【ペスト・天然痘】世界疾病史【インフルエンザ】at WHIS
【ペスト・天然痘】世界疾病史【インフルエンザ】 - 暇つぶし2ch150:世界@名無史さん
04/03/08 23:05
【鳥フル】異常な鳥を見つけたら報告しるスレ
スレリンク(bird板)

作成しました。 野鳥が死んでいるとか、ありましたらぜひ
報告ください。

151:世界@名無史さん
04/03/09 02:00
>>150
いや、ここは猫の歴史スレだから、野鳥の生態が分かる人は少ないんじゃないかな。

152:ツバキ
04/03/13 18:55
易学では陰陽一つになって平和と繁栄が得られる。このバランスが崩れると「役」
すなわち戦争がおきる。また「疫」インフルエンザ、伝染病が発症する。「益」も
偏ると争いが起きる。みんな「えき」。

153:世界@名無史さん
04/03/14 14:52
家畜が大量に死ぬとはなんと不吉な
水俣病の時も水俣湾でとれた魚を食べておかしくなった猫が最初の症例だった

154:例のにゃあにゃあ
04/03/15 23:44
ハンセン病患者によるハンセン病患者のためのハンセン病患者の騎士団、聖ラザロ騎士団もええニャ。
だけど、この騎士団、戦うとたいてい全滅しちゃうんだけど、やっぱり中世にはハンセン病患者に対する差別があって、そのせいで一番危険なところへ追いやられちゃうからなのかニャ?
中世でのハンセン病に対する差別ってどんな感じだったか分からないから、この騎士団がどう扱われていたかわからニャイ。

155:世界@名無史さん
04/03/17 18:40
ハンセン氏病患者は、基本的に隔離されていたはず。

CATHOLIC ENCYCLOPEDIAのハンセン氏病に関する記述。
 ↓
URLリンク(www.newadvent.org)

156:世界@名無史さん
04/03/18 17:19
「ベンハー」とか「ブラザーサン・シスタームーン」とかの映画だと、ハンセン病患者は患者同士が集団生活していたような感じで描かれているね。
もちろん、街中でも村の中でもなく、人里離れた森の中とか谷とか荒野とかで。
(まあ、学術板で映画引き合いに出すのはどうかとは思ったけど。)

一部の神学者の差別的発言としては、「神の意思に反する性行為を行ったことによって感染した」とかもある。
(時代が時代だから仕方ないが。)
あとは、カスタネットのような音の鳴る物を始終身に付けているよう義務付けられていたみたい。
(音の鳴る物で目立つように。)

飢饉とか疫病とか、そういった出来事があるとユダヤ人同様虐殺されたみたいだから、味方によって全滅させられたという可能性も考慮してみては?>聖ラザロ騎士団

157:例のにゃあにゃあ
04/03/18 18:58
>>155
感謝するニャ。
やっぱり、差別されていたんだニャ。
隔離されている人を戦場に引き出して囮とか、しんがりに使ったのかもしれないニャ。
なんか、可哀想になってきたニャ。

158:例のにゃあにゃあ
04/03/18 18:59
>>156
聖ラザロ騎士団も聖地喪失後はヨーロッパ各地に病院を作ってそこに籠もってしまったみたいだから、その映画にある通りかもしれないニャ。
我が輩が読んだ本では聖ラザロ騎士団が参加した戦い4つが紹介されていたニャ。
ハッティン、ガザ、ヤッファ、アッコンでハッティンはラザロ以外の騎士団も全滅していて、
ガザ、アッコンは聖ラザロ以外の騎士団員には生存者がいたみたいで、
ヤッファはラザロ騎士団が単独でイスラーム勢力に挑んで生存者が4人しかいなかったとあったニャ。
味方に殺されたという記述は見つからなかったニャ。
ただ、テンプルと聖ヨハネが内戦を起こして戦った時にテンプル騎士団側について戦ったとあったけど、この時はさすがに味方に殺されたのかもしれないニャ。
後は、資料が見つからないから、想像するしかできないニャ。
だけど、差別されていたのなら虐殺はありえそうだニャ。
ヨーロッパで起こった虐殺に関する本を読めば出てくるかニャ?
とりあえず、我が輩が参照した資料はこれニャ。
desmond seward, the monks of war, penguin books,1995,pp.53,73,76,77,86-90

159:世界@名無史さん
04/03/18 22:59
探せばあったのか。
CATHOLIC ENCYCLOPEDIA の聖ラザロ騎士団の記事。

URLリンク(www.newadvent.org)

160:世界@名無史さん
04/03/19 19:25
第三回ラテラノ公会議(1179)では、ハンセン病患者が「健康な人の近くに住んではならない」「聖職者と役人は、ハンセン病患者について報告する義務を負う」ことを決定した。
(当時も似たような症状の病気の中に伝染すると確認されていたものもあった。)
以上により、教会は患者を隔離する特別な儀式を行うようになり、世俗権力は追放の特別令状を考案した。
これらにより追放された患者は、財産を遺したり相続する権利を失った。

「この世では死んでいなさい。神の元で生きなさい。」(教会での追放儀式の言葉。)
追放の儀式の後、患者は次のことを命じられた。
○教会、製パン所、市場、その他の公共の施設に行かない。
○人に触れない。
○妻意外と性交渉を持たない。
○健常者と区別可能なハンセン病専用のガウンかケープを着用する。
○自分専用の食器だけを使用する。
その後、施療院に住むか、隠者または放浪者になるかの選択は許された。(「許された」なのか?)

ただし、貴族出身者の場合、この病が治ったなら失った財産や領地を取り戻すことが許された。


色々と調べてみたけれど、ハンセン病(らい病)治癒の守護聖人が誰なのか分からなかった。
(治療したのって、もしかすると新約聖書のイエスだけ?)

カウティリヤの「アルタシャーストラ」には、「偽らい病患者の作り方」「偽らい病患者の治し方」とかもあったんだが・・・・。

161:世界@名無史さん
04/03/20 03:35
てんかんは聖なる病気?

162:世界@名無史さん
04/03/20 12:18
鳥インフルエンザのおかげで中国で6億人~7億人ぐらい死んで
世界平和に貢献するね。難民なんか出る余地もないほど死ぬね。

163:世界@名無史さん
04/03/20 17:10
連休が釣り三昧とは優雅ですな。

164:世界@名無史さん
04/03/20 17:27
疾病に対する対応というのは、貴族とかの支配階級と
市民レベルの被支配階級とでは大きく異なったので
しょうか?

165:世界@名無史さん
04/03/20 19:57
ま、いつの世でも貧乏人から死んでいくわな~

166:例のにゃあにゃあ
04/03/20 21:45
>>159-160
面白い情報感謝するニャ。
ひどい話だニャ。
だけど、ここまで隔離したがるのは怖かったからなのかニャ?
ここで紹介された資料を読んでる内に、ひどい空想が頭をよぎったニャ。

ラザロ騎士団員は戦いの前に牧師から「ここで死になさい。神の元へいきなさい」といわれ、この世からの追放を宣告されます。
そして戦いで十字軍は敵を攪乱させるために聖ラザロ騎士団を前へ出します。
ラザロの戦士達はハンセン病の特徴である腫瘍や体のシミがよく見えるように半裸で、「我らはライの者なるぞ!」と叫びながら敵へ突撃します。
イスラム兵は病気を恐れて動揺し、混乱を来して狂ったようにラザロ騎士団へ矢を放ち、ラザロ騎士団は全滅してしまう。
イスラム兵の混乱に乗じて十字軍本隊が突撃して戦いが始まりますが、
ラザロ騎士団員の遺体の周りにだけはどちらの兵士も近づこうとせず、
戦いが終わった後も彼らが埋葬される事はなく只腐るに任されたのでした。

うニャ~、やだやだ。
だけど、伝染病が怖いって今も昔も変わらないんだニャ。

167:世界@名無史さん
04/03/21 00:16
>>164
いつの時代のどの地域なのかによって内容は色々と変化すると思われますが、いい医者に診てもらえる、高価な薬を入手できる、いい祈祷師に診てもらえる、聖遺物に頼れる・・・。
医学が発達していない時代のものは、現代から見ればかえって病気を悪化させただけのものも多々ありましたが、対応というものを記号化してみた場合、違いらしい違いは金銭の多寡でしかないかと。

168:ツバキ
04/03/25 10:01
16世紀末、日本に漂着した船に宣教師と一緒にハンセン病の者もいたくさい。
それで焼いたんだ。あっちの教会も教義だけでは患者を維持できず、船で放逐
したくさい。船もろとも焼却しか方法がなかったのだ。「かれうた船渡海の儀
はなはだもってしかるべからず。」の意味が分かったよ。

169:世界@名無史さん
04/03/25 21:38
なるほど

170:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/03/25 21:44
>>168
らい病はかなり古くから世界各地に伝播していたかと。

それから、東洋までわざわざ運んでくるとは思えませんが。

171:世界@名無史さん
04/03/25 21:52
いや、多分そうじゃなくて(w

172:ツバキ
04/03/26 10:03
>>170
運んだんだヨ。ないしょで。それで施薬院は秀吉の命で「定」を発令、すべて焼却
したのだ。そして長崎出島検疫居留地の開港となるわけだ。こういった港は地中海
沿岸ではクワランチンという。

173:世界@名無史さん
04/03/27 02:28
アンコールワットに癩病王の石像があったよん

174:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/03/27 11:42
>>172
…はあ、かなりコストがかかる「処理方法」になりますが。
>>154-160の方が信憑性があります。
資料が無くて推定で断定する時点で歴史じゃないと思いますが。

それと、出島のように異国人を特定地域に限定居住させる交易形式
(朝鮮の倭館、琉球の久米村、明の福州琉球館)は、
当時の普通の交易形式でした。
(検疫云々ではなく、儒教道徳に基づくと思いますが)




175:ツバキ
04/03/27 14:01
>>174
コストなんかかからない。古いボロ船に入れて世界に向けて解き放ったのだ。
そんなこと史料に残すか。バカ。
儒教とかキリスト教とか宗教で伝染病が防げるか。朝鮮、琉球、明の人間は火を
とうして者を食べるが日本人は生もの食べるんだヨ。


176:世界@名無史さん
04/03/27 23:30
本…出てないな。

ウィリアム・マクニール「疫病の世界史」(新潮社 絶版) 言うまでも無い基本文献。

アルフレッド・W・クロスビー 「ヨーロッパ帝国主義の謎」(岩波書店)
「銃・病原菌・鉄」の病原菌部分の元ネタで、「疫病の~」の執筆協力者の代表作。
伝染病による先住民全滅、放棄された耕地への雑草の侵攻、馬、牛などはぐれ動物侵入、最後に植民者という、新大陸での「環境帝国主義」(原題)の過程を詳しく描く。

同 「史上最悪のインフルエンザ」(みすず書房)
「助言は一つ 穴をたくさん掘って、棺桶をたくさん作っておいて、神に祈れ」
戦時下の世界に壊滅的打撃を与え、ウィルソン大統領を講和条約締結の肝心な所で無力化したスパニッシュ・インフルエンザの通史。
誰も彼もが病に倒れ、患者を看護するものとて全滅していく過程がすさまじい。

177:世界@名無史さん
04/03/28 02:30
天然痘のワクチン接種ってどれぐらいの人が受けているのでしょうか?

