06/10/21 01:35:51
>>306
「反抗期という選択肢すら存在していない気がします。」 どういうことだろうか?
親によって自分の価値を低く感じるようにされ続けた子供は、
反抗ということすら許されない(それを思いつくことさえできない)ということだろうか?
反抗期は、親の価値観(正邪は関係ない)に生理的反撥を感じて、
(おそらく、性的な自立によって、自分が「個」であることを生理的に知らされるからではないか)
幼稚だろうが、世間知らずだろうが関係なく親に逆らうことで
(具体的な喧嘩でなくても精神的な反感でもよい)
精神的に個として自立する、大事な過程だと思う。
それは生理的に人間に組み込まれている過程だと、思いこんでいたが。
反抗期がなく育てば(よい子のまま育てば)、
自我は自立の過程を失うことになるのではないか。
自立しないまま性的興味のみがすべてとなる思春期が、マゾヒズムと結びつくのは、
その手の情報(雑誌・映画などのステレオタイプ)に出会う契機があれば、
ある意味、自然だということになる。
しかし、反抗期がない、という事を経験的には想像できないので
できれば説明してほしい。