03/05/25 22:27
歴史を変えた病気について語り合いましょう。
2:山野野衾 ◆F6mxNHihgE
03/05/25 22:28
エリザベス一世が天然痘で死んでいたら・・・とか。
3:世界@名無史さん
03/05/26 22:58
第一次大戦の戦死者よりもスペイン風邪の死者の方が多いんだよね。
確か全世界で感染者6億人、病死者2500万人以上。
当時の世界人口が12億だから凄い率ですね。
これにより第一次大戦の終結も早まったとか。
4:世界@名無史さん
03/05/26 23:14
中世ヨーロッパで流行した舞踏病って、今で言う何の病気だろうね?
やっぱり集団ヒステリー??
5:世界@名無史さん
03/05/28 13:55
URLリンク(www.post1.com)
『銃・病原菌・鉄』(草思社より邦訳出版)の書評より引用
「たとえば、コロンブスの「新大陸」発見以来、ヨーロッパ人たちはアメリカ大陸の
先住民たちを殺戮し、収奪し、奴隷化し、ありとあらゆる蛮行を働いたのだけれど、
何より強烈だったのは、ヨーロッパ人たちの持ち込んだ各種の病気だった。
ヨーロッパ人たちが通っただけで、先住民たちは一瞬のうちにペストやはしかや天然痘や
水疱瘡といった病気を発病し、ものの数日で集落が次々に全滅していった。」
「でもなぜヨーロッパ人たちはペストや天然痘やはしかを生み出せたのか?
なぜほかのところには、こういう恐ろしい病原菌が発生しなかったのか?
一つの答は、ヨーロッパのほうが都市が発達して人口密度が高くて、全員が各種伝染病の
猛威にさらされた経験を持ち、それに耐性を持った生き残りばかりになっていたからだ、
というものだ。確かに、中世ヨーロッパの黒死病の大流行でヨーロッパの人口は激減したりしてはいる。
でも、マヤやインカには大都市がすでにあった。そこで各種の伝染病が猛威をふるったって
よかったはずだ。どうしてこちらには独自の病原菌が生まれなかったんだろうか?」
「その答は家畜にある。ヨーロッパで猛威をふるった各種の病原菌は、すべてもともと
家畜たちの持っていた病気の変異体なんだって。天然痘は、牛痘の変種。ブタや馬の病気もある。
人間に非常に近いところで大量に大型動物が飼われていたから、その病気がやがて変異して
人間にも伝染した。ところが、アメリカ大陸には、家畜となる動物がほとんどいなかったのだ。
だからヨーロッパのようなおそろしい病原菌は生まれなかった!」
アメリカ大陸は南北に長いから、一箇所で家畜化された動物が、気候の変化ゆえに他の場所に広まらなかった。
6:山崎渉
03/05/28 14:49
∧_∧
ピュ.ー ( ^^ ) <これからも僕を応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄〕
= ◎―◎ 山崎渉
7:世界@名無史さん
03/05/28 16:26
なんか山崎渉の性能が上がっているような・・・。気のせい?
8:世界@名無史さん
03/05/28 18:56
>4
タランチェラ?蜘蛛に刺されたせい。って言うのは多分俗説だろうけど・・
詳細は俺も知りたい。
でも当時の医学では伝染病でも集団ヒステリーでも神経疾患でも
症状が同じならみんな舞踏病になっちゃったんだろうけど。
9:世界@名無史さん
03/05/28 20:13
インフレ連鎖
URLリンク(www.ringo.sakura.ne.jp)
10:世界@名無史さん
03/05/28 21:50
>>8
毒蜘蛛説はしらなかった。
あと幕末のええじゃないかもあれ舞踏病だよね。
11:世界@名無史さん
03/05/28 22:53
>>4
ライ麦の異常じゃなかったっけ?
それとも俺がほかのと勘違いしてるかな?
12:世界@名無史さん
03/05/28 22:58
痘瘡(天然痘)の病原体のウイルスが最初に生物兵器として使われたのは、
1754-1767年の北アメリカにおけるフランス・インディアン戦争において英国軍
によってです。アメリカインディアンに痘瘡(天然痘)の流行を起こそうとして、
痘瘡(天然痘)患者の使用した毛布を英国兵がアメリカインディアンたちに配布
しました。アメリカインディアンたちに痘瘡(天然痘)の流行が起こり患者の
半数以上が死亡しました。
URLリンク(www.eiken.city.yokohama.jp)
13:4
03/05/28 23:18
>>11
麦角菌ですか。
麦角の毒素に汚染されたライ麦を食すと幻覚様の症状を呈するそうですので、
一因としてはありそう。
昔は食料の保存状態悪かっただろうしね。
14:世界@名無史さん
03/05/28 23:50
ローマ帝国もペストか発疹チフスの流行で滅亡が早まったな。
15:世界@名無史さん
03/05/28 23:57
SARSは中国にどのくらい打撃を与えるだろ?
16:世界@名無史さん
03/05/29 02:26
中国人なら一億人ぐらい死んでもたいしたこと無いだろ。
17:世界@名無史さん
03/05/29 03:14
SARSが中世ヨーロッパで発生していたら、どのくらい死んだだろうか?
18:世界@名無史さん
03/05/29 09:40
>>17
SARSの感染力はそれほど高くないし、死亡率も大して高くない。
現代はペストやコレラや天然痘は簡単に予防や治療できるから大流行はしないけど、
治療法がない状態同士で比較したら、ペスト、コレラ、天然痘ほどの
死者数にはならないと思う。
19:世界@名無史さん
03/05/29 10:21
そうか?
中世に比べれば、中国とはいえ
衛生状況、医療レベル、衛生知識など
比較にならないぐらい上だろ、
それでもコレだけ広がって、多くの死者が出ているところを見ると
ペストやコレラや天然痘と同じかそれよりも上かもしれない
20:世界@名無史さん
03/05/29 11:03
>>19
未知のウィルスに対しては中世と大して変わらない。
それに、死亡率はあくまで現在同士の比較。
SARSワクチンがない以上、現在でも中世でも罹ってしまったらその人の
免疫に頼るしかない。
21:世界@名無史さん
03/05/29 11:05
免疫に大きな影響がある栄養状態も
今のほうがかなりいい
22:世界@名無史さん
03/05/29 11:08
>>21
だーかーらー、ペストなどの現在の死亡率と比べても
SARSは低いじゃん。
23:世界@名無史さん
03/05/29 14:57
中世ヨーロッパでは、身体を清潔に保つことは「異教的」な被造物神聖化で
あると考えられていた。『ガルガンチュア物語』には、故意に身体を不潔な
ままにして自分の信仰心をアピールするパリ大学神学部(ソルヴォンヌ)の
教授が、下手くそなラテン語で演説する様が嘲笑的に描かれています。
そら、伝染病も流行るわな。
24:世界@名無史さん
03/05/30 00:18
窓税なんてのもあったな。
窓の数に応じて課税、貧乏人は窓作れずに昼間でも部屋に日が射さない。
黴菌の温床だ。
25:直リン
03/05/30 00:20
URLリンク(homepage.mac.com)
26:_
03/05/30 00:21
URLリンク(homepage.mac.com)
27:とてた
03/05/30 00:53
>>23 >>24
中世ヨーロッパって、どうみても不衛生なんですよね…。
だから僕は、「中世欧州的ファンタジー世界」に萌えられないのです。
28:世界@名無史さん
03/06/06 12:43
伝染病の話に集中しているようだけど、血友病はどうよ?
ビクトリア女王を起点にして
ロシア・ドイツ・スペインなどの王室に広がったけど。
29:山野野衾 ◆F6mxNHihgE
03/06/06 12:46
>>24
元々は16世紀にガラス窓にのみかけられた一種の「贅沢税」だった
んですよ。
>>27
我が国でも23のような僧侶は見られましたが、それはあくまでも体
についた虱や蚤を殺すのが可哀想という感覚から来たものであって環
境自体が整っていなかったわけではありませんからね。
30:世界@名無史さん
03/06/06 22:37
>>28
ロシアの皇太子アレクセイも曾祖母の遺伝で血友病でしたね。
おかげでラスプーチンの台頭、ひいてはロマノフ朝滅亡を招きましたか。
31:世界@名無史さん
03/06/06 22:51
>>28
わかっているとは思うんだけど、その書き方だと、
血友病が伝染病みたいだ。
あれは、伝染病ではなく、遺伝病ね。
32:世界@名無史さん
03/06/06 23:17
>>31
いや28の書き方で正しい。
これだけでは何なので遺伝病ネタ考えたけど・・・
世界史では他に思いつかんな。
33:28
03/06/09 10:28
>30
チラッとしか調べてないけど、
ロマノフ朝は唯一の皇太子が血友病だったのが悲劇だったみたい。
ドイツ・スペイン王室では健常な男児がいたから.............。
>31
「第Ⅷ血液凝固因子欠損の遺伝的素因が婚姻により、
ヨーロッパの王室に広がってしまった。」
と訂正すればよろしいでしょうか?(w
>32
確かに。ビクトリア女王(ケント公エドワード)
の血友病もたまたま起こったことだしな。
34:世界@名無史さん
03/06/11 00:49
遺伝病自体明確に解明されてないもん。
血友病のほかに有名なのでは色覚障害(色盲)くらいでしょ。
てか遺伝病はこのスレの趣旨から外れるのでは?
35:世界@名無史さん
03/06/11 01:04
メインのスレタイが「世界疾病史」で、>>1には
>歴史を変えた病気
とあるから、アレクセイ皇太子の血友病もストライク・ゾーン圏内かと。
大正天皇の脳障害も圏内かな?
これのせいで、昭和天皇に対する政治的訓練が少なくなり、
田中儀一首相に対する叱責で「辞表を出してはどうか」と発言し首相は辞任、
やりすぎた!と思った昭和天皇は以後、政治的発言を自重し、軍部の台頭を
招いた、と講談社『日本の歴史』の「帝国の昭和」の巻で読んだ。
2・26事件のときの「朕自ら近衛兵を率いて鎮定に当たらん」は内乱寸前だったので
例外だった、ってちょっと「都合良すぎる」歴史観ですか?(って俺がスレの趣旨を
外してどうするよ)
36:
03/06/11 03:06
歴史上最も古くから知られた病気はハンセン病(旧らい病)。
人目につきやすい皮膚に症状が現れるから。
古代エジプトの書や聖書、法華経の経典、古事記にも出てくる。
かつての『不治の病』も現在では治癒可能になったが、未だに純粋培養不可で、謎が多い。
嫌われやすい病気だが、一旦患者にかかわると、心が天使のようになる人も多いので、
最も残酷な病気ではあるが、最も偉大な病気といわれることもあるとか。
37:シュレーディンガーの猫
03/06/11 04:33
イングランドのランカスター家の王ヘンリー4世の死因が
ハンセン病。
若い頃、チュートン騎士団に加わってリトアニア遠征に
参加した時に感染したらしい。
38:34
03/06/11 18:17
>>35
「疾病」っていうと普通は伝染する病気のことを指すんでない?
ペストや天然痘、インフルエンザといった病気の蔓延とそれによる社会の変化が
歴史の流れにどういう影響を与えたのかを考察するスレだと漏れは受け取ったんだが。
おそらく中世ヨーロッパでのペストの流行と農村社会の変化とか、新大陸への
疫病の伝播の影響とか、あるいは疾病に対抗するために確立された衛生技術が
その後の生活習慣にどういう影響を与えたかとか、そういうことを念頭に
置いてるんじゃないかな?
遺伝病はそういう趣旨からはちょっと外れるんじゃない?
39:第20軍団兵
03/06/11 18:51
十字軍史では欠かせない「らい王」もいますね。(名前を失念、後でソースを漁ります)
中世時代はらい菌が強くなった時期らしく、今日よりもずっと簡単に感染したようです。
(もちろん、他の感染症と見間違い等を含めての話ですが...)
40:世界@名無史さん
03/06/11 19:01
いったい、突然変異でケツ遊病が「たまたま」起きるものか?
公式の系図がどうであろうと、本物の祖先に遺伝子保持者が
いたからこそ伝わったんじゃないのか? それを問題にすると
英国だけでなくヨーロッパの王家全体の系図が覆りかねない
から、歴史を偽装したのと違うか?
41:世界@名無史さん
03/06/11 19:08
>>40
???
血友病は親から子へ伝わるれっきとした遺伝病ですが?
高校の生物で血友病発症のメカニズム習わなかった??
