の鎧でも、塹壕内での中世に先祖帰りした様な戦闘にはいくらか効果があったんでしょう。
モーニングスターで顔面を殴り合い、バトルアクスよろしくスコップで首を刎ね合う有様ですから。
本格的な銃弾に抵抗力のある鎧は1970年代以降の複合素材を待たなきゃなりません。

近代技術が存在するのに火器が使えない戦闘って前提が、どう考えたらいいのか解りません。
現代だってクロスボウは特殊用途に使われるし、銃剣は槍だし銃床は棍棒です。
人力や人力を機械的に変換して刺したり殴ったりする武器にさしたる進歩の余地は無いと思うんですが。
刃物や刃物系飛び道具、鈍器に対抗するだけの鎧なら、コンポジットプラスチックで充分でしょう。
既に実用されている暴動鎮圧用防具みたいな。

210:世界@名無史さん
05/08/27 12:29:09 0
>>209
いつも遠くはなれて火器を打ち合うだけじゃあ無いんだよ

211:世界@名無史さん
05/08/27 12:36:59 0
>209
「火器の存在する戦闘で」そういう状況が起きるのは勿論知っています。

仕事でしたから。

上で書いたのは>>192の状況設定について。

212:世界@名無史さん
05/08/27 12:39:39 0
しかし、刃物持つとしたらなんだろうね。
果物ナイフ?
なんでもいいから刃物無いと、普通の軍隊生活が困難に…。

213:世界@名無史さん
05/08/27 12:41:25 0
ああ、アンカー間違えてた。>211は>>210へのレスでした。

214:世界@名無史さん
05/08/27 12:42:33 0
そこで十得ナイフですよ

215:世界@名無史さん
05/08/27 12:47:55 0
最新技術で馬鎧作ったらどんなもんになるかね。
新幹線みたいなのになったりして。
人命尊重の立場からすると、
自動or遠隔制御装置付きの鎌付き戦車を、上のような馬に引かせるのが一番強そうだ。
制御用電力は車軸から取れば内燃機関問題もクリアー。

馬好きには悪夢のような話だけども…。

216:世界@名無史さん
05/08/27 13:02:04 0
>215
ケブラーのカパラソンを着せてCFRPのバルダを着ければ充分な気も。なるだけ負荷は減らしたいし。

…やっぱりSF板でやった方が盛り上がるような気が。

217:世界@名無史さん
05/08/27 13:10:40 0
じゃぁ真面目に、オート連弩とか作ってみるとどうなるだろう。
動力は風車→電池→モーター、、、

モーターおkなら、電気自動車系使いたい放題になるからダメか。


巨大水鉄砲にBC兵器入れるとかもNG食らいそうだ。

218:世界@名無史さん
05/08/27 19:06:35 0
ヴァン・ヘルシングに出てきたような連射式のボウガンは作成可能なの?

219:世界@名無史さん
05/08/27 19:35:52 0
>218
普通のクロスボウを何段も積み重ねれば連発するのは簡単でしょう。
問題はコッキングが大変で重くて嵩張る事。結果としてコッキングに工夫を凝らした単発クロスボウの方が
ずっと扱い易くて最装填も早いから、単位時間あたりの発射数は単発の方が多いでしょう。
連発化を思い付いた発明家は何人もいたでしょうが、メリットがないから普及もしなかったんでしょう。
ダビンチのスケッチにもそんなのが残ってなかったかなあ。

敢えて連発したければWW2から作られるようになった軍事用ゴム動力ボウを改良した方が
まだコンパクトにまとまりそうです。実際にパチンコ式水中銃では連発の物が実用化されてます。

220:世界@名無史さん
05/08/27 22:42:45 0
墨子が開発したというレバー式の連弩は?

221:世界@名無史さん
05/08/27 22:56:25 0
>220
個人携行武器で>218みたいな連装ってのは無理が多いですね。
連装式は陣地に設営する形式を取らざるを得ないのでは。

>墨子が開発したという

すいません。それ知りません。東洋史はからっきしなもんで。

222:世界@名無史さん
05/08/27 23:44:57 0
ライトセーバーとか斬鉄剣って作成可能なんですか?

223:世界@名無史さん
05/08/27 23:54:24 0
今もう斬鉄剣は存在するよ

224:世界@名無史さん
05/08/28 09:05:15 0
ちゃんと蒟蒻は切れない仕様(ry

225:世界@名無史さん
05/08/28 12:14:42 0
205 sporran卿は日本人初のBaronですよ。領域はアジアとグァムまで及びます。

226:世界@名無史さん
05/08/28 12:19:53 0
>>220
こんな感じだったのかな。

連弩
URLリンク(w3.shinkigensha.co.jp)

227:世界@名無史さん
05/08/28 12:29:24 0
このスレの最近の展開見てると「新しい太陽の書」の世界を思い出すのは俺だけか

228:世界@名無史さん
05/08/29 05:03:57 0
銃剣のように剣がついた油圧式弓を構えた弓アサルト兵が突撃
金属装甲のカラクリの中に馬の馬力を搭載した戦車から巨大な矢、石、鉛弾が降り注ぐ戦場。

火薬、蒸気機関、電力を排除した世界でも鎧は流れ弾から致命傷を防ぐ程度になってる予感。

229:192
05/08/29 23:50:19 0
もう少し議論を限定してみようかな。
もし、火器や内燃機関禁止の条件で、現代技術の粋を尽くすとして、
どういう装備や戦法なら、
最盛期のモンゴル帝国やローマ帝国の軍を、打ち負かせるでしょうか?
兵の数は、同等以下ということで。


230:192
05/08/30 00:00:15 0
ごめん、なんかスレ違いの話になっちゃったかな?
でも、個人的にはすごく興味があるので。

231:世界@名無史さん
05/08/30 00:01:03 0
こちらに情報があってあちらに情報が無く、かつこちらが技術に勝っていて数が同等なら負けようが無いと思うんだが

232:192
05/08/30 01:39:41 0
じゃ、もうすこし条件をシビアにしよう。
むこうは訓練された百戦錬磨の兵士。
こちらは、指揮官は現代人だけど、
一般兵はそこいらの農村からかり集めた素人兵。

233:世界@名無史さん
05/08/30 01:50:40 0
銃と豊富な弾を持ったベテラン兵士100人がいてもモンゴル軍に負ける。
10000人いたら勝つ。

234:世界@名無史さん
05/08/30 02:29:46 0
「ぼくのかんがえたかくうせんき」になんでわざわざかまってやらにゃいかんのだ
スレ違いだからさっさと消えろ


235:世界@名無史さん
05/09/02 14:04:05 0
>>232
遠征か迎撃か、城攻めか籠城か、はたまた平原での合戦か、と
条件によりまちまちと思われ。

236:世界@名無史さん
05/09/02 20:33:12 0
重機関銃と要塞があればモンゴル騎兵が何万騎いようが勝てる。

237:世界@名無史さん
05/09/03 02:31:12 0
そりゃ機関銃が、銃の煙幕射撃に押されながらも戦術的価値を認められていた騎兵にトドメをさしたんだし

238:世界@名無史さん
05/09/07 02:44:20 0
全副装甲的中国重装防暴警察.
URLリンク(tuku.military.china.com)

239:世界@名無史さん
05/09/10 12:03:43 0
で、モンゴル軍は弾切れを待ちながら包囲し兵糧攻めにかかる、となw

240:名無しさん@そうだ選挙に行こう
05/09/10 20:55:19 0
どうやって包囲するのか。補給路上に位置すれば集中射撃で一掃されて鎖が切れちゃうぞ?

241:名無しさん@そうだ選挙に行こう
05/09/10 23:52:11 0
兵糧攻めするまでもなく、機関銃の弾の数より多いモンゴル騎兵を投入すれば勝てるよ。

…そろそろやめにしよう。


242:世界@名無史さん
05/09/17 21:30:15 0
中国人民軍事博物館

罪悪確証--倭寇甲冑だって・・・ 
URLリンク(www.chinamil.com.cn)
文章の下の方を意訳してみると
>この甲冑には正平6年(1351年)12月1日の銘があり。
>これは丁度日本倭寇が絶えず中国沿岸を侵略略奪した時期だから。
>この甲冑は中国への日本の侵略の罪悪の確証である。

あの~ この甲冑、どう見ても16世紀末期以降の当世具足なんですけど~。
それを(1351年)の物で倭寇による侵略の証拠として展示するってアホですか?

で、最後に
>これらの展出会が、人々の民族感情と愛国の熱情を絶える事なく励起し、
>強大な中国を打ち立てようと奮闘する人々を激励する。

反日愛国教育丸出しじゃないかい。
博物館なんだから正確で客観的な展示と表示をしろよ。


243:世界@名無史さん
05/09/18 19:32:04 0
ブラック・アフリカの武器や防具について日本語か英語で詳しい本ないですか?

