08/06/26 23:26:53
親に生活を依存することができず、構造的強制によって
派遣で細切れの仕事に断続的に従事することを余儀なくされ、
十分なスキルを身につけ、キャリアを形成するだけの労働経験が
できなかったフリーター、ワーキングプアを救済する、
ということに社会的合意は成立しうる。
コンビニでのバイトだけという選択には構造的強制がない。
親がかり同居が可能で、派遣ではないので、
継続的に同じ職場で働きスキルを身につけ、キャリアを形成する時間が
十分にあったにもかかわらず、それを無駄にした人間を救済する、
という社会的合意は成立しない。
両者のあいだには、一人暮しの派遣で親から仕送りを受けているなど、
さまざまなケースがあると思うけれど、どんな仕事を選ぶかに関しての
構造的強制の有無は問題だと思われる。