あとヨーロッパ王家の系図による血友病因子伝播の経緯も解明されてるよ。
42:世界@名無史さん
03/06/11 19:23
>>4
ハンチントン舞踏病は大脳基底核特に尾状核,並びに大脳皮質の神経細胞の変性が徐々に起こり,慢性進行性に経過する予後不良な神経疾患で,家族性に発生する。好発年齢は30~45歳であるが,累代発現の場合は若年性に発病する。性差はみられない。
43:DVD
03/06/11 19:25
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44:世界@名無史さん
03/06/11 19:37
不妊症も遺伝する。
45:世界@名無史さん
03/06/11 19:39
>>37-39
ハンセン病が極めて慢性である理由は、らい菌の分裂速度がきわめて遅いから。
それゆえ、菌の進化(変化)も遅い(潜伏期間は一生涯!)。
また、感染しても、必ずしも発病するとは限らない。
中世のらいの流行は、何らかの原因で感染者の免疫力が弱くなり、発病する人が増えたと思われ。
ヘンリー4世や十字軍遠征兵士も免疫が弱い乳幼児期に感染し、後に発病したのでは?
現在難病に指定されている病気には、免疫問題が原因とされているものが多い。
ハンセン病の研究が進めば、難病治療にも役立つだろう。
46:世界@名無史さん
03/06/11 19:46
今日、レポートで検疫の語源を調べろというのが出された。
47:世界@名無史さん
03/06/11 20:01
>現在難病に指定されている病気には、免疫問題が原因とされているものが多い。
HIVは人の免疫システムそのものを叩いてくるわけだから厄介だよな。
死亡率の高い疫病であっても医療技術と免疫力の向上で対処することは可能
だから、人間の存在そのものを脅かすことにはならないけれど、
HIVは人間の病気治癒のメカニズムの盲点というか、本質部分を破壊してくる
から、人類全体を滅ぼしかねない。
あと免疫システムそのものを破壊するわけじゃないけど、免疫の盲点をついて
くるものとしてはO-157なんかがあるな。
あれは免疫や薬物で死滅させることができるが、あいつらは体内に毒素を保持
していて、死滅するとその毒素が一気に放出されるためうかつには手を出せない。
実際にもむしろ菌が死滅した後に患者が死ぬケースが多いそうだ。
48:世界@名無史さん
03/06/11 21:09
>>42
現代のハンチントン舞踏病(遺伝病)と中世の舞踏病は同じ病気なんでしょうか?
49:28
03/06/13 11:07
なんか医板か生物板みたいになってる.............。
>40
どこか簡単に解説しているHPはないかな?
ここなんかどうかな?
血友病の医学
URLリンク(chpnet.room.ne.jp)
50:世界@名無史さん
03/06/13 11:54
>>40
つまり、ヨーロッパ王家血友病の始祖、ヴィクトリア女王の出自が怪しいってことを
いいたいのか?
51:世界@名無史さん
03/06/23 05:17
age
52:世界@名無史さん
03/06/23 21:04
マンガで恐縮ですが、村上もとかの『JIN-仁-』はお勧めです。
内容は幕末期にタイムスリップした医師が現代の知識を使って麻疹やコレラ等に苦しむ人々を助けるというもの。
これだけだといかにもつまらなそうに思うかもしれませんが、騙されたと思ってご一読あれ。
当時の医学知識・治療法とかかなり正確に調べられているようです。
53:世界@名無史さん
03/06/23 22:58
2005年に天然痘が蔓延して世界人口の3分の1が死ぬ
聖書の暗号によると
54:世界@名無史さん
03/06/24 00:05
この板はじめて来たけど2ちゃんにもこんな名スレあるのね。
勉強になったわ~
55:世界@名無史さん
03/06/24 00:49
シューベルトやニーチェもかかっていたという、梅毒の話題きぼん。
56:世界@名無史さん
03/06/24 01:07
>>55
元は新大陸の風土病。性病の広まりの速さを印象付けるぐらいに、あっという間に
日本にまで伝わった。その代わり、新大陸には天然痘・インフルエンザといった
もっととてつもないものが伝わったけどね…
57:世界@名無史さん
03/06/24 01:20
>55
イタリアではフランス病、フランスではイタリア病と呼ばれた。
…んだっけ?
58:世界@名無史さん
03/06/24 12:24
>56
>その代わり、新大陸には天然痘・インフルエンザといった
免疫を持たなかったインディオ達はいっぱい死んだそうだね。で白人たちは
インフルエンザにかかっても死なない。見てみると白人は十字架をもったキ
リスト教を信仰している、とインディオ達には見えた。
それが南米大陸にカソリックが広まった理由・・だっけ?
59:世界@名無史さん
03/07/04 08:48
age
60:山野野衾 ◆F6mxNHihgE
03/07/04 12:13
>>57
日本(唐瘡・琉球瘡)も含めて、大抵の場合隣国の名で呼ばれたようですね。
61:とてた
03/07/05 01:32
>>58
オセアニア諸国へもそうだとか。
まぁ、旧来の神様の神官達も自分達の知らない病気に対応するのはムリがありますから…。
それで、よりご利益(治療技術・薬品)のある宣教師に従ったそうです。
62:山崎 渉
03/07/15 12:48
__∧_∧_
|( ^^ )| <寝るぽ(^^)
|\⌒⌒⌒\
\ |⌒⌒⌒~| 山崎渉
~ ̄ ̄ ̄ ̄
63:世界@名無史さん
03/07/27 15:25
age
64:世界@名無史さん
03/08/17 02:10
「銃・病原菌・鉄」の評価はどうなんだろう
ありゃあ「常識」なのかな。
農業の発生とか農作物の突然変異なんて
なんかうさんくさいような気もするけど。
どのへんまでが定説なのか、どなたか解説きぼんぬ
65:世界@名無史さん
03/08/17 02:17
Discovery Channelでは、巨大生物絶滅の原因として、
「天候不順説」「人間乱獲説」のほかに、
人類が持ち込んだ病原菌による絶滅説が紹介されていた。
種を超えて蔓延するウィルスによるという説で、
うまくやればDNA鑑定で証拠をみつけられるらしい。
66:世界@名無史さん
03/08/17 09:12
55~57に梅毒の話題があったが、コロンブス一行が新大陸から
持ち帰ったという話をきいたことがあるのだが、どんなもんだろう?
確かに15世紀終わりころの欧州に突然出現したことを考えると
「なるほど!」とおもえるのだが。
67:とてた ◆0Ot7ihccMU
03/08/17 09:34
>>64
わかりやすくて僕は好きなんですが、「穴だらけ」なんだとか…。
URLリンク(bosei.cc.u-tokai.ac.jp)
けど、「一面的でない見方」を提示したところは評価したいんですが。
「農業の発生」も、「よくわからない」のが正直なところだそうですし。
68:る
03/08/17 11:10
>>67
わはは
たいへんよいページを教えてもらいました
ありがとうございます
このページ、やたら「自然科学」を目の敵にしてるけど
まさか「銃・病原菌・鉄」を自然科学系論文だと
思ってるわけじゃないんですよねえ・・
啓蒙書相手にかなり頭にきているようだけど。
人文科学系にしろ自然科学系にしろ啓蒙書なんて
あんなものでは?
いずれにしろ、これで俄然読む気が出てきました
しっかりと最初から読み直すつもりです
英文ぺーぱーばっく版も手元にあるので
参考に読み進めてみます
69:ヘレニズム狂
03/08/18 01:15
>>68
うーん、この先生、専門がバキバキの文献史学ですからねえ。
ちなみに専門はパルティアだそうで、一時期彼の大学への進学を本気で考えたけど、
学費の高さに悶絶して断念した事があります、僕には。
気さくな方だそうですし、その旨意見されては如何でしょうか?
70:世界@名無史さん
03/08/18 05:55
>66 逆に持って行った側でしょう。 スペイン人が現地人を暴行した時に感染させたのが有力説でしょう。 そりゃ当時風呂をあまり入らないのに不衛生だからあらゆる原虫、ウィルス感染はする罠。
71:世界@名無史さん
03/08/18 06:04
>66-70
梅毒の起源についてはいまだ確定されてはいませんが、
アメリカ大陸が起源で、コンキスタドールがヨーロッパに持ち帰ったとの説が
今のところ最有力です。
72:世界@名無史さん
03/08/18 09:25
>>67
「学術的な本」と「ジャーナリスティックな本」の違いはどこにあるんでしょうか?
73:世界@名無史さん
03/08/18 20:22
いずれにせよエジプトのミイラ数千体を調べても梅毒の痕は全く見られなかったそうなので、
旧大陸にはそんな昔からあった病気ではないんでしょう。
74:世界@名無史さん
03/08/18 20:26
URLリンク(www.h5.dion.ne.jp)
75:世界@名無史さん
03/09/13 00:07
「聖アンソニーの火」について語ってもよいのであろうか
76:世界@名無史さん
03/10/07 07:30
age
77:世界@名無史さん
03/10/14 00:42
フランベジアage
78:世界@名無史さん
03/11/07 01:27
新種の伝染病の出現が彗星の接近年と一致することが多いのは
やはり偶然なのでしょうか?
79:世界@名無史さん
03/11/07 02:20
>>78
彗星なんて何千もあって、毎年いくつも
アマチュア天文家が新彗星を発見してます。
毎年どれかの彗星が接近するのだから、
そのうちのどれかと一致するのは当たり前。
80:世界@名無史さん
03/11/07 03:46
風邪はいつから出現したんだ?
いまだに治療法がないじゃないか。
81:世界@名無史さん
03/11/07 14:55
>>67
このサイトは面白いですねえ。『銃・病原菌・鉄』と『「知」の欺瞞』の
両方を誉めてる理系書評家の山形浩生に読ませたい。
>>80
URLリンク(mahale.web.infoseek.co.jp)
>西田利貞1992.「賢いねチンパンジー君、木の葉使ってくしゃみ、
>鼻づまりすっきり、自ら風邪治療」、『朝日新聞』12月28日(夕刊).
つうか、哺乳動物はみな風邪を引く(間違ってます?
82:世界@名無史さん
03/11/08 19:32
ヴァイキングは新大陸に病気を持ち込まなかったんですか?
83:世界@名無史さん
03/11/09 04:22
狂犬病もハムラビ法典の頃から記録があるらしいが、
いまだに発病したら治療法が全く無いからな。
自然治癒の可能性も無いから死亡率100%。
人類史上発病後1人も助かっていないのは狂犬病とエイズくらいか。
84:世界@名無史さん
03/11/09 05:42
出血性天然痘も致命率100パーセントだったはず。
まぁ、これは天然痘の発症の仕方の問題化。
85:世界@名無史さん
03/11/09 07:55
イルカがカゼ引くとはちょっと思えないが
86:世界@名無史さん
03/11/09 10:23
>>85
しっかり風邪ひくらしい。
URLリンク(www.marine-world.co.jp)
>イルカは哺乳動物ですから、ほぼ人と同じ病気にかかります。
>中でも一番多いのがカゼです。
87:世界@名無史さん
03/11/09 22:40
>>86
へぇー、へぇー、へぇー。
88:世界@名無史さん
03/11/11 01:20
>>86
風邪ひくのか・・・
89:世界@名無史さん
03/11/13 01:57
>>86御紹介のサイトが面白いのでageます。
イルカも陸地の記憶を遺伝子に保存しているのですね。
ちょっと感動。
90:世界@名無史さん
03/11/13 02:01
ペストこわー
91:世界@名無史さん
03/11/14 01:43
>>90
ほんの数年前にインド西部でペストが復活しかけた時は
さすがにビビったっけなあ。あのときはどうやって終息したんだろう?
92:世界@名無史さん
03/11/14 02:21
ペストってワクチンがあるんじゃないの?
なんで絶滅したの?
93:Krt
03/11/14 02:45
手遅れにならなければぺストには抗生物質が効く。
(ストレプトマイシンやテトラサイクリン、ニューキノロン系の抗菌剤など)
そのせいか、インドの時もたしか死亡率は5パーセント以下だったと思う。
びびっていたら意外とたいしたことに成らず、
あれっ、と思ったのを覚えている(笑)。
だから現代ではエボラや天然痘、SARSの方がよっぽど怖いと思うよ。
94:世界@名無史さん
03/11/14 12:57
>>92
ペストは絶滅してないよ、
現代でも毎年数千人が発病してる。
>>93氏の言うように中世と違って今は致命率が低いから話題にならないのかも。
あとペストは天然痘みたいに撲滅宣言を出すのは無理だと思う。
天然痘の場合、人間にしか感染しない&感染したら数週間で発病して治癒or死亡
つまり全人類で数週間誰も発病しなければ撲滅したと言える。
一方ペストは、ネズミ・ノミ・その他哺乳類にも感染するから
撲滅宣言出すには地球上にいるこれらの生物全部を調べないといけない。
95:世界@名無史さん
03/11/30 13:30
ジャガイモ疫病が歴史を変えた、アイルランド、大統領
URLリンク(www.bekkoame.ne.jp)
96:世界@名無史さん
03/11/30 13:39
「歴史を変えた「痔」
URLリンク(www.gpro.com)
97:世界@名無史さん
03/11/30 13:44
痛風は人類の宿命!? 尿酸が歴史を変えたのかもしれない。
URLリンク(www.lico.co.jp)
98:世界@名無史さん
03/11/30 17:00
旧大陸にもシベリアや高山のように、
はしかや天然痘への免疫がなかった地域が結構広がっていますよね。
海で隔てられていたわけでもないのに、免疫を持つ地帯との境界地域は
どうなっていたんだろう?