178:世界@名無史さん
04/03/28 07:40
ハンセン氏病はヨーロッパでは13世紀に大流行したが、14世紀にはほぼ消滅している。
ハンセン氏病は結核と交差免疫があり、ハンセン氏病が流行すると結核が減少し、
ハンセン氏病が衰退すると結核が流行する。
ヨーロッパでは14世紀に入ってハンセン氏病が衰退し、15世紀には結核が流行している。
従って16世紀に政策として海外に捨てなければならない程の患者が居た事はない。

日本では古くから存在し、天刑病、業病などと呼ばれていた。
安土桃山時代で言うなら、大谷吉継等が有名。
こんな逸話も
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)

>160
旧約聖書(レビ記)では汚れ者として追放するべしとされていたが
新約ではイエスが治した為扱いが変った。
らい病患者の守護聖人はキリストによって死から蘇ったとされる聖ラザロ。
故にらい病患者の隔離療養所をラザロ・ハウスと言い、聖ラザロ騎士団という。

179:世界@名無史さん
04/03/28 08:31
URLリンク(academy2.2ch.net)

■ 青患い ペスト ■
1 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:10

ベタな質問ですが・・・。
世界史的に見てペストってどうなんですか?
ペストで農民↓封建貴族↓王族↑。
んで絶対王政へって感じですか?
発祥地の中国ではどんな影響があったんでしょう。
医療技術が欧州よりは発達していたから影響はあんまなかったのかな?
教えて学者さん。

2 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:31

人口減により、農民(労働力)の価値↑封建貴族↓結果として王権↑かな。

黒死病による死者は3人に1人といわれ,ヨーロッパでは3500万人,
その他を加えると,全文明世界で6000万~7000万人の死者を算したと
いわれる。こうした恐怖と混乱のなかで,〈鞭打ち苦行者〉や〈死の舞踏〉
のような集団異常現象が起こり,さらに異教徒のユダヤ人が毒物を散布
したというデマが流布し,ユダヤ人の大量虐殺が行われた。
こうして人口激減によりヨーロッパ荘園経済は衰微し,宗教と学問の
権威は失墜し,中世的な秩序が崩壊し,近代社会誕生をうながす要因
の一つとなった。
ヨーロッパの古い町の広場には,ペスト退散を記念する〈ペスト塔〉
が今でも残っている。



180:世界@名無史さん
04/03/28 08:31
URLリンク(academy2.2ch.net)


3 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:34

[疾病史]  人間の歴史に最も深いつめあとを残した病気はペストである。
旧約聖書(《サムエル記》上)にあるペリシテ人を襲った疫病とはペスト
ではないか,という説がある。しかし,明らかにペストと確認された
史上最初のペスト禍は,540年ころエジプトに原発し,60年ものあいだ
全ビザンティン帝国を混乱に陥れた〈ユスティニアヌスの疫病〉と呼ば
れる大流行である。プロコピウスの《戦史》にはその惨状が克明に記さ
れているが,コンスタンティノープルでは1日5000人あるいは1万人もの
死者が出たという。その後散発的な流行を経て,14世紀ヨーロッパに
黒死病(ブラック・デス BlackDeath)の大流行をもたらす。
 本来ネズミの病気であるペストの歴史は,ネズミの生態の歴史と密接
な関係がある。もともとインドからアジア南部にかけて生息していた
保菌ネズミ(クマネズミ)が,気候変動による食物連鎖の変動によって
移動を始め,しだいに北上し,さらに西進したと思われる。とくに13世
紀は東西交流の盛期で,十字軍が東方へ,蒙古が西方へと進み,こうし
た人と物の動きにつれ,東西を結ぶ交易路いわゆるシルクロードに乗っ
てペストの伝播が起こった。
 1347年コンスタンティノープルに侵入してきたペストは,地中海貿易
路をそのままたどり,48年にはイタリア,フランスに上陸,ついにヨー
ロッパ内陸に波及していった。


181:世界@名無史さん
04/03/28 14:07
日本の政財界VIPたちが、最近天然痘のワクチンを入手してるそうだ。
なんでだろうね?

182:世界@名無史さん
04/03/28 17:11
>181

種痘の意味を理解できないから

183:世界@名無史さん
04/03/28 17:57
>>178 サンクス

184:世界@名無史さん
04/03/28 19:03
戦前までの代表的な「死に至る病」である結核が歴史に与えた影響はどうでしょうか?

185:ツバキ
04/03/28 19:36
産業革命と共に蔓延し、労働者に不幸と貧乏をもたらした。それが共産主義革命に
つながっていく。

186:世界@名無史さん
04/03/28 21:02
>>157
船はボロ船でも、その船を動かす人間の人件費は?
下級の船員は安く雇えても、はるか東洋までの航海を指揮する船長・航海士
クラスは専門知識を持った特殊技能者で、安くは雇用できない。
ましてボロ船を使うのであれば、よほどの人間でないと遠い東洋にたどりつ
くこともできまい。
当時、東洋までの航海は莫大な金のかかる一大事業なんだよ。
ボロ船なら金がかからないなんて無知もいいとこ。
疫病の人間を送り込むだけのためにわざわざ船を出すなんてありえないね。

187:世界@名無史さん
04/03/28 21:04
失礼、リンク先間違えた。
186のリンク先は>>175ね。

188:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/03/28 22:46
>>173
それを出すなら、こっちは癩王ボードゥアン4世を出させてもらおう。
URLリンク(nekhet.ddo.jp)

僅か13歳でイェルサレム国王の座についたサラディンのライバル1号。
エジプトの覇権をザンギー朝のヌール・アッディーンと争ったアモーリー1世を父に持つ。
人望がないくせに野望だけは一人前のギーや、それにたらし込まれた馬鹿妹に苦労させ
られながらサラディンと互角に戦った名君だ。

189:世界@名無史さん
04/03/29 00:30
癩王のテラス

190:世界@名無史さん
04/03/29 02:52
そんじゃ、こっちはイングランドのヘンリー4世。
若い頃十字軍に参戦し、どうやらその頃にハンセン病に罹病したらしい。
従兄弟のリチャード2世に国外追放された上に領地を没収されて、頭に
来て帰国、挙兵し、王位に就く。
国王としてはまずまずの名君で、少なくとも王座から蹴落としたリチャー
ド2世よりはまとも。
ただ、結果的にこの強引な王位継承が2世代ほど後のランカスター家と
ヨーク家の対立の遠因となった。

191:ツバキ
04/03/29 10:14
>186
船底に働く船員にこの患者かなり蔓延していた疑いがある。よって船員を雇う必要
がなかった。患者を抱えた修道院ももてあまし、修道士のなかに感染する者が増加し
食料、水を与え、出してやった。ラルース、立川昭二の書を読んでもこの時代が
チョット欠けているところがある。


192:ツバキ
04/03/29 15:18
ラルースじゃないマクニールだ。まちがった。>186の方はふつうの船のことを
いってるみたいだが、ぶんなげたので何隻も沈み、何隻かがかろうじて漂着した。
「神様、たすかりました」なんていってたんじゃない。

193:世界@名無史さん
04/03/30 22:53
>>191
帆船の知識無しに書き込まれても困ります。
船乗りが何食べてたか、どんな衛生状態だったか、
ご存知なのでしょうか。可能ならばソースを御呈示願います。

194:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/03/30 23:29
>>193
スレリンク(whis板:693番)
あの人がスルー宣言するなんてよほどのことだぞ。コイツの電波あんま面白くないしもうやめとけば。

195:ツバキ
04/03/31 10:44
>193
船尾に牛、豚、鶏、馬を積み込みとさつして食っていた。衛生状態は最悪。消毒薬
エタノールが出現するのは19世紀です。

196:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/01 20:53
>>194
自分のは、そんなにわかりにくい書き込みなのかな…と思ってしまいまして。

矛盾をそのままにしたり、推定や思い込み「だけ」で歴史を語ってはいけませんね…。

197:ツバキ
04/04/02 09:14
歴史というのは政治、軍事という表と病気、医療という裏面と陰陽二つのめんがある。
その変化の中で、あらたに政権を執った者が前の時代を否定していく側面がある。
その否定された面を調べウソを暴くことに歴史の面白さがある。
たとえば近所のバーチャン、昔結婚は親が「決めたんだ」という。私はこのバーチャンの
顔をジーと見ていった。「親がたのんだ」ではないですか。歴史ってこんなもんじゃ
ないですか。


198:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/04 11:05
>>197
……ちゃんと伝わらなかったみたいですが、
僕個人はあなたの書き込みについて全く信憑性が無いと認識しています。
もちろん、あなたが「トンデモ説」を信じるのは個人の自由ですが。

せめて自分の書き込み内での矛盾くらいには気づいた方がいいのでは。

199:ツバキ
04/04/04 11:20
>>198
何が矛盾しているのか分からない。

200:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/04 12:02
では、僕が気づいたあたりを。
>>175
思想・宗教には「祈り・祈祷」以外に疾病との接点はありません。
東アジアの国家貿易で、外国人の入国制限が普遍だったのは
「王城の地への異人の侵入を防ぐ」ためであって、
「検疫」を主目的とするなら、日本以外の国で同様に実施しているのを説明できませんが。
検疫の実効性も、せいぜい意図しない副次効果レベルでは。

生もの=魚の刺身の意味なんでしょうが、冷蔵技術の普及以前は海岸沿いのみでしか食されていません。
また、日本で生野菜の利用が始まったのは明治以降の食の洋風化が始まってからです。

>>191
大航海時代の船はガレー船じゃありません(船漕ぎ奴隷ではく、専門の船員を必要とした)。

ついでにいえばハンセン病は肉体障害を伴うので、肉体労働には向きません。
また、女性の患者はどうしたんでしょうね?
>>178 >>186にもちゃんと答えてないですね。

>>192
当時の帆船でも、新世界との往復成功率は6~7割程でした。
あなたが想定しているのでは、外洋航海は無理では?

>>197
お年寄りから若い時分の顔を完全に推測できるでしょうか?
また自分の好みが普遍的だという根拠は?
「家格を考慮してのお見合い」というものは無かったんでしょうか。

201:世界@名無史さん
04/04/04 12:02
>>148
日本史板ネタだけど、この二回の時は数人の例外除いて高官の大半が死んだ。
995年に関白になった藤原道兼は就任の一週間後に死んで、弟の道長が台頭するきっかけになった。

202:ツバキ
04/04/04 12:33
宗教には疾病との接点があります。欧州では慢性の疾患をもった患者は修道院で
修道士が病舎であずかり、日本では田舎のお寺が病舎をもうけそれを隔離しました。
刺身は沿岸の者が食し漂着する外人のもたらすコレラその他の伝染病で被害を受けます。
ガレオンの古い型が貿易船に適さなくなり、何だかの慢性疾患の者を乗せ新大陸、アシア
に解き放った疑いがある。介護していた修道士と共に。
年寄りの顔、しぐさから、その人間のお育ちと言うものはダイタイわかる。


203:178
04/04/04 14:37
178で述べたように16世紀当時ハンセン氏病は社会的なパニックを起こすような
大規模な流行は無くなっていた。
欧州全土には1万8千のらい舎があったと言われるが、一時的な隔離はあっても
治癒すればその後差別を受けるような事は無かった。
日本では怖れられていたハンセン氏病であるが、キリスト教圏では16世紀には
既に社会的にも認知されていたのである。
フランシスコ・ザビエルも35歳の時ゴアでハンセン氏病患者を含む病人の治療に
参加していた。
当時のハンセン氏病の特効薬である大風子油はインドや南洋諸国の産物で、
大友宗麟の元宣教師ルイス・デ・アルメイダが日本にらい病院を作り、
この大風子油を使った治療を行った。

ちなみにガレオン船貿易は約250年続くが、その間に失われた貿易船は三十数隻。
今日の戦艦や大型タンカーにも匹敵する高級船舶であるガレオン船はその殆どが
記録に残っており、正体不明の廃棄船として処分するような余地は無い。

204:ツバキ
04/04/04 15:26
大風子油、なんかでは治らない。戦後、抗生物質がでてはじめて完治するように
なった。日本でも抗生物質がない時代に感染したかたが今後遺症で苦しんでいるのです。
16世紀は30年戦争の真っ最中、庶民は疫病で苦しんでいる様子が当時の絵からも
うかがえる。ついこないだまで結核で多くの人間が死んでいったのです。

205:178
04/04/04 16:56
近代の抗生物質その他の発見までは殆どの伝染病が高い致死率を持っていた。
その中での大風子油によるハンセン氏病の治癒は、他の各種疫病に比べれば充分に
高い確率で治った。
その当時の他の病気に比べてどうかが問題になる。
現代の100%近い治癒率のプロミンと比較して何の意味があるんだか。

16世紀に欧州で言う疫病はペスト、コレラ、赤痢など。
発症後直ぐに死ぬので船旅などしている余裕は無い。
結核は今でさえ死者が出ている。それが欧州の病人遺棄計画とどう関係するのか。

206:世界@名無史さん
04/04/04 18:04
大風子油には抗生物質的な成分が含まれているんでないの?
よく知らんけどさ

207:ツバキ
04/04/04 19:08
戦争でお布施が滞り、修道院が患者の維持管理ができなくなった。そういう患者
当時多かった。薬としての効能があるものがすくなかった。大風子油なんて効く
はずがない。

208:世界@名無史さん
04/04/04 19:28
ツバキさんは薬学者ですか?
現在の薬品も多くが元は自然の生薬から成分を抽出して作られたものなのですが。

209:178
04/04/04 23:59
大風子油は日本では1950年辺りまで使われ続け、その効果については充分な
研究がなされている。
ハンセン氏病にはT型、L型、境界型があり、大風子油はT型においてある程度の
効能が認められていた。

完治に至るような薬ではないし、効果も一部にしか現れなかったにせよ、
昭和に入っても使われ、ある程度の効能があったとして使われ続けていた薬が
効く筈が無いという根拠は何か。

今度は戦争でお布施が滞ると言っているが、ライ舎がお布施で維持されていた
という説の根拠は何か。
最初から最後まで何の知識も無くこんな事も有ったかもしれないと言う妄想を
何の証拠も無く事実と主張し続けているだけではないか。

210:世界@名無史さん
04/04/05 00:02
「野菜を食べないと風邪ひくよ」と昔
母親に言われたモノだが
野菜からは風邪を防ぐ成分が見つかったとか。
民間療法も馬鹿にはできない。

鰹に大蒜なんてのも近いモノがあるね。



211:世界@名無史さん
04/04/05 02:51
このスレずっとロムをさせて頂いていたのですが正直ツバキさんがいらして
以来スレの雰囲気が悪くなった気がします。
ツバキさんの持っていらっしゃる知識も確かに知識の一つですし、
否定をする気はありません。しかしあなたの知識だけが全てじゃないと思います。
(特に他の方の書き込みからもとても参考になるレスがあると思います。)
貴方のはぐらかした一方的な否定的な意見は不快に思いはしないかと思います。
それなら2ちゃんだし、見なければいいだけの事なのですが…

もう少し場の雰囲気というものがお察しできる方でしたら否定的意見の根拠の無い
書き込み(矛盾に対する質問にはスルーなど)はお控え頂いた方が宜しくないでしょうか?
ツバキさんのレスに中に
>年寄りの顔、しぐさから、その人間のお育ちと言うものはダイタイわかる。
と書いていらっしゃいますが、あなたの書き込みからもお育ちや人柄などを
窺えると思います、他の意見に聞く耳を持てない方にお見受けできます。
それにお年寄りの方のように長く生きていらした方は考え方なり、
積んだ経験(特に戦争の体験もしていらっしゃるでしょうし)により
私たちからは想像もつかないような育ちをなさっているかと思います。
それを決めてかかるのは一方的な思い込みというのではございませんか?

