09/05/05 21:14:25
>>99
理屈は通っているとは思うけど、
日本と台湾或いは日本とアイヌを中国とチベットに置き換えて考えれば
ちょっと冷酷じゃないの?って思わざるを得ない。
もちろん、時代状況が違うとか、中国がチベットにやっているほど日本はひどくないとか、
100%同じではないだろうけど、
同化政策を施し、もともとの文化を破壊とまではいわなくても、
当該地域の文化を宗主国文化の「下」におき、一段下のものとみなしたことは間違いないわけで、
そういう意味では今中国がチベット文化に対してやっていることとほとんど大差ないわけよ。
しかも、中国側の反論は、チベットに対してさまざまな経済的援助、建設を施したと、
まるで日本の保守層が台湾に対していっているのと非常に似通ったことをいっている。
そういう意味では、上記のような言い方をしてしまうと、チベット独立運動など支援するに値しない
非常に中国的な表現になりかねない。
少なくとも、当時日本はイギリス的な、当該地の文化をそのままほったらかし(結果的な保存)をしなかった事、
これについては当時の価値観であっても批判可能だ。
(もちろんイギリスの統治がよかったなんていうつもりはないですよ誤解しないで)
実際、当時日本国内でも台湾議会設置運動のように、そういう声はあったんだから。