人口密度が希薄なところか、または山脈で隔てられて接触が稀だったとか?
99:とてた ◆0Ot7ihccMU
03/12/01 22:29
>>82
北米大陸本土とは、そんなに密接な関係を持っていなかったようです。
また、ニューファンドランドの先住民も現在では絶滅しています(コロンブス以後、ですが)。
>>98
単純に、他社会との「接触頻度」の差では。
100:世界@名無史さん
03/12/01 22:33
梅毒は、アメリカ大陸の「ブタの風土病」だったという説を聞いたことがあるんだが、詳しい方登場キボンヌ。
101:世界@名無史さん
03/12/01 22:47
>>75
大いに語ってくだされ。
102:とてた ◆0Ot7ihccMU
03/12/10 21:45
>>100
…ブタそのものはユーラシア原産です。
ペッカリーやアメリカバクを「飼育」したことはありましたが。
103:世界@名無史さん
03/12/11 18:44
ペストって日本では発生しなかったの?天然痘やコレラはたびたび発生したよう
だが、ペストはあまり聞いた事が無い。
104:世界@名無史さん
03/12/11 22:02
>>102
そうでしたか。
いや、元々動物のビョーキだったけど、縦貫スキーな船乗りたちが現地の動物からうつされたらしいって聞いたもんだから。
スペイン人とかの船乗りだけにありうるなあ、と。
105:世界@名無史さん
03/12/12 09:39
>>100
フランスの田舎の風土病だったとの説が有力らしいです。
子どものかかる軽い伝染病で皮膚に症状がでるとか。
それがなぜかコロンブスの時代に突然変異して性感染症になったとか。
106:世界@名無史さん
03/12/15 02:27
クラシック板でちょっと話題になっているのですが、
親から感染した先天性の梅毒患者の割合は、梅毒患者全体のうち
どの程度だったのでしょう?
107:世界@名無史さん
03/12/15 13:41
チフスも日本で流行したってのはあまり聞かないような。
5大流行病に入ってるのに。
結核怖い。
さりげに結核って流行してるんだよね・・・。
サナトリウムは無くなったように見えるけど名前変えてるだけ。
結核病棟はいつもいっぱいです<働いている病院にて。
天然痘はWHOが天然痘はなくなった、という宣言してるけど、
ときどき天然痘って罹患してるヒト多いんだよね。
宣言撤回してもいいかもしれないって思う。
108:世界@名無史さん
03/12/15 13:42
5大流行病じゃなくて、5大感染病でした。
109:世界@名無史さん
03/12/15 18:24
>ときどき天然痘って罹患してるヒト多いんだよね。
それは無いと思うけど・・
サル痘とかの誤認じゃなくて?
110:世界@名無史さん
03/12/15 19:56
>>103
ペストがヨーロッパで流行したのは森を開拓してネズミなどの小型哺乳類と接触する機会が増えたこと
綿や麻などを着る習慣がなく、動物の毛でできた服を洗わずに着ていたためノミにより感染した
と習いました。やはり風俗の違いでしょうか?
111:世界@名無史さん
03/12/17 11:30
NHK文明の道クビライの夢見た方います?
その中である学者がペスト菌はユーラシアの奥地から
モンゴル帝国の版図とともにひろがった、とか言ってたような
気がするのですが私の聞き間違いですよね?
古代アテネでもペスト流行ってますよね。
どなたか詳しい情報を!
112:世界@名無史さん
03/12/17 12:08
>>111
大流行のきっかけについての話でしょう。
中世ヨーロッパでペストが大流行したのは、やはりモンゴル襲来や
十字軍遠征などによる大規模な人の移動に起因していると思われるからね。
人間の流動性が低い時代には、一地域の局所流行で収まっていた
疫病が全ヨーロッパに広まったのは、十字軍&モンゴル来襲が原因で
間違いないと思う。
113:世界@名無史さん
03/12/26 14:11
>>111
聞き間違いではない。
俺は文明の道以前から、欧州のペスト大流行=モンゴル帝国等の人・モノの往来が激しくなったこと、
って本などで読んだことがある。
114:113
03/12/26 14:23
>>103
横浜・大阪・神戸などの港町&その周辺地域だが、小流行している<ペスト
日本のペストの記録は、いちばん古いものは1899年。
患者数約2900人で死亡者約2400人だから、すごい死亡率だなこりゃ。
記憶は定かじゃないけど、戦前の大阪赤十字病院にはペスト患者が集中的に担ぎ込まれたとか。
なお、昭和4年に大阪での患者を最後に、日本じゃペスト患者はハセーイしてないらしい。
四日市でハセーイしたペストは、死亡率が非常に高かったことで郷土史にも載っている。
女性の間でちょっとしたブームになってるベトナムは、WHO指定のペスト汚染地域でもあるから、
(去年の話)
神経質になることはないけど、頭の片隅には入れておこう。
115:世界@名無史さん
03/12/26 16:56
スペイン風邪は有名だが、ロシアでは革命期にチフスやマラリアでそれぞれ数百万単位で死者を出したらしいな。勿論20年代はスペイン風邪と飢餓、30年代は集団化と飢餓と粛清で数千万単位で死んでるのだが。
中国で内戦でもはじまったらSARSなどで大量死が起こるかもな
116:世界@名無史さん
03/12/26 17:09
しかし、中国は1億人新でもまだ12~3億残ってるという罠。
117:世界@名無史さん
03/12/26 17:15
ほんとに中国のどこにそんなだけ人が住んでんだろうね。
中国って人口密度どのくらいかだれかわかる?
118:116@元中国在住
03/12/26 19:28
>>117
これが信頼できるかと。
URLリンク(www.allchinainfo.com)
1キロ平方メートルあたり134人。
でも、これは
①中国政府発表の「公式人口」
(実際人口は公式発表+1~2億と思われ。俺の勝手な想像じゃ13億7000~14億3000万ってとこ)
②中国「全土」に占める割合
(実際人が住めるのはかなり狭い地域)
なんで、「実際」の人口密度はかなり高い。
中国板とかでは疫病とか戦争で中国の人口が減ったら世界平和のためになるとか厨房が騒いでるけど、
その分難民が1、ヘタすりゃ2億くらい日本にあふれて、九州どころか西日本くらいすぐ飲み込まれるよ。
119:世界@名無史さん
03/12/26 19:55
難民だけでも日本の総人口越えているぜ・・・
まさか銃撃と自衛隊で追い払うわけに行かないし
どうすりゃいいんだよ?
120:世界@名無史さん
03/12/26 20:10
>>118
サンキュー
そうか。
実際の人の数は違うんだな。
日本の人口密度は330/kmらしいから、中国の東側よりすくないわけね。
沿海部は400/kmで、西部高原部だと10/kmってすさまじい差だわ(汗
恐ろしい。
121:世界@名無史さん
03/12/26 20:30
世界中で中国移民はお荷物になってる。
122:113=116@元中国在住
03/12/26 20:31
中国=SARSってイメージがあるけど、
SARS最盛期にも中国にいてマスクもイサーイしなかった俺に言わせたら、
SARSより肝炎、破傷風の方が怖かったし、そっちの方が気を遣ったよ。
ペットブームで狂犬病もコワイし。ワクチンなんか絶対してないだろうしw
南の方じゃマラリアとかもあり。
だってどんな病気にかかってもおかしくない環境だからw
>>119
日本に来る前に朝鮮半島・ベトナム・ミャンマーとか台湾が犠牲になってるだろうから、
日本に来る前の前兆はあるはず(汗
123:世界@名無史さん
03/12/28 21:42
風土病といえば火病もお忘れなく
124:世界@名無史さん
03/12/28 21:53
>>123
風土ってか、遺伝病ね!
125:世界@名無史さん
03/12/28 21:54
>>111
↓このスレによればモンケ汗の時代に猛威を振るった疫病がペストではないかと。
URLリンク(mentai.2ch.net)
126:あoiきkごっご
04/01/17 13:03
エボラとかインフルエンザとか
どっかの国が菌を撒き散らしているとしか思えないが?
人類の人口抑制作戦は密かに大規模に実行されているのか
127:世界@名無史さん
04/01/17 13:30
>126
印度に撒かれていないねぇ。
128:世界@名無史さん
04/01/19 21:46
天然痘ウイルスがテロに使われるという噂だが、種痘受けていれば安心ではないのか?
129:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/01/19 22:22
>>128
種痘も20年位しか効果は持続しないそうです。
130:世界@名無史さん
04/01/19 22:47
今の若い子は種痘も受けていないからな・・・
131:世界@名無史さん
04/01/19 22:47
でも、天然痘をばらまくなんてホントにするかな~!
せっかく封じ込めた人類の仇敵、天然痘をばら撒くなんてやったら、
その国はまさに人類の共通敵になっちゃう。
核攻撃で焦土にされるよ。
132:世界@名無史さん
04/01/20 00:00
江戸期を描いた歴史小説に、「麻疹は命定め、天然痘は器量定め」とありました。
麻疹は命にかかわり、天然痘は顔に痘痕が残るから器量のよしあしにかかわる、と
いうことだそうですが、江戸期は麻疹のほうが天然痘より怖い病気だったのですか。
それはどうしてでしょう。
133:132
04/01/20 00:02
明治前の「天然痘」とそれ以降の「天然痘」は違う病気なのですか。
134:世界@名無史さん
04/01/20 00:06
>>132
どういう意味だったんでしょうね?
死亡率は天然痘の方が高いと思うんだけど、
流行の頻度や感染力はハシカの方がずっと高いから、
率ではなく、死者数はハシカの方が多かったからかな?
135:132
04/01/20 00:11
>流行の頻度や感染力はハシカの方がずっと高いから、
>率ではなく、死者数はハシカの方が多かったからかな?
ああ、そうだったのかもしれませんね。
早速のお返事、有難うございました。
136:世界@名無史さん
04/01/20 00:25
子供がかかる麻疹は軽症で済むが、大人がかかると重体に陥るかららしい。
137:世界@名無史さん
04/02/09 01:02
そして時代は鳥インフルエンザ。
どう終息するんだろうか?
138:世界@名無史さん
04/02/09 02:27
アメリカでは、最近毎年のように発生してますよ、鳥インフルエンザ。
タイプこそ、アジア流行のやつと違うけど。
139:ツバキ
04/02/09 10:40
やっぱり日本の鎖国は長崎出島検疫居留地の建設による伝染病の防止だ。
140:世界@名無史さん
04/02/11 15:12
北朝鮮などはSARSにしても鳥インフルエンザにしても全く無縁なのだろうか。
ひとたび拡散したらひとたまりもない予感・・・
特に後者は韓国から渡り鳥が来る可能性は十分あるんでは?
141:世界@名無史さん
04/02/11 23:10
ちょっとした病気でも栄養状態悪いと死亡率高くなるからな・・
142:世界@名無史さん
04/02/14 10:32
そういうのは普通のインフルエンザや肺炎でも死ぬだろ。
143:あiu,iいokっぐ
04/02/19 06:14
感染鳥をわざとばらまき
日本を含め極東、東南アジアに大食糧難を引き起こし
大儲けとアジア諸国疲弊で支配強化を企む白人社会
栄養失調の多い北朝は国が崩壊してるかも
144:世界@名無史さん
04/02/19 06:49
アイヌ人も本土の移住者から性病をうつされて人口が激減した・・・。
145:世界@名無史さん
04/02/20 00:50
インフルエンザの香港型は広東あたりが感染源だけど、ソ連型ってロシアのどこら
へんが感染源なんだ?
146:世界@名無史さん
04/02/29 05:44
>>138
毎年じゃないけど日本でも発生するよ
147:世界@名無史さん
04/02/29 05:47
>>107
戦中・戦後流行ってましたが、なにか?
