05/07/27 11:43:08
>>259
それらの運動も、もうひとつの組織をつくって個人を圧殺する傾向が強かったり、
反対するうちにミイラとりがミイラになったりすることもあるからね。
むろん、周囲の環境条件もあったが、子ども期のおわりの大人ゴッコというのはむつかしいものだね。
「ひとつの時代を生き切ったものは、次の時代に生きるのがむつかしい」って中井久雄は「治療文化論」で言っているけれど。
とくにそのなかで、あまりに早い時期に小さな「成功」をつかんだ場合、その後が大変のようだね。
また、安直にそうするようにあおる周りの大人もレベルが低いと思うね。
最悪の場合、ドストエフスキーが「悪霊」で描いたのとまったく同じじゃないけれど、
集団自決にむかってすすむレミングの群れ状態になりかねない危なさはありますね。