06/10/24 06:28:45
もういっちょう 「死の本能 マゾヒズム」 検索画面
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たんねんに捜せば概略はわかる。そして、概略しかわからない。
なぜ、取り上げなかったか?。
(1)ナクト(俺のフロイト理解の大半はこの人の『マゾヒズム』という本に負っている)によれば、
一次的マゾヒズムは「臨床」とは合致しない。
(2)フロイトの初期の二次的マゾヒズム理論(マゾヒズム=サディズムの内向)が
180度転換して、マゾヒズムが死の本能の現れとして本質的に先行し、
サディズムは、マゾヒズムが外に向けられた場合、として逆転した認識になっている。
(3)フロイト本人も、「思弁的認識」と言っていて、分析的な裏付けをもたない「哲学」である。
という認識のもとに無用の混乱を招くので取り上げなかった。
しかし、それが自分の内部でなにかピンとくるものがあり、
そっちの方がマゾヒズムを深く考えられると思うのなら、展開してくれればいい。