148:世界@名無史さん
04/02/29 18:50
日本だと735年の天然痘と995年のはしかが最大の政治危機だったわけだが。
149:世界@名無史さん
04/02/29 22:41
みすず書房「ネズミ・シラミ・文明-伝染病の歴史的伝記」ハンス・ジンサー著
150:世界@名無史さん
04/03/08 23:05
【鳥フル】異常な鳥を見つけたら報告しるスレ
スレリンク(bird板)
作成しました。 野鳥が死んでいるとか、ありましたらぜひ
報告ください。
151:世界@名無史さん
04/03/09 02:00
>>150
いや、ここは猫の歴史スレだから、野鳥の生態が分かる人は少ないんじゃないかな。
152:ツバキ
04/03/13 18:55
易学では陰陽一つになって平和と繁栄が得られる。このバランスが崩れると「役」
すなわち戦争がおきる。また「疫」インフルエンザ、伝染病が発症する。「益」も
偏ると争いが起きる。みんな「えき」。
153:世界@名無史さん
04/03/14 14:52
家畜が大量に死ぬとはなんと不吉な
水俣病の時も水俣湾でとれた魚を食べておかしくなった猫が最初の症例だった
154:例のにゃあにゃあ
04/03/15 23:44
ハンセン病患者によるハンセン病患者のためのハンセン病患者の騎士団、聖ラザロ騎士団もええニャ。
だけど、この騎士団、戦うとたいてい全滅しちゃうんだけど、やっぱり中世にはハンセン病患者に対する差別があって、そのせいで一番危険なところへ追いやられちゃうからなのかニャ?
中世でのハンセン病に対する差別ってどんな感じだったか分からないから、この騎士団がどう扱われていたかわからニャイ。
155:世界@名無史さん
04/03/17 18:40
ハンセン氏病患者は、基本的に隔離されていたはず。
CATHOLIC ENCYCLOPEDIAのハンセン氏病に関する記述。
↓
URLリンク(www.newadvent.org)
156:世界@名無史さん
04/03/18 17:19
「ベンハー」とか「ブラザーサン・シスタームーン」とかの映画だと、ハンセン病患者は患者同士が集団生活していたような感じで描かれているね。
もちろん、街中でも村の中でもなく、人里離れた森の中とか谷とか荒野とかで。
(まあ、学術板で映画引き合いに出すのはどうかとは思ったけど。)
一部の神学者の差別的発言としては、「神の意思に反する性行為を行ったことによって感染した」とかもある。
(時代が時代だから仕方ないが。)
あとは、カスタネットのような音の鳴る物を始終身に付けているよう義務付けられていたみたい。
(音の鳴る物で目立つように。)
飢饉とか疫病とか、そういった出来事があるとユダヤ人同様虐殺されたみたいだから、味方によって全滅させられたという可能性も考慮してみては?>聖ラザロ騎士団
157:例のにゃあにゃあ
04/03/18 18:58
>>155
感謝するニャ。
やっぱり、差別されていたんだニャ。
隔離されている人を戦場に引き出して囮とか、しんがりに使ったのかもしれないニャ。
なんか、可哀想になってきたニャ。
158:例のにゃあにゃあ
04/03/18 18:59
>>156
聖ラザロ騎士団も聖地喪失後はヨーロッパ各地に病院を作ってそこに籠もってしまったみたいだから、その映画にある通りかもしれないニャ。
我が輩が読んだ本では聖ラザロ騎士団が参加した戦い4つが紹介されていたニャ。
ハッティン、ガザ、ヤッファ、アッコンでハッティンはラザロ以外の騎士団も全滅していて、
ガザ、アッコンは聖ラザロ以外の騎士団員には生存者がいたみたいで、
ヤッファはラザロ騎士団が単独でイスラーム勢力に挑んで生存者が4人しかいなかったとあったニャ。
味方に殺されたという記述は見つからなかったニャ。
ただ、テンプルと聖ヨハネが内戦を起こして戦った時にテンプル騎士団側について戦ったとあったけど、この時はさすがに味方に殺されたのかもしれないニャ。
後は、資料が見つからないから、想像するしかできないニャ。
だけど、差別されていたのなら虐殺はありえそうだニャ。
ヨーロッパで起こった虐殺に関する本を読めば出てくるかニャ?
とりあえず、我が輩が参照した資料はこれニャ。
desmond seward, the monks of war, penguin books,1995,pp.53,73,76,77,86-90
159:世界@名無史さん
04/03/18 22:59
探せばあったのか。
CATHOLIC ENCYCLOPEDIA の聖ラザロ騎士団の記事。
URLリンク(www.newadvent.org)
160:世界@名無史さん
04/03/19 19:25
第三回ラテラノ公会議(1179)では、ハンセン病患者が「健康な人の近くに住んではならない」「聖職者と役人は、ハンセン病患者について報告する義務を負う」ことを決定した。
(当時も似たような症状の病気の中に伝染すると確認されていたものもあった。)
以上により、教会は患者を隔離する特別な儀式を行うようになり、世俗権力は追放の特別令状を考案した。
これらにより追放された患者は、財産を遺したり相続する権利を失った。
「この世では死んでいなさい。神の元で生きなさい。」(教会での追放儀式の言葉。)
追放の儀式の後、患者は次のことを命じられた。
○教会、製パン所、市場、その他の公共の施設に行かない。
○人に触れない。
○妻意外と性交渉を持たない。
○健常者と区別可能なハンセン病専用のガウンかケープを着用する。
○自分専用の食器だけを使用する。
その後、施療院に住むか、隠者または放浪者になるかの選択は許された。(「許された」なのか?)
ただし、貴族出身者の場合、この病が治ったなら失った財産や領地を取り戻すことが許された。
色々と調べてみたけれど、ハンセン病(らい病)治癒の守護聖人が誰なのか分からなかった。
(治療したのって、もしかすると新約聖書のイエスだけ?)
カウティリヤの「アルタシャーストラ」には、「偽らい病患者の作り方」「偽らい病患者の治し方」とかもあったんだが・・・・。
161:世界@名無史さん
04/03/20 03:35
てんかんは聖なる病気?
162:世界@名無史さん
04/03/20 12:18
鳥インフルエンザのおかげで中国で6億人~7億人ぐらい死んで
世界平和に貢献するね。難民なんか出る余地もないほど死ぬね。
163:世界@名無史さん
04/03/20 17:10
連休が釣り三昧とは優雅ですな。
164:世界@名無史さん
04/03/20 17:27
疾病に対する対応というのは、貴族とかの支配階級と
市民レベルの被支配階級とでは大きく異なったので
しょうか?
165:世界@名無史さん
04/03/20 19:57
ま、いつの世でも貧乏人から死んでいくわな~
166:例のにゃあにゃあ
04/03/20 21:45
>>159-160
面白い情報感謝するニャ。
ひどい話だニャ。
だけど、ここまで隔離したがるのは怖かったからなのかニャ?
ここで紹介された資料を読んでる内に、ひどい空想が頭をよぎったニャ。
ラザロ騎士団員は戦いの前に牧師から「ここで死になさい。神の元へいきなさい」といわれ、この世からの追放を宣告されます。
そして戦いで十字軍は敵を攪乱させるために聖ラザロ騎士団を前へ出します。
ラザロの戦士達はハンセン病の特徴である腫瘍や体のシミがよく見えるように半裸で、「我らはライの者なるぞ!」と叫びながら敵へ突撃します。
イスラム兵は病気を恐れて動揺し、混乱を来して狂ったようにラザロ騎士団へ矢を放ち、ラザロ騎士団は全滅してしまう。
イスラム兵の混乱に乗じて十字軍本隊が突撃して戦いが始まりますが、
ラザロ騎士団員の遺体の周りにだけはどちらの兵士も近づこうとせず、
戦いが終わった後も彼らが埋葬される事はなく只腐るに任されたのでした。
うニャ~、やだやだ。
だけど、伝染病が怖いって今も昔も変わらないんだニャ。
167:世界@名無史さん
04/03/21 00:16
>>164
いつの時代のどの地域なのかによって内容は色々と変化すると思われますが、いい医者に診てもらえる、高価な薬を入手できる、いい祈祷師に診てもらえる、聖遺物に頼れる・・・。
医学が発達していない時代のものは、現代から見ればかえって病気を悪化させただけのものも多々ありましたが、対応というものを記号化してみた場合、違いらしい違いは金銭の多寡でしかないかと。
168:ツバキ
04/03/25 10:01
16世紀末、日本に漂着した船に宣教師と一緒にハンセン病の者もいたくさい。
それで焼いたんだ。あっちの教会も教義だけでは患者を維持できず、船で放逐
したくさい。船もろとも焼却しか方法がなかったのだ。「かれうた船渡海の儀
はなはだもってしかるべからず。」の意味が分かったよ。
169:世界@名無史さん
04/03/25 21:38
なるほど
170:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/03/25 21:44
>>168
らい病はかなり古くから世界各地に伝播していたかと。
それから、東洋までわざわざ運んでくるとは思えませんが。
171:世界@名無史さん
04/03/25 21:52
いや、多分そうじゃなくて(w
172:ツバキ
04/03/26 10:03
>>170
運んだんだヨ。ないしょで。それで施薬院は秀吉の命で「定」を発令、すべて焼却
したのだ。そして長崎出島検疫居留地の開港となるわけだ。こういった港は地中海
沿岸ではクワランチンという。
173:世界@名無史さん
04/03/27 02:28
アンコールワットに癩病王の石像があったよん
174:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/03/27 11:42
>>172
…はあ、かなりコストがかかる「処理方法」になりますが。
>>154-160の方が信憑性があります。
資料が無くて推定で断定する時点で歴史じゃないと思いますが。
それと、出島のように異国人を特定地域に限定居住させる交易形式
(朝鮮の倭館、琉球の久米村、明の福州琉球館)は、
当時の普通の交易形式でした。
(検疫云々ではなく、儒教道徳に基づくと思いますが)
175:ツバキ
04/03/27 14:01
>>174
コストなんかかからない。古いボロ船に入れて世界に向けて解き放ったのだ。
そんなこと史料に残すか。バカ。
儒教とかキリスト教とか宗教で伝染病が防げるか。朝鮮、琉球、明の人間は火を
とうして者を食べるが日本人は生もの食べるんだヨ。
176:世界@名無史さん
04/03/27 23:30
本…出てないな。
ウィリアム・マクニール「疫病の世界史」(新潮社 絶版) 言うまでも無い基本文献。
アルフレッド・W・クロスビー 「ヨーロッパ帝国主義の謎」(岩波書店)
「銃・病原菌・鉄」の病原菌部分の元ネタで、「疫病の~」の執筆協力者の代表作。
伝染病による先住民全滅、放棄された耕地への雑草の侵攻、馬、牛などはぐれ動物侵入、最後に植民者という、新大陸での「環境帝国主義」(原題)の過程を詳しく描く。
同 「史上最悪のインフルエンザ」(みすず書房)
「助言は一つ 穴をたくさん掘って、棺桶をたくさん作っておいて、神に祈れ」
戦時下の世界に壊滅的打撃を与え、ウィルソン大統領を講和条約締結の肝心な所で無力化したスパニッシュ・インフルエンザの通史。
誰も彼もが病に倒れ、患者を看護するものとて全滅していく過程がすさまじい。
177:世界@名無史さん
04/03/28 02:30
天然痘のワクチン接種ってどれぐらいの人が受けているのでしょうか?
178:世界@名無史さん
04/03/28 07:40
ハンセン氏病はヨーロッパでは13世紀に大流行したが、14世紀にはほぼ消滅している。
ハンセン氏病は結核と交差免疫があり、ハンセン氏病が流行すると結核が減少し、
ハンセン氏病が衰退すると結核が流行する。
ヨーロッパでは14世紀に入ってハンセン氏病が衰退し、15世紀には結核が流行している。
従って16世紀に政策として海外に捨てなければならない程の患者が居た事はない。
日本では古くから存在し、天刑病、業病などと呼ばれていた。
安土桃山時代で言うなら、大谷吉継等が有名。
こんな逸話も
URLリンク(www5e.biglobe.ne.jp)
>160
旧約聖書(レビ記)では汚れ者として追放するべしとされていたが
新約ではイエスが治した為扱いが変った。
らい病患者の守護聖人はキリストによって死から蘇ったとされる聖ラザロ。
故にらい病患者の隔離療養所をラザロ・ハウスと言い、聖ラザロ騎士団という。
179:世界@名無史さん
04/03/28 08:31
URLリンク(academy2.2ch.net)
■ 青患い ペスト ■
1 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:10
ベタな質問ですが・・・。
世界史的に見てペストってどうなんですか?
ペストで農民↓封建貴族↓王族↑。
んで絶対王政へって感じですか?
発祥地の中国ではどんな影響があったんでしょう。
医療技術が欧州よりは発達していたから影響はあんまなかったのかな?
