08/03/02 18:48:00
それに、>>609のリンク先の文は、福利厚生について公平に考えることをテーマとしているだろ?
だから、>>609で引用された部分より前に、次のような文がある。
公務員が国民に対する奉仕者であることは、決して公務員が福利厚生を最小限に抑えられなければ
ならないということではないはずだ。逆に公務員が福利厚生を過剰に受けていると考えるならば、
公務員を引きずり下ろすよりも、一般企業でもそうした福利厚生を叫ぶべきではないか。
マッサージチェアの存在を問題にするくらいなら、「うちの会社の休憩室にもマッサージチェアを
導入しろ!」と叫べばいい。
「公務員を引きずり下ろすよりも、一般企業でもそうした福利厚生を叫ぶべきではないか。」と書いてある。
そして、赤木が>>609の引用部の主張をすると、
そう主張すると(引用者注:>>609の引用部のように主張すると)、多くの人たちが
「引きずり下ろしてどうする!貧困の人間の給料を上げるべきだ!」という無茶をいうのだけれど、
こうした福利厚生については、当たり前のように「税金の無駄遣いだ!民間の会社にはそんなもの無いのに!」と、
福利厚生の引き下げを主張し始めるのが、私にはどうにも理解しがたい。
結局そうした「役人は恵まれている」という僻みは、「社会全体での福利厚生の切り下げ」に貢献してしまっている
だけではないだろうか。
と書いてある。
つまり、こういうことだ。多くの人たちは、役人について、わざわざ福利厚生を下げるような主張と、
貧困の人間について、給料を上げるべきだという主張が矛盾することを理解していない。
役人が高い福利厚生を実現していると考えるなら、民間においてそれが実現する可能性があるかどうか、
自分たちが現におかれている立場から考えてみることをせず、自分たちが反発する、
赤木の「戦争による福利厚生」にあたるような主張を行っている。そこに矛盾を感じないのか、と書いてあるのだ。
こういうことを書く人間が、本気で「戦争による福利厚生」を考えていると捉えるのは、どうかしていると思うが?