>178さんの庇護などではなく、見てる側としても178さんの意見は根拠もありますし
少なくとも今回の話題につきましては、ツバキさんより信憑性があります。

スレ違いな上に長文失礼致しました、スレ住人の方々不快な思いをさせてしまいスイマセン。

212:世界@名無史さん
04/04/05 03:15
>>211
禿同。
あまりに断定的すぎてウザイ
せめてうちらにもカキコの裏付けが出来るようソース示してくれりゃいいんだが

213:ツバキ
04/04/05 16:22
スレの雰囲気悪くなって悪いねー。一方的な考えを押しつけているのおまえじゃないか。
400年前の出来事の動機がわかりっこないだろう。ついこないだ終わった戦争だって
何で起きたのかよくワカンナイのだよ。

214:ツバキ
04/04/05 16:24
スレの雰囲気悪くなって悪いねー。一方的な考えを押しつけているのおまえじゃないか。
400年前の出来事の動機がわかりっこないだろう。ついこないだ終わった戦争だって
何で起きたのかよくワカンナイのだよ。よって俺の説もあるわけだ。

215:世界@名無史さん
04/04/05 16:25
>>213
気合いで調べろ


216:世界@名無史さん
04/04/05 16:32
>>213
お前がバカなのはよくわかったから、消えろ


217:178
04/04/06 01:24
動機とかの人間の内面には解釈の余地があっても、表面に現れる事象は証拠に基づいて
そういう事実があったか無かったかでしかない。
ヨーロッパがハンセン氏病の患者を船に乗せて日本などに遺棄したという「事実」に
何の証拠も示していないでこんな積りでやったんだと動機だけを推測して何の意味がある。
押し付けられてるんじゃなくて論拠を示せと言われてるんだろうが。
ガレオン船で遺棄したと言うなら当時のガレオン船の価値からして記録はあるはずだ。
ライ舎にはそれぞれ患者の記録が残ってる。
事実なら証拠が残る筈なんだからそれを示せば良い。

218:世界@名無史さん
04/04/06 04:14
>>213
動機教えろなんて誰が言ったんだよw
根拠になるソースを教えろと言ってるんだ。
日本語がよくワカンナイのは分かったから、あなたのその説を裏付ける根拠は
あなたの思い込み以外にないのか??それが無いならこのスレ来ないでいいよ。

219:世界@名無史さん
04/04/06 20:10
>>178
St.Lazarus Feastday:June 21
Lazarus is the poor man at the gate of the rich man in Christ's parable related in Luke.(Luke 16:19-31)

St.Lazarus Feastday July 29
The disciple and friend of jesus raised from the dead by Jesus.

聖ラザロって、二人いたとは気づかなかった・・・。
らい病の守護聖者は前者の方。
後者がキリストによって死から蘇った方。

220:ツバキ
04/04/06 21:10
ソースは誰が造ったか分からない。とおんなじで400年も前のことだからわからない。
欧州人は戦争ばっかりやっているから記録なんかあるはずない。臭い物には蓋。

221:世界@名無史さん
04/04/06 22:59
>220
えーっと、じゃあ何でツバキさんはライ病患者を船で日本に運んできた、と主張してるんですか?

そんなことするぐらいなら普通に放置しいて殺したほうだ手っ取り早いと思いますし。

222:世界@名無史さん
04/04/06 23:22
>>220
キチガイ電波は消えろ

223:世界@名無史さん
04/04/07 00:02
ラザロ騎士団っぽいHP発見したんだが
URLリンク(www.st-lazarus.net)
これは昔のラザロ騎士団と関係があるのだろうか
見た限りでは、どっかの公爵とか書いてあるおっさんが団長の
まっとうな??騎士団っぽいのだが
教えてエロイ人

224:世界@名無史さん
04/04/07 00:11
>>220
400年前にヨーロッパはアンドロメダ星雲からきたカニミソ星人に
支配されてたんだよ。
ソースはないよ。400年も前のことだからわからないんだ。
記録なんかあるはずない。

と言ってるのと同じだよ。君の主張は。

225:世界@名無史さん
04/04/07 00:15
俺のソースはわからない
言う事は思い込みだけど間違ってない
お前らの言う事のソースはなんだ
一方的な考えを押し付けるな

お前自分でよくもまあこんだけ馬鹿さらせるもんだな

226:世界@名無史さん
04/04/07 00:18
とりあえずガレオン船についての返答はいまだに帰ってこないわけだが
某研のほうがまだましだな

227:世界@名無史さん
04/04/07 00:25
16世紀末、日本に漂着した船に宣教師と一緒にハンセン病の者もいたくさい。
それで焼いたんだ。あっちの教会も教義だけでは患者を維持できず、船で放逐
したくさい。船もろとも焼却しか方法がなかったのだ。

それから、東洋までわざわざ運んでくるとは思えませんが。

運んだんだヨ。ないしょで

…はあ、かなりコストがかかる「処理方法」になりますが。

コストなんかかからない。古いボロ船に入れて世界に向けて解き放ったのだ。

船はボロ船でも、その船を動かす人間の人件費は?

船底に働く船員にこの患者かなり蔓延していた疑いがある。

帆船の知識無しに書き込まれても困ります

ところでツバキたん、ライ病は日本書紀にもその記述があるが
西洋人はいつのまに日本に到着していたんだい?


228:ツバキ
04/04/07 01:19
バイキングは新大陸を発見した。
バイキングに出来て文明の進んだ白人にできないわけがないだろバカ。

229:世界@名無史さん
04/04/07 01:33
>>228
ツバキ君が話題にしていたのは、東洋の日本までの航海のはずで、
大西洋をアイスランド・グリーンランド経由で横断すればよい
新大陸までの航海とでは、距離、必要な日数、越えねばならない
気候帯など、比較にならないほど困難。
そもそもバイキングが新大陸に行けたことと、日本に行く航海に
コストがかかることはまったく別の問題で、比較する意味もない。

230:ツバキ
04/04/07 03:44
>新大陸までの航海とでは、距離、必要な日数、越えねばならない
>気候帯など、比較にならないほど困難。
不可能じゃない、人類はもともとアフリカから派生したんだぞ


231:世界@名無史さん
04/04/07 04:25
>>228,230
どうせ騙るのならメールアドレスも騙れよ

232:世界@名無史さん
04/04/07 04:26
反論されると、その時に問題にされていることと関係ない話を
どんどん持ち出すさまが笑えるので、かまってあげよう。

229は、大西洋の横断に比べると東洋までの航海は困難だ、
ゆえにバイキングを持ち出す228に意味がない、という話を
している。
人類がアフリカで発生してから東洋に来るまで何万年かかったと
思ってるんだ? バイキングよりさらに意味がないぞ。




233:ツバキ
04/04/07 08:43
なんか俺の偽者が出ているみたい。

234:178
04/04/07 09:53
>219
thanks
同一視してた。
一応他の皆さんにもわかり易いようにリンク(但し英語)
URLリンク(www.catholic.org)
URLリンク(www.catholic.org)

ついでに聖ラザロ騎士団の判りやすいHPがあったのでリンク
URLリンク(www1.neweb.ne.jp)

それともう一つ、こんな所にもラザロ関係の人が多数名を連ねてます
アーヘンの和
URLリンク(www.h4.dion.ne.jp)
この中で「ラザロ」で検索してみてください。
案外名誉称号として大きかったのか?

235:世界@名無史さん
04/04/07 12:52
>>234
なるほど、このラザロ騎士団っていうのは
現在は貴族の社交界みたいになってるようですね
メンバーの紹介ページみたいなのがあったよ
URLリンク(www.st-lazarus.net)
フリーメイソンみたいに途中から貴族化したのかも
名誉称号としてはほんとに大きいのかもこの勲章、結構見ますし
貧しい者や病気の者を守ってやるみたいな、高飛車なこと書いてあるし

あと、ナチに協力したフランス貴族の多くがこの騎士団だった
とか聞きましたが、その辺はどうなんだろう
まあ見た感じ、ほとんどマルタ騎士団と一緒みたいですね

236:235
04/04/07 12:59
メンバーの紹介みたいなのは上のページの
High Dignitariesっていうリンクのとこです
なんか、みんなめちゃくちゃ古くさい格好してる
ベルバラ並みじゃ

237:第20軍団兵
04/04/07 20:41
ライ病の隔離についてはだいぶ出たようなので、ライ病患者の"権利"について記述してみたいと思います。

ライ病患者の扱いについて、グレゴリウス2世(715-31)は隔離後もミサ、秘蹟、祈りなどを必要な用心をしたうえで与えなければならないとその書簡で述べ、
>160 氏が述べたような追放の儀式の際、義務(上のスレに追加して、"買いたい物を知らせるには、鞭あるいは杖で触れなければならない")
と権利が世俗権力側から言い渡された。
さて、その際の権利は
○妻(夫)とならば一緒に暮らしてよい。
○聖体の秘蹟は与えられる。
○共同体(=都市やその他の公権力)が建てた専用の住まいに宿泊できる
○聖ラザロ修道会に入会できる(上述にある中世の聖ラザロ騎士団はこの修道会の軍事部門ですね)
ちなみに収容所は通行量の多い河川沿い、あるいは都市から大きな街道に接する場所にあったそうで(*こういう場所はベネディクト会系の修道会も好む)
ここを運営するために、たとえばケルンの「聖霊兄弟会」のようなライ病患者の面倒を見るための兄弟会が結成されていた。
ライ病患者たちは、彼らから遺言当で遺贈された財物を受け取った。
ライ病患者たちは自身の組織を「コンレガティオ(=連盟)」「フラテルニタス」「コンヴェルトゥス・カストウリ・サンクト・ラザリ(=聖ラザロ砦の集い)」と自称していた
この自称が、身分や階級を強調する時にはあまり使われない言葉で表されているところは注目できると思う。

キリストから特別に愛されたライ病患者たちは、たとえば戦前の日本で行われた差別や排除とはだいぶ違った状況、すなわち、隔離はされていても、
彼らも都市という共同体のを構成する風景の一部だったというのが実情だという印象を受ける。

238:例のにゃあにゃあ
04/04/08 00:00
話が怖い方向に行ってたから、しばらく見ていなかったけど、面白い情報が出てるニャ。
>>234-235
おお、ラザロ騎士団がたくさんあるニャ。
情報感謝するニャ。
我が輩ももう一度調べてみるニャ。

239:世界@名無史さん
04/04/08 19:44
結局今のラザロ騎士団って
ハンセン病とは関係ないみたいだな
単なる貴族のノスタルジック集団じゃないの

240:世界@名無史さん
04/04/11 00:31
でもHPをよく見るとラザロ騎士団日本支部みたいな
ものがある
ニュースのところには日本人のメンバーが結婚したみたいなこと
書いてあった

241:世界@名無史さん
04/04/26 22:27
さあ春だ!
サーズの春だ!           また中国発かよ・・・

242:世界@名無史さん
04/04/27 04:32
だーかーらー、コロナウィルスなんて毎日風呂入ったり手洗ったり顔洗ったり・・・ある程度清潔にしてりゃー無関係なんだってばー。