教えて学者さん。
2 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:31
人口減により、農民(労働力)の価値↑封建貴族↓結果として王権↑かな。
黒死病による死者は3人に1人といわれ,ヨーロッパでは3500万人,
その他を加えると,全文明世界で6000万~7000万人の死者を算したと
いわれる。こうした恐怖と混乱のなかで,〈鞭打ち苦行者〉や〈死の舞踏〉
のような集団異常現象が起こり,さらに異教徒のユダヤ人が毒物を散布
したというデマが流布し,ユダヤ人の大量虐殺が行われた。
こうして人口激減によりヨーロッパ荘園経済は衰微し,宗教と学問の
権威は失墜し,中世的な秩序が崩壊し,近代社会誕生をうながす要因
の一つとなった。
ヨーロッパの古い町の広場には,ペスト退散を記念する〈ペスト塔〉
が今でも残っている。
180:世界@名無史さん
04/03/28 08:31
URLリンク(academy2.2ch.net)
3 名前: 世界@名無史さん 投稿日: 03/04/07 21:34
[疾病史] 人間の歴史に最も深いつめあとを残した病気はペストである。
旧約聖書(《サムエル記》上)にあるペリシテ人を襲った疫病とはペスト
ではないか,という説がある。しかし,明らかにペストと確認された
史上最初のペスト禍は,540年ころエジプトに原発し,60年ものあいだ
全ビザンティン帝国を混乱に陥れた〈ユスティニアヌスの疫病〉と呼ば
れる大流行である。プロコピウスの《戦史》にはその惨状が克明に記さ
れているが,コンスタンティノープルでは1日5000人あるいは1万人もの
死者が出たという。その後散発的な流行を経て,14世紀ヨーロッパに
黒死病(ブラック・デス BlackDeath)の大流行をもたらす。
本来ネズミの病気であるペストの歴史は,ネズミの生態の歴史と密接
な関係がある。もともとインドからアジア南部にかけて生息していた
保菌ネズミ(クマネズミ)が,気候変動による食物連鎖の変動によって
移動を始め,しだいに北上し,さらに西進したと思われる。とくに13世
紀は東西交流の盛期で,十字軍が東方へ,蒙古が西方へと進み,こうし
た人と物の動きにつれ,東西を結ぶ交易路いわゆるシルクロードに乗っ
てペストの伝播が起こった。
1347年コンスタンティノープルに侵入してきたペストは,地中海貿易
路をそのままたどり,48年にはイタリア,フランスに上陸,ついにヨー
ロッパ内陸に波及していった。
181:世界@名無史さん
04/03/28 14:07
日本の政財界VIPたちが、最近天然痘のワクチンを入手してるそうだ。
なんでだろうね?
182:世界@名無史さん
04/03/28 17:11
>181
種痘の意味を理解できないから
183:世界@名無史さん
04/03/28 17:57
>>178 サンクス
184:世界@名無史さん
04/03/28 19:03
戦前までの代表的な「死に至る病」である結核が歴史に与えた影響はどうでしょうか?
185:ツバキ
04/03/28 19:36
産業革命と共に蔓延し、労働者に不幸と貧乏をもたらした。それが共産主義革命に
つながっていく。
186:世界@名無史さん
04/03/28 21:02
>>157
船はボロ船でも、その船を動かす人間の人件費は?
下級の船員は安く雇えても、はるか東洋までの航海を指揮する船長・航海士
クラスは専門知識を持った特殊技能者で、安くは雇用できない。
ましてボロ船を使うのであれば、よほどの人間でないと遠い東洋にたどりつ
くこともできまい。
当時、東洋までの航海は莫大な金のかかる一大事業なんだよ。
ボロ船なら金がかからないなんて無知もいいとこ。
疫病の人間を送り込むだけのためにわざわざ船を出すなんてありえないね。
187:世界@名無史さん
04/03/28 21:04
失礼、リンク先間違えた。
186のリンク先は>>175ね。
188:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/03/28 22:46
>>173
それを出すなら、こっちは癩王ボードゥアン4世を出させてもらおう。
URLリンク(nekhet.ddo.jp)
僅か13歳でイェルサレム国王の座についたサラディンのライバル1号。
エジプトの覇権をザンギー朝のヌール・アッディーンと争ったアモーリー1世を父に持つ。
人望がないくせに野望だけは一人前のギーや、それにたらし込まれた馬鹿妹に苦労させ
られながらサラディンと互角に戦った名君だ。
189:世界@名無史さん
04/03/29 00:30
癩王のテラス
190:世界@名無史さん
04/03/29 02:52
そんじゃ、こっちはイングランドのヘンリー4世。
若い頃十字軍に参戦し、どうやらその頃にハンセン病に罹病したらしい。
従兄弟のリチャード2世に国外追放された上に領地を没収されて、頭に
来て帰国、挙兵し、王位に就く。
国王としてはまずまずの名君で、少なくとも王座から蹴落としたリチャー
ド2世よりはまとも。
ただ、結果的にこの強引な王位継承が2世代ほど後のランカスター家と
ヨーク家の対立の遠因となった。
191:ツバキ
04/03/29 10:14
>186
船底に働く船員にこの患者かなり蔓延していた疑いがある。よって船員を雇う必要
がなかった。患者を抱えた修道院ももてあまし、修道士のなかに感染する者が増加し
食料、水を与え、出してやった。ラルース、立川昭二の書を読んでもこの時代が
チョット欠けているところがある。
192:ツバキ
04/03/29 15:18
ラルースじゃないマクニールだ。まちがった。>186の方はふつうの船のことを
いってるみたいだが、ぶんなげたので何隻も沈み、何隻かがかろうじて漂着した。
「神様、たすかりました」なんていってたんじゃない。
193:世界@名無史さん
04/03/30 22:53
>>191
帆船の知識無しに書き込まれても困ります。
船乗りが何食べてたか、どんな衛生状態だったか、
ご存知なのでしょうか。可能ならばソースを御呈示願います。
194:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/03/30 23:29
>>193
スレリンク(whis板:693番)
あの人がスルー宣言するなんてよほどのことだぞ。コイツの電波あんま面白くないしもうやめとけば。
195:ツバキ
04/03/31 10:44
>193
船尾に牛、豚、鶏、馬を積み込みとさつして食っていた。衛生状態は最悪。消毒薬
エタノールが出現するのは19世紀です。
196:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/01 20:53
>>194
自分のは、そんなにわかりにくい書き込みなのかな…と思ってしまいまして。
矛盾をそのままにしたり、推定や思い込み「だけ」で歴史を語ってはいけませんね…。
197:ツバキ
04/04/02 09:14
歴史というのは政治、軍事という表と病気、医療という裏面と陰陽二つのめんがある。
その変化の中で、あらたに政権を執った者が前の時代を否定していく側面がある。
その否定された面を調べウソを暴くことに歴史の面白さがある。
たとえば近所のバーチャン、昔結婚は親が「決めたんだ」という。私はこのバーチャンの
顔をジーと見ていった。「親がたのんだ」ではないですか。歴史ってこんなもんじゃ
ないですか。
198:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/04 11:05
>>197
……ちゃんと伝わらなかったみたいですが、
僕個人はあなたの書き込みについて全く信憑性が無いと認識しています。
もちろん、あなたが「トンデモ説」を信じるのは個人の自由ですが。
せめて自分の書き込み内での矛盾くらいには気づいた方がいいのでは。
199:ツバキ
04/04/04 11:20
>>198
何が矛盾しているのか分からない。
200:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/04/04 12:02
では、僕が気づいたあたりを。
>>175
思想・宗教には「祈り・祈祷」以外に疾病との接点はありません。
東アジアの国家貿易で、外国人の入国制限が普遍だったのは
「王城の地への異人の侵入を防ぐ」ためであって、
「検疫」を主目的とするなら、日本以外の国で同様に実施しているのを説明できませんが。
検疫の実効性も、せいぜい意図しない副次効果レベルでは。
生もの=魚の刺身の意味なんでしょうが、冷蔵技術の普及以前は海岸沿いのみでしか食されていません。
また、日本で生野菜の利用が始まったのは明治以降の食の洋風化が始まってからです。
>>191
大航海時代の船はガレー船じゃありません(船漕ぎ奴隷ではく、専門の船員を必要とした)。
ついでにいえばハンセン病は肉体障害を伴うので、肉体労働には向きません。
また、女性の患者はどうしたんでしょうね?
>>178 >>186にもちゃんと答えてないですね。
>>192
当時の帆船でも、新世界との往復成功率は6~7割程でした。
あなたが想定しているのでは、外洋航海は無理では?
>>197
お年寄りから若い時分の顔を完全に推測できるでしょうか?
また自分の好みが普遍的だという根拠は?
「家格を考慮してのお見合い」というものは無かったんでしょうか。
201:世界@名無史さん
04/04/04 12:02
>>148
日本史板ネタだけど、この二回の時は数人の例外除いて高官の大半が死んだ。
995年に関白になった藤原道兼は就任の一週間後に死んで、弟の道長が台頭するきっかけになった。
202:ツバキ
04/04/04 12:33
宗教には疾病との接点があります。欧州では慢性の疾患をもった患者は修道院で
修道士が病舎であずかり、日本では田舎のお寺が病舎をもうけそれを隔離しました。
刺身は沿岸の者が食し漂着する外人のもたらすコレラその他の伝染病で被害を受けます。
ガレオンの古い型が貿易船に適さなくなり、何だかの慢性疾患の者を乗せ新大陸、アシア
に解き放った疑いがある。介護していた修道士と共に。
年寄りの顔、しぐさから、その人間のお育ちと言うものはダイタイわかる。
203:178
04/04/04 14:37
178で述べたように16世紀当時ハンセン氏病は社会的なパニックを起こすような
大規模な流行は無くなっていた。
欧州全土には1万8千のらい舎があったと言われるが、一時的な隔離はあっても
治癒すればその後差別を受けるような事は無かった。
日本では怖れられていたハンセン氏病であるが、キリスト教圏では16世紀には
既に社会的にも認知されていたのである。
フランシスコ・ザビエルも35歳の時ゴアでハンセン氏病患者を含む病人の治療に
参加していた。
当時のハンセン氏病の特効薬である大風子油はインドや南洋諸国の産物で、
大友宗麟の元宣教師ルイス・デ・アルメイダが日本にらい病院を作り、
この大風子油を使った治療を行った。
ちなみにガレオン船貿易は約250年続くが、その間に失われた貿易船は三十数隻。
今日の戦艦や大型タンカーにも匹敵する高級船舶であるガレオン船はその殆どが
記録に残っており、正体不明の廃棄船として処分するような余地は無い。
204:ツバキ
04/04/04 15:26
大風子油、なんかでは治らない。戦後、抗生物質がでてはじめて完治するように
なった。日本でも抗生物質がない時代に感染したかたが今後遺症で苦しんでいるのです。
16世紀は30年戦争の真っ最中、庶民は疫病で苦しんでいる様子が当時の絵からも
うかがえる。ついこないだまで結核で多くの人間が死んでいったのです。
205:178
04/04/04 16:56
近代の抗生物質その他の発見までは殆どの伝染病が高い致死率を持っていた。
その中での大風子油によるハンセン氏病の治癒は、他の各種疫病に比べれば充分に
高い確率で治った。
その当時の他の病気に比べてどうかが問題になる。
現代の100%近い治癒率のプロミンと比較して何の意味があるんだか。
16世紀に欧州で言う疫病はペスト、コレラ、赤痢など。
発症後直ぐに死ぬので船旅などしている余裕は無い。
結核は今でさえ死者が出ている。それが欧州の病人遺棄計画とどう関係するのか。
206:世界@名無史さん
04/04/04 18:04
大風子油には抗生物質的な成分が含まれているんでないの?
よく知らんけどさ
207:ツバキ
04/04/04 19:08
戦争でお布施が滞り、修道院が患者の維持管理ができなくなった。そういう患者
当時多かった。薬としての効能があるものがすくなかった。大風子油なんて効く
はずがない。
208:世界@名無史さん
04/04/04 19:28
ツバキさんは薬学者ですか?