244:世界@名無史さん
05/09/18 20:23:52 0
サヘルにはなぜか投擲用ナイフが種類豊富だよね。
昔「クライング・フリーマン」でこれの使い手が出てきたっけ。

245:世界@名無史さん
05/09/18 20:32:48 0
カバ猟のための総鉄製投槍とか

246:世界@名無史さん
05/09/18 20:35:39 0
あちらさんの連中は視力が物凄い良いようなイメージがあるが
狙撃兵としての適正としてはどうなんだろう

247:世界@名無史さん
05/09/19 02:00:52 0
>>243
>>244
マール社の「武器」にアフリカの投げナイフとか結構載ってるね。
「中央アフリカのブワナ族の投げナイフ」とかあんなもの投げつけられたら怖いよ・・・

248:世界@名無史さん
05/09/19 10:31:17 0
>>160西洋甲冑と違ってイスラムの甲冑(アイユーブ朝)の資料ってググってもほとんどヒットしない・・・('A`)

私もかねがね、日本と西欧を除く文明世界の甲冑の史料の少なさに疑問がありました。
じっさい骨董品の市場があるのは日本と西欧の武具で、ほかの諸文明においては、王族
や貴族の宮廷御用達の儀礼的なものが、わずかに出回るだけって気がする。

以下は、その事情を自分なりに考えた雑感であり、必ずしも批判に耐えうるかどうか
は分からないのですが…

要するに重装の比率が、日欧に比べてほかの文明世界では圧倒的に低いと思うのです。
まず遊牧民ですが、かれらは生産力の低さと機動力を重視する生活の必要性から、
はじめから装備しやすい軽装騎兵よりほかに、選択の余地がありませんでした。
また農業社会の専制的な王権においても、官給の鎧はいたってドライな規格主義的
消耗品であり、必需品としての理解はあっても、特段の愛着や関心をいだく動機は
供給側にも需要側にも、希薄だったように思われます。
専制王権の兵士は、強制的に徴集された自発性も士気も無い下層民が大多数。取替
えのきくコマに下手に高価な武具を与えても、横流しされただけかも知れません。

いっぽう日本と西欧は、自立した農本経済の戦士階級の組織が基盤になっており、
戦争参加も自発的だし武具もまた王権の官給ではなく自弁。ここがポイントです。
そのため、現在の若者が愛車にこだわって外見をカスタムメードにしたりエンジン
を改造して自己顕示をこめた愛着を示すのと、似た現象が起こりえたのでしょう。
加えてそれぞれの戦士が、限られた地域社会における独立性の高い経済単位として
自立していることもあり、高度な防御力を求める方向に発達したものと思われます。

ただし戦場の実用面で、日欧における武具の重装化・カスタマメイドが役立ったか
どうかは別問題です。いずれもモンゴル軽装騎兵の集団機動戦法に勝利したことは
なく、動きの鈍い重装甲冑は小銃の登場以前から、廃れる傾向だったのも事実です。
蛇足で極論をいえば、日欧における軍事を含めた近代技術の発達は、甲冑や刀剣
のカスタマメイドにこだわった軍事文化における現象と、無縁でない気がします。

249:世界@名無史さん
05/09/19 19:21:57 0
>>248
イスラム圏でもトルコ・モンゴル系諸政権のもとである種の戦士階級が発生している。
アイユーブ朝、マムルーク朝の軍人やオスマン帝国のシパーヒーはイクターやティマール地の収入から
自分や従者の装備を自弁していたはず。
イランでもイルハン朝の末期頃からトルコ・モンゴル系の軍人に与えられたイクターが世襲されるようになって
サファヴィー朝の頃までに一種の封建領主のような階級が形成されたとか。

250:世界@名無史さん
05/09/19 19:35:13 0
カスタムメイド云々以前に
当時は甲冑の大量生産なんてできんかったわけでな

251:世界@名無史さん
05/09/19 21:21:49 0
>>250いえ。自分には、秦の始皇帝の陵墓から出土した兵馬俑を見ると、皆がおな
じ意匠の甲冑をまとっていることが頭にありまして。
同一規格の武具の、工場制手工業による大量生産がすでに実現していたのが中国。
大和朝廷でさえ、古代の武装はかえって後世の武士より規格化されていたようです。

まさに古代のGI(完全官給)を実現せしめていたわけでして。
金属製品に関しては塩とおなじく、古代においては王権の独占になりやすく、結果的
に規格化に近い状態が起こったと思います。
冶金が「民営化」された中世以後、個人経営の軍装が

>>249私の考察はあくまでも「骨董市場を形成しうる独自の武具文化が、日欧にのみ
発達した」という、事実にもとづく結果から「逆算」したものですので、戦士階級
形成という現象面で日欧と相似た事象があった、というだけでは指摘として不十分
なのです。
「かれらの武具の文化遺産が市場や史料の面で日欧のそれと比較すると、必ずしも
重厚な遺産たりえていないのはなぜか?」という点が、考察の対象になります。
やはり単純な問題として、ほかの文明における戦士階級が、日欧の騎士とか武士とか
重装歩兵に見られるのと相似た存在かどうか、という根本的な考察が必要ではないかと。
戦士階級、というのが誤解をまねきやすい用語だったかも。要は軍人魂の有無とは別に、
騎士道とか武士道とか、部族制や宗教教義や王権から一定の独自性を保った行動様式に
支配される階層の形成…そういう代物では、日欧だけだったような気がします。

また戦士階級もさることながら、武具を供給する生産者側にも一定の文化にもとづく
オーダーメイドに応じる供給層が必要であり、また戦士階級が己の武具を私有財産と
みなして特別の愛着を抱く、という感覚が重要になってくるのではないかと。

日本と西欧では、英雄にまつわる名剣伝説のようなものがふんだんにありますが、他
の文明では、近代以降の娯楽作品は別にして、それらしいものが(皆無かどうかはと
もかく)思い当たらないのも、興味深いことです。

252:世界@名無史さん
05/09/19 21:25:46 0
>>252
>冶金が「民営化」された中世以後、個人経営の軍装が

修正+つづき

冶金が「民営化」された中世以後、個人経営の軍装が多彩になっていったのでは
ないかと思われます。それは工業力・生産力の発達という社会の背景を意味します。


253:世界@名無史さん
05/09/20 02:41:01 0
URLリンク(w3.shinkigensha.co.jp)
チェインメイルを飾るには人形が要るし・・・

254:世界@名無史さん
05/09/20 02:51:15 0
クリス
全長40~60センチ
重量0.5~0.7キログラム
マレー民族固有の短剣。意味はマレー語で『短剣』。
伝承ではジャワ起源、14世紀のジャンゴロ王『イナクト・パーリ』の発明とのこと。
しかし、8世紀のヒンドゥー王朝発展期には存在が確認済み。
クリスは、その一本一本が独自固有の意味を持ち、個性がある。
それはマレー民族の神話や秘儀、神秘主義と関わりがあり、
身を守り、邪悪を避ける力があると信じられている。
世界中で洗練された武器のひとつと数えられ、長い歴史の内に練り上げられ。
構造、装飾ともに複雑な特徴、神秘的な象徴を持つ。

255:世界@名無史さん
05/09/20 02:56:41 0
十字軍に参加したヨーロッパの騎士がイスラム軍の剣の優秀さに圧倒され、それをヨーロッパに持ち帰ったが、どうしても同じものをつくることができなかった。
これらの剣はシリアのダマスクスでつくられたのでダマスクス剣とよばれた。ダマスクスの刀剣鍛冶は、インドから輸入した鋼鉄でこれらの名剣をつくっていた。
このインドの鋼鉄は炭素含有量が平均一・六%という超高炭素鋼であり、ダマスクス剣には「天(あま)の川」のような波紋が浮き出ていた。
この鋼(ウーツ鋼とよばれた)の解明がなされたのは実に二〇世紀に入ってからであった。

256:世界@名無史さん
05/09/20 03:22:28 0
カラウィーン・モスクの尖塔には名剣が納められていると聞いたことがある。
あとイスラムの剣は部族ごとにデザインが違うとも聞いたことがある。
柄にトルコ石を使ったりしていて結構キレイなものが多いらしいよ。

257:世界@名無史さん
05/09/20 18:55:07 0
>>253
URLリンク(www.nikkei-events.jp)
16世紀のヨーロッパ各地の宮廷はトルコブームだったらしい。
ちゃんと人形に着せて飾ったりしてたんじゃないか?

258:世界@名無史さん
05/09/20 19:47:16 0
>>251
自らの一族を重用する第3代カリフ・ウスマーンが若手不満分子に暗殺され、不満分子たちは第4代カリフにアリーを選んだ。
しかし、これはムスリム(イスラム教徒)全体の一致でカリフを選ぶというそれまでの伝統に反していたため、
ムスリム社会は、アリーを正統なカリフとして認めるかどうかで二分された。
このアリー支持派が後のシーア派であり、アリー不支持がスンニー派である。

アリー・イブン=アビー=ターリブはムハンマドの従弟であり娘婿でもある。
彼はムハンマドの妻の次に入信した2番目の信者であり、腕がたち、難しいことを考えず、勇猛無類であった。
ズー・アル・フィカールと呼ばれる剣を帯び、戦場での一騎打ち、あるいは乱戦の中で、この剣で倒した敵は数え切れなかった。
史家タバリーの伝える物語によれば、ウフドの戦いでイスラム軍大敗の中、アリーは1人で敵の一団、また別の一団を追い払い、二人の勇士を殺した。
このとき誰のものとも知れぬ声が戦場に響いて「ズー・アル・フィルカールに勝る剣なく、アリーに勝る若武者なし」といったという。
中世イスラム圏では多くの剣にこの文言が刻まれた。

ズー・アル・フィカールの名については複数の説がある。一説では「脊髄を裂く物」の意であるといい、
また一説には「二つに裂かれたもの」の意であって、刃先が二つに分かれていたのだという。

259:世界@名無史さん
05/09/20 21:55:21 0
>>251
英雄にまつわる名剣伝説なんて中国や北欧ならゴロゴロしてる

260:世界@名無史さん
05/09/21 12:06:28 0
>>251
>「骨董市場を形成しうる独自の武具文化が、日欧にのみ発達した」
オリエントの武具の骨董市場は存在している。
イランではアンティークに見せかけた甲冑や武器を作る専門の職人がいたほどだ。
H. Russell Robinsonの"Oriental Armour"という本を参照のこと。

>「かれらの武具の文化遺産が市場や史料の面で日欧のそれと比較すると、必ずしも
>重厚な遺産たりえていないのはなぜか?」

中近東や中央アジアの甲冑についてはこのサイトにだいたい網羅されている。
URLリンク(www.geocities.com)
そうした武具の実物はニューヨークのメトロポリタン博物館をはじめ世界中にある。
所在を調べるには、オスプレイ社から出ているデヴィッド・ニコルの本なんかで
イラストのソースを参照するといいかもしれない。

261:249,260
05/09/21 12:49:25 0
というか>>249
「専制王権の兵士は、強制的に徴集された自発性も士気も無い下層民が大多数」
「いっぽう日本と西欧は、自立した農本経済の戦士階級の組織が基盤になっており、
戦争参加も自発的だし武具もまた王権の官給ではなく自弁」
という部分について反証を出したものだが? その点についてはどう思うのか?
>>260の後段は
「要するに重装の比率が、日欧に比べてほかの文明世界では圧倒的に低いと思う」
についての反証でもある。

262:世界@名無史さん
05/09/21 13:01:49 0
騎士道や武士道が「部族制や宗教教義や王権から一定の独自性を保った行動様式」というのは理解しがたい。

あと騎士道・武士道の発達と武具の発達には奇妙なズレがあって、簡単にいうと
武士道が完成した頃には武具を実際に使うような機会はほとんどなくなっていた。
西欧で重甲冑が完成した頃には封建的紐帯によって戦う騎士は必要なくなっていた。
(近世にフルプレートアーマーを着て戦ったのは"騎兵")
どう思いますか?