243:世界@名無史さん
04/04/27 07:05
URLリンク(www.tokkai.com)
窃盗団「エイズなら捕まらない」と、自らエイズ感染 杭州

発信: 2003/11/22 15:07:42
窃盗団の一員である一人の男が警察に捕まり地面に押さえつけられた際、
突然「俺はエイズ患者だ。捕まえるな!」と大声でわめいた。事実その男は
エイズ病患者で、その男の供述によると、彼の属する窃盗団では他にも
大勢いるという。

その情報に不安を覚えた杭州市公安局は、11月にその窃盗団の掃討作戦
を行い、26人を捕まえた。その後彼らに血液検査を行なってみると、何と
26人中12人がエイズに感染していた。彼らによれば、「エイズにかかれば
警察は捕まえない」との理由で、彼らはエイズにかかっている仲間の血を
注射器で取り、それを自分に打ってエイズに感染していたという。

杭州公安局は97年以降、逮捕した泥棒の中から100人以上のエイズ
感染者を見つけたという。

(訊)


244:世界@名無史さん
04/04/29 11:04
>>242
日本で当たり前のそれすら困難なのがかの大陸。

245:世界@名無史さん
04/04/29 15:55
>>244
台湾モナー
本当に旧日本領かよ?w

246:世界@名無史さん
04/05/02 00:21
>>240
マルタ騎士団もあちこちに支部とか有るし
この騎士団は日本にも手を伸ばしていると言うことかな
 しかし、この人Okabeって書いてあるけど
旧華族の岡部家に縁のある人かな?
とすればこの騎士団は日本人も入れるのだろうか
マルタ騎士団は数代さかのぼって騎士・貴族身分だという証が要る
とか聞いたけど、ここもそういうのが要るのかな
日本なら華士族出身なら入れるのかな?謎

247:世界@名無史さん
04/05/02 15:35
Baron Okabeは日本の「エセ貴族」界では超有名人
デビ婦人その他仲間多数
ってか、2ちゃんねらー御用達ネタだが・・・

248:世界@名無史さん
04/05/02 20:24
>247
知らんかった、しかしいろんなページ読むとこのラザロは本物でそ
エセ貴族でも入れるのかこの騎士団・・・・
ということはおいらでも入団可能?ひょっとしたらマルタも入れるのかな
おいらは切支丹じゃないけど

249:248
04/05/02 20:27
ちゅうかエセ貴族界ってのもすごい響きだ
昔のフランスとかエセ貴族がいっぱいいたらしいが
今でもあったんだねい、スレ違いだけど
URLリンク(www.geocities.jp)
んなのがあった

250:世界@名無史さん
04/05/02 22:09
漏れの学生時代の友人に自称ブルボン朝の末裔がいた。

251:世界@名無史さん
04/05/03 00:10
>250
その方はやっぱり白人だったの?あっちの人ってそういうの多いよね
俺も自称イギリス貴族の末裔だというアメリカ人知ってる

そういやモノホン貴族の称号でもどこかで高値で売ってるとか聞いたな
上のエセ貴族もそうだが、少しでも本物の貴族の血が入っているなら
買って名乗っても俺的には許せるぞ、果汁20%とかのジュースみたい
なもんだが、だけど全くの平民出だと許せないね、
近藤何某も武士とは認めたくねえ、問題は血だねい
そういえば、歴史上の人物で病気で有名なのってどんなのがいたかな
大病じゃないけどナポレオンは疥癬にかかってて体中掻きまくっていた
とか聞いたが



252:世界@名無史さん
04/05/03 03:26
>251
ヒトラーがパーキンソン病だったらしい。
彼がもし健康だったら歴史は変ったかもしれない。

253:世界@名無史さん
04/05/03 08:01
ラザロ騎士団については別のスレ希望

254:世界@名無史さん
04/05/03 09:18
>>252
らしいって、ソースは?
調べたいから。自分で調べろってのはなしね。
あなたの書き込みを見て知りたくなったのだから。

255:世界@名無史さん
04/05/03 10:50
左手の麻痺のこといってんじゃない?

256:世界@名無史さん
04/05/03 18:32
そういや、ディスカバリーチャンネルでヒトラー関連の特集番組やってたね。
ウィーンにいた頃にイサクというユダヤ系の姓を持った女性に恋していたとか、いろいろと。
その中でも扱っていたっけ?>パーキンソン病

257:252
04/05/03 21:34
>254
ヒトラーの震え毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀
小長谷 正明
この本でヒトラーとパーキンソン病について書いてある。
タイトルの通り腕の震えが症状の一つとして上げられている。
>256
ディスカバリ-チャンネル アドルフ・ヒトラ-
-カルテが語る独裁者の素性- 死因検証ファイル
もしもヒットラーがパーキンソン病にかかっていなかったら
歴史は変わっていたのだろうか?
というDVDとして発売されている。




258:世界@名無史さん
04/05/04 14:30
大阪の天満川だか平野川河口の小島に大正時代、ライ病患者の療養施設があった。
本来は陸地の高台に建設される予定だったのが、周辺住民の大反対で仕方なくこの島に隔離されたのである。
しかし昭和9年室戸台風の高潮で全滅し、百名以上の死者を出した。

259:世界@名無史さん
04/05/08 09:35
こんなHP発見しました。

感染症情報センター
URLリンク(idsc.nih.go.jp)

260:世界@名無史さん
04/05/13 00:47
アンコールワットの石像群に「らい病王の像」があったね。
見た目は普通だったが。

261:山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM
04/05/13 01:05
中世の我が国ではライは神仏への誓いを破った場合や前世に悪業を積んでいた
ことによるものとされていたようです。これは盲目などの障害も同じ。
当時の起請文には「もし梵天帝釈以下への誓いを破れば、ライになることもさ
しつかえない」といった文言が見られます。
実際身内(乳母含む)にも嫌われて乞食に身を落とし、乞食の間でも嫌われた
らしい。『一遍聖絵』に登場する、白い布を顔に巻いた面々がそれです。
彼らが嫌われたのはその病自体が「穢」に相当するとされたため。もっとも宗
教的な理由もあって差別されていた彼らを救済したのもまた宗教(家)でした。
鎌倉時代には律宗の忍性・叡尊らが積極的に救済活動を行っています。
この他に手足の欠けた子供を棄てたとか、そうした人間が乞食として東寺の門
前にいたのを貴族が珍しがって眺めていたが、やがて「げてもの趣味をしてい
たことに気付き」自邸の庭にあった珍木奇石を棄てさせた話があります。
(病とは直接関係ありませんが、少々語らせていただきました。)

262:偽ゼンメルワイス
04/05/15 00:44
ぽまえら手を洗え!

URLリンク(www.geocities.jp)

263:第20軍団兵
04/05/15 01:19
>>261

西欧の聖書解釈では12c以後、ライ病は原罪、ユダヤ人、異端者のアレゴリーとみなすようになったそうです。
とりわけ淫乱の罪の神罰の表れとみなされたそうです。生理中とか、妊娠中とか、にヤッちゃう、
もしくは単なるヤリ過ぎでも...
(もちろん、患者に触ったり、呼気を吸ったりすればうつるという考えも引き続きありますが。)

さて、>>237 にあるように、妻・夫と生活するのが認められたのは、
うつらないようにするテクニックがあったため。
そのテクニックとは...
1.女性はヤルだけでは子宮が冷えた状態なので、ライ病="熱い"ので、
子宮は抵抗してうつりません。
ただし、ライ病患者とヤッた女性は体内にライ病患者の"精子"を
持っているので別の男がこの女性とヤルとうつります。

2.主としてヤル時に男はうつるので、"精子"が排出されるように、
ヤル前に女性にジャンプしてもらいましょう。
あるいは、くしゃみをしてもらってもOKです。

264:世界@名無史さん
04/05/31 22:52
>253
ラザロ騎士団と言うか現在に残ってる騎士団で捏造じゃないやつ
すごく興味が有るなぁ本気で誰かスレ立ててください

265:世界@名無史さん
04/06/01 19:01
>264
俺もたててほしい


266:世界@名無史さん
04/06/02 08:54
>264-265
こっちはどうか
スレリンク(whis板)

267:世界@名無史さん
04/06/12 08:24
ハンタ熱の発生地って朝鮮戦争時の朝鮮半島でしたっけか?

268:世界@名無史さん
04/06/12 09:59
>>261 もののけ姫にライ部落がでてくるよな

269:世界@名無史さん
04/06/12 10:04
ペスト菌発見した北里は偉い

270:世界@名無史さん
04/06/14 21:04
赤痢アメーバの発見も大きいよね

271:ツバキ
04/06/19 09:42
近代薬物発達史 宗田一著
 contagionism,auticontagionism
健康人から病人を隔離しようとする思想はcontagionism(接触性伝染原理主義)にもとずくものとして重要な意味をもつ。
レプラ患者は中性初期から一定の収容所に隔離され、市民権を剥奪するという厳重な方策が講ぜられてきた。レプラ患者を
俗に「角人」というのは、物乞いのために往来する際に目印として角笛を吹きならし、注意を喚起したのに由る。のち角笛
の代わりに拍子木を鳴らして歩行することが行われ、服装もラザルス福と称し、主の御手が胸にあてられていることを表象
する2つの白い手が胸に描かれている。黒字の僧衣と白緑のついた黒色の帽子を冠ることが規定去れ、健康人との会話は禁
じられていた。レプラ収容所は、13世紀初頭にフランスのみでも2000,ヨーロッパ全体でおよそ19000カ所が算
せられた、という。 
 このようなレプラ患者隔離の経験は、14世紀における黒死病のヨーロッパ流行を機として強化された。

つずきは本買って読んでください。

        

272:ツバキ
04/06/19 12:10
南蛮屏風の下の方に黒いラザルス服着た目つきの鋭い男二人描かれてるゼー

273:世界@名無史さん
04/06/19 12:53
>>48
遅レスだけれど…

舞踏病ってよばれるのは、いくつか種類があります。
有名なのは>>42が書いたハンチントン舞踏病だけれど、「流行した」と
なればおそらく「小舞踏病」じゃないかな。「リウマチ熱」に続発する疾
患として有名なもの。

この「リウマチ熱」というのは、俗に言う「リウマチ」…いわゆる「慢性
関節リウマチ」とは似て非なるもの。感染症です。日本でも我々の一つ
上の世代では当たり前の病気で、近年まで死亡原因の上位にありまし
た。心炎をよく起こして、それで死んでいたんです。爺ちゃん婆ちゃんで
心雑音が聞こえる人が結構いるけれど、これの既往があった人が多い。


274:世界@名無史さん
04/06/24 20:59
メスメルの評価って一般的にはトンデモ扱いなんですか?

275:ツバキ
04/06/27 20:47
>>227
元和6年(1620年)の大殉教図(ローマイエズス寺院蔵)焼かれてる男、やっぱり
ラザルス服着てるゼ。

276:世界@名無史さん
04/06/27 21:20
ペストや天然痘、SARSなどは、ウィルスの中でも超エリートなんだよね。
今現在までも認知されていないウィルスが無数に発生したが、人間の生理的ファンクションがそれに勝っていた。


277:世界@名無史さん
04/06/27 23:15
ペストはウィルスじゃないぞ

278:世界@名無史さん
04/06/28 01:17
>>276
> ウィルスが無数に発生したが

まだ自然発生説を信じているとはw
しかもウイルスと細菌の区別が出来ていないし。

279:ツバキ
04/06/30 09:19
 なぜかインフルエンザが収まった。

280:ツバキ
04/06/30 11:29
>>226
ガレオン船の出港地がわかった。メキシコから太平洋越えてきた。サンフエリペ号
の遭難の記録にでている。

281:世界@名無史さん
04/06/30 13:16
>280
今まで色々調べていたとすると結構偉いと思うけど、
1596年のサン=フェリペ号事件の事を言っているとすれば、ライ病とは関係ない。
あれは乗組員の威嚇発言による物。
ついでにサン=フェリペ号はフィリピンからメキシコへの航海の途中に台風に遭い、
土佐に漂着し、積荷を没収された物の、船自体はフィリピンに戻っている。

それにそもそも>168で言い出した「かれうた」はポルトガルの事。
スペイン船を理由とするのは違うような。

282:ツバキ
04/06/30 15:18
>>281
威嚇という表現がでてきたが、400年前のことがどうしてわかるの? 
それからメキシコからきたんじゃないの?

