08/12/06 12:04:18
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腐女子が「対等な関係」を望むいっぽうで、
BLで描かれるカップルの多くでは、攻めと受けによって
旧時代的なジェンダーの役割がなぞられる。
例
「男役(=攻め)」「女役(=受け)」が決まっており、
セックスの主導権を握り、リードするのはたいてい攻め。
攻めと受けが「結婚」していて、「受けの産んだ子供」がおり、
「攻め=働いて家に金を入れる(たいてい超有能なエリート)」
「受け=家にいて子守りをする主婦/夫」
という設定のBLは多い。
「結婚」、「愛する男の子供出産」、「幸せな家庭」といった、
オーソドックスな「女の幸せ」への憧れも消せないため、
それらを「男同士」で力技で無理やり実現させたのがBL。