現在の薬品も多くが元は自然の生薬から成分を抽出して作られたものなのですが。
209:178
04/04/04 23:59
大風子油は日本では1950年辺りまで使われ続け、その効果については充分な
研究がなされている。
ハンセン氏病にはT型、L型、境界型があり、大風子油はT型においてある程度の
効能が認められていた。
完治に至るような薬ではないし、効果も一部にしか現れなかったにせよ、
昭和に入っても使われ、ある程度の効能があったとして使われ続けていた薬が
効く筈が無いという根拠は何か。
今度は戦争でお布施が滞ると言っているが、ライ舎がお布施で維持されていた
という説の根拠は何か。
最初から最後まで何の知識も無くこんな事も有ったかもしれないと言う妄想を
何の証拠も無く事実と主張し続けているだけではないか。
210:世界@名無史さん
04/04/05 00:02
「野菜を食べないと風邪ひくよ」と昔
母親に言われたモノだが
野菜からは風邪を防ぐ成分が見つかったとか。
民間療法も馬鹿にはできない。
鰹に大蒜なんてのも近いモノがあるね。
211:世界@名無史さん
04/04/05 02:51
このスレずっとロムをさせて頂いていたのですが正直ツバキさんがいらして
以来スレの雰囲気が悪くなった気がします。
ツバキさんの持っていらっしゃる知識も確かに知識の一つですし、
否定をする気はありません。しかしあなたの知識だけが全てじゃないと思います。
(特に他の方の書き込みからもとても参考になるレスがあると思います。)
貴方のはぐらかした一方的な否定的な意見は不快に思いはしないかと思います。
それなら2ちゃんだし、見なければいいだけの事なのですが…
もう少し場の雰囲気というものがお察しできる方でしたら否定的意見の根拠の無い
書き込み(矛盾に対する質問にはスルーなど)はお控え頂いた方が宜しくないでしょうか?
ツバキさんのレスに中に
>年寄りの顔、しぐさから、その人間のお育ちと言うものはダイタイわかる。
と書いていらっしゃいますが、あなたの書き込みからもお育ちや人柄などを
窺えると思います、他の意見に聞く耳を持てない方にお見受けできます。
それにお年寄りの方のように長く生きていらした方は考え方なり、
積んだ経験(特に戦争の体験もしていらっしゃるでしょうし)により
私たちからは想像もつかないような育ちをなさっているかと思います。
それを決めてかかるのは一方的な思い込みというのではございませんか?
>178さんの庇護などではなく、見てる側としても178さんの意見は根拠もありますし
少なくとも今回の話題につきましては、ツバキさんより信憑性があります。
スレ違いな上に長文失礼致しました、スレ住人の方々不快な思いをさせてしまいスイマセン。
212:世界@名無史さん
04/04/05 03:15
>>211
禿同。
あまりに断定的すぎてウザイ
せめてうちらにもカキコの裏付けが出来るようソース示してくれりゃいいんだが
213:ツバキ
04/04/05 16:22
スレの雰囲気悪くなって悪いねー。一方的な考えを押しつけているのおまえじゃないか。
400年前の出来事の動機がわかりっこないだろう。ついこないだ終わった戦争だって
何で起きたのかよくワカンナイのだよ。
214:ツバキ
04/04/05 16:24
スレの雰囲気悪くなって悪いねー。一方的な考えを押しつけているのおまえじゃないか。
400年前の出来事の動機がわかりっこないだろう。ついこないだ終わった戦争だって
何で起きたのかよくワカンナイのだよ。よって俺の説もあるわけだ。
215:世界@名無史さん
04/04/05 16:25
>>213
気合いで調べろ
216:世界@名無史さん
04/04/05 16:32
>>213
お前がバカなのはよくわかったから、消えろ
217:178
04/04/06 01:24
動機とかの人間の内面には解釈の余地があっても、表面に現れる事象は証拠に基づいて
そういう事実があったか無かったかでしかない。
ヨーロッパがハンセン氏病の患者を船に乗せて日本などに遺棄したという「事実」に
何の証拠も示していないでこんな積りでやったんだと動機だけを推測して何の意味がある。
押し付けられてるんじゃなくて論拠を示せと言われてるんだろうが。
ガレオン船で遺棄したと言うなら当時のガレオン船の価値からして記録はあるはずだ。
ライ舎にはそれぞれ患者の記録が残ってる。
事実なら証拠が残る筈なんだからそれを示せば良い。
218:世界@名無史さん
04/04/06 04:14
>>213
動機教えろなんて誰が言ったんだよw
根拠になるソースを教えろと言ってるんだ。
日本語がよくワカンナイのは分かったから、あなたのその説を裏付ける根拠は
あなたの思い込み以外にないのか??それが無いならこのスレ来ないでいいよ。
219:世界@名無史さん
04/04/06 20:10
>>178
St.Lazarus Feastday:June 21
Lazarus is the poor man at the gate of the rich man in Christ's parable related in Luke.(Luke 16:19-31)
St.Lazarus Feastday July 29
The disciple and friend of jesus raised from the dead by Jesus.
聖ラザロって、二人いたとは気づかなかった・・・。
らい病の守護聖者は前者の方。
後者がキリストによって死から蘇った方。
220:ツバキ
04/04/06 21:10
ソースは誰が造ったか分からない。とおんなじで400年も前のことだからわからない。
欧州人は戦争ばっかりやっているから記録なんかあるはずない。臭い物には蓋。
221:世界@名無史さん
04/04/06 22:59
>220
えーっと、じゃあ何でツバキさんはライ病患者を船で日本に運んできた、と主張してるんですか?
そんなことするぐらいなら普通に放置しいて殺したほうだ手っ取り早いと思いますし。
222:世界@名無史さん
04/04/06 23:22
>>220
キチガイ電波は消えろ
223:世界@名無史さん
04/04/07 00:02
ラザロ騎士団っぽいHP発見したんだが
URLリンク(www.st-lazarus.net)
これは昔のラザロ騎士団と関係があるのだろうか
見た限りでは、どっかの公爵とか書いてあるおっさんが団長の
まっとうな??騎士団っぽいのだが
教えてエロイ人
224:世界@名無史さん
04/04/07 00:11
>>220
400年前にヨーロッパはアンドロメダ星雲からきたカニミソ星人に
支配されてたんだよ。
ソースはないよ。400年も前のことだからわからないんだ。
記録なんかあるはずない。
と言ってるのと同じだよ。君の主張は。
225:世界@名無史さん
04/04/07 00:15
俺のソースはわからない
言う事は思い込みだけど間違ってない
お前らの言う事のソースはなんだ
一方的な考えを押し付けるな
お前自分でよくもまあこんだけ馬鹿さらせるもんだな
226:世界@名無史さん
04/04/07 00:18
とりあえずガレオン船についての返答はいまだに帰ってこないわけだが
某研のほうがまだましだな
227:世界@名無史さん
04/04/07 00:25
16世紀末、日本に漂着した船に宣教師と一緒にハンセン病の者もいたくさい。
それで焼いたんだ。あっちの教会も教義だけでは患者を維持できず、船で放逐
したくさい。船もろとも焼却しか方法がなかったのだ。
↓
それから、東洋までわざわざ運んでくるとは思えませんが。
↓
運んだんだヨ。ないしょで
↓
…はあ、かなりコストがかかる「処理方法」になりますが。
↓
コストなんかかからない。古いボロ船に入れて世界に向けて解き放ったのだ。
↓
船はボロ船でも、その船を動かす人間の人件費は?
↓
船底に働く船員にこの患者かなり蔓延していた疑いがある。
↓
帆船の知識無しに書き込まれても困ります
ところでツバキたん、ライ病は日本書紀にもその記述があるが
西洋人はいつのまに日本に到着していたんだい?
228:ツバキ
04/04/07 01:19
バイキングは新大陸を発見した。
バイキングに出来て文明の進んだ白人にできないわけがないだろバカ。
229:世界@名無史さん
04/04/07 01:33
>>228
ツバキ君が話題にしていたのは、東洋の日本までの航海のはずで、
大西洋をアイスランド・グリーンランド経由で横断すればよい
新大陸までの航海とでは、距離、必要な日数、越えねばならない
気候帯など、比較にならないほど困難。
そもそもバイキングが新大陸に行けたことと、日本に行く航海に
コストがかかることはまったく別の問題で、比較する意味もない。
230:ツバキ
04/04/07 03:44
>新大陸までの航海とでは、距離、必要な日数、越えねばならない
>気候帯など、比較にならないほど困難。
不可能じゃない、人類はもともとアフリカから派生したんだぞ
231:世界@名無史さん
04/04/07 04:25
>>228,230
どうせ騙るのならメールアドレスも騙れよ
232:世界@名無史さん
04/04/07 04:26
反論されると、その時に問題にされていることと関係ない話を
どんどん持ち出すさまが笑えるので、かまってあげよう。
229は、大西洋の横断に比べると東洋までの航海は困難だ、
ゆえにバイキングを持ち出す228に意味がない、という話を
している。
人類がアフリカで発生してから東洋に来るまで何万年かかったと
思ってるんだ? バイキングよりさらに意味がないぞ。
233:ツバキ
04/04/07 08:43
なんか俺の偽者が出ているみたい。
234:178
04/04/07 09:53
>219
thanks
同一視してた。
一応他の皆さんにもわかり易いようにリンク(但し英語)
URLリンク(www.catholic.org)
URLリンク(www.catholic.org)
ついでに聖ラザロ騎士団の判りやすいHPがあったのでリンク
URLリンク(www1.neweb.ne.jp)
それともう一つ、こんな所にもラザロ関係の人が多数名を連ねてます
アーヘンの和
URLリンク(www.h4.dion.ne.jp)
この中で「ラザロ」で検索してみてください。
案外名誉称号として大きかったのか?
235:世界@名無史さん
04/04/07 12:52
>>234
なるほど、このラザロ騎士団っていうのは
現在は貴族の社交界みたいになってるようですね
メンバーの紹介ページみたいなのがあったよ
URLリンク(www.st-lazarus.net)
フリーメイソンみたいに途中から貴族化したのかも
名誉称号としてはほんとに大きいのかもこの勲章、結構見ますし
貧しい者や病気の者を守ってやるみたいな、高飛車なこと書いてあるし
あと、ナチに協力したフランス貴族の多くがこの騎士団だった
とか聞きましたが、その辺はどうなんだろう
まあ見た感じ、ほとんどマルタ騎士団と一緒みたいですね
236:235
04/04/07 12:59
メンバーの紹介みたいなのは上のページの
High Dignitariesっていうリンクのとこです
なんか、みんなめちゃくちゃ古くさい格好してる
ベルバラ並みじゃ
237:第20軍団兵
04/04/07 20:41
ライ病の隔離についてはだいぶ出たようなので、ライ病患者の"権利"について記述してみたいと思います。
ライ病患者の扱いについて、グレゴリウス2世(715-31)は隔離後もミサ、秘蹟、祈りなどを必要な用心をしたうえで与えなければならないとその書簡で述べ、
>160 氏が述べたような追放の儀式の際、義務(上のスレに追加して、"買いたい物を知らせるには、鞭あるいは杖で触れなければならない")
と権利が世俗権力側から言い渡された。
さて、その際の権利は
○妻(夫)とならば一緒に暮らしてよい。
○聖体の秘蹟は与えられる。
○共同体(=都市やその他の公権力)が建てた専用の住まいに宿泊できる
○聖ラザロ修道会に入会できる(上述にある中世の聖ラザロ騎士団はこの修道会の軍事部門ですね)
ちなみに収容所は通行量の多い河川沿い、あるいは都市から大きな街道に接する場所にあったそうで(*こういう場所はベネディクト会系の修道会も好む)
ここを運営するために、たとえばケルンの「聖霊兄弟会」のようなライ病患者の面倒を見るための兄弟会が結成されていた。
ライ病患者たちは、彼らから遺言当で遺贈された財物を受け取った。
ライ病患者たちは自身の組織を「コンレガティオ(=連盟)」「フラテルニタス」「コンヴェルトゥス・カストウリ・サンクト・ラザリ(=聖ラザロ砦の集い)」と自称していた
この自称が、身分や階級を強調する時にはあまり使われない言葉で表されているところは注目できると思う。
キリストから特別に愛されたライ病患者たちは、たとえば戦前の日本で行われた差別や排除とはだいぶ違った状況、すなわち、隔離はされていても、
彼らも都市という共同体のを構成する風景の一部だったというのが実情だという印象を受ける。
238:例のにゃあにゃあ
04/04/08 00:00
話が怖い方向に行ってたから、しばらく見ていなかったけど、面白い情報が出てるニャ。
>>234-235
おお、ラザロ騎士団がたくさんあるニャ。
情報感謝するニャ。
我が輩ももう一度調べてみるニャ。
239:世界@名無史さん
04/04/08 19:44
結局今のラザロ騎士団って
ハンセン病とは関係ないみたいだな
単なる貴族のノスタルジック集団じゃないの
240:世界@名無史さん
04/04/11 00:31
でもHPをよく見るとラザロ騎士団日本支部みたいな
ものがある
ニュースのところには日本人のメンバーが結婚したみたいなこと
書いてあった
241:世界@名無史さん
04/04/26 22:27
さあ春だ!