263:世界@名無史さん
05/09/22 04:48:25 0
西洋の騎士道は封建社会とキリスト教が根幹にあり、始めからキリスト教と共にあったのに対して
日本の武士道は豪族社会と儒教が根幹にあり、士道が儒教と結びついたのは江戸時代になってから。

264:世界@名無史さん
05/09/22 15:51:35 0
今現在、先進国かどうかで市場規模が異なるだけでは?

265:世界@名無史さん
05/09/25 06:38:49 0
どうもどうも、248・251です。
私の何気ない問題提起が、たいへん建設的で理性的な反論をうけ嬉しく思います。
私も、べつに意地になっているわけではないのですが、自分の疑問をあえて追求
しておこうと思います。なぜか、皆さんの優れた学識にもとづく反論にすら、しっ
くり来ないものがあるので。近代主義者の「結果にもとづく考察」という一面は、
たしかに自分にはあるのですが…

>>261まず前段249に関してですが、わたしはすでに「(主にモンゴル)遊牧民」を、
日欧とそれ以外の専制王権世界のほかに、第三の別物として提示しています。
ゆえに249の指摘する戦士階級も、より厳密に考察すれば、「現地農耕民にとっては
異人たる、征服者の後裔であるモンゴル遊牧民系統」と考えるものです。
これは、高度に発達した戦士部族が被支配層たる農耕民を財布扱いしている形であり、
「土着の自作農」が母体となっている日欧の封建階級とは、別物と考えています。
騎士や武士はいちめん農場経営者の顔があり、近世以前の国土開発の一翼をになう
側面がありました。これは、土着支配者ならではの特徴です。ゲルマン人やヴァイ
キングのような外部征服者も、根は被征服者とおなじ農民だったせいか、早期のう
ちに土着支配者化していました。

モンゴル遊牧民の戦士階級は農耕民としばしば利益が相反する支配者だったため、
すぐれた統治センスと流通経済の理解者にもかかわらず、農場経営・国土開発の
センスはついに育たずじまいであり、発展性が不十分だったのではないでしょうか。
西欧の事例に比較するならばスパルタの戦士市民と奴隷(へロット)共同体の関係
に、やや近いかもしれません。こちらも戦士市民はプロ化したものの他地域への波
及効果はなく、尻すぼみでした。

260にかんしても、わたしは元々「イスラムの甲冑を検索してもほとんどヒットしな
い」という過去ログにレスしたうえで、「重厚な甲冑もなかったわけではないが、
限られた上流階級にのみ普及していたのだろう」と応じていたので、ご指摘の反証
も、その範疇でくくれる規模なのではないかと。


266:世界@名無史さん
05/09/25 06:41:57 0
下は武具の話題から逸脱した雑感ですが、兜の前立て・クレストのような意匠が
発達したのも、おもえば日欧です。だからこそ骨董品としての面白みが湧いてくる
のではないでしょうか? これは部族ごとの刀身の意匠の差の類いや部族戦士の伝
統的装飾とはひとくくりにできない、極端にいえば個人主義的カスタマメイドであ
り、かつそれを支えるブランド製造者があったといえましょう。そういえば紋章も
日欧のみです。
要するに日欧の武士や騎士の家臣団や封建領主には、部族や氏族や宗教結社の枠を
超えてブランド化、すなわち法人化にむかう特徴を感じるのです。
いうなればいつの時代の何家の何流の意匠といったふうに、由緒が解読できる世界
が発達したのが日欧の武士騎士だけだからこそ、骨董に面白みがわくのでは?

蛇足ですがダマスカスの玉鋼の件、興味深かったです。
名剣伝説に関するものは、探せばけっこうあるやもしれませんね。
ただ、草薙の剣とかエクスカリバーのように、武器が武器の枠をこえて神話のアイテム、
王権の神器という扱いを受ける例は、日欧をのぞく世界ではあまり見られない気もし
ます。仏教やキリスト教以前の、アニミズムの痕跡かと愚考しています。
イスラム社会やシナでも、儒教や道鏡やイスラム以前の痕跡を探すことで、
相似たアイテムがみつかるやもしれないけど。



267:世界@名無史さん
05/09/25 19:11:15 0
お前の視野から日欧しか見えないだけだと思うよ
イスラム人が草薙の剣なんざ知らないのと一緒でよ

268:世界@名無史さん
05/09/25 23:23:42 0
>>256
ムハンマドの子孫で「聖者の子は、やっぱり聖者」と言われたイドリース朝のムーレイ・イドリースだな。


しかしミナレット内部はムスリムでないと見に行けない件

269:世界@名無史さん
05/09/26 01:02:11 0
>>266
ティマール制におけるスィパーヒーの服飾を調べてごらん

270:世界@名無史さん
05/09/28 10:22:15 0
ありゃ、投石器+バリスタ+カタパルトスレはいつの間にか
落ちてしまってたのね。ショボーン・・

271:世界@名無史さん
05/09/28 19:56:35 0
>>265
>まず前段249に関してですが、わたしはすでに「(主にモンゴル)遊牧民」を、
>日欧とそれ以外の専制王権世界のほかに、第三の別物として提示しています。
>ゆえに249の指摘する戦士階級も、より厳密に考察すれば、「現地農耕民にとっては
>異人たる、征服者の後裔であるモンゴル遊牧民系統」と考えるものです。

あなたが>>248で提示していたのは「生産力の低さと機動力を重視する生活の必要性」とあることから
純粋遊牧民のケースであって、トルコ系・モンゴル系遊牧民が定住農耕地帯に政権を樹立した場合は
生産力や生活スタイルの条件はかなり異なったものになるし(それゆえ武装や社会的結合のあり方も)、
オスマン帝国、サファヴィー朝、ムガル帝国などはオリエンタル・デスポティズム国家の例にされることも多いから
第四のカテゴリーを作るか、あなたのいう「専制王権世界」に加えたほうが適切では?

272:世界@名無史さん
05/09/28 19:57:56 0
>これは、高度に発達した戦士部族が被支配層たる農耕民を財布扱いしている形であり、
>「土着の自作農」が母体となっている日欧の封建階級とは、別物と考えています。
>騎士や武士はいちめん農場経営者の顔があり、近世以前の国土開発の一翼をになう
>側面がありました。これは、土着支配者ならではの特徴です。

そもそも君主が臣下に封土を与えるのは臣下の軍事的奉仕にペイするためであって、
自分のために戦ってくれるなら、例えば自分の王国の土地をサラセン人の騎士に与えてもいいわけだ。
実際ロシアなんかではムスリムの領主がキリスト教徒の村を保有しているのが問題になったし
リトアニアのグリンスキー公家の先祖はよそから来て大公から領地を与えられたタタール人だ。
イベリア半島でもムスリムの王侯がカスティリャとかの臣下になって紋章まで貰った例があったらしい。

農地経営が土着支配者の特徴というのも妙な話で、>>249の後段で言及したモンゴル系のイクター保有者たちは、
自ら所有する奴隷などの労働力によって荒蕪地を開発するとともに、自由身分の農民たちをも庇護下におき、
他者のイクターやワクフ地まで横領して、最終的には不輸不入の権までもった世襲の封土「ソユルガル」の領主になってしまった。
彼らの富の源は土地の支配であり、農業経営の意欲に欠けていたわけではない。
マムルーク朝のアミールたちは砂糖黍プランテーションの経営で財産を築いていたし、トルコのティマリオト騎士には
キリスト教徒の封建領主が大勢取り込まれて、封土がティマール地に転換されている。

273:世界@名無史さん
05/09/28 20:03:00 0
>260にかんしても、わたしは元々「イスラムの甲冑を検索してもほとんどヒットしな
>い」という過去ログにレスしたうえで、「重厚な甲冑もなかったわけではないが、
>限られた上流階級にのみ普及していたのだろう」と応じていたので、ご指摘の反証
>も、その範疇でくくれる規模なのではないかと。

元々あなたが>>248でオリエントの武具について、「王族や貴族の宮廷御用達の儀礼的なものが、わずかに出回るだけ」
と書いていたので、そうではなく実際に戦闘部隊が装甲を着けて戦っていたという話をしたかったのだけど。

そもそも騎士の戦闘スタイルの原型となったのは、サルマタイやペルシアの重装騎兵「カタフラクト」なのだが、
アンミアヌス・マルケリヌスはササン朝のカタフラクトの様子を記録に残している。

「彼らの部隊はすべて鉄で身をよろっており、彼らの全身は厚い鉄板に覆われ、それが体にぴったり合っているので
硬い関節の部分も手足の関節と無理なく合っているのだった。人間の顔をかたどった鉄面が、頭にはまるように上手に
作られていて、全身も金属で覆われているために、彼らの身にふりそそぐ矢が刺さるような場所は、目のところに開いた
わずかな視界を得るための小さな穴と、鼻の先のわずかに呼吸ができる部分しかないのだった」

オリエントでは軽装の弓騎兵と重装騎兵の連携攻撃を行う伝統的な戦術、アラブ人のいう「カッル・ワ・ファッル」のために
装甲をつけた騎兵を大勢実戦に投入しなければならなかった。
こうした連中が「限られた上流階級」というならば、そもそも騎士はそうでないのかという話になる。

274:世界@名無史さん
05/09/28 20:04:25 0
長文&連投スマソ

参考までに、紋章はイスラム圏にもあります。
たとえばエジプトのマムルーク軍人の紋章は個人のキャリアをシンボル化したもので、たいてい一代限りだった。
家門や政治的コネクションを表すのに聖なるシンボルをつけるのは騎馬民族が持ち込んだ習慣だいう説もあるらしい。

騎馬民族といえば、アーサー王伝説とオセチアのナルト叙事詩の比較、サルマタイ系のイアジュゲス族やアラン人の
ブリテン島やブルターニュへの移住といった歴史的事実から、アーサー王伝説やエクスカリバー、聖杯などのモチーフは
中央ユーラシアのステップ遊牧民起源だという説が出されている。ちなみにそれを元ネタにした映画が「キング・アーサー」。

実際スキタイ人が祀った剣とかアッティラ王の「アレスの剣」(マルスだったかも)など王の権威にかかわる剣の話が
遊牧民に関係してあったようだ。そのため、剣の崇拝は騎馬民族が持ち込んだ(ry

275:世界@名無史さん
05/09/29 23:07:32 0
騎士・貴族の紋章はサクソンあたりの個人の盾章・旗章を中世になってから代々家系で受け継ぐようになったものでしょ?