283:世界@名無史さん
04/07/01 01:37
>>282
見苦しい。消えろバカ。

284:世界@名無史さん
04/07/01 01:57
何で昔の事がわかるかというと、記録が残っているからです。
歴史板でこんな事を聞かれるとは・・・

大まかに言うと、サン=フェリペ号の乗組員の事情聴取をした増田長盛が、
乗組員が「スペインは宣教師で原住民を手懐けてから軍隊を送り征服する」
という内容の事を言ったと秀吉に報告しているその記録が残っているから。

285:世界@名無史さん
04/07/01 03:28
282=包茎

286:ツバキ
04/07/01 20:48
>>271,272,275
なんか反応くれない。


287:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/02 23:36
>>282
メキシコは当時スペインの植民地でした。
>>286
文献は信じないのに、絵画は信用するんですね。

288:ツバキ
04/07/03 08:45
>>267
そのとうり。どっかの役所、署もウソばっかり。会社日報も作文ばかり。自分に都合の良い
ことは書くのが通例。


289:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/03 09:40
>>288
文献を信じないなら、この板に向いてないかと。

絵画にはウソはないんですか、そうですか。


290:ツバキ
04/07/03 10:32
>>289
 近代薬物発達史、宗田一著、1pから11pを読むことをおすすめします。あなた様の読んでいる文献とはちがう文献があります。


291:世界@名無史さん
04/07/03 18:05
>>290
消えろ、キチガイ包茎

292:ツバキ
04/07/03 21:05
>>291
包茎ではありません。そういえば長崎出島の発掘で大量の水銀がでてきたの知ってる?
ナンダナンダとさわいでいました。昔梅毒治療に使ったのです。ということは出島の住人に
かなりの梅毒患者がいたと言うことですかネ?

293:世界@名無史さん
04/07/04 00:02
>286
それ以前にもう少し基礎を学んでからにして欲しい。
例えば「南蛮屏風」って世の中に幾つあると思ってるんだか。
少なくとも重要文化財に指定されている狩野の物には載ってないよ。

294:ツバキ
04/07/04 08:24
>>293
南蛮屏風 狩野内膳筆 六曲一双 右隻 の右下の男二人ラザルス服着ているんじゃない。


295:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/04 09:38
>>290
いえ結構です。
今までのやりとりから推測するに、あなたの参考にしている本かあなたの考えが間違っているかのどちらかでしょうから。

>>292
出島はオランダの梅毒患者収容施設ではありませんよ。

296:ツバキ
04/07/04 10:42
>>295
梅毒患者収容施設なんて言ったことはない。ただ船乗りか、使用人に患者がいたことは間違いない。

297:ツバキ
04/07/04 10:55
 いえ結構なんてヘそ曲げないでお読み下さい。今までの歴史教科書とは違う世界が 
見えます。世の中厨房にこもらず広くみてください。

298:世界@名無史さん
04/07/04 11:25
結局何を主張したいんだ?ツバキとか言うバカは?

299:ツバキ
04/07/04 11:43
>>298
昔はレプラ、梅毒、天然痘、インフルエンザといろいろな病気によって人が死に大変な
時代だったのだなーと思ってるの。今は医療が進み伝染病で死ぬことはまれになり、病気
は贅沢病が多いということ。宗教、イデオロギーでは解決できないことを医薬が
解決している時代だなーと思ってるの。歴史の教科書は過去を美化する傾向が強いが 
昔の人は死が身近にある生き方していたのではないかと思う。



300:梅よ増やすな!
04/07/04 12:44
史上有名な梅毒患者

シューベルト
パガニーニ
モーパッサン
ニーチェ
レーニン


301:世界@名無史さん
04/07/04 13:18
>>299

そんな誰でも知ってることを言いたいがために
くだらない書き込み延々してたのか?
現代だって中央アフリカとかじゃ病死は身近だぞ。
ツバキには心療内科か精神科受診するように勧めるぞ。

302:ツバキ
04/07/04 13:25
>>301
おまえ梅毒じゃなのか?

303:世界@名無史さん
04/07/04 18:32
>>302
お前は包茎だけどな。

304:世界@名無史さん
04/07/04 18:38
梅毒の末期症状で、異常に頭が冴えることがあるというのは本当だろうか

305:ツバキ
04/07/07 17:29
>>298
宗田一著、近代薬物発達史を読むと、15世紀ごろから検疫制度が発達しクワランチン
という検疫所ができ伝染病の防止が地中海一帯で広まったのがわかる。イギリスでは
1665年のロンドン大火以後ということは伝染病の発生でロンドンの町に火を放った
者がいる臭い。日本では長崎出島検疫居留地の完成によりかなりの伝染病を防いだのが
わかる。その扇の形は商売繁盛を願う末広。病む者には疫よけをあらわす。すなわち
「貿易」と「防疫」をあらわす。これを懸詞という。

306:世界@名無史さん
04/07/07 18:30
ツバキは日本史板でも電波ゆんゆん

307:世界@名無史さん
04/07/07 19:43
>>305
長崎の唐人屋敷は当時も地続きだったはず。中国からの乗組員には
検疫はしなかったの?

308:世界@名無史さん
04/07/07 19:46
>>305
あと、防疫は新しげな日本語に思えるけど、当時から使われていたの?

309:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/07/08 21:40
シンガー/アンダーウッド著「医学の歴史 古代から産業革命まで」によると、

中世西欧では、癩病が非常に怖れられ、その患者は非人道的な隔離をされていた
事が知られているが、皮肉にも、医師達はそれらの癩対策に着想を受けることで、
13世紀には病気は一般に伝染するものだとみとめるようになったという。
この実践として、1370~1374年の黒死病に対しミラノとヴェネチアは都市封鎖で
成果を挙げ、また、ラグーサ共和国は1377年に都市と港から離れた場所に、疾病
が疑わしい外来者を30日(後に40日)隔離する、史上初めての検疫制度を確立させた。

ちなみに、検疫[quarantine]の語源は、このラグーサの40日隔離から来ている。
40日を表すイタリア語は[quarantina]

310:ツバキ
04/07/09 21:56
>>309
立川昭二の「病と人間の文化史」にも詳しくでてた。「病気の社会史」もおもしろかった。 
おすすめします。


311:ツバキ
04/07/14 14:17
病気日本史、中島一郎著もおもしろい。日本医学誌綱要、富士川著、東洋文庫も 
参考資料としてためになる。おすすめします。
 

312:世界@名無史さん
04/07/14 16:18
>>310-311
いえ、結構。

313:世界@名無史さん
04/07/14 16:20
以後放置でヨロ

314:ツバキ
04/07/14 20:02
 
コレラの世界史、見市雅俊著、晶文社もおもしろい。  
近世日本の医薬文化、山脇悌次郎著、平凡社もおもしろい。
豊臣秀吉の側近の主侍医、全宗のことを書いた火坂雅志著の小説もおもしろい。

315:世界@名無史さん
04/07/14 20:06
ふつうデムパ君ってのは、トンデモ本を真実だと思って
ひたすら妄想を垂れ流すのがパターンなんだけど、
ツバキったら、読んでる本はマトモなのに
なんでこうなの?

やっぱり情報変換系に問題アリ?

316:ツバキ
04/07/14 20:09
                                              
         、          、    .--┬  .。   .-,、           
     .,  、‘  ,,,,,l,,-丶    |      ,i´   ヽ    `            
  `"'―ヤ''"゙゛   ._,l,,-‐'’    |、     `゙'l   .ヽ,               
     .,,レ‐''''''-,    .ヽ  、   ‘i、,,,,-  ./                    
     .| |           ヽ┘                              
      ″                                        
                                    、          
                       、     ",「  ヽ   .`‐          
      ,  ._,,、゙'丶  .,,,,┬''゛、    |      .'\  .゙-             
    ''''''''广,,,,,,,,,_    ,,,,レ‐'"`  、 \,,,,,,‐  、,/                 
      .,┼`  .゙ゝ    ‘-、,,,―'"        `                  
      .゙‐'                                        
                                               
        、  _,,,,ir. .--'ト'''"     ,!   ―‐ァ  i、  ゚''-、        
     -ー¬'リ"゙^       ゙l _,,,,.   .l゙     ヽ,、  `′           
       ,,,,,|,-----, .''''''''''て`     `---゙    ″               
       ヽノ          `―'"′                        
                                               

317:ツバキ
04/07/14 20:35
歴史家の書いた本で鎖国に関する本はほとんど読んだ。一つ大きな間違いがある。
それは当時の医官が「悌髪」といって髪を剃っていたことです。坊主と間違ってしまった
ことです。外人の流入は様々な病原菌を免疫のない日本人にもたらしました。一番被害を
被ったのは子供でした。鎖国までの一連の制令はすべて坊主頭の医官による伝染病防止策
だったことがわかる。

318:世界@名無史さん
04/07/14 20:46
見市雅俊氏といえば、著書『ロンドン=炎が産んだ世界都市』講談社選書メチエ
の第4章において、「放火伝説を読む」として、放火について取り扱っている。
「ロンドン大火のさいにも放火のうわさが流れた。放火犯と名指しされたのは、
カソリックであった。もちろん濡れ衣だが、その説は当時の多くの人びとにとって
納得がゆくものであり、それゆえ「伝説」となる」とあくまで「伝説」として
取り上げているだけですけどね。

319:ツバキ
04/07/15 08:55
>>318
濡れ衣ではなく、当時消毒薬が何らなくやむなく放火消却した。というのが事実
ではないか。カソリックが放火犯として名指しされたのは初めて聞いた。
 当時医薬担当の神父がいたことは間違いない。パードレです。日本では叡山、薬樹院
で医を学んだ施薬院全宗が秀吉の筆頭主侍医であることからも当時宗教界が医薬の領域
を支配していたのがわかる。今日本でも宗教家の方が厚生労働大臣ですが。

320:世界@名無史さん
04/07/15 18:18
>>317
すまん、1~3行目の主語と述語は何だ?

321:ツバキ
04/07/15 18:37
>>320
自分でもおかしいと思う。主語が後ろに来てる。

322:世界@名無史さん
04/07/15 20:33
ツバキとやらは可哀想な人なわけ?

323:世界@名無史さん
04/07/15 21:38
>319
>当時宗教界が医薬の領域
ヨーロッパでは床屋の領域でもあったんじゃないの?あとアヴィセンナなんか
は宗教界の人だったの?

324:ツバキ
04/07/15 21:48
>>323
アヴィセンナってわかんない?

325:ツバキ
04/07/15 22:11
ヨーロッパでは18世紀、病院分離令がでるまで修道院の病舎が慢性疾患の患者を
預かり、医師は往診して患者を診るのが通例。床屋医者というのは兵隊とか下級の 
者をあつかった。前者は金持ち相手、後者は貧乏人相手。

326:世界@名無史さん
04/07/16 09:33
宗教と医療はしばしば密接な関係にあるのは確かだが、
それで言うならキリスト教だけが宗教じゃない。
いわゆる魔女こそが民衆に最も近い医者だろう。
特に産婆としての役割がその始まりであり、
教会が「産みの苦しみはイブへの罰」等とのたまうだけだった頃に
麦角やジギタリスを薬として使っていたのが魔女だ。

教会や修道会が医者や病院としての役目を果たしたのも確かだが、
それで全てと言う訳ではない。
本と言うのもそうで、本に書かれている事が事実であったとしても、
それとは別の事実が同時に存在する事を否定する訳ではない。
色々な本を読むのは結構だが、この本を読みました、故にこれが事実ですと
簡単に全体を結論付ける事ができないのは、
学問を多少なりとも齧っている者なら知っているはずの事だ。

例えばアヴィセンナ(アビケンナ、イブン=シーナー)を知らないと言うだけで、
中世の医学に関する基礎知識が欠けている事がわかる。
大抵の専門書は、少なくとも高校の教科書程度の事は知っている前提で書かれている。
そうした基礎が無い状態で読むから独創的過ぎる結論を出すのではないだろうか。

327:世界@名無史さん
04/07/16 09:38
>>326
> 大抵の専門書は、少なくとも高校の教科書程度の事は知っている前提で書かれている。
> そうした基礎が無い状態で読むから独創的過ぎる結論を出すのではないだろうか。

ということは、ツバキは中学生?


328:ツバキ
04/07/16 09:59
>>326
アビケンナて少名彦命(すくなひこなのみこと)みたいな人だね。

329:世界@名無史さん
04/07/16 10:10
>>328
大きく医学という点で共通しているだけで、似ていない部分の方が遙かに
多いと思うが。アビケンナと少名彦命の類似する点を箇条書きでいいんで
あげてみてくれ。

ただし、目が2つ、鼻が1つ、ホモサピエンスで男性とかいうのは無しだぞw


330:ツバキ
04/07/16 10:17
>>329
どっちも古くてよくわかんないということが類似している。

331:世界@名無史さん
04/07/16 10:23
>>330
それだけ?他には無いの?
アビケンナが古いかどうかはとりあえず置くとして。

332:ツバキ
04/07/16 10:37
神農さんってのもある。中国古代の伝説上の三皇五帝の一人で「百草を嘗め七十毒
に遇い一草を知る。」を実践し薬草を試したと伝えられ、中国医薬の祖とと崇められている。
 これと同じたぐいの人物でしょ?

