09/09/24 12:02:39
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宮台真司
「ご存知のように、日本にいらっしゃる在日の方々の大半は強制連行ではなくて、
日本に一旗上げにやってきて、それで例えば、愛知県とかに住み着いて、
パチンコ業とかを起こしてやってこられた方がたくさん、むしろ大多数であるわけですよ。
一旗上げにわざわざ日本に行ったということで、韓国では在日というと差別の対象になってしまうわけ。
一旗上げに国を捨てて日本なんかに行きやがって、ということでね。
で、日本の左翼はそれを覆い隠して、簡単にいえば左翼は弱者の味方であるという
ある種のステレオタイプを説得的にするために、つまり在日は強制連行されたんだ、
大半は強制連行されてきたんだ、という話を吹聴することになるわけですよ。
で、在日の方々は、勿論それを嘘だということをよく知っているわけだけども、
ただ、日本で自分の立場は弱いし、場合によっては現に沖縄の人間達と同じように
差別もされていると。だったら、自分の側にたってくれる左翼の人間達、
言ってる事は嘘だけど、左翼の人達には左翼の人達の都合もあろうから、ということでね、
黙ってそれを甘んじて受け入れていたというところが、しばらく経つとね、
ミイラ取りがミイラになるじゃないけど、在日の中にも本当にそれを信じてしまう奴が出てきてしまったし、
その結果、ご存知のように新しい教科書を作る会以降の運動での批判の対象となるということがあるわけね。
あれは僕に言わせれば当然のことであるわけ。本当は嘘であるはずのことをですね、
本当だというふうに在日の方、ご自身がね、信じてしまって、それに敵対する勢力を右だとか、
国家主義だとか、というふうに批判をしてきたということのツケがね、やっぱり、
歴史教科書を作る会の批判によって浴びたんだというふうに、ツケを払わされたんだと、思うんですね。」