05/07/28 23:43:02
青年の積極性どう引き出す
ーー組合の側からは、若者の参加・積極性をどう引き出すかも大問題です。
労働組合の役員の口からは、「若い人は意見を求められても何も言わない」というグチがよく
聞かれます。
宮本 若い人が簡単に意見をいわなくなっているのは事実です。まず、警戒心が強い。
「これを言ったらどうなるか」を自然と考えてしまう。小さいころから、自由にものを言って、
それがみんなに受け入れられ、切磋琢磨してゆくという環境がなくなった中で育ってきた世代ですから。
下手にものを言えばいじめの対象になる。まじめなことを言えば浮いてしまう。
(労働大学調査研究所編集 月間労働組合【特集】青年が生き生き働きつづけるために 青年を社会的弱者にしない
ーー社会・経済の変化に対応した雇用・育成計画を 宮本みち子へのインタビューよりーー 2004.4:14)
ちゃんと主体的に労働組合にとりくんだり意見を言ったりするのは、
当然反管理とか、フリースクールとかをやってきた子どもたちのほうが
上手でしょうね。
わたしも、労働組合のイベントに参加したとき、同じ世代のフリーターがなかなか
口を開かないので「どうして?」と思ったのですが。フリースクールとかスペースで育ち、
決してパーフェクトではないけれど意見を言う練習のチャンスを与えられたのは幸いだということなのかな?
あ、職場で自分が浮いているわけがわかった気がする。
自由教育ありがとう! 自由万歳!