333:世界@名無史さん
04/07/16 10:47
きちがいはしあわせでいいなあ

334:世界@名無史さん
04/07/16 10:48
>>325
あなたの博識には驚きました。もっといろいろ教えてもらいたいので
他にもカキコしているスレを教えてください。

335:ツバキ
04/07/16 10:50
>>333
 きわめて正常。

336:ツバキ
04/07/16 10:55
>>335
 何年か前、立川昭二先生に鎖国についての論文を送ったらほめられた。
それだけ。
 太平洋戦争勃発の原因はなにか?に詳しくのってる。

337:世界@名無史さん
04/07/16 11:51
>>335 きわめて正常
キチガイは自分がおかしいことが理解できないらしいね

>> 336鎖国についての論文を送ったらほめられた
立川先生は身の危険を感じてほめざるを得なかったのでは?
あるいは批判されたのに、ほめられてると勘違いしたのかなあ?
キチガイは世の中を正しく認識できないもんな。
お大事に

338:世界@名無史さん
04/07/16 12:41
>>335-336
包茎手術してあげようか?

339:世界@名無史さん
04/07/16 12:48
>>337
立川先生はツバキが小学生の頃書いた作文を褒めたと思われ。
「子供なのによく勉強している」って。

>>338
どちらかというと脳梅の治療の方が先決かと。

340:世界@名無史さん
04/07/16 13:47
アヴィセンナはヨーロッパ人じゃないと思うが。

341:ツバキ
04/07/16 16:49
>>337
おまえもどっかおかしくないか?やけにたてついて。
おまえみたいな男、教育あって教養なし。という。

342:世界@名無史さん
04/07/16 17:16
「フランス革命の遠因は、ルイ16世の包茎である。」

 この説は正しいかな?

343:ツバキ
04/07/16 17:30
南無阿弥陀仏、アーメン、アッラーアクバル、お大事に。

344:世界@名無史さん
04/07/16 17:53
ツバキ=自分の恥垢の臭さで発狂してしまった珍しくもかわいそうな人

345:世界@名無史さん
04/07/16 18:49
ほっときゃいいのに・・・。
他のコテハン衆みんな離れちゃったよ・・。

346:世界@名無史さん
04/07/16 20:23
面白いやつだな

347:世界@名無史さん
04/07/19 20:28
気を取り直してツバキ抜きで行きましょう。

348:ペスト菌
04/07/20 20:57
>>347
 それがいい、それがいい。

349:ツバ菌
04/07/20 21:37
感染するにょ

350:世界@名無史さん
04/07/27 13:47
>>139>>152>>175>>185>>195

         ナ ゝ   ナ ゝ /    十_"    ー;=‐         |! |!
          cト    cト /^、_ノ  | 、.__ つ  (.__    ̄ ̄ ̄ ̄   ・ ・

:::ミ:/ ,,..__ ゙     ~~´  ゙ミミ! '"';:' ;'::'゙:゙::;゙ fミ ノノノ/ili!ヽ::;, /`ヾ .: :.:..:: ミ、
:ミ:/  u  `ヽ、  ゙ , ;, ,; u u゙ミi  ,. ,. ,, ., ., .:i -..,ゞ、ノツソ ,.ヾ;i ,.,  ,..,,.,.   ミ
:/ u    ,.-一‐ヾ 、_;,.;,.,; _,,,;;-'''i/メ、ノノil!))ヾ、 .i ゙;._f5゙`ー;:,.'e-゙:!,.ゞ、_ソツノ;,ヾ;;ヾ゙
     '´  (・) `ー=t"r.` ./;'"r。゙ーt ,;-='´iu""._ u ゙ゞ゙ー' i.._G_,゙;:/t'a`i/i
  u   ゙ー--一,,.::  トー--'::! ゙-一u i、,゚,,ノ.i,j ./" `ヽ. ン u.i、u__ノ´, ゞ、.ィ'
          u   ゙'ヽ ゙`i u ,.:‐-、 ;.ノ  i .i'.._ ゙ー-/  .ノ ./- 、゙7 u 丿
  u    ,.-‐- 、.._ τ/ u ! f--...___7 u丿.i、.:__ヽ / /ヽ. i、___,ソ ./
      /__   `゙ー, u  ノ、 i、 ゙ ゙̄/ ./ ヾー--',ィ'._   `┬‐'´; ゙ヽ
.、     /,,..._" ̄ ゙̄/  /  ゙ヽ二ニ/ ゙`ヽ.   `T'"  `ー、 .,;i  ;   ,イ
;;;;\   i    ゙: ̄ヾ./ /;;;゙、   i::: : :.    ゙i  .,;i  ';.   ゙i ノ  ;' ;/ :i


351:ペスト菌
04/07/27 20:45
>>334
359世界史上の不可思議なことを語れの136にでていた。

352:世界@名無史さん
04/08/02 21:21
age


353:インフルエンザ
04/08/26 19:36
 インフルエンザがおさまっている。静か。

354:世界@名無史さん
04/08/29 07:08
西ナイル熱がいよいよ日本人にも感染した。
本格上陸も時間の問題だろうか(((ガクブル)))

355:世界@名無史さん
04/08/29 11:47
西ナイル熱にガクプルするなら、当然十年おきに日本脳炎の予防接種してるよな?

356:世界@名無史さん
04/08/29 11:52
>>354
違ったらしいよ。

「西ナイル熱、血液再採取でも確認されず 沖縄の女性」
URLリンク(arch.asahi.com)

357:世界@名無史さん
04/08/29 20:02
パニックを恐れて情報操作か。

358:世界@名無史さん
04/09/03 12:48
【東南アジア】最古の頭蓋骨「ペラッ人」…死因は腫瘍による歯肉炎[09/01]
スレリンク(news4plus板)

359:インフルエンザ
04/09/04 19:42
エタノールとか消毒薬のできる前は何で消毒していたのか教えてくれ。

360:世界@名無史さん
04/09/04 19:54
焼き鏝。

これが原因で大火傷して、かえって症状が悪化することも多かった。

361:インフルエンザ
04/09/04 21:23
 消毒薬っていうのはなかったんだ。

362:世界@名無史さん
04/09/04 21:40
>>359
スレリンク(whis板:174-175番)

175 :Krt :03/11/22 16:42
意外に思うかも知れないが焼酎で傷口を洗う(口に含んで吹き付けたかどうかはともかく)
というのは昔の日本において実際に行われていたことであり、のみならず、
(1)それは遅くとも江戸時代後半においては金瘡に対する標準的な治療法であった。
(2)しかもその目的は消毒(破傷風にならないため)であることが意識されていた。
(3)それどころか、外傷に対してむやみに消毒して患者に苦痛を与え、傷口の細胞を痛める
よりも洗浄だけの方が良いのではないか、という現代医学の知見に迫る見解すら存在した。

例えば、平野重誠(1790~1867)は「病家須知」において次のように言っている。
「また金瘡を洗に、むかしより火酒を用ることなれども、洗ときに、激痛堪えがたき
のみならず、暑月は、膿みやすくして大に可からず、それよりも石灰を水に攪て、その
澄清を以て洗かたが、血の止ことも速にして、痛も少く、且癒ことも早し、(中略)
俗人は、金瘡を水にて洗といはば、必訝ていはん、洗ところの水が、創口より入りて、
破傷風にならんかと、これ決してなき理なれども(以下略)」

焼酎による殺菌能力がどの程度のものなのかはわからないが、ともあれアラビア医学(?)
以後十九世紀半ばまで消毒の概念は忘れられていたのだから、これは驚くべき事だろう。


363:>>362
04/09/05 05:15
当時の焼酎のエタノール純度が解らないが
現代のグルタルアルデヒドに次ぐ有効性の高い殺菌法と言える。
貴方はどこの大学の方ですか?

364:362
04/09/05 05:26
????????????????
??????????????????
??????????�

365:世界@名無史さん
04/09/05 08:08
>>363

薬剤によって抗菌スペクトルが違うから、いちがいに順番は決められない
のでは?

366:世界@名無史さん
04/09/05 09:46
>>362

>洗ところの水が、創口より入りて、
>破傷風にならんかと、これ決してなき理なれども(以下略)」

いいところで略すなよ。

367:インフルエンザ
04/09/05 11:14
世界最初の消毒薬というのは何ですか?教えてください。

368:世界@名無史さん
04/09/05 11:15
人尿?

369:世界@名無史さん
04/09/05 11:17
世界最初というより人類以前まで遡るべな。

オシッコもそうだが、唾液もそうか。
動物が傷口をペロペロなめるのが起源か・・・

370:インフルエンザ
04/09/05 11:48
薬としての消毒薬を聞いているのですが。

371:世界@名無史さん
04/09/05 11:57
自分で調べろやモネラ野郎が

372:インフルエンザ
04/09/05 11:59
モネラって何ですか?

373:世界@名無史さん
04/09/05 16:13
自分で調べろや

374:インフルエンザ
04/09/05 16:28
 いじわるしないで教えてー。

375:世界@名無史さん
04/09/05 17:08
氏ね

376:インフルエンザ       
04/09/05 17:22
 けち。

377:世界@名無史さん
04/09/05 19:41
>>371
かなりワロタ。これから使わせてもらおうっと。でも正確に言うとモネラ界には
インフルエンザウィルスは分類されないけどね。

378:世界@名無史さん
04/09/05 21:29
>363
あなたの方が古いよ
今は傷によっては消毒より空気にも触れさせない密封だけの方が跡が残らないから
そういう治療になってる。

379:世界@名無史さん
04/09/05 21:38
古いっつうか閉鎖療法は30年まえに俺が研修医だったころからあったが。

380:世界@名無史さん
04/09/05 21:38
それをしないのはまあ色々大人の事情があって一般的じゃなかっただけだよ。

381:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/09/05 23:01
>>360
焼きゴテは止血のためだったのでは?

382:インフルエンザ       
04/09/06 10:06
>>371
サルモネラ菌のことをモネラっていうんでしょう。学がなくてすみません。

383:世界@名無史さん
04/09/06 11:14
>>382
違う。サルモネラは発見者の名前にちなんだもの。それから正確に言うと、
サルモネラ菌とは言わず、サルモネラというが正しい。

あとさ、ちょっとはググってみたら?そっちの方がよっぽど早いだろ。

384:インフルエンザ       
04/09/06 16:28
ググってみる、てどういうことですか?またわかりません。無学なもので。

385:世界@名無史さん
04/09/06 16:53
>>384
釣りか?
もうお前2ちゃん来なくて良いよ。

少なくとも半年ロムってから書き込め。
お前がカキコするのはまだ早い。

386:世界@名無史さん
04/09/06 17:36
>>384のために新たな界を作るべきだ。

プゲラ界

387:世界@名無史さん
04/09/06 17:42
つまんないし

388:世界@名無史さん
04/09/06 18:43
止瀉薬貸そうか?

389:インフルエンザ       
04/09/06 19:00
>>386
 ほんとうに無学な者です。教えてくださいブゲラ界って何ですか?


390:世界@名無史さん
04/09/06 19:45
こりゃ無学ところじゃねーな。

391:世界@名無史さん
04/09/07 01:10
モーネタ界?

392:世界@名無史さん
04/09/10 08:59
昔は古今東西盛んだった瀉血って現在ではどうなのだろう。
今でもまだ有効な治療法なのかな。

393:世界@名無史さん
04/09/10 09:04
>>392
肝炎の治療に瀉血が行われているよ。

394:世界@名無史さん
04/09/11 05:35:02
>392
カッピング(吸角)として今でも生き延びている。
また手術の後の鬱血を防ぐ方法としてヒルを使うのも再評価されている。


395:世界@名無史さん
04/09/11 09:32:09
傷口を蛭に吸わせると直りが早いとか傷痕が残り難いとか言う話もなかったっけ?

396:世界@名無史さん
04/09/11 14:43:03
>395
それはウジだったと思う。
腐敗した組織を食べてくれるから。

397:
04/09/11 14:43:21
疾病にランクを付けてもしょうも無いのですが、最も致死性が高いものは
マラリアでよろしいのか?

398:世界@名無史さん
04/09/11 14:55:05
全然よろしくないと思うが。


399:394
04/09/11 16:44:44
>396
蛆療法と蛭療法の両方の療法がある。

ウジ治療
URLリンク(www.ucihs.uci.edu)

ヒル治療
URLリンク(www.leechesusa.com)


400:世界@名無史さん
04/09/12 11:38:29
これって普段から病院で飼育(というか培養か)しているということ?

