04/06/18 12:31
>36
>鎌倉以前「~の」
>鎌倉以後「の」がつかない
チョト違う。
「~の」がつくのは「姓」。
「ふじわらの~」「みなもとの~」「たいらの~」。
「~の」がつかないのは「苗字」。
千葉常胤(ちばつねたね)=平常胤(たいらのつねたね)
木曾義仲(きそよしなか)=源義仲(みなもとのよしなか)
九条兼実(くじょうかねざね)=藤原兼実(ふじわらのかねざね)
鎌倉以降は姓よりも苗字の使用が一般化しただけ。
姓の種類が少ないうえ、同姓の人口が増加する一方なので、一族を識別するために苗字が使われるようになった。
ま、「姓」は本来天皇(だけでもないが)から貰うものだから、日本人の殆どは姓を持っていなかったわけだけどね。