276:朱由檢
05/10/01 01:11:23 0
>>263
>西洋の騎士道は封建社会とキリスト教が根幹にあり、始めからキリスト教と共にあったのに対して
騎士道は封建的戦士集団が土着の宗教だったキリスト教精神と結合して自然発生したわけではないよ。
騎士道はあきらかに為政者側が、政治的意図をもって宣伝して発生と成立してるでしょ。

あと、イスラム圏でも信仰と規則に基いた戦士集団“ガーズィ”もいるってば。
オスマン帝国の成立にもかかわってるから調べてみたらどう?

277:世界@名無史さん
05/10/01 03:25:32 0
ガーズィー:オスマン帝国時代においては、自らの領地(ウジ)の領主としてスルタンから独立性をもつ君侯。
        独自にティマールを与えた封建騎士を保有していた。

イエニチェリ:スルタンに仕える常備歩兵軍。異教徒の捕虜や年少者を奴隷化、改宗、軍事訓練したものだが、
        後に徴兵制化、世襲化、特権階級化した。

シパーヒー:領地の徴税権(ティマール)を与える代わりに、軍事奉仕を義務づけた騎兵の封建騎士。
        大きな領地(ゼアメト)を与えられたシパーヒーは単身ではなく数人のジェベリュ(騎兵)を伴う。

278:世界@名無史さん
05/10/01 13:20:44 0
こちらもよろしくお願いします。

「日本以外で武士階級が存在する国なんてあったの?」スレッド
スレリンク(whis板)l50
 

279:世界@名無史さん
05/10/01 18:38:03 0
騎士道も武士道も荒くれもの共を紳士的にさせるために考え出されたものなんだろうか?

280:世界@名無史さん
05/10/01 22:45:03 0
反逆、圧政、虐待、狭量、臆病、暗愚、不敬、傲慢、強欲、色欲、嫉妬、怠惰、憤怒、大食

騎士道で述べられていることの反対を並べると、こんなんなってまう。

281:朱由檢
05/10/02 00:09:21 0
>>277
ガーズィは信仰戦士で(ry

282:朱由檢
05/10/02 00:26:06 0
>>275
紋章の使用は11世紀初頭の神聖ローマが最初でそれがフランスに伝播し、
イングランドで使用されたのは12世紀中葉になってからだから、
サクソン由来ではないと思う。
ことさらイングランドが話題に挙がるのは史料が豊富であることと、
紋章自体が廃れなかったからってだけの話ね。
紋章院ってまだ存続している上、一応機能してるんでしょ?

283:世界@名無史さん
05/10/02 04:56:32 0
ガーズィー(gazi)とは『イスラム世界の辺境を防衛し、異教徒と戦う』という名目で
領地、戦利品の獲得を目的に襲撃を続ける戦士たちの総称。
彼らは13世紀、エジプトのマムルーク朝とメソポタミアのイル=ハン国との対立の間を
縫うようにしてアナトリア各地に『諸君侯国』なる存在を作り、ベイ(君侯)として群雄割拠することとなる。

この『諸君侯国』の一つがオスマンに率いられた集団、オスマン君侯国であった。周辺のキリスト教
徒・ムスリムの小領主・軍事集団と同盟したり戦ったりしながら次第に領土を拡大し、
イエニシェヒルという都市を奪い、オスマン帝国を築き上げた。


現在、トルコでは戦争で負傷した人には「ガーズィー」の称号が与えられ、交通機関の利用などが
すべて無料になり、家族が大学に進学したときはその学費なども無料になります。

284:世界@名無史さん
05/10/04 19:04:44 0
マムルーク騎兵の装備
URLリンク(photos1.blogger.com)

285:世界@名無史さん
05/10/18 00:25:18 0
カッコイイヨーロッパ甲冑の壁紙置いてある
オススメサイトあったら教えてくださいな・・・(´・ω・`)

ログ呼んでたら欲しくなってきた・・・



286:世界@名無史さん
05/10/24 03:06:25 0
ちょと調べ物があってやってきました
質問なんですが昔のヨーロッパなどの刀剣の類は日本の鍛鉄と違って鋳造で製造されてたんでしょうか?

あと日本とヨーロッパ付近の武器の製造技術が載ってるサイトがあったら教えてほすい・・・

287:世界@名無史さん
05/10/24 15:42:21 0
>>286
英語ですが中世ヨーロッパの剣について詳しいサイト
URLリンク(www.vikingsword.com)

フランク王国で作ってたダマスク模様の剣とか、たしか鍛造だったと思うけど。

288:世界@名無史さん
05/10/24 21:36:42 0
>>285
ここのギャラリーなどどうですか
URLリンク(www.arador.com)


289:朱由檢
05/11/20 21:29:05 0
ヨーロッパでダマスカス鋼に近い品質の鋼材を製造したのは、
1820年代ロシアの冶金学者アノソフが最初です。
それ以前のダマスカス鋼製品(刀剣、銃身)は輸入ものか、
ライムでエッチングしてダマスカス風の模様をつけただけで、
出来の悪い紛い物です。

ダマスカス剣は細長い鋳鉄に錬鉄の粉末をかけながら鍛接します。
刀身は高炭素鋼(約1.5~2.0%)でできています。
模様の明るい部分はセメンタイト粒子を多数含有し、
暗い部分は標準の炭素含有率の鋼であり、
硫酸塩溶液でエッチングして模様を浮かび上がらせています。
この波紋状の模様をフィンドリまたはジャウハルと言います。

290:世界@名無史さん
05/11/28 18:47:39 0
板違いかもしれど
URLリンク(successmoon.blogzine.jp)
こんな企画を見て興味が湧いたので一つ質問をば。
もし現代で刀剣を製造するとなれば、その適材の最たる物として何が挙がるでしょうか
ウィディアやセラミックスはかなり高い硬度靱性をもつと聞きますが
中世の刀剣に比べてどうなんでしょう。

291:世界@名無史さん
05/11/28 20:00:55 0
普通にステンレスじゃねーの
安くて大量生産できて使い勝手がいいのだから

292:世界@名無史さん
05/11/28 22:57:08 0
セラミック包丁とかスゴイ切れ味だけど、刃こぼれしやすいんだよな
生産性無視ならそのリアル斬鉄剣とやらも結構使えて保ちそうだ

293:世界@名無史さん
05/11/28 23:39:18 0
硬さと粘りは両立できないからな。
そのため日本刀は二種類の鉄を使ってる。
ステンは切れ味悪いよ。

294:世界@名無史さん
05/12/02 01:07:24 0
ダマスカス剣と日本刀の共通点は硬軟二種類の金属から作られていること。
ステンレス剣は第二次大戦中日本が使用したが大変不評であった。

295:世界@名無史さん
05/12/03 17:20:43 0
"Lancelot of the Lake"という映画をビデオで見たんですけど
その中で甲冑を着込んだ騎士達が色とりどりのタイツを穿いていました。
赤、紫、緑などがあったように思いますが、これってどの程度
史実に基づいてるんですかネ。あと、カラフルなタイツを穿く意味って?

296:世界@名無史さん
05/12/03 22:55:06 0
砲弾や銃弾に使われるサーメットなどは如何?

297:世界@名無史さん
05/12/04 00:01:08 0
>>295
戦場は騎士にとって晴れ舞台だろうし、おしゃれしたいんじゃないの
ある程度立派な武具着てないと雑兵と間違われて殺されるかもしれんし

298:世界@名無史さん
05/12/04 05:43:34 0
目立たなきゃ功績を挙げても誰も気がつかず記録に残らない
そうすると恩賞ももらえない

299:世界@名無史さん
05/12/05 20:02:05 0
>>297-298
ありがとうございます。
ただ、アーサー王もハデハデなパンスト着用だったので…


300:世界@名無史さん
05/12/05 22:14:47 0
300ゲット

301:世界@名無史さん
05/12/12 14:03:50 0
>>295
敵味方を分けたり。
軍内部での所属を分けたり。
貴族が働きを示す為に目立つ服装や旗を作ったって話もあるぞ。
別に戦場で目立っても特に狙われるわけじゃない。ゲリラじゃないんだから。
地味な服装でも武器持ってるわけだし。

302:世界@名無史さん
05/12/12 14:06:57 0
日本刀は客観的に見て本当に優れた武器だったのかな?

