00/03/20 04:43
「天下の慶應」さんの求めに応じて、スレッドを立ててみました。
システム論と言ってもいろいろあるでしょうが、「天下の慶應」さん
に書き込みから察するに、ルーマンの『社会システム論』が彼にと
ってのシステム論であるようです。
そこで質問です。
1)「システム論的に申せば」という時、なぜルーマンの『社会システム論』
が想定されてしかるべきなのでしょうか?
2)百歩譲って、ルーマンの「社会システム論」がいわゆる「システム論」で
あるとしても、なぜ1984年当時の著作『社会システム論』が想定されるの
でしょうか?
3)ルーマンは『社会システム論』の中でスペンサー・ブラウンの算法を援用
していますが、これに対する評価をお聞かせ願います。
4)ルーマンの社会システム論から見て、法はどのように議論され得ますか?
特に、立法の前提となる「正義」の観点から、お聞かせ願います(デリダ
等との比較で書かれても結構です)
5)ファースト・オーダーとセカンド・オーダー(とサード・オーダー)の
観察は同じ観察であるが前者が状態志向、後者が観察志向という面で、
質的に異なった観察作動であるわけですが、じゃあ、両観察はオブジェ
クトレベルとメタレベルの観察であると言っていいのでしょうか?
とりあえず以上の点について、ご教授お願いします。