401:世界@名無史さん
04/09/12 14:36:19
当然無菌培養してるだろうね

402:世界@名無史さん
04/09/13 14:10:26
>>389
ねぇ、お姉さんがちんちんむいてあげようか

403:世界@名無史さん
04/09/14 01:23:21
>>402
むいむいー

404:世界@名無史さん
04/09/18 10:57:19
膿ドロドロの尖茎コンジロームですがおながいしますハァハァ

405:世界@名無史さん
04/09/18 11:09:19
>>397
最悪なのは出血熱の類じゃないの
アメリカのユーサムリッド(陸軍伝染病医学研究所)ではレベル1~4までランクが分けられ
致死性ウィルスの研究が行なわれてるみたいだけど

HIVウィルス、Q熱、黄熱、炭そ菌でレベル2、ラッサ熱やニューハンタがレベル3、
マールブルグ熱、エボラ・スーダン、エボラ・ザイールの3種がレベル4だそうだ
ちなみにエボラ・ザイールは致死率90%

406:世界@名無史さん
04/09/18 11:42:44
>>405
レベル2でも十分怖いな。

407:世界@名無史さん
04/09/18 12:08:25
レベル5の出現が望まれる。

408:世界@名無史さん
04/09/18 12:13:08
>>407
空気感染するエイズとか?

409:世界@名無史さん
04/09/18 13:02:26
>>408
それでもレベル3か4だろ。土壌中や大気中でも何百年も生き続け、熱にも殺菌剤にも
強く、飛沫感染はもちろん、健常な皮膚に菌が付着しただけで発症して死亡率90%の
ウイルスがあったらレベル5だな。

410:世界@名無史さん
04/09/19 00:26:20
ウィルスのレベルは
・感染経路の判明の有無
・有効な対処法(ワクチン、対処療法)の有無
・感染率の高低
・発症率の高低
・変異率の高低
・発症までの潜伏期間の長短
などを基準に決められるんだそーだ

HIVがレベル2にいるのは体液感染の上潜伏期間が長く発症まで10年近くかかるから、
炭そ菌は突然変異しにくいのと接触感染であることからだと思われ。
エボラ・レストンは空気感染するエボラ出血熱だけどサルにしか感染しないので今のところセーフ、
しかし変異率がものすごく高いので何時人に感染するようになるか分からない、というガクブルな
話を聞いたよ orz

411:世界@名無史さん
04/09/19 23:21:57
>>410
勉強になったよ。サンクス。

412:世界@名無史さん
04/09/19 23:38:27
すると映画「アウトブレイク」で登場した「モタバ出血熱」は
空気感染バージョンが「もしもヒトに感染したら・・」という設定だったわけだね。ナルヘソ

413:世界@名無史さん
04/09/20 10:47:11
>>412
そうそう
リチャード・プレストン原作『ホット・ゾーン』(映画『アウト・ブレイク』のおおもとのネタ)
は一部実話なんだよね
1980年ケニアで発症したエボラ出血熱の事件が元になってて、そのとき検体が
米国内に持ち込まれたんだけど映画や小説ではそれの強力なのが漏れ出した、
あるいは別経路で侵入したら・・・って話
だから前半に出てくるアフリカのくだりはほとんど実際にあったことなんだそうだ

414:世界@名無史さん
04/09/26 17:59:06
気化爆弾(?)で前線基地を焼き尽くすのも実話だったの?

415:世界@名無史さん
04/09/26 19:23:27
話の後半はフィクションだよ
サルがホスト(宿主)っていうのも数ある説のひとつ(サルの他蝙蝠、ナメクジ等が宿主と考えられている)
ただ感染した人が次々と倒れてバーストしていくのとかは実話
治療にあたってた医師が死んだりするのも実話が元

416:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/09/27 22:40:12
エマージングウイルスが蔓延するのは嫌ですね…。

致死率が高くて感染・発症速度が一週間程度なら、本気で人類滅亡してしまうような…。

417:世界@名無史さん
04/09/27 22:56:33
>>416
ウィルスで1つの種が絶滅することってあるんかなぁ。
最初は致死性が高くても、保菌者間で感染を重ねていくうちに病原性が弱まって
いくと思うんだが。

418:世界@名無史さん
04/09/27 23:27:27
病理学で「1%の理論」というのがあるらしく
どんなに強力なウィルスが蔓延しても必ず1%程度の人間は生き残るそうだよ
だから軍隊で開発される生物兵器や病原菌テロで使われるのは
より確実な効果を挙げるため2種類以上のウィルスが混ざっているのが当たり前なんだとか

エボラが怖いのは変異スピードが早すぎて治療法が追いつかない点にあるんだよね
インフルエンザほどではないけどワクチン作ってもすぐ新種が出てきてしまう

419:世界@名無史さん
04/09/28 02:51:02
>413
>リチャード・プレストン原作『ホット・ゾーン』(映画『アウト・ブレイク』のおおもとのネタ)
>は一部実話なんだよね
 「ホットゾーン」自体は、一応全部実話ということになってませんでしたか?
確か、前半がアフリカやドイツでの話、後半はレストンでの猿の話だったような
記憶がありますが。

420:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/09/28 23:46:30
>>417-418
生物学的には大丈夫…とは思うんですが、
近代社会の場合、他の要因も相まって崩壊するのでは…と思ってみたり。

421:世界@名無史さん
04/10/19 07:46:35
保守

422:世界@名無史さん
04/10/22 00:31:03
あげてみる。

423:世界@名無史さん
04/10/27 06:43:01
>>420
たしかに人口が半分になったら、しばらく社会は停滞するだろうね。
老人や子供の方が死亡率が高いだろうから、人口構成もいびつになるし。

424:世界@名無史さん
04/10/30 23:38:20
そろそろ新型インフルエンザで、何百万人の死者が出る悪寒。

425:世界@名無史さん
04/10/31 00:21:01
ペストの記録を調べた事があったが、1348年(正確には1347年~1350年)の
大流行でヨーロッパの人口の3分の1が死亡した。
その後も何十年かに1度大流行があったが、不思議に老人の死者は少なく、
ほとんどが子供と若者だったと記されている。
流行ごとにペストに弱い体質の者は淘汰されて、耐性のある者が生き残ったのだろう。
老人の死者が少ないのはどの流行期でも共通しているのでそうとしか考えられない。

426:世界@名無史さん
04/10/31 00:34:03
>>425
なるほど。勉強になります。

ただ現代で考えてみると、西欧やアメリカなどの生まれながらの先進国民
という老人もけっこういるので、消化器系の疾病が流行ったらやっぱりまっさきに
年寄りがやられそう。それからインフルエンザの場合、流行したのが
90年近く前だから、そのときの淘汰されなかった人も、すでに時間の流れに淘汰され
てしまってるような。

427:世界@名無史さん
04/10/31 00:42:36
>>426
しかし、スペイン風邪流行のときに周囲で大勢死者が出たのに無事だった、
という人の子孫はある程度耐性があるかも。

428:世界@名無史さん
04/10/31 00:53:48
>>427
だよね。でも年齢によって死亡率が異なるということは言えなくなっちゃうね。

429:アクィラ ◆0fUIPC892c
04/10/31 01:02:56
最近読んだ、
速水融・小嶋美代子『大正デモグラフィ』は、
5章の「死亡率上昇―女工と結核」と、
6章の「スペイン・インフルエンザ」は、
このスレに関連する事項があると思う。

特に、命名の理由が、
中立国スペインのみが、
流行を喧伝していたから、
というのは、不勉強で初めて知った事柄だった。
(私だけかもしれませんけど)

430:世界@名無史さん
04/10/31 01:07:17
>>427
スペイン風邪を乗り切った世代も90過ぎだからなあ。
確かに子孫の年齢はまちまちだから、死亡者の年齢層はは普通の
インフルエンザと同じようなものでしょう。

431:アクィラ ◆0fUIPC892c
04/10/31 12:13:55
>>429
中立国云々は、
第一次世界大戦の中立国という意味。
常識レヴェルかもしれないが、念のため。

432:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/10/31 21:41:05
スペイン風邪みたいに死亡者続出とまでいかなくても、
アジア風邪のように「多数感染」でも社会システムはダウンしそう…。

433:世界@名無史さん
04/11/26 12:01:01
SARSが中国経済に与えた影響は絶大だったからなぁ。

434:世界@名無史さん
04/11/27 02:03:04
まあ、とにかく毎年インフルエンザの予防接種は打っておくべきだ。
その年のウイルス予想がハズレでも予防接種受けてたほうが治りが早い。

435:世界@名無史さん
04/11/27 08:42:33
今年はインフルエンザが流行するんだって新聞に書いてあった

436:世界@名無史さん
04/11/27 23:44:53
本当ですか・・・毎冬恐ろしいな。ハクビシン鍋で精でも付けるとしよう・・・

437:世界@名無史さん
04/11/28 00:35:03
H5の世代が間もなく登場すると言われ続け、ついに(鳥インフルエンザとして)出現した…
インフルエンザも新世代だ…

438:世界@名無史さん
04/11/28 18:30:33
本当ですか・・・毎冬恐ろしいな。鶏鍋で精でも付けるとしよう・・・

439:世界@名無史さん
04/11/28 20:56:57
レバ刺しを食べないようお勧めします。
E型肝炎とかいう新しい肝炎に伝染して、運が悪いと劇症肝炎になるそうです。
劇症肝炎は大学病院でも半分くらい死にます。

440:世界@名無史さん
04/11/29 09:46:49
ag

441:世界@名無史さん
04/11/29 15:03:10
>大学病院でも半分くらい死にます。

プ

442:世界@名無史さん
04/11/29 19:03:24
「大学病院だと半分くらい殺されます」だよな

443:世界@名無史さん
04/11/29 19:58:50
大学病院なんて高いだけじゃん。一部を除いてクソな診療ばっかり。

444:世界@名無史さん
04/12/02 01:42:47
>>83
人類史上初めて狂犬病の治療に成功した模様。
これで死亡率99.99999%くらいになったかな?

狂犬病発症の15歳少女、薬物治療だけで奇跡的回復
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)

>有効な治療法がなく、人が発症すると100%が死に至るとされる狂犬病で、ワクチン接種を受けていない15歳の少女患者を薬物治療だけで救命することに米ウィスコンシン州の病院が成功した。
>米疾病対策センター(CDC)が25日、ワクチンを使わない世界初の生存例であることを確認した。
>CDCによると、発症後の生存例はこれまでに世界で5人いるが、いずれも狂犬病の症状が起こる前にワクチン接種を受けていた。
>少女は今年9月、狂犬病ウイルスに感染したコウモリにかまれたが、発症を防ぐためのワクチン接種などをしなかったため、先月中旬に神経症状などが現れ、入院した。
>医師団は少女の神経症状を抑え、強い薬剤の影響から弱った神経系を守る目的で、麻酔薬と抗ウイルス剤の計4種による「カクテル療法」を決断。少女は奇跡的に回復し、
>神経系へのダメージや著しい衰弱が残るものの、24日の時点で、家族の問いかけに答えたり、起きあがったりできるようになったという。CDCの分析でウイルスの除去も確認された。
>世界保健機関(WHO)の統計によると、狂犬病による死者はアジアやアフリカを中心に世界で年間3万5000―5万人。


445:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/12/03 00:14:22
>>444
おお。まさに奇跡の第一例。

446:世界@名無史さん
04/12/03 00:36:13
細かいことを言うけど、エイズは死亡率100%じゃないよ。
現在発祥してる人が全員死なない限り100%にはならない。

447:世界@名無史さん
04/12/03 02:10:21
あと、エイズが治癒した人もいたはず。欧米人のごく一部にそういう遺伝子を
もった人がいるらしい。いや、正確に言うと一度HIVに感染しながら、体内から
HIVが検出されなくなった人か。

448:世界@名無史さん
04/12/03 04:55:39
>>447のいう遺伝子をもつ人は白人のみで黄色人種と黒人には見つかっていないそうだが
長期未発症者(感染発覚から15年以上たっても症状が現れない人)は日本人にも100人以上いるらしい。
あるいは白人のそれとは異なるメカニズムがはたらいているのかもね。


449:世界@名無史さん
04/12/03 10:05:38
>>447

『NHKスペシャル 驚異の小宇宙 人体III 遺伝子DNA』でやっていたような希ガス。
ペストの流行と関連があるとか。


450:世界@名無史さん
04/12/04 00:11:36
>>447-449
ロングタームサバイバーと呼ばれてる人達だね

451:世界@名無史さん
04/12/04 23:57:20
>>441>>442
大学病院で殺されるなんてジョーク言ってる場合じゃありません。
私はA型肝炎(牡蠣にあたったらしい)になったことがありますが、マジで劇症肝炎は
半分は死にます。

452:世界@名無史さん
04/12/05 16:13:50
>>449

中世のペストの流行で生き残った人たちって、ハンセン病にかかりやすかったん
だってね。今でもハンセン病にかかるとペストにかかりにくいらしい。ハンセン
病もペストみたいにノミでうつるって、ホント?