303:世界@名無史さん
05/12/12 16:12:49 0
日用品だった打刀と比較すべき対象は、
同様に西洋で日用品だったタウンソード(スモールソード)だから・・・

304:世界@名無史さん
05/12/12 16:33:28 0
>>302
日本刀は客観的には優れた武器だが日本刀が主兵装の時代は、
武器の優劣より個人の技量に依存した時代だ。
集団戦術が確立すれば、必然的に主役は長柄武器へ移行する。
しかしながら中国や韓国のように、刀剣自体が衰退するような
自体には陥っていないし、倭寇対策として明で大量に輸入され
刀が復権しているのだからやはり優秀だったのだろう。
使い勝手良さから日本で刀自体が廃れてはいないしな。

305:世界@名無史さん
05/12/13 00:24:52 0
日本刀が主兵装の時代なんて今のところ訪れてないだろ

306:世界@名無史さん
05/12/13 13:51:39 0
元寇の時、日本の武士は切り込みや夜襲を多用した
しかし白兵戦に縺れこんだとき、当時の日本刀はあまり質が良くなく折れる事が多かった
これ以降技術革新が行われ、硬軟二種の鉄を組み合わせる日本刀が誕生するわけだが
戦いの主流はあくまでも弓矢だったわけで…

307:世界@名無史さん
05/12/13 14:04:37 0
刀の柄を長くしただけの薙刀が平安時代でメインウェポン張ってた。

308:世界@名無史さん
05/12/13 19:58:47 0
>>306
ソース

309:世界@名無史さん
05/12/13 23:29:35 0
薙刀や長巻は使用者たち自らが語っているとおり「長柄の物」っしょ。
そもそも薙刀が刀の柄を長くしただけってのも無茶な話だ。
重ねも反りの付けも全然違うよ。
薙刀をつめて刀呼ばわりする悪質な刀商の影響なんだろうか?

310:世界@名無史さん
05/12/14 00:02:02 0
>>309
URLリンク(www.hi-net.zaq.ne.jp)
>薙刀は敵を薙ぎ切るための武器で、長い柄が付いています。長刀という字を充てて、
>平安時代の後三年の役(1083年~1078年)の頃には既に使われていたようです。
>ただし、この頃の物は私達が想像する薙刀とは違い、菖蒲造りの刀に、長い柄を付けた
>長巻(ながまき)のようなものであったようです。

>鎌倉期には先の張った、極端に曲がったものと、菖蒲造りのものとの二種類があったようです。
>南北朝期以降はあまり極端に曲がったものは無くなり、菖蒲造りで反りのあるものが多くなります。

>また、鎌倉から室町にかけての長刀や長巻を、刀や脇差しに直したものがあり、これを「薙刀直し」、「長巻直し」と呼びます。
>鎌倉から室町期の大薙刀や長巻(「日本刀の区分薙刀と長巻」参照)を刀や脇差しに直したものです。先が大きく反っている
>薙刀を図の点線のように棟の側から切り落とします。従って切先は鋭く鋩子は焼き詰めのような形になります。これは使いや
>すいように直したということですから、悪意ではない場合が多く、また古刀の良い出来のものを直してあるものも多いです。

刀匠に悪意がない場合も多いらしいよ。

311:世界@名無史さん
05/12/14 18:04:38 0
>刀の柄を長くしただけの薙刀
刀の柄を長くしたものは長巻

312:世界@名無史さん
05/12/16 14:00:51 0


313:169
05/12/17 13:14:20 0
>>171
まだここ見てるか?
亀レスだが、とりあえず書いとくぞ。

あの本の94ページで「ballista」の語源が「ΒΑΛΛΩ」だって言ってるけど、
あれは「ΒΑΛΛΕΙΝ」の間違い。
「ΒΑΛΛΩ」の意味は「打つ」だそうだ。
「ΒΑΛΛΕΙΝ」は「(放り)投げる」、くらいの意味っぽ。

他にも、探せば何かあるかもな。


亀レスついでに
>>219
>ダビンチのスケッチ
↓これか?
URLリンク(www.ops.dti.ne.jp)

しかし、これじゃ連射と言うより連装だろう…。
モノがでかそうだし、装置自体が標的にされそうだぞ。
個人携行ってんなら、大人しく連弩使った方がいい気がする。
でなけりゃ中国でやったっていう、(弩の)弦を張る・渡す・発射するって役割分担でもするとか。

ところで
>WW2から作られるようになった軍事用ゴム動力ボウ
って、もしかしてビッグジョーの事か?
もしそうならダメだぞ、普通のクロスボウどころか連弩とかと比べても、威力も射程も命中精度も
はるかに劣る(つうか無い)って話だからな。名前もスラングだし。
改造以前の問題だろう。

314:世界@名無史さん
05/12/17 14:48:39 0
>>313
> あの本の94ページで「ballista」の語源が「ΒΑΛΛΩ」だって言ってるけど、
> あれは「ΒΑΛΛΕΙΝ」の間違い。
> 「ΒΑΛΛΩ」の意味は「打つ」だそうだ。
> 「ΒΑΛΛΕΙΝ」は「(放り)投げる」、くらいの意味っぽ。

動詞の代表形を直説法能動相現在一人称単数(ΒΑΛΛΩ)にするか、
不定法能動相現在(ΒΑΛΛΕΙΝ)にするかの違い。古典語では通常
直説法能動相現在一人称単数を代表にする。例えば「書く」は辞書の
見出しには「γραφειν」ではなく「γραφω」で載っている。

315:世界@名無史さん
05/12/17 15:31:45 0
アシモフのなんとか年表っての見たら
弩が中世フランスの発明になってて僕ちゃんブチギレですよ

316:169
05/12/17 18:31:28 0
>>314
解説ありが㌧。
そういう事か…って言いたいとこなんだけど、正直言って
>不定法能動相現在
とか
>直説法能動相現在一人称単数
とかっていう文法用語がよく理解できん(;´д`)
要は基本的な意味はΒΑΛΛΩもΒΑΛΛΕΙΝもほぼ同じって事でいいのか??
不勉強ですまん。

317:世界@名無史さん
05/12/17 18:55:16 0
>>316
英語で言えば、「am」が「直説法(能動相)現在一人称単数」で、
「be」が「不定法(能動相)現在」。つまり同じ動詞の違う形態。
英語の辞書ではbeの形が見出しになってるけど、古典ギリシャ語
やラテン語ではamの形の方を見出しにする変な習慣があるという
こと。『岩波古語辞典』は用言の連用形が見出しになってるけど。

ΒΑΛΛΩ(ΒΑΛΛΕΙΝ)は合成動詞を多く持つ動詞で、単独
での意味は「投げる、投げつける」みたいな感じ。

318:世界@名無史さん
05/12/21 22:48:34 0
age

319:169
05/12/25 12:26:13 0
>>317
説明ありが㌧。やっと何とか分かったよ、英和辞書引っくり返したけど(;´ω`)
そうか、つまりこの二つって結局同じ言葉なのか。
じゃあ意味は共通(「投げる、投げつける」)って事になるな。
どっちにしても、あの本が言ってるような「飛び道具で打つ」とかって意味ではない訳だな。
海外(英語圏)で"ΒΑΛΛΕΙΝ"ばっかり見るのは、自分たちのやり方に従った結果って事なのかもな。

320:世界@名無史さん
05/12/25 16:08:32 0
総合的に見て、最適なのは、ウェザビー460マグナム口径のマークⅤライフルでしょう。
ティラノサウルスなどの恐竜に対しても充分効果的だと思います。
ウェザビー460マグナム弾は、ハンティングライフルとしては最強です。
地上最大の哺乳類であるアフリカゾウをも1発で倒す威力があります。

象撃ち用の大口径としては、600や700などのニトロエキスプレスなども有りますが、弾速の遅さから来る
浸透力不足や、総合的な初速エネルギーから考えても、狩猟用としては、460は最強の弾薬と言えるでしょう。
軍用の50口径バレットライフルなどは、携帯性から考えても、13.5キロもの銃を担いで動きのある動物に挑むバカはいないでしょう。
460弾は厚さ2センチのT1という材質の防弾性を有する、メタリックターゲットに使われる鋼鉄を貫通する程の威力を持ち、厚さ7センチにも及ぶ、アフリカゾウの頭蓋骨を貫通します。
375H&Hマグナムでさえ、捕鯨船に積んで行き、捕鯨砲でとどめを刺すことの出来なかった鯨を殺すのに使われる程の殺傷力が有るのです。
デザートイーグルに使用される50口径アクションエキスプレス弾は、人間の腹部に命中すれば、胴体がちぎれる程の破壊力と言われますが、単純にウェザビー460マグナムは、エネルギーにしてその5~6倍です。
その威力は創造を絶する物でしょう。

要するに、アフリカなどの大型動物に使われるような大口径ライフル弾は、銃器の知識が無い方が考えられている寄りも、ずっと強力な物だという事です。
ちなみに、ティラノサウルスの体重は約6トンほどと推測されていますが、アフリカゾウの体重は最大級のもので11トンです。
そのアフリカ象をも1発で倒し、急所に命中すれば鯨も仕留めれる大口径マグナムライフルは恐竜相手にも充分対抗出来る武器だと思います。



321:世界@名無史さん
05/12/28 11:10:04 0
「キャプテン・フューチャー」に出てきたティラノサウルスは
プロトンガンでもなかなか倒せなかったお

322:世界@名無史さん
05/12/28 12:43:28 0
いや、どうしてもと言うなら、第一次大戦末期から第二次大戦初期まで
使われていた対戦車ライフルという手もあるが。
まあ、>>320氏がバカにしている.50口径のBARRET M82もその一種なんだ
がね。あれは対物ライフルということで現在も使われてる。
.50口径でも威力が不足するなら、20mmクラスのものもあるから大丈夫。

323:世界@名無史さん
05/12/28 23:43:18 0
日本刀 青龍刀 この二つとも最高に頑丈なものを持ってきて、おもいっきり刃をぶつけ合ったとき、
どとらの損傷度が激しいかな。(トリビアでやって欲しいものだ・・・)

324:世界@名無史さん
05/12/28 23:45:24 0
323の「どとら」を「どちら」に変更。

325:世界@名無史さん
05/12/29 00:44:46 0
>>322
ちがうちがう、馬鹿にはしてない。
馬鹿にするどころか対物ライフルとしては素晴らしい銃だ。
バレットを馬鹿にしてるのではなく、あれが狩猟に使えると思ってる
輩がいるんですよ、実際。

