06/10/21 09:51:59
>>322 のレスを「稚拙な意見」と言われると俺の立つ瀬が…w
親からの愛を服従によってしか感じられない、というのは、
悪く言い換えれば 子供なりの計算、というか経験則によって覚えた処世、とか
そういう言い方をするとすこし違うのだろうか?
親の言うことを聞くことによって
母子未分化を継続したい(過保護な親による突き放しが不充分なため)
乳幼児状態が潜在的に続きっぱなしになる、ということなのだろうか。
(乳幼児期には人間は他人の世話を受けないと生きていられない。
それを従属とか服従ととることが正しいのか、疑問があるのだが)
授乳期(口唇期、つまり母親との接触が唇に集まる)や
肛門期(便の始末による肛門への接触)
といった母親(あるいは世話をする他者)との接触に
性的快感の源泉がある時期と違って、
体そのものが変化して(生理・精通)
自分の体自身に関心が移り、そのことによって親と自分が分化する(個となる)
時期に、同時に精神的にも個となる契機が訪れるはずだ、と思っているのだけど。
(男根期は正直言うとその存在が普遍的かどうか、最近疑問に思いだした)
その時期に、反抗(精神的自立=自分が親とは別の個であることを攻撃的に自覚する)
せず、性的な個だけが自立するという状態なら、常に精神は誰かに預けたまま
その誰かに性を委ね、性的マゾヒズムが醸造される、というのは確かにわかりやすいんだけど。。
その場合、性的イリュージョンの対象は母親代理としての女だろうか、
母親から自分を引き離してくれる強い新たな支配者としてのサディスト男なのだろうか。
または、自分の中で無意識に憎んでいる、自分の中の母親を罰しているのだろうか。
教えてクレクレ君で悪いが、これだけしっかりレスできる人だと、聞いてみたくなった。