サーズの春だ! また中国発かよ・・・
242:世界@名無史さん
04/04/27 04:32
だーかーらー、コロナウィルスなんて毎日風呂入ったり手洗ったり顔洗ったり・・・ある程度清潔にしてりゃー無関係なんだってばー。
243:世界@名無史さん
04/04/27 07:05
URLリンク(www.tokkai.com)
窃盗団「エイズなら捕まらない」と、自らエイズ感染 杭州
発信: 2003/11/22 15:07:42
窃盗団の一員である一人の男が警察に捕まり地面に押さえつけられた際、
突然「俺はエイズ患者だ。捕まえるな!」と大声でわめいた。事実その男は
エイズ病患者で、その男の供述によると、彼の属する窃盗団では他にも
大勢いるという。
その情報に不安を覚えた杭州市公安局は、11月にその窃盗団の掃討作戦
を行い、26人を捕まえた。その後彼らに血液検査を行なってみると、何と
26人中12人がエイズに感染していた。彼らによれば、「エイズにかかれば
警察は捕まえない」との理由で、彼らはエイズにかかっている仲間の血を
注射器で取り、それを自分に打ってエイズに感染していたという。
杭州公安局は97年以降、逮捕した泥棒の中から100人以上のエイズ
感染者を見つけたという。
(訊)
244:世界@名無史さん
04/04/29 11:04
>>242
日本で当たり前のそれすら困難なのがかの大陸。
245:世界@名無史さん
04/04/29 15:55
>>244
台湾モナー
本当に旧日本領かよ?w
246:世界@名無史さん
04/05/02 00:21
>>240
マルタ騎士団もあちこちに支部とか有るし
この騎士団は日本にも手を伸ばしていると言うことかな
しかし、この人Okabeって書いてあるけど
旧華族の岡部家に縁のある人かな?
とすればこの騎士団は日本人も入れるのだろうか
マルタ騎士団は数代さかのぼって騎士・貴族身分だという証が要る
とか聞いたけど、ここもそういうのが要るのかな
日本なら華士族出身なら入れるのかな?謎
247:世界@名無史さん
04/05/02 15:35
Baron Okabeは日本の「エセ貴族」界では超有名人
デビ婦人その他仲間多数
ってか、2ちゃんねらー御用達ネタだが・・・
248:世界@名無史さん
04/05/02 20:24
>247
知らんかった、しかしいろんなページ読むとこのラザロは本物でそ
エセ貴族でも入れるのかこの騎士団・・・・
ということはおいらでも入団可能?ひょっとしたらマルタも入れるのかな
おいらは切支丹じゃないけど
249:248
04/05/02 20:27
ちゅうかエセ貴族界ってのもすごい響きだ
昔のフランスとかエセ貴族がいっぱいいたらしいが
今でもあったんだねい、スレ違いだけど
URLリンク(www.geocities.jp)
んなのがあった
250:世界@名無史さん
04/05/02 22:09
漏れの学生時代の友人に自称ブルボン朝の末裔がいた。
251:世界@名無史さん
04/05/03 00:10
>250
その方はやっぱり白人だったの?あっちの人ってそういうの多いよね
俺も自称イギリス貴族の末裔だというアメリカ人知ってる
そういやモノホン貴族の称号でもどこかで高値で売ってるとか聞いたな
上のエセ貴族もそうだが、少しでも本物の貴族の血が入っているなら
買って名乗っても俺的には許せるぞ、果汁20%とかのジュースみたい
なもんだが、だけど全くの平民出だと許せないね、
近藤何某も武士とは認めたくねえ、問題は血だねい
そういえば、歴史上の人物で病気で有名なのってどんなのがいたかな
大病じゃないけどナポレオンは疥癬にかかってて体中掻きまくっていた
とか聞いたが
252:世界@名無史さん
04/05/03 03:26
>251
ヒトラーがパーキンソン病だったらしい。
彼がもし健康だったら歴史は変ったかもしれない。
253:世界@名無史さん
04/05/03 08:01
ラザロ騎士団については別のスレ希望
254:世界@名無史さん
04/05/03 09:18
>>252
らしいって、ソースは?
調べたいから。自分で調べろってのはなしね。
あなたの書き込みを見て知りたくなったのだから。
255:世界@名無史さん
04/05/03 10:50
左手の麻痺のこといってんじゃない?
256:世界@名無史さん
04/05/03 18:32
そういや、ディスカバリーチャンネルでヒトラー関連の特集番組やってたね。
ウィーンにいた頃にイサクというユダヤ系の姓を持った女性に恋していたとか、いろいろと。
その中でも扱っていたっけ?>パーキンソン病
257:252
04/05/03 21:34
>254
ヒトラーの震え毛沢東の摺り足―神経内科からみた20世紀
小長谷 正明
この本でヒトラーとパーキンソン病について書いてある。
タイトルの通り腕の震えが症状の一つとして上げられている。
>256
ディスカバリ-チャンネル アドルフ・ヒトラ-
-カルテが語る独裁者の素性- 死因検証ファイル
もしもヒットラーがパーキンソン病にかかっていなかったら
歴史は変わっていたのだろうか?
というDVDとして発売されている。
258:世界@名無史さん
04/05/04 14:30
大阪の天満川だか平野川河口の小島に大正時代、ライ病患者の療養施設があった。
本来は陸地の高台に建設される予定だったのが、周辺住民の大反対で仕方なくこの島に隔離されたのである。
しかし昭和9年室戸台風の高潮で全滅し、百名以上の死者を出した。
259:世界@名無史さん
04/05/08 09:35
こんなHP発見しました。
感染症情報センター
URLリンク(idsc.nih.go.jp)
260:世界@名無史さん
04/05/13 00:47
アンコールワットの石像群に「らい病王の像」があったね。
見た目は普通だったが。
261:山野野衾 ◆UJr4Al4ZYM
04/05/13 01:05
中世の我が国ではライは神仏への誓いを破った場合や前世に悪業を積んでいた
ことによるものとされていたようです。これは盲目などの障害も同じ。
当時の起請文には「もし梵天帝釈以下への誓いを破れば、ライになることもさ
しつかえない」といった文言が見られます。
実際身内(乳母含む)にも嫌われて乞食に身を落とし、乞食の間でも嫌われた
らしい。『一遍聖絵』に登場する、白い布を顔に巻いた面々がそれです。
彼らが嫌われたのはその病自体が「穢」に相当するとされたため。もっとも宗
教的な理由もあって差別されていた彼らを救済したのもまた宗教(家)でした。
鎌倉時代には律宗の忍性・叡尊らが積極的に救済活動を行っています。
この他に手足の欠けた子供を棄てたとか、そうした人間が乞食として東寺の門
前にいたのを貴族が珍しがって眺めていたが、やがて「げてもの趣味をしてい
たことに気付き」自邸の庭にあった珍木奇石を棄てさせた話があります。
(病とは直接関係ありませんが、少々語らせていただきました。)
262:偽ゼンメルワイス
04/05/15 00:44
ぽまえら手を洗え!
URLリンク(www.geocities.jp)
263:第20軍団兵
04/05/15 01:19
>>261
西欧の聖書解釈では12c以後、ライ病は原罪、ユダヤ人、異端者のアレゴリーとみなすようになったそうです。
とりわけ淫乱の罪の神罰の表れとみなされたそうです。生理中とか、妊娠中とか、にヤッちゃう、
もしくは単なるヤリ過ぎでも...
(もちろん、患者に触ったり、呼気を吸ったりすればうつるという考えも引き続きありますが。)
さて、>>237 にあるように、妻・夫と生活するのが認められたのは、
うつらないようにするテクニックがあったため。
そのテクニックとは...
1.女性はヤルだけでは子宮が冷えた状態なので、ライ病="熱い"ので、
子宮は抵抗してうつりません。
ただし、ライ病患者とヤッた女性は体内にライ病患者の"精子"を
持っているので別の男がこの女性とヤルとうつります。
2.主としてヤル時に男はうつるので、"精子"が排出されるように、
ヤル前に女性にジャンプしてもらいましょう。
あるいは、くしゃみをしてもらってもOKです。
264:世界@名無史さん
04/05/31 22:52
>253
ラザロ騎士団と言うか現在に残ってる騎士団で捏造じゃないやつ
すごく興味が有るなぁ本気で誰かスレ立ててください
265:世界@名無史さん
04/06/01 19:01
>264
俺もたててほしい
266:世界@名無史さん
04/06/02 08:54
>264-265
こっちはどうか
スレリンク(whis板)
267:世界@名無史さん
04/06/12 08:24
ハンタ熱の発生地って朝鮮戦争時の朝鮮半島でしたっけか?
268:世界@名無史さん
04/06/12 09:59
>>261 もののけ姫にライ部落がでてくるよな
269:世界@名無史さん
04/06/12 10:04
ペスト菌発見した北里は偉い
270:世界@名無史さん
04/06/14 21:04
赤痢アメーバの発見も大きいよね
271:ツバキ
04/06/19 09:42
近代薬物発達史 宗田一著
contagionism,auticontagionism
健康人から病人を隔離しようとする思想はcontagionism(接触性伝染原理主義)にもとずくものとして重要な意味をもつ。
レプラ患者は中性初期から一定の収容所に隔離され、市民権を剥奪するという厳重な方策が講ぜられてきた。レプラ患者を
俗に「角人」というのは、物乞いのために往来する際に目印として角笛を吹きならし、注意を喚起したのに由る。のち角笛
の代わりに拍子木を鳴らして歩行することが行われ、服装もラザルス福と称し、主の御手が胸にあてられていることを表象
する2つの白い手が胸に描かれている。黒字の僧衣と白緑のついた黒色の帽子を冠ることが規定去れ、健康人との会話は禁
じられていた。レプラ収容所は、13世紀初頭にフランスのみでも2000,ヨーロッパ全体でおよそ19000カ所が算
せられた、という。
このようなレプラ患者隔離の経験は、14世紀における黒死病のヨーロッパ流行を機として強化された。
つずきは本買って読んでください。
272:ツバキ
04/06/19 12:10
南蛮屏風の下の方に黒いラザルス服着た目つきの鋭い男二人描かれてるゼー
273:世界@名無史さん
04/06/19 12:53
>>48
遅レスだけれど…
舞踏病ってよばれるのは、いくつか種類があります。
有名なのは>>42が書いたハンチントン舞踏病だけれど、「流行した」と
なればおそらく「小舞踏病」じゃないかな。「リウマチ熱」に続発する疾
患として有名なもの。
この「リウマチ熱」というのは、俗に言う「リウマチ」…いわゆる「慢性
関節リウマチ」とは似て非なるもの。感染症です。日本でも我々の一つ
上の世代では当たり前の病気で、近年まで死亡原因の上位にありまし
た。心炎をよく起こして、それで死んでいたんです。爺ちゃん婆ちゃんで
心雑音が聞こえる人が結構いるけれど、これの既往があった人が多い。
274:世界@名無史さん
04/06/24 20:59
メスメルの評価って一般的にはトンデモ扱いなんですか?
275:ツバキ
04/06/27 20:47
>>227
元和6年(1620年)の大殉教図(ローマイエズス寺院蔵)焼かれてる男、やっぱり
ラザルス服着てるゼ。
276:世界@名無史さん
04/06/27 21:20
ペストや天然痘、SARSなどは、ウィルスの中でも超エリートなんだよね。
今現在までも認知されていないウィルスが無数に発生したが、人間の生理的ファンクションがそれに勝っていた。
277:世界@名無史さん
04/06/27 23:15
ペストはウィルスじゃないぞ
278:世界@名無史さん
04/06/28 01:17
>>276
> ウィルスが無数に発生したが
まだ自然発生説を信じているとはw
しかもウイルスと細菌の区別が出来ていないし。
279:ツバキ
04/06/30 09:19
なぜかインフルエンザが収まった。
280:ツバキ
04/06/30 11:29
>>226
ガレオン船の出港地がわかった。メキシコから太平洋越えてきた。サンフエリペ号
の遭難の記録にでている。
281:世界@名無史さん
04/06/30 13:16
>280
今まで色々調べていたとすると結構偉いと思うけど、
1596年のサン=フェリペ号事件の事を言っているとすれば、ライ病とは関係ない。
あれは乗組員の威嚇発言による物。
ついでにサン=フェリペ号はフィリピンからメキシコへの航海の途中に台風に遭い、
土佐に漂着し、積荷を没収された物の、船自体はフィリピンに戻っている。
それにそもそも>168で言い出した「かれうた」はポルトガルの事。
スペイン船を理由とするのは違うような。
282:ツバキ
04/06/30 15:18
>>281
威嚇という表現がでてきたが、400年前のことがどうしてわかるの?
それからメキシコからきたんじゃないの?