453:世界@名無史さん
04/12/08 23:48:35
>>452
ペストはともかく、ハンセン病はノミでうつることはまず無さそうだ。

URLリンク(homepage2.nifty.com)

454:世界@名無史さん
04/12/26 19:01:31
SARSはどうなったんだっけ?
来年も流行るのかな

455:ササキ
04/12/31 14:32:38
>>453
400年も前の伝染病がどうしてペストという特定疾患に限定できるの?

456:世界@名無史さん
04/12/31 16:31:44
>>455

質問している意味が分からん。

457:ササキ
04/12/31 20:45:32
>>456
ペストって何なの?


458:世界@名無史さん
04/12/31 21:00:01
ググれ

459:世界@名無史さん
04/12/31 22:20:44
世界史板でペストを知らん香具師がいるとは・・・

日本人は幸い明治になるまでペストとは無縁だったが、西洋人のペストに対する恐怖は大変なものだよ。

460:世界@名無史さん
04/12/31 22:40:56
冬休みだからな。リアル厨房も来るんでしょ。

461:世界@名無史さん
05/01/01 01:58:57
いや、こいつ社会人らしいですから
荒らしてた考古学板でも相手にされてなかったけどね

462:世界@名無史さん
05/01/01 02:03:12
>>461
>社会人

絶句...

463:世界@名無史さん
05/01/01 03:18:54
数億人もの西洋人の命を奪ったペストか…

464:ササキ
05/01/01 16:16:42
 ペストって何の病原菌が伝染したのか?聞いてんの。

465:ササキ
05/01/01 16:30:27
>>461
 あんちゃん、何の仕事しておまんま食ってる方なの?口の利き方悪い品格のない
男だなー。

466:世界@名無史さん
05/01/01 17:32:20
正月早々ファビョってんなよ (ぼそっ

467:世界@名無史さん
05/01/01 17:36:31
>>464
そのくらい自分で調べられるでしょ。

>>465
あなたと違って、頭脳を使う仕事に就いているみたいですよ。

468:世界@名無史さん
05/01/01 17:43:00
こういうヤシ見てると痛さって自分じゃ気づかないもんなんだなぁ、とつくづく思う

469:世界@名無史さん
05/01/01 20:23:02
酸性雨は西洋では「緑のペスト」っていうんだよな。
さしずめエイズやエボラ出血熱あたりは「現代のペスト」か?

470:世界@名無史さん
05/01/02 00:24:26
ペストって欧米では疫病の総称みたいな使い方もされてるのかな?


471:世界@名無史さん
05/01/06 19:30:05
そうだな、

472:世界@名無史さん
05/01/17 04:16:59 †
保守

473:世界@名無史さん
05/01/27 00:00:23 0
>>463
当時の世界人口が5億人なのに、数億人もの西洋人がいてその多くが
ペストで死んだということ?

474:世界@名無史さん
05/01/27 23:22:13 0
有史以来の累計とかじゃない?

475:世界@名無史さん
05/01/27 23:46:52 0
ちと遅レスだが、大航海時代、壊血病は船乗り達に「海のペスト」と呼ばれて
恐れられていたという。

476:世界@名無史さん
05/01/30 12:31:19 0
>>470
害虫駆除のことをペストコントロールって言うしね。細菌という概念が無かった
頃は悪い虫とか、悪い気のような病気の原因と考えられたもの全般について
ペストと呼んだんだろうね。

477:世界@名無史さん
05/01/31 00:36:03 0
病気と関係ない化学変化だが、世界史関連で「錫ペスト」なんてのもあったね。
ナポレオンのモスクワ遠征で、フランス軍の軍服のスズ製ボタンが次々に粉々に崩壊したという事件。
実はスズの原子構造が-48度前後で脆くなる現象だったのだが、この作用が発見されていなかった当時は
金属に伝染病が蔓延したのではと騒ぎを呼んだそうな。

478:世界@名無史さん
05/01/31 00:37:10 0
いけね、「原子構造が」じゃなく「原子間の結合力が」でした。

479:世界@名無史さん
05/01/31 02:00:18 0
>>477
勉強になったよ!

480:世界@名無史さん
05/02/03 16:15:17 0
ヨーロッパや元代末期に黒死病が流行したとなんかの本で読んだんだが
日本では流行らなかったのだろうか


481:世界@名無史さん
05/02/08 00:17:39 0
さて、花粉の憂鬱な季節がまたやってまいりました・・・
ところで、近代以前にはアレルギー体質というものは今ほど多くはなかったのでしょうか?
記録に残っていないだけで実際にはどれほどだったのでしょう。
食物・金属・繊維と色々存在しますが・・・

482:世界@名無史さん
05/02/08 01:00:13 0
>>480
日本で「黒死病=ペスト」が発生したのは明治初期の淡路島です。
日本では古くから猫を飼っていたし、ネズミの蚤からペストが広がるという
政府の通達(?)があり、ネズミを交番に持っていくと謝礼が出るので
小遣い稼ぎに猫の上前はねて、交番に持ち込む小学生や書生多数。
結局、大流行はいたりませんでした。

483:世界@名無史さん
05/02/08 15:24:43 0
>481
アレルギーは最近のもので昔は無かった。
だから原因も完全には解明されていないけど、有力な説としては、
アレルギーは衛生的に成り過ぎて免疫システムが暴走するのが基本的な原因。

もうちょっと詳しく言うと本来人間の免疫系には細菌やウィルスに反応する仕組みと
アレルギーの原因となるような物質的な刺激に反応する仕組みの二通りがあるけど、
身の回りから細菌が減って前者が発達せず、一方で昔は存在しなかった様々な
環境物質が増加したことで後者が過剰に影響するようになったのが現代の
アレルギーの増加になってる。

病気の分類も昔と今では全然違うし、生まれつきのヘルパー細胞のバランスで
アレルギーの出る人、なんて言うのが昔にも居なかったかどうかは解らないし
その頃のミイラ化した死体でも大量に見つからない限り調べようも無い事だが
単に20~30年前と比べてもアレルギー疾患の人が増えているのは確か。

アレルギーと言う言葉は1906年に作られた造語で、しかも現在の意味より
広い意味で使われていた。
それ以前の時代では認識自体されていなかったと言う事なので、仮にあっても
他の病気と混同されていたのだろうから調べようも無いと思われる。

484:世界@名無史さん
05/02/08 16:41:42 0
>>483
昔というのは、古代エジプトや古代ローマ、平安時代は入らないということでいいのですね。

URLリンク(www3.ocv.ne.jp)
URLリンク(www.hosp.u-ryukyu.ac.jp)
URLリンク(web.kyoto-inet.or.jp)
URLリンク(www.alpha-net.ne.jp)

485:世界@名無史さん
05/02/12 23:17:16 0
>有力な説としては、
>アレルギーは衛生的に成り過ぎて免疫システムが暴走するのが基本的な原因。

そ、そうなのか?!

486:世界@名無史さん
05/02/13 00:07:46 0
多分本当と思われます。潔癖な母親を持つ子ほどアレルギーが多い。
20年前だと、アメリカかぶれで離乳食を急いだうちの子にアトピーが多い。
今は、アトピー恐怖症で妊娠中から卵も牛乳も避ける母親の子にアトピーが多い。
極端はよくないと思います。

487:世界@名無史さん
05/02/13 13:35:47 0
>>481
>>485
これははっきりと証明されたわけではないのですが、
人間が高率に体の中に寄生虫をもっていたころはアレルギー性鼻炎が起きにくかった
という報告があります。アレルギーの原因の一つ・免疫グロブリンEが寄生虫体に対して作成され
植物とか寄生虫などに比べて抗原性(アレルギーの原因物質になり得る可能性)
の低いものに対しては、アレルギー症状が出にくかったそうです

488:世界@名無史さん
05/02/22 22:34:29 0
インフルエンザ流行ってますね。
今は栄養良いし、タミフルとかあるから
スペイン風邪みたいなことはもう起きないんだろうな。
途上国は別として。

489:世界@名無史さん
05/02/23 14:23:09 0
>>488
URLリンク(d-inf.org)
インフルエンザの薬で精神神経症状の副作用
 インフルエンザの治療薬タミフル(一般名リン酸オセルタミビル)を飲んで、意識障害、異常行動、幻覚などの
精神神経症状が出たケースが2002年以降で14例報告されています。
厚生労働省は6月24日、医薬品・医療用具等安全性情報を出し注意を呼び掛けています。
日本国内だけではなく、海外でも同様の例が報告されているようです。
 具体的にどんな症状だったかというと、10代前半の少女は、窓から飛び降りようとしたり奇声を発したりしたそうです。
一時意識が遠のいたり、「ドラえもんが見える」などと言う子供もいたということです。

・・・・インフルエンザの特効薬らしいけど、弊害も多いみたいですね。過信は禁物ってことですな。

490:世界@名無史さん
05/03/06 22:47:18 0
ファビョン【ふぁびょん】[名](ハングル)
「火病」のハングル読み。 「火病」の正式名称は「鬱火病」。
韓国・朝鮮人にだけ現れる特異な現象の精神疾患。 英語表記は Hwapyung。 文化欠陥症候群とも。
怒りを抑えすぎて起こる、強いストレス性の精神疾患。
強いストレスを適切に解消できず、我慢することで胸が重苦しくなる症状を指すという。
夫の浮気など、自分の思い通りにいかないことが重なり、それを胸にしまい込んで生きている女性に主に現れる。
ひどい場合は死に至るという。
具体例としては、2002年の韓国大統領選挙中、投票日前日ににノ・ムヒョンへの支持を撤回したチョン・モンジュン(鄭夢準)や、
2003年の冬季アジア大会の女子アイスホッケーにおいてカザフスタン戦で20-0というスコアで負けている最中に試合を
放棄したことなどが挙げられる。
ヤフー百科辞典によると、1970年代後半から論議され、体系的に研究が進んでおり、「九六年、米国の精神科協会では、
この火病を韓国人にだけ現れる特異な現象として精神疾患の一種として公認し、文化欠陥症候群の1つとして登載している」という。
韓国人独特の唐突な逆切れ現象を説明できる唯一のキーワードとして重要視すべきである。
なお嘲笑の意を込めて「ファビョーン」と伸ばして使用されることが多い。

491:世界@名無史さん
05/03/17 07:48:58 0
保守

492:世界@名無史さん
05/03/17 08:09:42 0
一般庶民のツメの手入れの仕方についての歴史が調べたいんだけど
いいサイトが見つからない。
そんなに詳しくなくていいのでどなたか教えてくださらんか。
(今の形の爪切りが日本で普及したのは○○時代、
鉄が普及する以前は○○を使うのが一般的でした、とかそんなのでいいから)

493:世界@名無史さん
05/03/17 20:51:13 0
夜爪を切ると親の死に目に会えない、って言い伝えがありますね。
あれは昔は爪を小刀で切っていて、夜暗いと深爪しやすかったからだそうです。
今の爪切りだったら多少暗くても深爪はしないですね。

494:世界@名無史さん
05/03/19 18:50:53 0
小刀で切ってたんですか・・・((ガクブル))
てっきりやすりで削っていたものかとばかり・・・

495:世界@名無史さん
05/03/19 19:27:41 0
>>493
深爪して細菌が体の中に入っても、それを殺す抗生物質が無いから
けっこう致命傷になったりする。

496:世界@名無史さん
05/03/19 22:53:08 0
黄色ブドウ球菌や緑膿菌の感染によるひょうそは時に骨まで侵されるからね。
切開して膿を出すしか治療の術が無い。

497:世界@名無史さん
05/03/19 23:34:02 0
爪きりが無い時代は、石や荒壁に擦り付けていたはず。

498:とてた ◆0Ot7ihccMU
05/03/20 21:36:11 0
木賊(トクサ)で整えていた…と何かで聞いた覚えが。
(爪を切った後ですが)

499:世界@名無史さん
05/03/27 14:10:21 0
:    :: ゚   : 。   ~  彡ミ
:  ゚     :。   ~  彡ミ彡ミ
  : 。 ~   : ゚  :: 彡ミ彡ミミミ
( >д<)、;'.・ ィクシッ . 彡彡ミミ彡ミミミ
(つω;`) カユイ- ゚ ::  ヽ|i゚∀゚ i|ノ アヒャヒャヒャ
゚  ::  :~ : 。  :  :   |i!iハlハl!|


外国には、花粉症みたいな症状はあるの?

500:世界@名無史さん
05/03/28 00:03:27 0
アカシアアレルギーはあるな。

501:世界@名無史さん
05/03/28 17:41:06 0
寄生虫も怖い。
エキノコックスは致死率95%

502:世界@名無史さん
05/03/28 23:29:16 0
ブタクサアレルギーはよく聞くな。


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