藤井誠二at SOCIOLOGY
    藤井誠二 - 暇つぶし2ch268:名無しさん@社会人
05/07/20 13:20:34
(267からのつづき)
で、ここで強引に藤井さんに話をつなげますと、いいと思うんですよ。たとえエリート校の子が中心であっても、
親が医者・弁護士であっても、動きやすい人から反管理主義とか人権無視とかフリースクールの建設に着手すれば。
それはそれで見落としてはならない動きだと思います。

最近、90年代半ばに出た森たかし の19世紀のアメリカの職人の歴史の本を読んでいて、面白かったのが、
19世紀の労働運動高揚期であっても、組合や政党などに参加したのは、全労働人口の2~3%だったそうです。
だけど、その数パーセントが成果を勝ち取ってきたのですね。教育市民運動もそんなものじゃないかな。
それから、藤井さんの、管理主義学校を支える地域社会批判は有効だと思いますよ。
前出の本によると、ストライキが成功するときは、地域ぐるみの闘争だったそうです。
たとえば商店主が食料をカンパし、地元の新聞がスト支持の情熱的な記事を書き、女性軍はレールに油を塗る、
といった具合です。もし、地域社会が、フリースクールや反管理・子どもの権利関係の事務所に食料をカンパし、
地元紙が熱烈な応援キャンペーンをはったら、結果は違ってきたでしょう。
くりかえしになるけれど、そういう意味で彼の取材による地域批判は卓越していると思いますよ。









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