09/07/23 04:22:52
>>294
最後に、あなたの御興味・御関心の領域にかんすることで補足を。
あなたの関心を追求していくとするなら、それは双生児研究になるかと
思うのです。これに関しては、相当数の研究結果が既になされて来ております。
ここで注意しておかねばならないのは、歴史上何度も繰り返し俎上に
上がってきているテーゼについてです。それは、人間形成に影響を与えるのは
「氏か育ちなのか」或いは「生まれか環境なのか」といったものにまつわる問い
ですね。
これに関しては、事実上定説としてほぼ定着しているものがあるのです。
要するに、「産まれ」や「環境」は、対立する項目ではなく、両者とも関与するものだ、
ということですね。
私が、何を言いたいのかというのは、ここなのです。これらの研究は既に
遺伝子レベルを対象とした分子生物学、発生生物学等の領域からの提言なくては、
片手落ちになってしまうであろう、ということです。
そうであればこそ、あなたの関心領域は、寧ろ、理系のほうにあるように私には
思えるのです。
これ以降、完全な私見になるので注意をなさって欲しいのですが、
私個人は心理学的研究法には疎い人間ですが、それを差し引いても、常々
感じていることがあります。それは、学問の所有するツールの力に関しての事です。
物理学を筆頭とする自然科学の所有するツールのほうが、その実証性という点
において、強いのではないかということです。
故に、人生をお掛けになるのであれば、理系学部のほうが、いろんな意味合いに
おいて、有利なのではないか?ということです。
長文スレ汚し 失礼いたしました。