326:世界@名無史さん
05/12/29 00:47:15 0
>>321
レス、有り難うございます。
自分はカナダ国内において実際に460マグナム口径のMarkⅤ他数丁の
ハンドガン、ライフルを所有しています。

大口径ライフルが生物の肉体に与える損傷というのをご存じ無いかと思うのですが、
古生物学者の金子隆一氏と電話でお話しさせて頂いた際、T-REXとて460wbymagが
命中すれば確実に上顎の一部は吹っ飛ぶだろうというご意見でした。
小さな脳を狙うよりも、正面にある胸骨の間から、スイカ大の心臓を
吹っ飛ばすほうが得策だろうとも助言してくださいました。

水を満タンにした200kg以上のドラム缶を撃てば、中に跳ね上がり表面が
大きく張り裂ける威力を目の当たりにすれば、恐竜相手にも充分通用しうる
武器だということが納得できると思います。

国内の話しですが、308程度のライフル弾でさえ、鹿の頭部に命中して頭が
破裂することも有ります。


327:世界@名無史さん
05/12/29 00:50:51 0
ちなみに、私がカナダの射撃場において、銃弾の威力テストに使う
一辺が1m四方の樹脂(粘土に近いもの)に460wbymagを撃ち込んだところ、
真っ二つに切断すると一番広い所で直径約70cmの穴が開いていました。

入り口と出口は10数センチ程度ですが、真ん中あたりの損傷はそれぐらい
大きいものでした。
もちろん、生物のそれに全く同じ効果が期待できるとは言いませんが、
破壊力の目安程度にはなります。


328:世界@名無史さん
05/12/29 00:53:22 0
460Weatherby mag FMJ(フルメタルジャケット)の場合、着弾時に
変形しにくいように表面のカッパー(銅のコーティング)とレッド(鉛)
の間にスチールが入っていますので、前述した様に、その貫通力は
常軌を逸したものなのです。


329:世界@名無史さん
05/12/29 00:54:27 0
ちなみに「キャプテン・フューチャー」はフィクションです。

330:世界@名無史さん
05/12/29 05:41:24 0
銃砲スレでやればいいのに。

331:世界@名無史さん
05/12/29 08:56:22 0
タイトルに「槍」って入ってるジャン

332:世界@名無史さん
05/12/29 14:24:53 0
>>320
面白そうな話だけどスレ違いでない?


333:世界@名無史さん
05/12/29 15:44:34 0
>>323
そういや中国刀剣の話題ってこのスレでも少ないね・・・
詳しい方が少ないのかなあ。

334:世界@名無史さん
05/12/29 16:04:39 0
俺はむしろ中世・近世の丸弾滑腔マスケット銃の貫通力が、
現代銃と比べてどんなもんだったかを知りたいぞ。

で、そのウェザビー460マグナムとやらに比べて、
十匁筒とかシャルルヴィルあたりの貫通力は何分の一ぐらいだったんだろうな?
弾丸形状も材質も全然違うが、初速300メートル、弾丸重量35グラムと仮定すると、
45ACPの4,5倍ぐらいの初活力か?
拳銃弾のほうが比較しやすいというのもなんだが。

335:世界@名無史さん
05/12/29 16:09:34 0
>>334
黒色火薬時代の銃とそれ以後比べるなんてあほか?
ちなみにクレイモアって地雷の鉄球が火縄銃で撃たれたのと同じくらい
の威力だよ。なるべく殺さないようにしてる。
怪我人搬送するのに3人要るからな。
火縄銃の威力はその程度だがそれでも戦術的に画期的だったのは言うまでも無い。

336:世界@名無史さん
05/12/29 16:13:45 0
>>335
「地雷の鉄球」とは?

337:世界@名無史さん
05/12/29 16:19:38 0
>>336
クレイモアは据付式の地雷で鉄球撒き散らすタイプの地雷なんだよ。
ベトナムで活躍。多数の敵をまとめて殺傷できるからジャングルの戦いには便利。


338:世界@名無史さん
05/12/29 16:39:44 0
>>337
要するに散弾銃の散弾の粒が
デカくなったようなものと考えればいいわけだな?

339:世界@名無史さん
05/12/29 16:43:37 0
>>338
まあそうだけど。

340:世界@名無史さん
05/12/29 16:47:15 0
やられたほうはたまったもんじゃないな。

341:世界@名無史さん
05/12/29 19:34:16 0
>>334
初活エネルギーですが、現代銃に使用される弾薬は、1つの銃につき幾つかの
弾頭や火薬の種類が選択できますが、代表的なデーターを記して置きます。
目安くらいにはなると思います。
ちなみに銃口エネルギーに関しての比較では460weatherbyのパワーは、
45ACPの約25倍、44マグナム弾の約10倍程度となります。

460weatherby FMJ
弾頭重量 500gr
使用火薬 IMR 4350
薬量 124 grs
銃口初速 2774 fps
エネルギー 8525 ft-lbs
TKO 90.75
OGW 8005 lbs

.45 ACP FMJ
弾頭重量 230 grs
火薬量 5.5 grs
銃口初速 825 fps
エネルギー 347 ft-lbs

.44 Remington Magnum
弾頭重量 240 grs
火薬量 20 grs
銃口初速 1280 fps
エネルギー 871 ft-lbs


342:世界@名無史さん
05/12/29 20:14:09 0
>>320
BARRET M82-A1
URLリンク(dolby.dyndns.org)

確かに対物用ライフルとしては、素晴らしい破壊力です。
ただし、携行性を重視するハンティングに使用できる代物ではない。
これは敵の司令塔などを攻撃する用途に使用するライフルです。


343:世界@名無史さん
05/12/29 20:24:32 0
あくまで、立射で撃てるハンティングライフルというカテゴリー
の中では、Weatherbe markⅤ 460 magnumは世界最強のライフルです。
参照:URLリンク(www.bigboreproductions.com)


344:世界@名無史さん
05/12/29 21:57:29 0
>>335
その「わざと怪我をさせる」ってのは都市伝説みたいなモンだという話もあるぞ。
実際、5.56mmだって殺傷力を上げるために空洞作ったりしてるし。
わざと怪我をさせるんじゃなく、できれば殺したいが悪くても大けがってところを
威力の下限に設定して、装弾数や効果範囲を優先したんだろ。

345:世界@名無史さん
05/12/29 22:00:00 0
昔の自由勢力が戦う相手は共産勢力、今の自由勢力が戦う相手はテロリストと、
どちらも人命より主義・主張を重んじる連中だからな。
けが人出たって放置だろ。
自由勢力だって、危険と判断したらけが人は放置するって話だし。
常に人道がまかり通る訳じゃない。

346:世界@名無史さん
05/12/29 22:27:10 0
銃・火砲の世界史
スレリンク(whis板)

347:世界@名無史さん
05/12/29 23:21:13 0
どーでもいいが>>320が他スレに全く同じ文面を書き込んでる件について。

■中世の武器について■
スレリンク(army板)l50/78




348:世界@名無史さん
05/12/30 00:36:05 0
>>347
ウェザビーライフルが世界最強の猟銃と言うことを、一人でも
多くの方々に認識して頂く為に、布教活動をしております。


349:世界@名無史さん
05/12/30 01:47:00 0
>>348
スレリンク(wild板:265番)
▼ティラノサウルスを倒すことができる生物集▼の

350:世界@名無史さん
05/12/30 02:30:00 O
現在の地球の重力であれば、手を下すまでもなくティラノサウルスは内臓破裂で死亡するはず。

351:世界@名無史さん
05/12/30 02:54:20 0
・・・え?

352:世界@名無史さん
05/12/30 15:30:14 0
>>344
都市伝説じゃないぞ。特に旧ソ連の対人地雷は大人の足首だけ吹き飛ばせるようになっていて
子供が死ぬかもというレベルに火薬設定してある。だから性質が悪いんだが。

353:世界@名無史さん
05/12/30 15:44:42 0
>>352
それは共産側の兵器な上、航空機からばらまくとかそういった目的のものだろ?
破壊力より戦闘力を奪うこと・生産できる数・搭載できる数を増やすことなどを
優先するのは当然だと思うが。
数が増えればカバーできる範囲が広がるし、地雷の目的は敵の足止めなんだから。

354:世界@名無史さん
05/12/30 23:08:39 0
>>353
航空機からばら撒く地雷はアメリカにも有るがな。

355:世界@名無史さん
05/12/31 16:11:58 0
CBU-82集束爆弾。この手の兵器は世界中の空軍が保有してるから珍しくもなんともない。
空自も保有してるしね。


356:世界@名無史さん
06/01/02 00:26:02 0
>>348
是も非もなく叩くために叩くアンチが増えるだけだぞ。

357:世界@名無史さん
06/01/02 17:52:11 0
86 名前:17[sage] 投稿日:03/03/04 02:29
しかし、弓って思ったより速いもんだね。
初速が200キロか。
ちょっと試しにそのエネルギーについてJ計算してみるか。
ジュール=初速×初速×弾頭重量÷2000
参考; URLリンク(homepage3.nifty.com)

だれか、ロングボウや戦闘用和弓の矢尻の正確な重量知らない?

890 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:05/01/20 11:07:14 0
Discovery channelで放映された「伝説の戦い・アジャンクールの戦い」(以下略)

891 名前:世界@名無史さん[sage] 投稿日:05/01/20 11:35:34 0
弓兵の給料が安かったからといって、弓を低く評価したとは言えないでしょうけどね。
王自身が立つ戦場で弓兵中心ですし。ただし、弓というよりは最初から軽装歩兵として頭数を揃えれば良いというつもりだったのかも。

ちなみに上記の放送では長弓の矢のエネルギーを38ジュールとしています。このスレで書かれてるものにくらべると低すぎますね。
矢の重さ63グラム、速度は秒速37.9メートル、時速136Km。いくらなんでも速度が遅いような。
実際にはもっと高速で、2ミリの鋼の鎧も貫けたのでは?