283:世界@名無史さん
04/07/01 01:37
>>282
見苦しい。消えろバカ。
284:世界@名無史さん
04/07/01 01:57
何で昔の事がわかるかというと、記録が残っているからです。
歴史板でこんな事を聞かれるとは・・・
大まかに言うと、サン=フェリペ号の乗組員の事情聴取をした増田長盛が、
乗組員が「スペインは宣教師で原住民を手懐けてから軍隊を送り征服する」
という内容の事を言ったと秀吉に報告しているその記録が残っているから。
285:世界@名無史さん
04/07/01 03:28
282=包茎
286:ツバキ
04/07/01 20:48
>>271,272,275
なんか反応くれない。
287:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/02 23:36
>>282
メキシコは当時スペインの植民地でした。
>>286
文献は信じないのに、絵画は信用するんですね。
288:ツバキ
04/07/03 08:45
>>267
そのとうり。どっかの役所、署もウソばっかり。会社日報も作文ばかり。自分に都合の良い
ことは書くのが通例。
289:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/03 09:40
>>288
文献を信じないなら、この板に向いてないかと。
絵画にはウソはないんですか、そうですか。
290:ツバキ
04/07/03 10:32
>>289
近代薬物発達史、宗田一著、1pから11pを読むことをおすすめします。あなた様の読んでいる文献とはちがう文献があります。
一
291:世界@名無史さん
04/07/03 18:05
>>290
消えろ、キチガイ包茎
292:ツバキ
04/07/03 21:05
>>291
包茎ではありません。そういえば長崎出島の発掘で大量の水銀がでてきたの知ってる?
ナンダナンダとさわいでいました。昔梅毒治療に使ったのです。ということは出島の住人に
かなりの梅毒患者がいたと言うことですかネ?
293:世界@名無史さん
04/07/04 00:02
>286
それ以前にもう少し基礎を学んでからにして欲しい。
例えば「南蛮屏風」って世の中に幾つあると思ってるんだか。
少なくとも重要文化財に指定されている狩野の物には載ってないよ。
294:ツバキ
04/07/04 08:24
>>293
南蛮屏風 狩野内膳筆 六曲一双 右隻 の右下の男二人ラザルス服着ているんじゃない。
295:とてた ◆0Ot7ihccMU
04/07/04 09:38
>>290
いえ結構です。
今までのやりとりから推測するに、あなたの参考にしている本かあなたの考えが間違っているかのどちらかでしょうから。
>>292
出島はオランダの梅毒患者収容施設ではありませんよ。
296:ツバキ
04/07/04 10:42
>>295
梅毒患者収容施設なんて言ったことはない。ただ船乗りか、使用人に患者がいたことは間違いない。
297:ツバキ
04/07/04 10:55
いえ結構なんてヘそ曲げないでお読み下さい。今までの歴史教科書とは違う世界が
見えます。世の中厨房にこもらず広くみてください。
298:世界@名無史さん
04/07/04 11:25
結局何を主張したいんだ?ツバキとか言うバカは?
299:ツバキ
04/07/04 11:43
>>298
昔はレプラ、梅毒、天然痘、インフルエンザといろいろな病気によって人が死に大変な
時代だったのだなーと思ってるの。今は医療が進み伝染病で死ぬことはまれになり、病気
は贅沢病が多いということ。宗教、イデオロギーでは解決できないことを医薬が
解決している時代だなーと思ってるの。歴史の教科書は過去を美化する傾向が強いが
昔の人は死が身近にある生き方していたのではないかと思う。
300:梅よ増やすな!
04/07/04 12:44
史上有名な梅毒患者
シューベルト
パガニーニ
モーパッサン
ニーチェ
レーニン
301:世界@名無史さん
04/07/04 13:18
>>299
そんな誰でも知ってることを言いたいがために
くだらない書き込み延々してたのか?
現代だって中央アフリカとかじゃ病死は身近だぞ。
ツバキには心療内科か精神科受診するように勧めるぞ。
302:ツバキ
04/07/04 13:25
>>301
おまえ梅毒じゃなのか?
303:世界@名無史さん
04/07/04 18:32
>>302
お前は包茎だけどな。
304:世界@名無史さん
04/07/04 18:38
梅毒の末期症状で、異常に頭が冴えることがあるというのは本当だろうか
305:ツバキ
04/07/07 17:29
>>298
宗田一著、近代薬物発達史を読むと、15世紀ごろから検疫制度が発達しクワランチン
という検疫所ができ伝染病の防止が地中海一帯で広まったのがわかる。イギリスでは
1665年のロンドン大火以後ということは伝染病の発生でロンドンの町に火を放った
者がいる臭い。日本では長崎出島検疫居留地の完成によりかなりの伝染病を防いだのが
わかる。その扇の形は商売繁盛を願う末広。病む者には疫よけをあらわす。すなわち
「貿易」と「防疫」をあらわす。これを懸詞という。
306:世界@名無史さん
04/07/07 18:30
ツバキは日本史板でも電波ゆんゆん
307:世界@名無史さん
04/07/07 19:43
>>305
長崎の唐人屋敷は当時も地続きだったはず。中国からの乗組員には
検疫はしなかったの?
308:世界@名無史さん
04/07/07 19:46
>>305
あと、防疫は新しげな日本語に思えるけど、当時から使われていたの?
309:例の170 ◆vBOFA0jTOg
04/07/08 21:40
シンガー/アンダーウッド著「医学の歴史 古代から産業革命まで」によると、
中世西欧では、癩病が非常に怖れられ、その患者は非人道的な隔離をされていた
事が知られているが、皮肉にも、医師達はそれらの癩対策に着想を受けることで、
13世紀には病気は一般に伝染するものだとみとめるようになったという。
この実践として、1370~1374年の黒死病に対しミラノとヴェネチアは都市封鎖で
成果を挙げ、また、ラグーサ共和国は1377年に都市と港から離れた場所に、疾病
が疑わしい外来者を30日(後に40日)隔離する、史上初めての検疫制度を確立させた。
ちなみに、検疫[quarantine]の語源は、このラグーサの40日隔離から来ている。
40日を表すイタリア語は[quarantina]
310:ツバキ
04/07/09 21:56
>>309
立川昭二の「病と人間の文化史」にも詳しくでてた。「病気の社会史」もおもしろかった。
おすすめします。
311:ツバキ
04/07/14 14:17
病気日本史、中島一郎著もおもしろい。日本医学誌綱要、富士川著、東洋文庫も
参考資料としてためになる。おすすめします。
312:世界@名無史さん
04/07/14 16:18
>>310-311
いえ、結構。
313:世界@名無史さん
04/07/14 16:20
以後放置でヨロ
314:ツバキ
04/07/14 20:02
コレラの世界史、見市雅俊著、晶文社もおもしろい。
近世日本の医薬文化、山脇悌次郎著、平凡社もおもしろい。
豊臣秀吉の側近の主侍医、全宗のことを書いた火坂雅志著の小説もおもしろい。
315:世界@名無史さん
04/07/14 20:06
ふつうデムパ君ってのは、トンデモ本を真実だと思って
ひたすら妄想を垂れ流すのがパターンなんだけど、
ツバキったら、読んでる本はマトモなのに
なんでこうなの?
やっぱり情報変換系に問題アリ?
316:ツバキ
04/07/14 20:09
、 、 .--┬ .。 .-,、
., 、‘ ,,,,,l,,-丶 | ,i´ ヽ `
`"'―ヤ''"゙゛ ._,l,,-‐'’ |、 `゙'l .ヽ,
.,,レ‐''''''-, .ヽ 、 ‘i、,,,,- ./
.| | ヽ┘
″
、
、 ",「 ヽ .`‐
, ._,,、゙'丶 .,,,,┬''゛、 | .'\ .゙-
''''''''广,,,,,,,,,_ ,,,,レ‐'"` 、 \,,,,,,‐ 、,/
.,┼` .゙ゝ ‘-、,,,―'" `
.゙‐'
、 _,,,,ir. .--'ト'''" ,! ―‐ァ i、 ゚''-、
-ー¬'リ"゙^ ゙l _,,,,. .l゙ ヽ,、 `′
,,,,,|,-----, .''''''''''て` `---゙ ″
ヽノ `―'"′
317:ツバキ
04/07/14 20:35
歴史家の書いた本で鎖国に関する本はほとんど読んだ。一つ大きな間違いがある。
それは当時の医官が「悌髪」といって髪を剃っていたことです。坊主と間違ってしまった
ことです。外人の流入は様々な病原菌を免疫のない日本人にもたらしました。一番被害を
被ったのは子供でした。鎖国までの一連の制令はすべて坊主頭の医官による伝染病防止策
だったことがわかる。
318:世界@名無史さん
04/07/14 20:46
見市雅俊氏といえば、著書『ロンドン=炎が産んだ世界都市』講談社選書メチエ
の第4章において、「放火伝説を読む」として、放火について取り扱っている。
「ロンドン大火のさいにも放火のうわさが流れた。放火犯と名指しされたのは、
カソリックであった。もちろん濡れ衣だが、その説は当時の多くの人びとにとって
納得がゆくものであり、それゆえ「伝説」となる」とあくまで「伝説」として
取り上げているだけですけどね。
319:ツバキ
04/07/15 08:55
>>318
濡れ衣ではなく、当時消毒薬が何らなくやむなく放火消却した。というのが事実
ではないか。カソリックが放火犯として名指しされたのは初めて聞いた。
当時医薬担当の神父がいたことは間違いない。パードレです。日本では叡山、薬樹院
で医を学んだ施薬院全宗が秀吉の筆頭主侍医であることからも当時宗教界が医薬の領域
を支配していたのがわかる。今日本でも宗教家の方が厚生労働大臣ですが。
320:世界@名無史さん
04/07/15 18:18
>>317
すまん、1~3行目の主語と述語は何だ?
321:ツバキ
04/07/15 18:37
>>320
自分でもおかしいと思う。主語が後ろに来てる。
322:世界@名無史さん
04/07/15 20:33
ツバキとやらは可哀想な人なわけ?
323:世界@名無史さん
04/07/15 21:38
>319
>当時宗教界が医薬の領域
ヨーロッパでは床屋の領域でもあったんじゃないの?あとアヴィセンナなんか
は宗教界の人だったの?
324:ツバキ
04/07/15 21:48
>>323
アヴィセンナってわかんない?
325:ツバキ
04/07/15 22:11
ヨーロッパでは18世紀、病院分離令がでるまで修道院の病舎が慢性疾患の患者を
預かり、医師は往診して患者を診るのが通例。床屋医者というのは兵隊とか下級の
者をあつかった。前者は金持ち相手、後者は貧乏人相手。
326:世界@名無史さん
04/07/16 09:33
宗教と医療はしばしば密接な関係にあるのは確かだが、
それで言うならキリスト教だけが宗教じゃない。
いわゆる魔女こそが民衆に最も近い医者だろう。
特に産婆としての役割がその始まりであり、
教会が「産みの苦しみはイブへの罰」等とのたまうだけだった頃に
麦角やジギタリスを薬として使っていたのが魔女だ。
教会や修道会が医者や病院としての役目を果たしたのも確かだが、
それで全てと言う訳ではない。
本と言うのもそうで、本に書かれている事が事実であったとしても、
それとは別の事実が同時に存在する事を否定する訳ではない。
色々な本を読むのは結構だが、この本を読みました、故にこれが事実ですと
簡単に全体を結論付ける事ができないのは、
学問を多少なりとも齧っている者なら知っているはずの事だ。
例えばアヴィセンナ(アビケンナ、イブン=シーナー)を知らないと言うだけで、
中世の医学に関する基礎知識が欠けている事がわかる。
大抵の専門書は、少なくとも高校の教科書程度の事は知っている前提で書かれている。
そうした基礎が無い状態で読むから独創的過ぎる結論を出すのではないだろうか。
327:世界@名無史さん
04/07/16 09:38
>>326
> 大抵の専門書は、少なくとも高校の教科書程度の事は知っている前提で書かれている。
> そうした基礎が無い状態で読むから独創的過ぎる結論を出すのではないだろうか。
ということは、ツバキは中学生?
328:ツバキ
04/07/16 09:59
>>326
アビケンナて少名彦命(すくなひこなのみこと)みたいな人だね。
329:世界@名無史さん
04/07/16 10:10
>>328
大きく医学という点で共通しているだけで、似ていない部分の方が遙かに
多いと思うが。アビケンナと少名彦命の類似する点を箇条書きでいいんで
あげてみてくれ。
ただし、目が2つ、鼻が1つ、ホモサピエンスで男性とかいうのは無しだぞw
330:ツバキ
04/07/16 10:17
>>329
どっちも古くてよくわかんないということが類似している。
331:世界@名無史さん
04/07/16 10:23
>>330
それだけ?他には無いの?
アビケンナが古いかどうかはとりあえず置くとして。