07/07/02 23:40:26
>>281
ありがとうございます。
目的合理性は分かりやすいのですが、価値合理性がよく分からなくて・・・。
教えていただいた実質/形式の区分はもっと分かりません。
岩波文庫版『社会学の根本概念』p39で
「目的合理的行為。これは外界の事物の行動および他の人間の行動について或る予想を持ち、この予想を、結果として合理的に追求され考慮される自分の目的のために上条件や手段として利用すること」
・・・ふむふむ。現代の経済学における合理性と似た感じですね。
女性にモテるためにオサレに気をつけるのは目的合理的と。
「価値合理的行為。これは、或る行動の独自の絶対的価値-倫理的、美的、宗教的、その他の-そのものへの、結果を度外視した、意識的にな信仰による行為である。」
・・・なんでこれが合理的なのかは分からないけれど。
文字通りに素朴に理解すると、アキバ系が萌え~とフィギアを眺めて一日を過ごすのは価値合理的行為だ!と理解できます。
フィギア萌え>オサレ、とか、オサレが形式的で、フィギア萌えが実質的という感じは特にしません。
特に分からないのは、ヴェーバーが呪術を合理的行為に分類しないことです。
他人の呪詛を狙う呪術は目的合理性? 呪術としての念仏は価値合理性?のような気がしますのですが。