06/08/26 22:29:11
>>165
Aも宮崎も間違った「現実(=妄想)」を自分の中に築いていたのではないでしょうか。
「現実(=妄想)」と書いたのは、当人にとっては「現実」だが、他者からそれを見れば
とんでもない「妄想」であるという意味を表すためです。
人は誰でもこの現実世界に生きていきながら、「現実の世界とはこういう世界なのだ。」という
自分なりの説明を作り上げていきます。彼らだってそういう説明を作っていた筈です。
そういう説明に従って生きていた筈です。ここでその説明を「現実」と「」付きで呼ぶ事にします。
彼らも「現実」を持っていた。ただその「現実」が説明が普通の人が持つような「現実」とは
違っていた。それは、育ち方に多分問題があったから。
問題のある環境に育てば、その問題の影響を受けてその人が築く「現実」は人とは違ったものに
なるだろうという事は予想できます。そして、Aや宮崎も普通の人とはかなり違った「現実」を
持ってしまった。
そして、祖父祖母の存在は、この場合、普通とは違う「現実」を築いてしまったこの人達が
実際の現実にぶつかって齟齬を起こす(この場合は犯罪を犯したわけですが・・・)その時期を
遅らせるのに役立っていたのではないかと思っています。
何故だかは分かりませんが、祖父祖母がいたために、普通とは違う「現実」を持っていても
なんとかボロを出さずにやってイケていた・・・・それが、祖父祖母がいなくなって破綻してしまった・・・
そんな感じではないかと(根拠はないのですが)私は思っています。