358:世界@名無史さん
06/01/02 22:55:29 0
朱は消えたのか?

359:世界@名無史さん
06/01/02 23:56:51 0
学研の日本武器集成によると和弓だと重さは征矢で70グラム、
速度は的矢で時速220キロ弱。
ただ、的矢で使う矢は実戦用よりは少し軽いはず。
リンク先見てないんで単位わかんないけど。

実戦で何百本も打つ訳じゃないならもう少し重い弓もひけると思うから
三人張りやら五人張りの弓ならもうちょい貫通力は出せそう。
命中精度はあんま重いと下がるだろうけど。

360:世界@名無史さん
06/01/03 06:49:21 0
>>354
ん?
>>355のクラスター爆弾は地雷とは同一ではないが。
今時、人権団体でも同一視してないところが多いぞ。
「非人道的な兵器」というカテゴライズは同じだが。

まあ、これは宗教戦争になりそうだから軍事板で。

361:世界@名無史さん
06/01/03 07:46:50 0
>>360
いや、クラスター弾の話なんてしてないし。
普通の空中散布地雷の話だよ、>>352>>353を受けてのね。
混乱してるのは貴方のほうだ。

362:世界@名無史さん
06/01/03 12:39:40 0
>>360
不発弾が地雷となる。MLRSの223mmも同じ。

363:世界@名無史さん
06/01/03 18:42:06 0
>>361
すまん。別の人だったのね。
本題に戻るが、アメリカのは>>353の「共産側の兵器な上」を削除すれば説明はつくかな。

「せいぜい片足が吹っ飛ぶ程度だ、おまいら突っ込め!」なんて、赤軍でも部下に
なかなかそんな命令くださんぞ。
まあ代わりに捕虜や住民とかを突っ込ませたりしてたみたいだけど。ナチスだったっけ?

迂回するにせよ、除去するにせよ、地雷原を突破するのは人命より時間がかかる。
地雷の主目的はあくまで足止めで、けが人云々は「そうなるといいな」ぐらいで
確実性はないだろ。

>>362
そりゃオマケだろ。
そういった話はさんざ既出だし、軍板で頼む。

364:世界@名無史さん
06/01/03 18:46:21 0
>>363
自分で補足だ。つまり、足止めに使うなら人間一人吹き飛ばす必要もなく、
片足吹き飛ばす大きさの地雷で十分ってこと。
それをたくさん作ってばらまけば、有力な地雷原になる。

365:世界@名無史さん
06/01/03 19:40:45 0
>>364
一人殺すより、片足潰した方が相手の経済や人的損害に打撃を与えられるからね。

オマケと言っても、相手からすれば厄介な代物(クラスタのことね)。ま、これ以上は板違いだな。

366:世界@名無史さん
06/01/03 20:17:44 0
なんか、現代銃砲のスレに・・・。

367:世界@名無史さん
06/01/03 20:27:43 0
お前ら巣に帰れ、軍板へ逝け

368:世界@名無史さん
06/01/03 20:53:18 0
>>365
> 一人殺すより、片足潰した方が相手の経済や人的損害に打撃を与えられるからね。

>>345のごとく、相手が金もって人権思想の強い国で、尚かつ余裕ある間だけだって。
例えば銃は二人で一丁だ、或いは医療品が足りない連中には期待できんよ。放置かトドメか。
A-10の薬莢と同じでオマケはオマケ。
「そのため」にデザインされたかのように書く>>335に対する反論だよ。

>>367
すまん、もう消えます。

369:世界@名無史さん
06/01/03 21:01:52 0
>>368
なるほど。

じゃ、板違いは消えます。

370:世界@名無史さん
06/01/03 22:17:04 0
>>368
銃が二人で一丁だとか一体、何時の時代のソ連軍の話をしてるんだ。
板違いだからこれ以上は言わないけど。

371:世界@名無史さん
06/01/03 22:25:28 0
日本拳法の元となった柔術流派はなんですか?

372:世界@名無史さん
06/01/03 23:03:54 0
日本刀は性能を言えば、折れず、曲がらず、殺傷性抜群、刃こぼれしにくい、が一番でしょう?

373:世界@名無史さん
06/01/03 23:28:11 0
>>372
何を主張したいのでしょう?
日本刀伝説というのはそれなりに存在しますが、その大半は平和な時代に創られ
たもので、戦国期など、実戦で刀がどれほど使われたかは疑問ですよ。

374:世界@名無史さん
06/01/03 23:40:59 0
それは>>372の否定にはなっていないな。
戦国期の刀の使用頻度のみでは性能を否定する根拠としては弱い。

>日本刀伝説というのはそれなりに存在しますが、その大半は平和な時代に創られたもので
これの史料を教えて欲しいな。

375:世界@名無史さん
06/01/04 01:45:40 0
>>372
それは性能ではなく品質だな

376:世界@名無史さん
06/01/04 18:41:03 0
実戦での使用頻度が高くもない武器の性能や品質をあげつらっても、
あまり意味がない。
日本刀の場合は、平和な時代に武士の魂として神格化されると同時
に数々の伝説が作られたもので、信仰を持った人々とは対話が成り
立たない存在だな。

377:世界@名無史さん
06/01/04 18:55:49 0
作られたと主張するなら平和な時代に書かれた史料がなきゃおかしいがな。

378:世界@名無史さん
06/01/09 14:53:53 0
実戦で使用頻度が少なければ、単なるカタログスペックだからね。

379:世界@名無史さん
06/01/10 15:45:56 0
古刀が新刀より良いというのは伝説。
新々刀は素材も作り方もひどい物が多い。

新刀のランク付けは「懐宝剣尺」と「古今鍛治備考」にいろいろ載ってる。

380:世界@名無史さん
06/01/10 18:06:45 0
懐宝剣尺に掲載されてる最上大業物

古刀……備前長船秀光、孫六兼元(初代)、孫六兼元(二代)、
      三原正家、備前長船元重

新刀……長曾弥興里(虎徹)、長曾弥興正、多々良長幸、三善長道、
      仙台国包、初代忠吉、陸奥守忠吉、ソボロ助広

古今鍛治備考に掲載されてる最上大業物

懐宝剣尺の13人 + 初代兼光(古刀)、二代和泉守兼定(古刀)

最上大業物の基準は死体を斬った際8~9割の確立で両断できることだとか。
動かない死体相手だからカタログスペックにすぎんが。


381:世界@名無史さん
06/01/10 20:12:18 0
そういうのはカタログスペックとは言わないだろう。
使用者の腕の問題と切れ味は=とは限らない。

382:世界@名無史さん
06/01/17 14:38:50 0
カタログスペックって言いたかっただけだろ

383:世界@名無史さん
06/01/23 22:50:32 0
武士がいつも刀でチャンバラしてた訳じゃないぞ、と言いたいのでしょう。

384:世界@名無史さん
06/01/23 23:07:02 0
まあ、戦場で集団戦闘となれば、弓矢、鉄砲が優先するだろうし、接近戦では
まず槍や長巻だろ。高価な刀を自慢するようになったのは平和になってからと
思われ。
平時での甲冑や鎖帷子を着用していない状態での喧嘩(決闘)なら、刀の殺傷
力は十分すぎるだろうが、逆に一対一の決闘なら、フェンシングのように剣先
で相手の喉を斬ったり、急所を突きで狙うほうが効果的なようにも思えるな。

385:世界@名無史さん
06/01/23 23:10:43 0
しーっ!
ここは日本刀信者の巣窟ですから、そんな本当のことを語っちゃいけません。
日本刀を一振りすれば、鎧も冑も切れるものと信じてる人が多いですからね。

386:世界@名無史さん
06/01/23 23:15:17 0
鈴木信者乙。弾丸も切れるんだよ!

387:世界@名無史さん
06/01/23 23:29:40 0
据え物を達人がふるえば
たしかにカブトくらい断ち割れるらしいが、
それと戦場で刀だけで戦えるかどうかは別の話だしな

388:世界@名無史さん
06/01/24 02:26:44 0
>>386
そんなことしたら斬れた弾丸に当って危ない。

389:世界@名無史さん
06/01/24 06:30:52 0
トレビアでやってたな>日本刀の切れ味
東工大の教授とかが検証したわけだし、鈴木某よりは信憑性があると思いますが


390:世界@名無史さん
06/01/24 18:14:39 0
鋼鉄の日本刀と鉛の銃弾では
鉛の方が軟らかいから…


391:世界@名無史さん
06/01/24 19:40:03 0
>>151
和弓の強さは当然矢尺によってかわって来るが
一般的に○○kgと表されているのは
88cmの矢尺を引いたときの力の単位
計る方法は弦の矢を番える辺りをバネばかりに引っかけそこから88cmの矢尺になるまで下に押して,その時の値を見る

392:世界@名無史さん
06/01/24 19:54:40 0
「武器と防具 中国編」でも弦に錘をぶら下げて計測する図があったね。

393:世界@名無史さん
06/01/24 20:53:23 0
>>390
フルメタルジャケットって知らない?

394:世界@名無史さん
06/01/24 21:00:39 0
トリビアの泉でやった時は、コルトガバメントが鉛の弾でM2は
フルメタルジャケットだったと思う。
.45の鉛弾は刃こぼれなしできれいに切れていたが、.50の機銃
弾のほうは最初の数弾が一応は2つになった程度かな。
ただし、1発目で刃こぼれしていたが、それでもたいしたもんだ。
まあ、あくまで刃の正面からという条件で、斜めや横からあたっ
たら、折れるだろうがね。

395:世界@名無史さん
06/01/25 04:57:39 0
綺麗だよ、シャーリーン

396:世界@名無史さん
06/01/25 22:24:19 0
トリビア見たけど、確かに弾丸斬ってたな。
だけど、当然ながら日本刀固定して実験してたし、
それと実戦で人が鎧兜斬れるかは別問題じゃないの?


397:世界@名無史さん
06/01/25 23:14:44 0
ならば使用者の腕や戦闘状況と刀自体の切れ味とは別問題であることも理解できるはず。

398:世界@名無史さん
06/01/25 23:37:51 0
鎧兜をものともしない刀を持つ鎧兜を着て戦う不思議

399:世界@名無史さん
06/01/25 23:38:58 0
あっと失敗
「鎧兜をものともしない刀を持つ戦士が」

400:世界@名無史さん
06/01/27 07:52:16 0
ヒント:槍は突き専用じゃなくて振り回す武器

401:世界@名無史さん
06/01/28 00:53:15 0
振り回す? 叩くだろ。

402:世界@名無史さん
06/01/28 01:18:46 0
振り回して叩くんだろ

403:世界@名無史さん
06/01/28 01:22:52 O
振り回さないでどうやって叩くのか知りたい

404:世界@名無史さん
06/01/28 01:25:39 0
単純に「振り下ろす」だろう。

405:世界@名無史さん
06/01/28 09:40:34 0
「回す」には別向きに動かすという意味はあるが、
「振り回す」にその意味が含まれてるかどうかは知らない。

406:世界@名無史さん
06/01/28 16:40:31 0
>398
相手がじっとして斬りやすいポイントでいるなら、達人なら斬れるかも
でも、相手が動いて攻撃してくるなら、達人でも無理でもどうかな?

でも、鎧なしだと流れ矢でも危険、相手の攻撃が一撃でも当たったら危険
鎧着てれば、腰の入ってない攻撃はかすり傷ですむかも・・・・・ってところ
でない



407:世界@名無史さん
06/01/28 20:30:29 0
腰を落として刀で突き刺すのが鎧着て戦う介者剣術の基本。

408:世界@名無史さん
06/01/29 03:48:19 0
>介者剣術の基本
敢えて刀に拘るなら、元禄前の聞き書きなどでは
「片手持ちで手を傷つけるか足を切りあげろ」って話が多い。
介者剣術自体も道場で鎧を着て戦う剣法として
本末転倒な発展を遂げた流派も多いよ。日本史ネタなんで深入りしないが。
手、股狙いはサクスとかの使い方でもポピュラーだったみたいね。
片刃の斬撃と相性いいんだろうか?

409:世界@名無史さん
06/02/01 00:24:09 0
短刀とかで鎧の隙間を狙って刺した、と聞きました。

410:世界@名無史さん
06/02/21 14:25:43 0
長巻最強説

411:世界@名無史さん
06/02/22 18:19:57 0
三国志とかでも剣、槍は良く出てくるが、

中国の剣は両刃?片刃?
青龍刀だと片刃だろうけど、一般的に普及(支給された)剣はどっちだったんだろう。

412:世界@名無史さん
06/02/22 23:06:52 0
日本の古流柔術は空手みたいに打撃技はあったんですか?

413:世界@名無史さん
06/02/22 23:40:57 O
つキドニーダガー

とどめをさす親切な短剣の意



414:世界@名無史さん
06/02/23 00:57:33 0
>>411
中国だと両刃のがチェン(剣)、片刃のがダオ(刀)では?

415:世界@名無史さん
06/02/23 11:35:19 0
中国の刀各種。こうして見ると区別が結構微妙だ。
URLリンク(img220.imageshack.us)

416:世界@名無史さん
06/02/23 16:04:37 0
>>413
今までカタカナ名称しか知らなかったから、
内臓を破壊する短剣っていう意味だと思ってたヨ

417:世界@名無史さん
06/02/23 21:14:41 0
昔は腎臓に優しさとかが宿ると考えられてたそうだよ。

418:世界@名無史さん
06/02/23 23:15:33 0
青龍刀と日本刀、もし野戦闘で使うならどっちがいい?

419:世界@名無史さん
06/02/23 23:20:06 0
ケンカで使うなら菜刀かな

420:世界@名無史さん
06/02/23 23:40:05 0
>>419
香港のチンピラ乙

421:世界@名無史さん
06/02/23 23:41:07 0
NATO?

422:世界@名無史さん
06/02/24 00:12:50 0
つぁいだお、じゃね?

423:世界@名無史さん
06/02/24 05:08:18 0
日本ではいつ頃まで楯(手で持つの)を使っていたのだろうか?

そして、なぜなくなったのだろうか?体力の問題?

424:世界@名無史さん
06/02/24 08:26:06 0
シールドが流行するのってたいてい鎧の防御力が低いのが原因だよね。
メイル・ホウバークの時代の騎士とか。

日本はラメラー装甲で充分な防御力が得られたんじゃね?

425:世界@名無史さん
06/02/24 12:28:24 0
日本では、軍事を司っていた者のメインウェポンが弓だったということが起因してそうだ

426:世界@名無史さん
06/02/24 13:56:32 0
>>425
モンゴルやトルコの騎射兵は盾を装備してるよ。
弓矢を使う際にはストラップで背負う。

427:世界@名無史さん
06/02/24 16:51:54 O
元々、弓を主としていたのが、理由らしい。
モンゴルとかとかと違うのは戦い方の違いじゃない?

日本はどちらかと言うと局地戦が多そうだし

428:世界@名無史さん
06/02/24 19:32:15 0
何時の時代のことを言ってるのか、また局地戦とはどのような意味合いなのか説明希望。
局地戦のほうが多いのは世界共通だよ。

429:世界@名無史さん
06/02/24 21:57:25 0
ストラップで背負うってのが意味不明

430:世界@名無史さん
06/02/25 00:49:22 0
>426
俺は逆にモンゴルの騎兵は楯使わなかったって聞いた(読んだ?)な

>429
URLリンク(www.1186-583.org)
こんな感じなのかなあ
もうちょっと上の方に背負った方がいい気はするけど

431:世界@名無史さん
06/02/25 00:58:20 0
>>423
URLリンク(snipurl.com)

432:世界@名無史さん
06/02/25 01:23:16 0
>>430
こんな感じ
URLリンク(www.tgorod.ru)

433:世界@名無史さん
06/02/25 23:50:01 0
盾を背負ってるのは、使わない時は背負ってるというのもあるが、
後方からの攻撃に備えてってのもあるんだろうな。
そもそも、戦闘中にあの状態から素早く手に持ちかえられるかどうか疑問なんだが。

434:世界@名無史さん
06/02/26 04:12:56 0
ない。
戦闘中の持ち替えもしない。

435:世界@名無史さん
06/02/26 07:30:57 0
そもそも右手は武器、左手は手綱を握ってるから
3つ目の手が無い限りうまく使えない気がすれけど

436:世界@名無史さん
06/02/26 11:54:14 0
手綱は口でくわえて操るから問題ないらしいよ

437:世界@名無史さん
06/02/26 14:23:27 0
>>436
口でくわえられるほど長い手綱なら
引いても馬が反応しなさそう

438:世界@名無史さん
06/02/26 22:57:54 0
調教にもよるけど重心移動や足捌きだけでもかなり捌けるよ。
鐙があっての話だけど。

439:世界@名無史さん
06/02/27 16:00:37 0
>433
mongolってなってるけど中央アジアの騎兵っぽいな

440:世界@名無史さん
06/03/05 14:33:09 0
よくRPGなんかで脛あてを「具足」という名称で扱ってるんだけど
これって用法として正しいの?
鎧のことだと思うんだけど

441:世界@名無史さん
06/03/05 18:39:50 0
>>440
間違ってる。
具足とは「装備を完備した甲冑」のこと。
何も知らないやつが字のイメージで脛あてだと思い込んだんじゃないの。


442:世界@名無史さん
06/03/07 03:29:23 0
>>441
詳しい人に伺いたいんだけど、すねあての歴史って大雑把に言うとどんな感じでしょう?

1、ギリシア時代
2、共和制ローマ時代(ガリア人含む)
3、帝政ローマ時代
4、暗黒時代(前代のゲルマン人含む)
5、バイキングの時代
6、十字軍前期(ムスリム諸軍含む)
7、十字軍後期
8、百年戦争前期
9、百年戦争後期
10、ばら戦争期

この項目に沿って略述できるプロの方求む。

443:世界@名無史さん
06/03/07 20:49:30 0
ギリシア時代 皮製
共和制ローマ時代(ガリア人含む)  素足 皮製 銅製
帝政ローマ時代  銅製
暗黒時代(前代のゲルマン人含む)  鎖帷子
バイキングの時代  鎖帷子
十字軍前期(ムスリム諸軍含む)  鎖帷子
十字軍後期  板金製 
百年戦争前期  :
百年戦争後期  ;
           ばら戦争期  ;


444:世界@名無史さん
06/03/07 21:03:14 0
>>443
ローマの時代でも銅製だったのか・・・・・・
意外だな、すでに鉄製武具が標準装備になっていると思ってた。
もしかして、兵種によって違うのか?

445:世界@名無史さん
06/03/07 23:01:14 0
日本の弓道と大陸の弓は、引き方が全然違うよね。

446:世界@名無史さん
06/03/07 23:36:06 0
弓道はフォーム重視で決められた手順を踏んでるけど、実戦であんな
悠長な引き方だったとは思えん。

447:世界@名無史さん
06/03/08 08:44:59 0
>>445
荻生徂徠が明代の弓射の教則本を日本に紹介して
日置流にも影響を与えたとかいわれてるけど
日本と大陸の弓ってまったく形が違うんだよね。
本当に役に立ったんだろうか?

448:世界@名無史さん
06/03/08 09:23:55 0
>>444
鉄も青銅もあるが、どっちにしろ付けてるのは百人隊長だけ。

449:カラカラ亭
06/03/08 21:45:09 0
自室に日本の大鎧とイタリア製の西洋甲冑を対峙するような感じで
飾ってます さすがに狭ので売り払って1/144戦艦大和購入の資金に
あてようかと考えています。

450:世界@名無史さん
06/03/08 23:22:04 0
日本の弓は人差し指・中指・親指で引くけど、大陸は親指以外の4本で引くよ。
URLリンク(homepage3.nifty.com)
URLリンク(sportsup.jp)
URLリンク(www2a.biglobe.ne.jp)
URLリンク(ja.wikipedia.org)


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